冒頭からのアクションシーンの連続で息をつく暇もなかった。暴力に支配された、荒れ果てた砂漠の世界は、マックスを含む人間たちを野生の動物のような生き物にしてしまっているようだ。皆本能に従って生きている。生きたいだけだ。 ストーリーはシンプルで、カリスマ的な支配力を持つイモ...
新選組、ゾンビ、女隊士、そしてバナナマン日村。幕末の京都の不穏な空気とゾンビの組み合わせ。予告編からにおうB級映画臭もなんだかとても魅力的に思えた。 なんとなくB級映画を観るような気分にもなっていたし、大抵の映画なら自分は受け入れることができると思っていた。そしてコー...
実在した人物、アラン・チューリングの数奇な人生の話。 第二次世界大戦中、解読不可能と言われたドイツの暗号機、エニグマを解読するためにイギリスはアランを含む数名を雇った。人とのコミュニケーションが苦手なアランだったが、後にチームに加わった女性ジョーンの助言もあって、皆と協...
円城塔という人の小説を初めて読んでみた。難しいハードSFだという感想をどこかで見ていたので躊躇していたが、Kindle Singleに短いものがあったので買ってみた。 18ページの短い小説なのですぐに読み終わったのだが、何だろう、この近未来的な、これからの自分たちがそ...
The Curious Incident of the Dog in the Night-Time
前に働いていた職場に自閉症の子がいたのと、東田直樹さんの「自閉症の僕が跳びはねる理由」を読んでいたので、自閉症の人が見ている世界に興味があった。 ページ数は240ページとそんなに長くはないし、アマゾンで冒頭の部分を少し読んでみてすんなり読めそうだったのでkindleで...
ブログを書くということは、自分に向かって書くというより他人に向かって書くということなのだろう。今までの自分の書き方を少し変化させた方が良いのかも知れないと思った。 小説のように美しい文章というより、わかりやすく、読みやすい文章を書いていきたい。そしてそれが短時間で楽に...
本を読むということはどういうことなのだろうか。子供の頃から読むことを習ってきたので、文章を読むことは当たり前になっている。だから一応本は読めるはずだ。それでも難しい本は読むのが難しかったりする。そんなに難しくない本でも頭に入らないときもある。すんなりと本の内容が入ってくるとき...
今日でモーニングページを書き始めてから2年になりました。モーニングページというのは「あなたも作家になろう」という本に書いてあった朝起きてからすぐに書く日記のようなものです。毎朝3ページ、思いつくままに手書きで文章を紙に書いていく。何を書いても良い、どんなくだらないことでも良い。...
「リトル・ミス・サンシャイン」の監督の作品ということで観てみました。 小説家であるカルヴィンは処女作がヒットして天才作家とまで言われながら、二作目の小説が書けないでいる。ある日夢の中に出てきた女性にインスパイアされてとうとうアイデアが浮かび小説を書き始めると、その女性ル...
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