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観光研究者のまち歩きフォト日記 https://kaz-r-brand.hateblo.jp/

まちを歩き、観察する観光・地域ブランド研究者の写真&旅ブログです。シンガポール在住経験あり。

シンガポールをはじめ、国内外各地のまち歩きと写真撮影を続けています。 地域が活性化し元気になること、そのお手伝いをすること、それが私のミッションです。

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2015/11/30

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  • 知恩院の三門(師走の京都#4)

    令和元年も今日一日を残すのみとなりました。 年末の正月休みに入ってからは、自宅にこもって家の掃除やら仕事部屋の片付けなどをやっています。 今年もあちこちへと出かけ、その時に集めた資料が沢山残っていたので出来るだけ処分しています。 ネット社会になってから、紙の資料はほとんど捨てても大丈夫ですね。 ただ思い切りよく捨てられるかどうかだけです。 さて、今年最後のブログ記事は師走の京都歩きの続きです。 写真は、知恩院の三門を撮ったもの。 知恩院は、浄土宗の総本山ですね。 場所は、東山の円山公園のすぐ近くにあります。 この三門は元和7年(1621年)に建立されたもの。 高さは24m、横幅が50mもある堂…

  • 古都の夜景(師走の京都#3)

    令和元年も余すところ、あと2日となりました。 歳とともに時間の流れが速く感じるようになりますね。 今日は、自宅で部屋の片づけやら掃除をしていました。 年がら年中、あちこちに出歩いているので、年末くらいは整理整頓の時間にあてないと、というところです。 さて、今回も師走の京都行きレポートの続きです。 写真は、古都・京都の夜景をいくつか撮ったもの。 まずは、京都の玄関口(京都駅)前にそびえる京都タワーです。 初めて見たときは、変な形(蝋燭の形?)の塔で古都には似合わないと思っていましたが、最近では、この塔を見ないと京都に来た感じがしなくなりました。 よく見れば(慣れれば)、なかなかの造形美と言えない…

  • インドネシア産カカオのチョコレート店 "Dari k" (師走の京都#2)

    京都・祇園では前回レポートした「鍵善良房」(和菓子)のほかに、もう一軒訪れたい店がありました。 そこで立ち寄ったのが "Dari K" 祇園あきしの店です。 "Dari K" はインドネシア産カカオを使ったチョコレートの製造・販売会社。 設立は2011年ですから、創業してまだそれほど年数は経っていないですね。 この会社の一番の特徴は、これまで日本で馴染みが少なかったインドネシア産カカオを原料に使っていること。 カカオは、赤道を挟んだ高温多湿の熱帯地域(カカオベルトといわれます)で生産されています。 主な産地は、中南米、西アフリカ、東南アジアなどですね。 ただ、その気候条件は、高度30~300m…

  • 祇園の事始め、鍵善の和菓子(師走の京都#1)

    所用があって師走の京都へと出かけました。 ここ3年ほどは、毎年この時季に通うのが恒例行事となっています。 新幹線で京都駅に着いたのが午前中で、約束の時間には少し余裕がありました。 どこかで時間をつぶそうと考えていたところ、当日が師走の13日であることに気づき、向かった先が祇園でした。 写真は「事始め」で挨拶廻りに行きかう芸舞妓さんを撮ったものです。 「事始め」(ことはじめ)とは、花街や室町・西陣の旧家などで12月13日を1年の区切りとして、この日から正月を迎える準備を始めることをいいます。 祇園では芸舞妓さんが芸事のお師匠さん宅や馴染みのお茶屋さんを訪れて、この1年の感謝などを伝えます。 祇園…

  • 焼酎で一人酒(鹿児島その11)

    鹿児島といえば、桜島に温泉、それに何といっても焼酎ですね。 今回の旅では、久しぶりに焼酎で一人酒を楽しんできました。 出かけたのは、天文館の七味小路にある「家のじ」。 地元の知人から教えてもらった居酒屋で、鹿児島に行くと、ここで焼酎を呑むことが多いです。 転勤で当地に在住していた頃、焼酎の蔵元巡りをしたこともあったりで、銘柄にはそこそこ詳しくなりました。 今回久しぶりに呑んだのが「薩摩茶屋」です。 よくプレミア芋焼酎として3M(森伊蔵、魔王、村尾)が取り上げられますね。 この「薩摩茶屋」は、「村尾」の醸造元(村尾酒造)のレギュラー酒です。 ここは薩摩川内市にある小さな蔵元で、芋焼酎の「村尾」と…

  • 鹿児島中央駅(鹿児島その10)

    鹿児島中央駅は、鹿児島の陸(鉄道)の玄関口ですね。 かつて転勤で当地に住んでいた頃は、まだ「西鹿児島駅」という名前でした。 この旧駅名は、かつてのブルートレインの利用客やファンにとっては終着駅として馴染んだ、とても懐かしい名前だと思います。 駅名が変更されたのは2004年(平成16年)で、九州新幹線が鹿児島乗り入れを実現したのと同時でした。 その時に新しい駅舎や駅ビルが整備されました。 久しぶりに訪れた鹿児島中央駅周辺は、インバウンド効果もあってか結構な賑わいでした。 駅ビル(アミュプラザ鹿児島)の屋上に設置されているのは、観覧車「アミュラン」です。 直径が約60m、最大高は約91mもある観覧…

  • 日本最南端の路面電車(鹿児島その9)

    現在、町なかを路面電車が走っている都市は、全国でおよそ20ヶ所ほどあります。 そのうち九州は3都市(長崎、熊本、鹿児島)で、鹿児島の路面電車が最南端となります。 近年では、旧来の路面電車をLRT(Light Rail Transit)として活用していこうとする動きが全国で出ています。 LRTは、低床式車両(LRV)の活用や軌道・電停の改良による乗降の容易性、定時性、快適性などに優れた特徴をもつ次世代型交通システムのこと。 人と環境に優しい公共交通として再評価されていますね。 写真は、鹿児島で撮った路面電車です。 鹿児島の路面電車は、市営で4路線計13.1㎞を運行していますが、年間で延べ1千万人…

  • 照国神社(鹿児島その8)

    城山の麓には、鹿児島の総氏神様といわれる照国神社があります。 ご祭神は島津家28代当主(11代藩主)の島津斉彬公です。 斉彬公は、集成館事業などで幕末の近代化や人材育成などに大きな功績を残した名君ですね。 安政5年(1858年)に50歳の若さで急逝しましたが、文久3年(1863年)に孝明天皇から照国大明神の神号を授けられたことにより当神社が創建されました。 次の写真は、神社の入り口に立つ大鳥居を撮ったもの。 高さがおよそ20mもある大きな鳥居で、昭和4年(1929年)に建立されました。 転勤で当地に住んでいた頃は、この鳥居を毎日眺めながら勤務先へと通っていました。 大鳥居をくぐると、目に飛び込…

  • 西郷さんの銅像など(鹿児島その7)

    鹿児島市内にも見どころが多いのですが、今回取り上げるのは明治維新で功績のあった偉人たちの銅像です。 まずは西郷隆盛の銅像から。 西郷さんの銅像と言えば、上野公園(東京)にある像(高村光雲の作品)が一番有名かもしれません。 地元・鹿児島では城山の麓にある市立美術館のすぐそばにあります。 没後50年を記念して鹿児島市出身の彫刻家・安藤照が制作したもの。 完成は昭和12(1937)年です。 ちなみに作者の安藤照は、渋谷の「忠犬ハチ公」を制作したことで知られています。 7mほどある築山の上に、陸軍大将の制服姿で立つ姿は堂々としていました。 本体は、およそ6mほどあるとか。 次の写真は、西郷像を見学する…

  • 仙厳園#2(示現流・自顕流の稽古風景、猫神神社など)(鹿児島その6)

    前回に続いて、仙厳園(別名:磯庭園)の訪問記です。 仙厳園(せんがんえん)は薩摩藩・島津家の藩主別邸跡ですね。 錦江湾に浮かぶ桜島を借景とした広大な敷地には、伝統的な建造物や遺構が点在していて、鹿児島の歴史や文化、風土などに触れることができます。 今回は、久しぶりに訪れた園内で、個人的に興味深かった(面白かった)ものについて書いてみたいと思います。 まずは、示現流・自顕流の稽古風景を撮った写真から。 示現流(じげんりゅう)は、薩摩藩に伝わる古流剣術ですね。 流祖は、同藩の剣豪であった東郷重位。 名前の「示現」は、仏教経典「法華経」のなかの経文「示現神通力」から命名されたといわれています。 薩摩…

  • 仙厳園(薩摩藩主・島津氏の別邸跡)(鹿児島その5)

    仙厳園(別名:磯庭園)は、江戸初期の万治元年(1658年)に、19代島津光久公によって造営された藩主別邸です。 NHK大河ドラマ『西郷どん』(2018年)や『篤姫』(2008年)などのロケ地として使われたことでも知られていますね。 敷地面積はおよそ5㏊もあって、錦江湾に浮かぶ桜島を借景に用いるなど、全国に数ある大名庭園のなかでも類がないほどの壮大さを誇っています。 最初の写真は、正門を撮ったもの。 この正門は、29代・島津忠義の造営になるものとか。 この立派な門構えには圧倒されますね。 現在は門の前をJR日豊本線の線路が通っていますが、昔は海までそのまま行けたそう。 次の写真は、獅子乗大石灯籠…

  • 旧鹿児島紡績所技師館(異人館)&スタバ仙厳園店(鹿児島その4)

    鹿児島の磯地区には、28代藩主・島津斉彬公が主導した集成館事業にかかる近代化遺産が多く残っています。 写真は「旧鹿児島紡績所技師館」(通称:異人館)を撮ったもの。 ここは「旧鹿児島紡績所」の技術指導に来日した英国人技師の宿舎として、慶応3(1867)年に建てられました。 「旧鹿児島紡績所」は、同じく慶応3年に薩摩藩によって創設された我が国初の紡績工場です。 今は残念ながら、その跡が史跡として残るのみとなっています。 一方、現存しているこの「旧技師館」は木造2階建て、屋根は方形造り、瓦葺きの住居で、我が国の洋風木造建築における初期の代表的作例だとか。 今回訪れると、受付の男性がとても丁寧な応対(…

  • 尚古集成館と薩摩切子工場(鹿児島その3)

    桜島フェリーに乗って錦江湾と桜島の景観を楽しんだあとは、鹿児島市内の磯地区にある「尚古集成館」へとやってきました。 「尚古集成館」は、島津家の諸資料を展示する博物館です。 28代藩主・島津斉彬公が近代工業の先駆け(集成館事業)として建てた西洋式機械工場を博物館として活用しているもの。 資料館としての開館は大正12(1923)年となります。 写真の建物は、慶応元年(1865年)築で、鹿児島最古の石造建築物。 国の重要文化財でもあります。 当時、最先端の西洋式造船所だった「長崎製鉄所」を参考に築造されたものとか。 厚さ60㎝の石壁に頑強な梁が組まれた、見るからに立派な建物です。 今は瓦葺きですが、…

  • 月讀神社【桜島】(鹿児島その2)

    前回のブログで紹介した通り、鹿児島港から桜島フェリーに乗って桜島までは、およそ15分(片道の旅客料金200円)の絶景の船旅でした。 本当は桜島港から島を一周したかったのですが、時間の関係でこれは断念。 そこで、帰りのフェリーを待つ間に月讀神社(つきよみ・じんじゃ)へとお参りしました。 ここは桜島で最も大きな神社で、近年パワースポットとしても知られています。 場所は、桜島港のフェリーターミナルのすぐ近くにあります。 鳥居をくぐって長々と続く参道を上っていくと、結構な坂道で息が切れるほどでした。 次の写真は、参道を上りきったところに鎮座するお社を撮ったもの。 広く開けた場所に建つ社殿は、丹塗りが鮮…

  • 桜島フェリー(鹿児島その1)

    今回からは鹿児島の旅のレポートです。 鹿児島には、その昔、転勤で2年ほど住んだことがあります。 当時の転勤族の集まりが現地で開催されるということで、久しぶりに訪れてきました。 まずは錦江湾と桜島を眺めようと思い、乗ったのが「桜島フェリー」です。 「桜島フェリー」は、鹿児島中心部(鹿児島港)と桜島(桜島港)とを結ぶ航路で、国道224号の海上区間となっています。 フェリーは、およそ3.5㎞の距離を15分程度で結んでおり、毎日24時間運航しています。 旅客の料金は片道200円でした。 鹿児島に赴任していた当時、桜島や錦江湾が見たくなると、しばしばこのフェリーに乗って往復の短時間クルーズを楽しんでいま…

  • 茶室「林丘亭」(柏の宮公園)&冬桜など(東京・杉並区)

    先週末は、自宅で本を読んだり、片づけものをしたりで過ごしました。 外に出たのは、神田川沿いのウォーキングくらいでした。 神田川沿いには、いくつかの公園があります。 写真は、柏の宮公園(区立)にある茶室「林丘亭」を撮ったものです。 もともと若狭小浜藩酒井家(10万3千石)の江戸下屋敷内にあった茶室が、ここに移築されたものだとか。 柏の宮公園は、以前、ある銀行のグラウンドでしたが、バブル後の銀行統廃合で杉並区が購入・整備して一般に公開しています。 この茶室は、江戸初期の寛永年間(1624~1645年)に小堀遠州が造ったものと伝わっています。 内部は書院造りの立派なものだそう。 ウォーキングの際に、…

  • 針綱神社(鮎みくじ)&犬山のマンホール蓋(愛知・犬山その4)

    犬山城の登城口近くにあるのが針綱神社(はりつな・じんじゃ)です。 尾張五社のひとつで濃尾の総鎮守、犬山城の守護神でもあります。 犬山城からの帰り道、気がつくと針綱神社の境内へと入っていました。 創建は不詳だそうですが、927年の延喜式神名帳には「従一位針綱明神」とあることから、かなりの古社であることが分かります。 参拝を済ませたあと、境内で見つけたのが次の写真です。 「鮎みくじ」ですね。 どうやら木曽川の鵜飼いが行われている期間限定(6月1日~10月15日)の ”おみくじ” らしい。(犬山を訪れたのは10月10日でした) 釣り竿で、鮎の形をした ”おみくじ” を釣り上げるという趣向です。 鮎は…

  • 旧堀部家住宅(愛知・犬山その3)

    犬山の城下町に唯一残る武家風住宅があると聞き、訪ねてきました。 場所は、「名古屋往還」(犬山城下と名古屋を結ぶ街道)へと通じる外堀枡形のすぐ近くにあります。 ここは犬山藩主成瀬家の家臣だった堀部家の住宅ですね。 余談ですが、犬山藩は江戸期には藩として認められておらず、慶応4(1868)年に新政府から維新立藩として初めて認められました(尾張藩から独立)。 江戸期の犬山城主・成瀬氏は尾張藩の付家老という家格でした。 この旧堀部家住宅は、明治期に入った1883(明治16)年に12代当主が建てたものだそう。 明治維新後の建築ですが、武家屋敷の構えを踏襲して建てられた古民家です。 中に入ってみると、主屋…

  • 国宝・犬山城(愛知・犬山その2)

    久しぶりに犬山城(白帝城)に登ってきました。 この城は、1537(天文6)年に織田信康(信長の叔父)によって築城されたもの。 明治維新で城郭の大部分が取り壊され、現在は「現存天守12城」の一つである天守が残るのみとなっています。 三層四階の小ぶりな天守ですが、日本最古の様式を備えたもので、国宝に指定されている貴重なもの。 ちなみに、国宝指定の天守は全国に5城あって、犬山城のほかは姫路城、松本城、彦根城、松江城となっています。 今回訪れてみると、残念なことに改修工事の真っ最中でした。 耐震補強等とかで、2019年12月まで工事が続く予定とか。 小ぶりながらも立ち姿が美しい天守なので、写真に収める…

  • 犬山城下町・旧磯部邸など(愛知・犬山その1)

    久しぶりに犬山(愛知県)を訪れました。 その昔、名古屋に赴任していた頃「犬山城」(国宝)などを見学に何度か出かけたことがあります。 近年、犬山城下の町並み整備が進んだと聞き、久しぶりに訪ねてきました。 JR名古屋駅で名鉄電車へと乗り換えて、およそ30分ほどで名鉄犬山駅へと到着します。 ここから10分ばかりも歩くと、犬山城下のメインストリートである「本町通り」に着きました。 この「本町通り」には、古い民家や商家などが残っていて、町人町や商家町のレトロな雰囲気を味わうことが出来ます。 平成21年に電線地中化工事が完成したそうで、すっきりとした町並みとなっていました。 やはり歴史的町並みには、電柱や…

  • 中山道・追分宿(軽井沢その6)

    今回の軽井沢行きでは、追分宿も訪れました。 10月26日(土)付け日経新聞(「日経プラス1」)で、宿場町のランキングが掲載されており、追分宿(軽井沢町)が第7位で紹介されていました。 それを読んだこともあって、久しぶりに訪れた次第です。 追分宿は、中山道69次のうち江戸から数えて20番目の宿場となります。 中山道の宿場のなかで最も標高が高い(およそ千メートル)ところに位置しているそう。 追分宿の名前は、ここで北国街道(善光寺街道)と分岐したことに由来しています。 江戸期には参勤交代の大名や善光寺参詣の旅人などで大いに賑わったとか。 軽井沢町の紹介によれば、本陣1、脇本陣2、旅籠35があったと記…

  • 石の教会・内村鑑三記念堂(軽井沢その5)

    今回は、晩秋に訪れた軽井沢の旅の続きです。 久しぶりに訪れた軽井沢で、ぜひ見学したかったのが「石の教会・内村鑑三記念堂」でした。 この教会は、明治・大正期のキリスト教思想家・伝道者である内村鑑三(1861~1930年)の功績を称えるために建てられたもの。 場所は、中軽井沢の星野エリアにあるホテルブレストンコートに隣接して建っています。 実際に訪れてみると、星野エリア全体に沢山の観光客や宿泊客などが溢れていて、大変な賑わいでした。 「石の教会」の入り口まで行くと、イベントが行われているとかで中には入れません。 しばらく待っていると、教会へのアプローチ部分からの遠望ならOKとのこと。 アプローチは…

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