明けましておめでとうございます。 清々しい新年を東京の自宅で迎えています。 昨年は私の故郷の兵庫県政が大変な状況で、心を痛めていました。 少しは落ち着いてくれると良いのですが。 昨年末は鹿児島で湯治をしてきました。 温泉三昧に城山へと登ったり、桜島フェリーのクルージングを楽しんだりで、久しぶりにリフレッシュできました。 今年こそ少しづつでも記事をアップ出来ればと思っています。 本年も宜しくお願いします。
まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真&旅ブログです。シンガポール在住経験あり。
シンガポールをはじめ、国内外各地のまち歩きと写真撮影を続けています。 地域が活性化し元気になること、そのお手伝いをすること、それが私のミッションです。
大和神社(二十二社のひとつ)にお参りしたあとは、近くにある萱生環濠集落(かよう・かんごうしゅうらく)を見学してきました。 環濠集落とは、外敵から身を守るため周りに濠を巡らせた集落のこと。 奈良盆地に多くみられる集落の形で、その始まりは室町時代の戦国期に遡ると言われています。 大和神社からは、緩やかな坂を上っていった先に萱生環濠集落はありました。 山の辺の道に沿った集落で、なかなかに立派な民家が立ち並んでいます。 この集落の濠は、隣接する西山古墳の周濠を利用したものだそう。 水辺があるので、何気に風情を感じられる景観でした。 山の辺の道をウォーキングしている人たちを見かけましたが、古墳や古社の多…
大和神社(おおやまと・じんじゃ)を訪れました。 ここは、前回のブログで紹介した「二十二社」のひとつですね。 「二十二社」とは、神社の社格のひとつで、天変地異などの重大事が起こったときに国家(朝廷)が奉幣使を立てた社格の高い神社を指しています。 京都駅から近鉄線に乗って天理駅で下車。 JR万葉まほろば線へと乗り換えて、ひとつ先が大和神社の最寄り駅(長柄駅)となります。 長柄駅からは、散策がてらゆっくり歩いて7分ほど。 鎮守の森に囲まれた大和神社が見えてきました。 写真は、社殿を撮ったもの。 小ぶりながらも凛とした佇まいです。 ご祭神は「日本大国魂大神」(倭大国魂神)をはじめとする三柱。 「日本大…
時間がかかるかもしれませんが、これから「二十二社詣で」をやってみようと思っています。 きっかけは、昨年11月に出版された『二十二社 ~朝廷が定めた格式ある神社22~ 』島田裕巳(幻冬社新書)を読んで、とても面白く、かつ興味深かったこと。 「二十二社」とは、神社の社格のひとつで、天変地異などの重大事が起こったときに国家(朝廷)が奉幣使を立てた神社を指します。 「二十二社」がすべて定まったのは、1039年(平安時代後期)といわれています。 当時の朝廷が深く帰依して手厚く祀り、国家的な異変が起きた際に頼ったとされる22の神社で、いずれも社格が高い(大小神社の首班に列する)ものが選ばれています。 観光…
先週、選抜高校野球2020の出場校(32校)が決まりましたね。 個人的には、帯広農業高校(北海道)の21世紀枠での選出がとても嬉しかったです。 1982年の夏以来、甲子園には38年ぶりの出場とか(春は初出場です)。 日本各地のなかで十勝・帯広の風土が好きで、年に1回は必ずといってよいくらいに訪れています。 帯広農業高校には、昨年の初夏に初めて訪れました。 同校の敷地内にあるカラマツの並木(防風林)が何とも素晴らしいと聞き、それを見学してきました。 写真は、そのカラマツの並木(全長420m)を撮ったものです。 ただし、帯広農業高校の敷地は、東京ドーム23.5個分の広さがあります。 おかげで自力で…
この土日は自宅でゆっくりと過ごしていました。 寒さが苦手なので、真冬の1月と2月はよほどのことがない限り旅には出ないようにしています。 写真は、先週の金曜日、仕事帰りに道玄坂から撮った渋谷の夜景です。 渋谷は通勤の乗り換え駅として使っています。 毎日のように通ってはいますが、駅から外に出る事はあまりないですね。 いつも、人の多さと混雑ぶりに閉口して、さっさと乗り換えることが多いです。 この日は、道玄坂上にある書店へとたまたま出かけたので撮ってみました。 写真の真ん中の高いビルは、昨年11月に開業したばかりの"渋谷スクランブルスクェア"ですね。 地上47階、地下7階建て、高さ約230mの高層ビル…
勝沼では、原茂(はらも)ワインにも訪れました。 ブドウの一大産地である山梨県には、およそ80社のワイナリーがあります。 その数は、ダントツに日本一ですね。 ちなみに、その次に多いのは長野県と北海道で、それぞれ34社あります(平成29年3月末現在)。 山梨県のなかでは30社ほどが、ここ勝沼(甲州市)に集中して立地しています。 大手資本から小さな家族経営まで様々ですが、やはり特色があって訪ねて面白いのは地場の小さなワイナリーですね。 原茂ワインは大正14年(1924年)の創業です。 原茂という名前は屋号で、昔、原と呼ばれる地名であったことと、代々茂左衛門を襲名していたことに由来するとか。 年間生産…
勝沼(甲州市)のフットパスを歩いている途中に、勝沼醸造を訪ねました。 ここは昭和12年(1937年)に創業された地場のワイナリーですね。 勝沼醸造の特徴は、地元の甲州産ブドウに徹底してこだわったワイン造りを続けていること。 もちろん、自前のブドウ畑も所有しています。 そのテロワール(ブドウ畑のある土地の性質等)を存分に活かした白ワイン「アルガブランカ」は、今では世界に認められるワインへと成長しています。 写真は、勝沼醸造の外観を撮ったもの。 昔ながらの白壁の蔵を備えた立派な古民家風の建物ですね。 まるで日本酒の蔵元を訪ねたような感覚になりました。 かつてはここでワインを造っていたそうですが、現…
JR中央本線の「勝沼ぶどう郷駅」周辺は勝沼フットパスのコースとなっています。 フットパスとは、英国発祥の散策道のことですね。 森林や田園地帯、古い町並みなど地域に昔からある、ありのままの風景を楽しみながら歩く(Foot)ことができる小径(Path)のこと。 英国では、人々の生活を通して自然発生した小径を、私有地であったとしても一定のルールのもとに通行する権利を認めています。 これによって、今では地球6周分ものフットパス・コースが整備されているそう。 日本でも、いま各地でフットパスへの取り組みが進んでいます。 昨年(2019年)の9月には、兵庫県北部の豊岡市などで「全国フットパスの集い2019 …
前回に紹介した「大日影トンネル遊歩道」(現在は閉鎖中です) を歩いて抜けると、その先にあるのが「勝沼トンネルワインカーヴ」です。 写真でも分かるように、このワインカーヴは、JR中央本線の旧深沢トンネルを活用したものです。 明治36年(1903年)完成の石積みトンネルで、全長はおよそ1,100mあります。 完成からおよそ100年経った平成9年(1997年)にJR中央本線の線路付け替えに伴って廃止され、JR東日本から地元の勝沼町(現在の甲州市)へと無償譲渡されました。 勝沼町では、トンネル内の環境(温度、湿度など)がワインの保管・熟成に適していることから、平成17年(2005年)よりワインカーヴと…
最近、ワインツーリズムについてリサーチする機会がありました。 たまたまブドウ(ワイン)の産地・勝沼(山梨・甲州市)について検索していたら、「大日影トンネル遊歩道」が平成28年(2016年)から閉鎖されているとのこと。 老朽化による安全面での課題があったようで、再開時期は不明とのことでした。 勝沼には、これまで何度か出かけたことがあります。 当時の写真が残っていたので、今回から勝沼のワインツーリズムについて書いてみたいと思います。 明治期に日本初の国産ワイン会社が生まれた勝沼には、現在およそ30ものワイナリーが集まっています。 ちなみに、日本初のワイナリーは「大日本山梨葡萄酒会社」(明治10年(…
今年(2020年)の年始(1月3日)から、銀座線渋谷駅(東京メトロ)がリニューアルされました。 これは、現在進められている渋谷駅周辺の大規模再開発プロジェクトの一環ですね。 銀座線渋谷駅の新しいホームは、こんな様子です。 緩やかに湾曲したM字型のアーチ状の屋根に、柱のない広々としたホーム、白を基調とした内装など、なかなかにお洒落な仕上がりとなっています。 コンセプトは「近未来的な駅」だとか。 確かに銀座線の小ぶりで黄色い電車とは、よく似合っていますね。 ホームと線路の配置も、これまでの乗車・降車用に分かれていた相対式(2面2線)から、線路に挟まれた島式(1面2線)へと変更されました。 これによ…
宮崎市の中心街から少し南に歩くと、大淀川と出会います。 大淀川は、鹿児島県曽於市を源として宮崎平野を流れ、日向灘へと注ぐ全長107㎞の大河です。 河口に近い宮崎市内の川面は広く、満面に湛えた水がゆったりと流れる様子は、まさに雄大です。 この河畔からの眺めが好きで、宮崎に来るたびに訪れています。 写真の左手の建物はホテル群で、部屋からの眺め(特に夕陽に映える大淀川の景色)は最高ですね。 九州では珍しいことに、近年まで宮崎市内には温泉がありませんでした。 そこで大淀川河畔にあるホテルが共同で掘削したのが「たまゆらの湯」です。 温泉の名前は、この大淀川河畔が舞台となった川端康成の小説『たまゆら』から…
街歩きのブログで県庁舎を取り上げるのは珍しいかもしれません。 その昔、転勤で鹿児島で仕事をしていたときに宮崎県も担当エリアだったので、この県庁舎にはよく訪れていました。 そのため、個人的にはかなり懐かしい建物となります。 次が、県庁舎の本館を撮った写真です。 地上3階、地下1階の堂々たるネオ・ゴシック様式の建物。 完成したのは昭和7年(1932年)で、設計者は置塩章ですね。 現役(実際に使われている)の県庁舎としては、わが国で4番目に古いものらしい。 ちなみに、最も古いのは大阪府庁舎(1926年)で、神奈川県庁舎(1928年)、愛媛県庁舎(1929年)と続きます。 余談となりますが、有名な北海…
あっという間に三連休も終わりましたね。 この休みは大学ラグビーの決勝と、トップリーグの開幕戦をTV観戦していました。 古くからのラグビーファンですが、昨年のワールドカップから一層興味が湧き、これまで以上に熱心に観ています。 今週から新年の仕事が本格化ですね。 今年は暖冬で過ごしやすいですが、体調には気を付けながら何とか頑張りたいと思います。 さて、今回も宮崎の旅の続きです。 神話の国・宮崎に行くと、よく訪れるのが宮崎神宮です。 主祭神は神武天皇。 日本の初代天皇ですね。 宮崎神宮の創建時期は不明で、かなり古くからあるお社らしい。 ただ神武天皇をお祀りする古社ながら、江戸期までは地方の一古社にし…
三連休は自宅でゆっくりと過ごしています。 この一週間は、賀詞交歓会や挨拶回りなどで珍しく飛び回っていました。 おかげで週末にはかなりの草臥れよう。 年始早々から体力のなさ(衰え)を実感することとなりました。 今年は街歩きの旅を中心に、とにかく沢山歩くことで体力を維持(出来れば増進)したいと思っています。 前置きはこれくらいにして、故郷(兵庫県太子町)の知人から、この連休中に"とんど焼き"をやるよ、との連絡がありました。 "とんど焼き"は、正月に飾った松飾りや破魔矢、お守りなどを正月の終わる小正月(1月15日)に焼いて、歳神様をお送りするという年中行事(火祭り)です。 場所によっては"どんど焼き…
飫肥(おび)の町並みは、武家町として国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)に選定されています。 この町の見どころは城跡と武家町にありますが、一方で商人町の面影もわずかながら残されています。 場所は城跡からやや下がったところにあり、現在は道路拡幅などによってかつての様子も変わってしまったそう。 次の写真は、商人通りの一角にある商家資料館を撮ったもの。 もとは妹尾金物店で、飫肥城下の商家町の代表的建築物ですね。 建物は明治3年(1870年)の築。 木造・白漆喰壁の土蔵造りで樹齢200年以上の飫肥杉を使っています。 見るからに豪壮な造りで、なかなか見応えがありました。 続いては、現在の商人通り…
今回も宮崎・日南市にある飫肥(おび)の旅の続きです。 近代、飫肥が生んだ偉人といえば小村寿太郎(1855年~1911年)ですね。 小村寿太郎は日露戦争後の明治38年(1905)年に、ポーツマス会議日本全権としてロシア全権ウィッテと交渉し、日露講和条約(ポーツマス条約)を締結・調印したことで知られています。 小村は飫肥藩の下級武士の子として生まれました。 父親(小村寛平)は同藩の産物方で、明治維新の後、それを引き継いだ商社経営へと乗りだしましたが事業に失敗。 その借金で、小村寿太郎も大がつくほどの貧乏暮らしだったようです。 学問はよく出来たようで、飫肥藩の藩校・振徳堂で学んだあと、長崎に遊学、明…
飫肥(おび)の城下町(伊東氏5万1千石)には、昔ながらの武家屋敷が残されています。 まず取り上げるのは、飫肥城跡の大手門前にある豫章館(よしょうかん)です。 次の写真は、千鳥破風の屋根を構えた玄関を撮ったもの。 見るからに堂々とした構えですね。 豫章館は、明治2年に建てられた藩主(正確には藩知事)・伊東家のお屋敷です。 この建物は薬医門と屋根付き塀に囲まれていて、飫肥城下で最も格式のある武家屋敷といわれています。 南面には、武学流(ぶがくりゅう)の作庭とされる庭園(枯山水)が広がっていました。 ちなみに武学流とは、作庭の流派のひとつで大石武学が開祖です。 訪れた印象としては、広々とした敷地に、…
城下町(伊東氏飫肥藩5万1千石)である飫肥(おび)の町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)に選定されています。 種別としては"武家町"ですね。 国から選定されたのは昭和52年(1977年)で、我が国の重伝建地区としては2番目の古株だとか。 この点からも、早くから保存活動が行われていた貴重な歴史的町並みであることが分かります。 城跡の周辺には、かつての武家屋敷が沢山残されていました。 屋敷の面する道は結構広めで、まっすぐに延びています。 雰囲気としては、閑静なお屋敷町という感じですね。 石垣や土塀、生垣、花木などがよく整備されているので、歩いていて、とても気持ちの良い空間でした。…
年末年始の休みも、あっという間に終わって今日は仕事始めですね。 例年に比べて少し長めの休暇でしたが、前半は掃除や片付け、後半は駅伝やラグビーのTV観戦で終わってしまいました。 休み明けの仕事は、なかなか辛いですが、今年も何とか頑張りたいと思っています。 さて、宮崎・日南市の油津を訪れたあとは、飫肥(おび)へとやって来ました。 ここは伊東氏飫肥藩5万7千石の城下町で、九州の小京都ともいわれています。 写真は、飫肥城跡に建つ大手門を撮ったもの。 樹齢100年を超す飫肥杉を使って、1978年(昭和53年)に復元されたそう。 どっしりとした櫓門で、なかなかに趣きがありました。 今回の宮崎行きでは、油津…
令和2年も、はや3日目。 今日で三が日もお仕舞いですね。 昨日は、早朝からTVで箱根駅伝と、大学ラグビーの準決勝2試合を観戦しました。 来週土曜日に新国立競技場で行われる大学ラグビー決勝は、伝統の早明戦となりました。 これはオールドファンにとっては、とても楽しみな対戦ですね。 それにしても、長時間TVの前に座っていたので、かなり疲れました。 TV観戦にも体力が必要なことを、今更ながら思い知らされた一日でした。 もう歳ですかね。 さて、今回も油津(日南市)のまち歩きの続きです。 油津・堀川運河の景観は、本当に素晴らしいです。 日本の古くからの港町の良さが、今も残されていますね。 先日、山田洋次監…
宮崎県南部の油津(日南市)を訪れました。 今回は、講演で訪れた宮崎市内から少し足を延ばしてみました。 油津を訪れるのは、これが初めてです。 ここ油津は、太平洋に面した天然の良港として、中世には南蛮貿易の拠点として栄えたところ。 伊東氏飫肥藩(5万7千石)の領地となった江戸期には飫肥杉(おびすぎ)の積み出し港として大いに繁栄し、今もその面影が残されています。 飫肥杉は、樹脂を多く含む良質の木材(主に造船用)として日本各地に出荷されていました。 写真は、堀川運河を撮ったもの。 この運河は、1685年に飫肥藩が特産である飫肥杉の船積み用として造りました。 幅員が27m、深さが3mあって、延長は約90…
明けましておめでとうございます。 令和2年の元旦は自宅で迎えました。 年末年始は9連休と、少し長めの休暇を取っています。 本を読んだり、箱根駅伝や大学ラグビーをTV観戦したり、久しぶりにのんびりと過ごすつもりです。 昨年は、ブログ記事の更新頻度を上げることが課題でしたが、年央あたりから何とかペースをつかめたようです。 今年も、あちこち出かけて、観光や地域ブランドの振興などに役立つ記事を書いていきたいと思っています。 また、愛用していたカメラが寿命のため、年初に買い替えの予定です。 新しいカメラを活かすためにも、今年こそ撮影の腕を上げたいですね。 ということで、本年も当ブログをよろしくお願いしま…
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明けましておめでとうございます。 清々しい新年を東京の自宅で迎えています。 昨年は私の故郷の兵庫県政が大変な状況で、心を痛めていました。 少しは落ち着いてくれると良いのですが。 昨年末は鹿児島で湯治をしてきました。 温泉三昧に城山へと登ったり、桜島フェリーのクルージングを楽しんだりで、久しぶりにリフレッシュできました。 今年こそ少しづつでも記事をアップ出来ればと思っています。 本年も宜しくお願いします。
明けましておめでとうございます。 後ればせながら2024年新春のご挨拶となります。 年明け早々の大地震や航空機火災など、年初から大変な年となりましたね。 被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。 当方は年末から風邪が悪化して、ほとんど寝正月でした。 昨日から何とか起き出して、家族と映画"ゴジラ-1"を観てきました。 久しぶりのゴジラは、元旦早々の地震などと重なって考えさせられる映画でしたね。 昨年はコロナ禍の収束とともに、久しぶりに大学で講義したり、鹿児島の温泉に浸かったり、紅葉の白神山地を歩いたりなど、それなりに忙しい毎日でした。 一方でブログの更新は滞ってしまい、反省しきりです。…
明けましておめでとうございます。 遅ればせながらの令和5年のご挨拶となりました。 昨年は、永らく勤めた会社員生活を卒業し、新たな生活へと踏み出しました。 現在は、資格を活かしたフリーランスでの仕事を始めるとともに、ライフワークである地域観光研究や小農生活を楽しみながら毎日を送っています。 今年は滞りがちのブログも、何とか間隔をあけずに続けていきたいと思っていますので、何卒よろしくお願いいたします。 今年も元気に頑張りましょう(^_^)
高井戸中学校(東京・杉並区)で一般公開されていた"アンネのバラ"を見て来ました。 かなりの昔、高井戸中学校の生徒が"アンネの日記"の感想文をアンネ・フランクの父に送ったところ、そのお礼としてこのバラの苗木が寄贈されたそう。 その後、生徒が丹精して増やし、今では校舎に沿って200本ほどが植えられています。 春と秋に一般公開されていますが、私が訪れたのは10月10日。 秋バラには少し時期が早かったのか、まだ蕾が多かったです。 でも、咲いている花はとても綺麗でした。 このバラは蕾から開花後へと色が変わるらしく、咲いていた花はとても綺麗なオレンジ色でした。 "アンネのバラ"は、ベルギーの園芸家が作出し…
明けましておめでとうございます。 2022年の元旦は、東京の自宅で迎えました。 昨年もコロナ禍に振り回された一年でしたね。 それも最近になって少しは落ち着いた状況となりましたが、変異株の出現など、まだまだ安心は出来ないようです。 昨年はコロナ禍の影響で旅行もままならず、ブログの更新も滞りがちとなってしまいました。 ただ、昨年末に京都に出かける機会があり、その帰りに奈良・桜井市にある大神神社(おおみわ・じんじゃ)に参拝してきました。 大神神社は二十二社(中七社)の一つで、三輪山を御神体とする古社ですね。 ちょうど三輪山登拝が再開されていたので、奥津磐座(おきつ・いわくら)(標高467.1m)まで…
久しぶりの投稿となります。 あれほど酷かったコロナ禍が急速に収まってきて、緊急事態宣言も解除されたので、先日、兵庫県の実家に帰ってきました。 帰ってみると、建物などそれほど傷んだところもなくて一安心しました。 写真は、畑の栗の実を採ったもの。 大半は地面に落ちてしまっていたので、あまり美味しくないかもしれません。 ちょうど採れ頃に帰省出来ればいいのですが、それもなかなか難しいですしね。 悩ましいところです。 柿はこんな感じでした。 昔は富有柿など沢山の柿の木があったのですが、そのほとんどが老木となってしまいました。 リタイアしたら、田舎に住み込んで果樹やら野菜作りをしてみたいとも思いますが・・…
コロナ禍が続いて、なかなか旅が再開できませんね。 家にいる時間が長くなったこともあって、狭い庭先に草花を植えたり、植木鉢で果樹や花木を育て始めました。 先日は、たまたま購入した台湾産パイナップルの穂先を小さな植木鉢に植えてみました。 こんな感じですね。 まず、食べ終えたパイナップルのヘタの部分の葉を下から数枚取り除いたあと、3〜4日、風通しの良い場所で乾かしました。 次に、乾いた穂先を、水苔を敷き詰めた小さな植木鉢に植えてみました。 これで、根が出てくれば植え付け成功です。 上手くいくかどうかは、まあ運でしょうかね。 今はサボテンみたいですが、植え付けてしばらくすると観葉植物としても楽しめそう…
久しぶりの投稿です。 新型コロナ禍で旅もままならず、ブログの記事もなかなか更新できませんでした。 よく晴れた今日の日曜日、電車に乗って"京王れーるランド"に出かけてきました。 最寄駅は京王線の多摩動物公園駅で、同駅に直結して立地しています。 ここは、お子様向け施設として知られていますが、鉄道保存施設・博物館でもあり、久しぶりに古い電車(車両)を見たくて訪れました。 施設の入り口はこんな感じです。 京王線の多摩動物公園駅と一体化した施設ですね。 目の前には都立の多摩動物公園があります(現在はコロナ禍で休業中)。 運転シュミレーターや鉄道ジオラマ、ミニ電車などは子供たちで一杯でした。 ここの車両展…
前回のブログの続きです。 神田明神にお参りしたあとは、御茶ノ水駅前から駿河台方面へと歩きました。 明大通りの歩道で、たまたま遭遇したのが次のデザイン・マンホールです。 手塚治虫の"鉄腕アトム"に登場する"お茶の水博士"ですね。 ここは御茶ノ水なので"お茶の水博士"のデザインなのでしょうか。 もう少し先に進むと、今度は"アトム"が描かれたデザイン・マンホールがありました。 場所は、ちょうど明治大学の前あたり。 その昔、御茶ノ水周辺で勤めていた頃には、このような洒落たデザイン・マンホールはなかったですね。 千代田区も、なかなか粋なことをやるものです。 さらに、もう少し先にはアトムの妹の"ウランちゃ…
仕事帰り、江戸総鎮守である神田明神(神田神社)にお参りしてきました。 毎年恒例の初詣ですが、今年は、新型コロナの影響もあり、少し間を置いて一月も下旬のお参りとなりました。 訪れた時間帯のせいか、はたまた新型コロナ禍のせいか、参拝者は思った以上に少なめでした。 この神社の"勝守"も頂いてきました。 余り験を担ぐ方ではないですが、ここの"勝守"には、結構ご利益があるように感じていて、毎年頂くことを恒例としています。 まあ、信じる者は救われるということでしょうか。 境内に神田明神が描かれたデザイン・マンホールが展示されてありました。 昨年末に東急ハンズで購入したマンホール・カレンダー(全国各地のデザ…
新型コロナ禍のなか、再び緊急事態宣言が発出されましたね。 この三連休は自宅で本を読んだり、TVでラグビーなどのスポーツ観戦をしています。 先週の金曜日、勤務先のすぐ近くにある愛宕神社(東京都港区)にお参りしてきました。 ここは港区(東京都)にある愛宕山(標高25.7m)の頂上に鎮座して、防火・防災、開運等にご利益のある神社として知られています。 京都にある愛宕神社が総本社ですね。 新型コロナ禍も広い意味で災害と言えるので、早く収束するようお祈りしてきました。 愛宕山(標高25.7m)は23区内で最も高い自然の山です。 愛宕神社に参詣する(=山に登る)には幾つかのルート(道)があるのですが、やは…
正月三が日も、あっという間に終わってしまいました。 今日が仕事はじめという人も多いのでは、と思います。 新型コロナ禍で、今年の三が日はどこにも出かけませんでした。 ただ、恒例の箱根駅伝と大学ラグビーは大ファンで、毎年TV観戦を楽しみにしています。 今年は贔屓チームの一つ明大が、箱根駅伝ではシード落ち、ラグビーでは天理大学に完敗と全く残念な結果となってしまいました。 最近は大学のブランド力アップを目的に、いろんな大学が学生スポーツの競技力強化へと取り組んでいますね。 TV中継をはじめ、メディアも大々的に取り上げてくれますから、その宣伝効果には非常に大きいものがあるのでしょう。 競技力の強化には、…
(前回からの続きです) 住吉大社にお参りした後は、南海電車に乗って難波へと戻りました。 戎橋筋で出会ったのが、商店街のマスコットキャラクター"えびたん"です。 新型コロナ対策なのか、マスクをしていましたね。 このマスコット、色も鮮やかで、なかなかに可愛かったです。 久しぶりに法善寺横丁の水掛不動にもお参りしました。 その後、道頓堀へと出ましたが、コロナ禍のせいか、はたまた訪れた時間帯のせいか、思った以上に人出が少なかったです。 昨年に閉店した"づぼらや"(フグ料理店)をはじめ、休業中の店舗も多く、以前の賑わいが嘘のように無くなっていました。 それでも、せっかく道頓堀まで来たので、たこ焼きを食べ…
住吉大社を訪れました。 ここは「二十二社」のうち「中七社」に含まれる神社ですね。 「二十二社」とは神社の社格のひとつで、天変地異などの重大事が起きたとき国家(朝廷)が神前に供物(幣帛・へいはく)を捧げた社格の高い神社をさしています。 この社格は、1039年(平安時代後期)に後朱雀天皇により制定されたもの。 22の神社は、さらに「上七社」「中七社」「下八社」に区分されています。 住吉大社は、全国に2,300社ある住吉神社の総本社で、摂津国一の宮としても知られています。 創建の時期ははっきりしませんが、ご祭神が記紀神話に登場することから相当の歴史があることに間違いはありません。 初詣では例年200…
皆さん、明けましておめでとうございます。 元旦は東京の自宅で迎えました。 昨年は、新型コロナに振り回された一年でしたね。 このブログも、旅や外出が制限されたこともあって記事の更新が滞りがちとなってしまいました。 今年は一日も早くコロナ禍が収まって、自由な旅が出来るようになりたいものです。 まだ出かけたことがない国や訪れたい地域が沢山残っています。 一方で、残された人生の時間を考えると、じっとはしていられない心境になりますね。 まあ、この正月は観念して自宅で過ごさざるを得ませんが。 ステイホームの正月は、箱根駅伝と大学ラグビーのTV観戦を楽しみにしています。 いずれも近年は伝統校が復活して強くな…
天気の良い日曜日、所用があり羽田空港まで出かけました。 羽田空港には、かつて10年間ほど勤務したことがあります。 それ以降もシンガポール赴任時に一時帰国などでよく利用していました。 久しぶりに訪れてみると、国際線ターミナルは新型コロナ禍で人影もまばら、がらんとして寂しい印象でした。 国際線は、まだほとんどの便がキャンセルという状況でしたね。 展望台へと上がってみると、そこだけは離発着機の写真撮影をする人たちで、以前と変わらない賑わいでした。 国際線ターミナルとは言いながらANAとJALの飛行機ばかりでしたが、一機だけ海外の航空機が止まっていました。 インドネシアのガルーダ航空ですね。 よく見る…
久しぶりの投稿です。 今年は新型コロナに振り回された一年となりました。 思うように旅行や外出などが出来ず、このブログの更新も滞りがちとなってしまいました。 師走に入り、今年もあとわずか。 せめて、少しでも気分を変えたいと購入したのが、次の卓上カレンダーです。 「2021 マンホールカレンダー」ですね。 全国のご当地自慢のマンホールが53も載っている"週めくりカレンダー"です。 そのなかの幾つかを紹介してみましょう。 2月第4週は、草津町(群馬県)のデザイン・マンホールです。 可愛い女の子は観光大使の「ゆもみちゃん」とか。 円のなかの"サ"は9つあって"くさつ"を表しています。 "下"は下水道用…
現在「2020年甲子園高校野球交流試合」が開催されています。 これは、新型コロナ禍でセンバツ高校野球が中止となったことから、すでに選出されていた全国32校が交流試合として1試合づつ対戦するというもの。 個人的(勝手)に応援している帯広農業高校が、昨日の試合で強豪校の健大高崎高校(群馬県)に4対1で勝ちました。 これは本当に嬉しかったですね。 帯広農業高校(北海道)は、春のセンバツは21世紀枠での選出でした。 試合前には、失礼ながら実力差があるのではと思っていましたが、見事にその心配を覆してくれました。 私は日本のなかでも十勝・帯広の風土が大好きで、年に一度は必ずいってよいくらいに訪れています。…
ようやく長梅雨が明けたと思いきや、今度は酷い暑さが続いています。 新型コロナ禍も収束するどころか、感染者(陽性者)が高止まりのままですね。 この夏には旅が再開できるだろうと思い、まずは ”長崎旅行” を計画していましたが、あえなくキャンセルの憂き目にあいました。 まったく、たまらんです。 田舎(兵庫県)への帰省も、なかなか果たせず、当分は近場の街歩きで我慢するより仕方ないですね。 ということで、先日は電車に乗って緑豊かな“井の頭公園“へと出かけてみました。 “井の頭公園“ (正確には ”井の頭恩賜公園” )は、武蔵野市と三鷹市にまたがる約43万㎡の広大な都立公園です(大正6年開園、最寄り駅は吉…
気がつけば7月。 今年もはや半分が終わってしまいましたね。 新型コロナ禍で、これまで旅らしい旅も出来ず仕舞い。 梅雨空とも相まって、なかなか気分が晴れない毎日です。 贔屓の阪神タイガースも絶不調で、最下位ですしね。 と言って毎日をグダグダ過ごすのも何なので、昨日の土曜日は気分転換を兼ねてピザを食べてきました。 場所は、京王井の頭線・浜田山駅(東京・杉並区)の近くにある"kocca bocca"。 写真は、注文した2枚のピザです。 これは"漁師風"とかで、見栄えはなかなか華やか。 味もコクがあって、美味しかったです。 こちらは定番の"マルゲリータ"。 トマト味にチーズが効いて、これまた美味かった…
明けましておめでとうございます。 後ればせながら2024年新春のご挨拶となります。 年明け早々の大地震や航空機火災など、年初から大変な年となりましたね。 被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。 当方は年末から風邪が悪化して、ほとんど寝正月でした。 昨日から何とか起き出して、家族と映画"ゴジラ-1"を観てきました。 久しぶりのゴジラは、元旦早々の地震などと重なって考えさせられる映画でしたね。 昨年はコロナ禍の収束とともに、久しぶりに大学で講義したり、鹿児島の温泉に浸かったり、紅葉の白神山地を歩いたりなど、それなりに忙しい毎日でした。 一方でブログの更新は滞ってしまい、反省しきりです。…