chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 三津田信三『赫眼』

    『厭魅の如き憑くもの』に始まる刀城言耶シリーズで注目を浴びたホラーミステリの旗手、三津田信三の短編集です。彼が書くものはホラーをミステリ風味にしたもの(場合によってはミステリ主題のことも)が大半なので世間的にはホラー作家かミステリ作家と認知されているですが、僕は三津田のことは怪談作家だと思っています。彼の書く話はどれも幼い頃に聞かされ、慣れ親しんだ懐かしい「語り」の雰囲気を感じるのです。自身大の怪談...

  • 朝刊のドッキリ

    朝刊ってかなり早い時間に届きますよね。僕は深夜まで作業していることがよくあるんですが、3時ごろにいきなりガタン!ってドアのポストに突っ込まれるのでビックリします。昨日も遅くまで起きていたんですが、ちょうど3時になったのに気が付きまして。どうせだから新聞が届くまで起きててみようとふと思って、玄関で本を読みながら待っていたんですよ。そしたら誰かがやってくる足音がドアの向こうから聞こえて来たので、あ、来...

  • こころにいつも謎解きを

    夏目漱石の『こころ』はとてもミステリ的な構成を持っている、という話を聞き、半信半疑ながら読み返して見ました。すると確かに、一部、二部で先生の過去という「謎」の輪郭を追いかける形で物語が進行し、三部でその真相を先生自身が手紙という形で「絵解き」してみせるという構図であることに気付き、驚きました。(手紙で罪を告白するというのは綾辻行人『十角館の殺人』の冒頭やオーガスト・ダーレスの『邪神の足音』の焦げた...

  • 『毒草師 QED Another Story』を読んで

    「一つ目の鬼を見た」と言い残して、名家・鬼田山家の人々は施錠された離れから次々と失踪した。さらに長男・柊也が毒殺されて捜査は混乱する。そこへ古今東西の薬と毒に精通する〈毒草師〉と名乗る御名形が現れ、『伊勢物語』になぞらえて一族の忌まわしき秘密と真相を暴く。QEDシリーズ一の曲者、御名形史紋の推理が冴える!僕はQED自体まだ読んだことが無くて、たまたま家の押し入れから出てきたこれで初めて読むことになりまし...

  • 100円2袋のお手軽感

    100円ショップでよく売られている植物の種。まいてみると意外によく育つのです。今まで100円の種で育てたのはレモンバーム、イタリアンパセリ、タイム、あといんげん豆などですが、どれも元気に育ちました。イタリアンパセリなどは油断していたら二世をどっさり残していたらしく、今でも花壇に自生(?)しています。世話しなくとも収穫できるから便利便利。(笑)今年も何かまいてみようかな。10月中ならまだ始められる品目も結構ある...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、トキシンさんをフォローしませんか?

ハンドル名
トキシンさん
ブログタイトル
毒物トキシンの趣味日記
フォロー
毒物トキシンの趣味日記

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用