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2015/12/16

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  • 深海エビ漁での魚達

    今年最後の深海エビ漁でのツキミシビレエイ以外の魚達である。今回はツキミシビレエイが初採集であったが、他にアオミシマの成魚も初採集であった。だが、アオミシマはよく揚がる魚であり、更に定置網では毎年水面を泳ぐ幼魚が確認されている。アオミシマウスベニキントキフウセンキンメトモメヒカリヒレタカフジクジラとその胎児エドアブラザメボウズカジカボウズコンニャクトウヨウカマスコワヌケフウリュウウオアミメフウリュウウオシャチブリリュウグウハダカソコマトウダイアカカサゴアカムツザラガレイ透明なザラガレイ幼魚ゾウカスベその他沢山頂きました深海エビ漁での魚達

  • 4年目にしてやっと出会えたツキミシビレエイ

    昨日で今年の定置網漁も終わり仕事納めとなり、今日から正月休みに入る。毎年お世話になっている深海エビ漁は今日が今年の最終日というので、深海魚採集の為、乗船させてもらう。でも、最近は薩南諸島で頻繁に地震があり、それからはエビが不漁との事である。今回は最終日なので通常4回操業するところを3回の操業の予定であった。だが、結局不漁な為、4回操業する事になる。私としては操業回数が多いほど珍しい魚に出会う確率も増えるので有難いのだが、エビが不漁では申し訳なく思う。深海魚の方は今まで出会った魚が殆どであったが、最後の最後で大きなシビレエイの仲間が入網。危ないので体が傷付かない様に手鉤で引っ掛け、クーラーへと入れる。実はこのシビレエイの仲間を深海エビ船に乗せてもらう様になってからずっと探していたのである。初めて深海エビ漁に乗船し...4年目にしてやっと出会えたツキミシビレエイ

  • 諦めていた夜間採集でシマハナビラウオ

    今日は土曜日で夜間採集の日である。だが、昨日、今日と海上は時化で定置網漁は操業出来ていない。更に非常に冷え込みとても寒い。そして今、港内の砂が溜まっているので大きな船が入り掘削作業をしており海水が非常に濁っている。と、これだけ悪条件な為、今日の夜間採集は諦めようかと思っていた。でも、年末だし時間になるとやはり気になってしまい、一応覗くだけと言う事で行ってみる。港に着くと海は案の定激濁りであり、更に風が強く水面も良く見えない状況。気温も低く、強風も加わり非常に寒い。サッと見て直ぐに帰ろうと思っていた。すると岸壁際に波に揺られた小さな魚を発見。掬ってみると腹鰭が大きくエボシダイの幼魚の様な感じ。もうこれで十分満足なので直ぐに帰る。泳ぐ姿を撮影しようと水槽に入れる。するとエボシダイではなく、シマハナビラウオの幼魚であ...諦めていた夜間採集でシマハナビラウオ

  • 季節外れなフリソデウオ

    今日は定置網漁に出漁するが、潮が速く操業を断念し帰港。その後、市場で他の定置網船が戻って来るのを待つ。すると、いつも標本用の魚を確保してくれる人が乗る船が戻って来る。私を見るなり何か確保してして来た様な素振りをしている。見に行くと魚の入ったカゴの一番上にフリソデウオの幼魚がちょこんと乗っているではないか。フリソデウオは今はもう珍しい魚ではなく、特に今年の3月には次から次へと定置網に入網した(ブログ20213.6)(ブログ20213.8)(ブログ20213.11)(ブログ3.12)(ブログ20213.18)。3月に多く定置網に入網したものの、今年は5年振りの出現であった。でも、出現する時は毎年3月から4月であり、今回の個体の様に12月の出現は初めてである。でも、考えてみれば昔は毎年5月に定置網に入網し風物詩的な感...季節外れなフリソデウオ

  • オキイワシ再来

    今日は定置網漁を終え帰港すると市場に今年の9月にゴマサバから新種の寄生虫を発見し記載した(ブログ20219.24)鹿大の先生の研究室が来ている。講義で使う解剖用の魚が欲しいとの事で頼まれていた。先生に会うと先に帰港したお隣の定置網の漁獲物から既に魚を確保しており、面白い魚も獲れたと見せてくれる。見るとオキイワシである。オキイワシは非常に珍しく、昨年の12月にここでは初めて確認され、うちの定置網の両隣の網で混獲された魚である(ブログ202012.5)(ブログ202012.22)。先生達もこの魚が珍しい事はわかっていたらしく、解剖用には使わず魚ボラ用にと直ぐに譲って頂く。私も今日、丁度大学へ行く予定なので頂こうとしたが、夜に地元で会議があるので時間次第では行くことが出来ない。幸い、学生さんが今日魚ボラへ顔を出すそう...オキイワシ再来

  • 砂まみれにホコリまみれなセレベスヒレアナゴ

    先日の夜間採集で確保したセレベスヒレアナゴ(ブログ202112.4)。初採集なので魚ボラへ生きた状態で持ち込み、綺麗な標本写真を撮ってもらい標本登録してもらおうと家の水槽で蓄養している。だが、逆に死んでしまえば眼や体色は白濁してしまう恐れがあり、死んでしまう位なら直ぐに冷凍した方がいいのかと悩んでいた。だが、今は水槽内の海水温が上がる事はなく、干上がった砂の上で生きていた位なので酸欠の恐れも少ないと思い、大学へ行くまで生かしておこうと決断。水槽で蓄養してから数日間は大人しくしており、安心していた。ところが今日、仕事から帰り水槽内を覗くとセレベスヒレアナゴの姿がないではないか。水槽内に隠れる場所はない。排水のストレーナーに入ってしまったのだろうかと思うが入れる程の隙間はない。これはもう水槽外へ逃げたものと思われ、...砂まみれにホコリまみれなセレベスヒレアナゴ

  • またトラカマス

    今日は定置網漁を終え、水揚げ終了後市場内を散策。すると沢山魚が並ぶ隅っこでトラカマスを発見。トラカマスは先月もうちの定置網で獲れ、標本用に確保している(ブログ202111.17)。まだまだ確保した標本は少ないし、そのまま気付かれずに仲買に買われてしまうのも勿体ないので標本用に確保する。この個体はトラカマスとしてはまだ幼魚であるが、普通に水揚げしているアカカマスやヤマトカマスなどと比べればサイズ的には大きい。となると、食べると美味しいのだろうかという事も気になる。だが、食べるにはもう少し標本数を増やしてからだろうと自分に言い聞かせ、魚ボラの標本用に冷凍保存する。トラカマスまたトラカマス

  • 夜間採集で初確保 ウミヘビ科

    今日の夜間採集では干潮時と言う事で干上がった海底に降りて歩いて散策。いつもの様にオオシロアナゴを発見するが、そのほかに細長い個体も発見する。体が砂まみれで何だかわからないがその長さからアナゴ科ではなく、ウミヘビ科と思われる。この場所で何度か見たり採集しているダイナンウミヘビだろうと思う。サイズが小さくこのサイズは標本用に確保していないので確保する。砂まみれのままバケツに入れ、生かして持ち帰る。家に帰り見てみると水に入れた事により砂は取れ、全貌が明らかになる。するとダイナンウミヘビとは全く違う魚種である。検索図鑑や他の図鑑等で調べるが、胸鰭がある事でウミヘビ科である事がわかる位で、この手の魚は苦手で魚種の特定までには至らない。最近は寒いので水温が上がる心配もないので、このまま水槽に入れて生かしておき、今度大学へ行...夜間採集で初確保ウミヘビ科

  • 夜間採集

    今日は時化であったが夜には風も止み、通常通りいつもの港へ夜間採集に行く。今回は丁度干潮時である。干上がった港内に降りて散策する。今回は今までで一番潮が引いているみたいで、気付くと港の外まで出てしまう。歩いて港の外まで出たのは初めてである。だが、これでは船が入って来れないので、近いうちに港の中の砂を掘り出すみたいである。そのような状況の中、散策していると小さなチョウチョウウオを発見。採集するが暗いうえ小さ過ぎて現場では種まではわからない。バケツに入れても泳ぐどころか動きもしない。更にクロオビエビスの幼魚も発見。こちらも逃げも隠れもしないのであっさりと採集。同じようにバケツに入れても動かない。時化で海水温が低下し、これらの魚はこれ以上低下すると死滅してしまうのかもしれない。また、砂の上ではまたオオシロアナゴが砂まみ...夜間採集

  • 序でに確保した魚 アンダマンアジ

    今日は市場でヨコヅナマルコバン(のちに判明)を標本用に確保している。なので今日は大学へ行く事になると思うので、他に持ち込むような魚がいないか市場内を探す。昨日、一昨日と時化だった為、今日はどこの定置網も漁獲が多く、特にロウニンアジやマルヒラアジなどヒラアジ類の魚種が多い。まだ水揚げ中の定置網を覗くとヒラアジ類が沢山入ったカゴがあり、その中を探すとホシカイワリの幼魚を発見。ホシカイワリは以前に同じサイズ位の標本を確保しているが、もう何年も前の話である。大学のカメラが良くなったので改めて綺麗な写真を撮ってもらえればと思い、大学へ行く序でにと言う事で確保する。大学へ行くと持ち込んだマルコバンがコガネマルコバンなのかヨコヅナマルコバンなのか、そればかりが気になる。すると横でホシカイワリを精査していた学生がアンダマンアジ...序でに確保した魚アンダマンアジ

  • 今度は幼魚なヨコヅナマルコバン

    今日は定置網漁を終え帰港すると、市場に小さなマルコバンが1個体水揚げされているのが目に付く。だが、今回の個体は背鰭軟条も短くコガネマルコバンの可能性がある。仲買人が来る前に確保する。家に帰り調べるとやはり普通のマルコバンではなくコガネマルコバンの可能性の方が高い。魚ボラの先生に連絡するとヨコヅナマルコバンの可能性も指摘される。確かにそうである。以前にコガネマルコバンに同定された個体が内部骨格の違いからヨコヅナマルコバンと改めて再同定されている(ブログ20197.9)。外見だけでは両種は判別出来ないのである。コガネマルコバンなら初確保、ヨコヅナマルコバンでも幼魚は初確保となり、どちらの種でも初確保となるので綺麗な写真を撮ってもらう為に大学へと走る。大学に到着し先ずは展鰭して標本写真を撮ってもらう。その後ホルマリン...今度は幼魚なヨコヅナマルコバン

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