月曜日から金曜日まで6時間授業+部活という「日常」を送ってきたが、うたかたの夢であった。 私の勤務する自治体では、来週から5月6日(ゴールデンウイーク最終日)まで臨時休校となった。 3月の臨時休校とちがって、原則として職員以外は校舎内立ち入り禁止である。3年生の担任なので進路面談の要望があればやるのだが、それも玄関先で、とのことだ。 授業日数としては9日分。2単位の授業は4時間分、3単位の授業は6時間分補わなければならない。 今年度の持ち科目「政治・経済」「倫理」は、まだ授業開きとレディネス・チェックぐらいしかできていない。まだ教科書の中身に入っていないので、問題集やプリントをやっておきなさい…
今週は、6時間授業が5日。要は、「フツー」の学校生活に戻った。 あれだけ臨時休校が続き時間はたっぷりあったはずなのに、いざ学校が始まってみると、帰宅時間は油断すると8時・9時、、、 「もっと休みがあれば」「もっと時間があれば」「もっとゆとりがあれば」 これらはすべて幻だった(笑)結局のところ、普段から「定時で帰るにはどうすればよいか」を追求して仕事するしかない。 残りの教員生活30年を過ごすにあたって、大切なことに気づくことができた。 大きな収穫だ。
私の学校は休校になる気配もなく、50分授業を6時間やり、部活動も通常通り行っている。 私の学校のある地域はバスしかなく、生徒の登校手段は自家用車の送迎が多い。それに、感染者は2月に数名出た程度でその後は出ていないエリアである。 だからこそフツーにやっても大丈夫なような気がしてしまうのだが。。。 逆に言うと、誰かが感染していたら「即アウト」である。 手洗いは徹底させているが、その手洗いの順番待ちで「密集・密接」が発生する。「手洗いクラスター」が発生してもおかしくない。 昼食も「机を合わせず前をむいて食べる」という指示を出し生徒もそれを守ってはいるが、ではおしゃべりをしていないかと言うと…??? …
こういう緊急時に、本当の力量が現れる。 …というのは、政治家に限らない。学校で言えば、「上に立つ人」はそれぞれ力量が問われる。 管理職は、教員集団に。部長・主任はそこに所属している教員に。そして、担任・顧問は受け持っている生徒・保護者に。 どれだけ教育委員会の通知を精緻に読み取り、学校の活動でできることとできないことの峻別を適切に行っているのか。 実際に生徒や保護者に対応する立場である担任や顧問が、仕事をしやすいようにーたとえば、「説明責任」を果たしやすくなるとか、納得感を醸成しやすくなるとかーという発想で全体の仕組みを構築できるかどうか。 子どもやその後ろにいる保護者は何が不安か、何が知りた…
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