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賭銭無の「週末はPhoto一息」 https://blog.goo.ne.jp/tojennear

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタ

賭銭無の「週末はPhoto一息」
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2015/09/03

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  • ツバキ

    3月以降に開花するツバキ、今日は、「南蛮紅(なんばんこう)」は濃朱紅色の獅子咲き、大輪。花期3~4月。5~6枚の外弁が作る底皿の上に、大小不揃いの旗弁が入り混じった唐子部が団塊をなして高く盛り上がり、獅子咲きとなる。九州各地に古木が多い在来種で、珍しい花形と色が異国情緒を漂わせる。「さつま紅(さつまくれない)」。濃紅色の八重、牡丹~千重咲きの大輪。花期は3~4月。花形は花心にまとまったしべがあるのが普通で厳密には八重咲きだが、蓮華性や列弁咲きにもなる。花弁がよれて動的な美しさがある。1985年に鹿児島椿協会が「大隈直(おおすみのあたい)」の名で発表したが、福岡の苗木生産者から「さつま紅」の名で全国に普及したため、こちらの名が一般化した。大隈直は古代の南九州で大和朝廷に服属しなかった部族集団のうちの大隅隼人の首領...ツバキ

  • ツバキ 「南蛮紅(なんばんこう)」

    3月以降に開花するツバキ、今日は、「南蛮紅」は濃朱紅色の獅子咲き、大輪。花期3~4月。5~6枚の外弁が作る底皿の上に、大小不揃いの旗弁が入り混じった唐子部が団塊をなして高く盛り上がり、獅子咲きとなる。九州各地に古木が多い在来種で、珍しい花形と色が異国情緒を漂わせる。「さつま紅(さつまくれない)」。濃紅色の八重、牡丹~千重咲きの大輪。花期は3~4月。花形は花心にまとまったしべがあるのが普通で厳密には八重咲きだが、蓮華性や列弁咲きにもなる。花弁がよれて動的な美しさがある。1985年に鹿児島椿協会が「大隈直(おおすみのあたい)」の名で発表したが、福岡の苗木生産者から「さつま紅」の名で全国に普及したため、こちらの名が一般化した。大隈直は古代の南九州で大和朝廷に服属しなかった部族集団のうちの大隅隼人の首領の名。「鹿児島」...ツバキ「南蛮紅(なんばんこう)」

  • ツバキ 「匂吹雪」

    3月以降に開花するツバキ、今日も熊本産を。「匂吹雪」。白地に紅色と淡紅色の縦絞りが少し入る一重の平開咲き、梅芯の大輪、花期は3~4月。白と紅の単色の花も咲き、覆輪、唐子弁も出て変化に富む。椿には珍しく芳香がある。>「肥後白雪」。白色の一重、平開咲き、梅芯の中輪。花期3~4月。弁質は薄く、雄しべも110本くらいと少ない。花糸は白くて細い。挿木の発根がよく鉢植えにも適す。「肥後大関」。朱紅色の一重、平開咲き、梅芯の大輪。花期は3~4月。肥後ツバキの中では最も大輪の部類に入る。「不二」。白色の一重、平開咲き、梅芯の大輪。花期は3~4月。開花はじめはごく淡い移り白を帯び、のちに純白。白色系の肥後ツバキの最高位に置かれている。ツバキ「匂吹雪」

  • ツバキ 「桜狩(さくらがり)」

    3月以降に開花するツバキ、今日も熊本産を。「桜狩」。桃地に花底が淡桃ぼかしとなる一重、平開咲き、梅芯の大輪。花期は3~4月。花弁は肉厚で光沢があるが、弁縁にしわや縮れが目立つ。1912年の「椿花競鑑」に記載の古い品種。「桜司(さくらつかさ)」。淡桃色の一重、平開咲き、梅芯の中輪。花期は3~4月。これも1912年の「椿花競鑑」に記載のある古い品種。「太田白(おおたはく)」。白の一重、平開咲きで輪芯の中輪、花期は3~4月。1830年の古文書に記載された古い品種ツバキ「桜狩(さくらがり)」

  • ツバキ 「日の丸」

    3月以降に開花するツバキ、今日も熊本産を。「日の丸」。濃紅色の一重、平開咲き、梅芯の小~中輪。花期3~4月。古くから紅花系を代表する肥後ツバキ。紅花に黄色の葯が鮮やか。1912年の「椿花競鑑」に記載のある古い品種。「肥後紅葉狩(ひごもみじがり)」。朱紅色の一重、平開咲き、梅芯の中~大輪。花期は3~4月。肥後ツバキ紅花系の中では最も濃い緋色をしている。これも「椿花競鑑」に記載されてる古い品種で「日の丸」の実生といわれる。「肥後日光」。濃紅色の一重、平開咲き、花糸淡桃色、梅芯の中輪。花期は3~4月。「日の丸」の自然実生で1966年に肥後ツバキに認定された。ツバキ「日の丸」

  • ツバキ 「新司錦」

    3月以降に開花するツバキ、今日も熊本産を。「新司錦」。白地に濃紅色の細かい縦絞りと吹っ掛け絞りが入る、一重、平開咲き、梅芯の大輪。花期3月。1912年の「椿花競鑑」に記載のある古い品種。「旭鶴」は紅地に白斑の入る、一重、平開咲き、梅芯の大輪。花期は3~4月。「新司錦」の枝変り。葉は革質で側脈に沿って凹み、葉縁が外曲する。樹は横張り性で強健。「新司」。濃紅色の一重で平開咲き、花糸は淡桃色、梅芯の大輪。花期は3~4月。「新司錦」の枝変り。「白楽天(肥後)」。白の一重、平開咲き、梅芯の中・大輪。花期は3~4月。「新司」の白花枝変り。弁は反曲し、花糸は黄白。ツバキ「新司錦」

  • ツバキ 「肥後京錦」

    3月以降に開花するツバキ、今日も熊本産を。「肥後京錦」。白地に紅色の縦絞りが入る一重、平開咲き、梅芯の中輪。花期3~4月。前回の肥後日本錦と混同されやすいが、こちらは中輪で雄しべの葯(花粉袋)が小さく、花糸も短く細いので、梅芯全体が一回り小さい。「御国の誉(みくにのほまれ)」。「肥後京錦」の枝変わり。淡桃地に紅色の縦絞りと白覆輪が入る一重、平開咲き、梅芯の中輪。花期3~4月。7~8枚の花弁が重なり、弁端は波打つ。150本を超える黄色い雄しべの梅芯が見事。「旭の湊(あさひのみなと)」。紅色の一重、平開咲き、梅芯の中輪。花期3~4月。これも「肥後京錦」の紅花枝変わり。「日月星(じつげつせい)」。「旭の湊」の枝変わり。紅地に白斑や横杢斑の入る一重、平開咲き、梅芯の中輪。花期3~4月。「旭の湊」に白斑や横杢斑が入り、美...ツバキ「肥後京錦」

  • ツバキ 「肥後日本錦(ひごやまとにしき)」

    3月以降に開花するツバキ、今日も熊本産を。「肥後日本錦」。白地に紅色の縦絞りが入る一重、平開咲き、梅芯の中~大輪。花期3~4月。雄しべが均一な太さで放射状に開く独特の花形である肥後椿。その中でも、花芯が大きくて見事、ほぼ正三角形に近い花形、花色が純真であること、の基準を満たす「肥後日本錦」は最優秀と評価されている。「王冠」。白地に紅色の覆輪と縦絞りが入る一重、平開咲き、梅芯の大輪。花期3~4月。「肥後日本錦」の花色の枝変わりで、熊本市の愛椿家が発見。「紅覆輪はめったに発現しないもので、まさに日本のツバキの中の王冠に値するといっても過言ではない」と賛辞されている。「昭和の光」。淡桃地に紅色の縦絞り、白覆輪が入る一重、平開咲き、梅芯の中~大輪。花期3~4月。これも「肥後日本錦」の枝変り。「肥後日本錦」の枝変りには、...ツバキ「肥後日本錦(ひごやまとにしき)」

  • ツバキ 「長楽(おさらく)」

    3月以降に開花するツバキ、今日も熊本産を。「長楽」。淡桃~極淡桃の一重、平開咲き、梅芯の大輪。花期は3~4月。花糸は白色で太く長く、見事な梅芯は品格がある。「暁香(あかつきのかおり)」。淡桃色、一重、平開咲き、梅芯の大輪。有香。花期は3~4月。咲きはじめは桃色を帯びているがのちに白色に近くなる花弁数の多い一重。微かな香りがある。「長楽」の自然実生の肥後椿。「天香」。淡桃色の一重、平開咲き、輪芯の中輪。花糸は淡い黄色。有香。花期は3~4月。「長楽」の実生といわれる肥後椿。これも微芳香がある。「肥後長寿楽(ひごちょうじゅらく)」。淡桃色の一重、平開咲き、梅芯の大輪。花期は3~5月。花は一回り大きく、梅芯の数も多い。花糸は白い。「長楽」の実生品種から選抜。ツバキ「長楽(おさらく)」

  • ツバキ 「昭和錦」

    3月以降に開花するツバキ、今日は熊本産を3種。「昭和錦」。白~淡桃地に紅色の縦絞りが入る一重、筒~ラッパ咲き、筒しべの中輪。花期3~4月。花弁は大小不揃いの長楕円形状で、筒咲きからゆっくりと離れぎみにそり返る。縦絞りも、花心から弁端まで幅広く貫くものや途中で切れるものなど長短不揃いで賑やかな模様だ。「梅垣」。紅色の一重で平開咲き、梅芯の大輪。花期は3~4月。弁縁に縮れやしわが多く、咲ききる前に弁端が反曲しやすい。花糸は紅色を帯びている。「朝顔」。淡桃色の一重、平開咲きで梅芯、花糸淡黄色の大輪。花期は3~4月。桃花系肥後ツバキを代表する秀花の一つ。美しく整った平開咲きとなり淡黄色の花糸を持つ150本ほどの雄しべが花心を引き締めている。横張性の樹の枝は太く、樹勢は強い。「梅垣」と「朝顔」は、ともに1912年の「椿花...ツバキ「昭和錦」

  • ツバキ 「百路の日暮(ももじのひぐらし)」

    3月以降に開花するツバキ、今日も愛知産を3種。「百路の日暮」。桃地に濃紅色の縦絞りや白小絞りが入る八重、筒~割しべの大輪。花期3~4月。弁数15枚ほどが全開すると、弁端は外曲して蓮華性を帯びる。花色は桃、濃紅、白色の三色に配されて、ツバキには珍しい安定した多彩の絞りを現している。「中部日暮」の花色の枝変り。「福鼓」は暗紅色地に大小の白斑が入る一重、筒~ラッパ咲き、筒しべの中輪。花期は3~5月。「永楽(黒佗助)」にウイルス性の白斑が入った品種。「中部四海波」。白地に濃紅色の縦絞りが入る牡丹咲き、割しべの大輪。花期3~5月。花の枝変わりが出やすく、桃色や、桃地に白覆輪の紅縦絞り、紅花などに咲き分ける。ツバキ「百路の日暮(ももじのひぐらし)」

  • ツバキ 「さかさ富士」

    3月以降に開花するツバキ、今日も愛知産を3種。「さかさ富士」。淡桃色の一重、筒~ラッパ咲き、筒しべの中輪。花期は3~4月。咲き始めは弁端が中折れして剣弁状に尖るが、外弁が次第に外曲して形のよいラッパ咲きになる。親不明の園芸種の自然実生。「太陽」。紅色の八重、抱え咲きの極大輪。花期は3~4月。尾張地方の古くからの品種だが詳細は不明。「太陽錦」。桃紅地に横杢斑の入る八重、平開咲き、筒~割りしべの極大輪。花期は3~5月。関東の「大虹」とよく似ているが、こちらは筒しべがしばしば乱れて割しべになる。これも古くからの品種で1931年の中部椿銘鑑に名がある。ツバキ「さかさ富士」

  • ツバキ 「五万石」

    3月以降に開花するツバキ、今日は愛知産を4種。「五万石」。濃紅の一重、猪口咲き、佗芯の小~極小輪。花期は3~4月。雄しべは退化、萎縮し、その痕跡をわずかにとどめる蕊なし状のワビスケツバキ。花芯には雌しべだけが突出して奇異に感ずる。類似に桃紅色の「蕊なし佗助(しべなしわびすけ)」がある。岡崎市の民家栽培種。1602年に徳川氏譜代の重臣本多康重が封じられた岡崎藩が五万石だった。「明日香」。淡桃色のやや乱れた蓮華性の八重、割りしべの中~大輪。花期は3~4月。やさしい花色の美しい蓮華性品種だが、花心の雄しべがいささか貧相なのが惜しまれる。「三河雲竜」。濃紅色の一重、筒~ラッパ咲き、筒しべの小輪。花期は3~4月。枝が左右に屈曲する突然変異体で、枝は葉のつく節ごとにS字状に曲がり、螺旋状に回転することもある。三河山間部の野...ツバキ「五万石」

  • ツバキ 「白羽衣」

    3月以降に開花するツバキ、今日は、「白羽衣」。白色の八重、椀~蓮華咲き、筒しべの中~大輪。花期は3~4月。淡桃色の「羽衣」の実生。「羽衣」ほど弁間は透かず「都鳥」ほどの細長弁ではないが質の厚い白い弁が整った雄しべを囲んで蓮華咲きに開く姿は秀麗。「美保の関」。濃紅色の一重、筒~ラッパ咲き、先細りで美しく整った筒しべの小輪。花期3~4月。花弁を縦に二つ折りしたように中折れし、次第に中折れがゆるんでラッパ状に広がる。「篤山椿(とくざんつばき)」。純白の一重、椀~ラッパ咲き、筒しべの小~中輪。花期は3~4月。花は椀咲きから少し開いてラッパ咲きとなり、弁質が厚いため長くこの形を崩さない。先細りの雄しべが花全体を引き締め、花に清雅な気品をもたらす。伊予小松藩の儒者・近藤篤山の遺愛の椿で、小松市の近藤邸に母樹がある。ツバキ「白羽衣」

  • ツバキ「出雲阿国(いずもおくに)」

    3月以降に開花するツバキ、今日は、「出雲阿国」。桃紅色の一重、ラッパ咲き、筒しべの小輪。花期は3~4月。花弁の基部は細く、つけ元の弁間が透く。弁縁の色が多少濃くなる傾向がある。松江城周辺のヤブツバキの古木、成木から選抜した品種。「花仙山(かせんざん)」は極淡桃色の一重、筒~猪口咲き、筒しべの小輪。花期3~4月。清雅、端正な花で、筒しべも色や形がよく上品。松江市の民家栽培種から選抜。「大山紅(だいせんべに)」。濃紅色の一重、筒咲き、筒しべの小輪。花期は3~4月。細く長い筒咲きの締まった花形は長く姿が崩れない。細い葉も花と調和している。山陰地方のヤブツバキから選抜した品種。ツバキ「出雲阿国(いずもおくに)」

  • ツバキ 「宴」

    3月以降に開花するツバキ、今日は、「宴」。濃紅地に純白の雲状斑やオーロラ状の横杢斑が入る八重、ユキ芯の中輪。花期3~4月。樹は横張性で葉はよれる。富山市近郊の民家で栽培されたユキツバキ系品種。「佐味の春(さびのはる)」。淡桃色の八重、平開性、ユキ芯の中・大輪。花期3~4月。咲き始めは花心に美しい宝珠を作り、宝珠咲きかと思わせながら次第にほぐれて、平開した中央にユキツバキ型の雄しべをみせる。黒部市の民家の栽培種から選抜した富山産。「笠舞」。濃紅色の外弁に、紅地に白色の掃込みが入る唐子咲きの小輪。花期は3~4月。石川産。金沢市笠舞町の民家で栽培されていた品種。撮影データがこれだけなので私には貴重な1枚。ツバキ「宴」

  • ツバキ 「菅公」

    3月以降に開花するツバキ、今日も福岡・久留米産を。「菅公」。桃~濃桃地に紅色の縦絞りや小絞りが入る白覆輪の八重、椀咲き、割しべの大輪。花期は3~4月。古木は白地に紅の縦絞りや紅花などが出て咲き分ける。命名は福岡県太宰府市の民家の栽培種であることから。「桃園錦」。桃地に濃桃色の大小絞りが入る八重、筒~割しべの大輪。花期は3~4月。広楕円形の花弁12枚ほどが三、四重に重なり、内に抱えるように開いてゆく。その後、平開し、外弁はゆるく反曲する。ツバキ「菅公」

  • ツバキ 「燕返し」

    今日からは3月以降に開花するツバキを。まずは福岡・久留米産の3種。「燕返し」。白地に紅色の縦絞りや小絞りが入る、八重、筒しべの中輪。花期は3~4月。中折れの長い樋状弁で内弁は斜め上に立ち外弁は平開する。弁間が透いて各弁が不規則に向き合う形を燕が飛び交う姿に見立てたもの。「珍秀錦」。濃紅地に白斑の入る一重、筒~ラッパ咲き、筒しべの小輪。花期は3~4月。先細りの筒しべが花を引き締め、白斑は数が少なく星班に入ることが多い。久留米地方のヤブツバキ選抜種。「福娘」。桃色の八重、筒~割しべの大輪。花期は3~4月。12枚ほどの弁が三重に重なる。幅広い弁端には不規則な切込みがあり、内に抱えた刳(く)り形状の花弁はおおらかに重なってふくよかな感じが漂よう。ツバキ「燕返し」

  • ツバキ 「一休(いっきゅう)」

    2月以降に開花するツバキ、今日は、「一休」。白色の一重、細い筒咲き、筒しべの小輪。花期は2~4月。久留米産。花は咲ききっても腰が細く、上品な筒咲きを保つ。「珠錨」。桃地に底白の一重、椀咲き、筒しべの中輪。花期は2~4月、熊本産。「匂吹雪」の自然実生で母種に似て芳香がある。果実が熟すと船の錨状に裂けることがあるので命名された。ツバキ「一休(いっきゅう)」

  • ツバキ 「不老庵」

    2月以降に開花するツバキ、今日は中部の5種。「不老庵」。淡桃色の一重、筒~ラッパ咲き、筒しべの中輪。花期は2~4月。中部では古くから「太郎庵」「寿老庵」とともに三庵椿として高く評価されている。「細雪」。白色の一重、抱え~筒咲き、筒しべの極小輪。花期は2~4月。咲き始めは弁端が内曲した中ふくらみの抱え咲きで筒しべはやや先細りで品がよく、清華、端正な茶席向きの佳品と評価が高い。「夢想花(むそうか)」。朱紅色の一重、筒咲き、筒しべの中輪。花期は2~5月。鮮やかな花色と端正な花形が調和、一重の紅花の中でも一際目を引く品種のひとつ。「賜宝花(しほうか)」。桃色の一重、筒~キキョウ咲き、筒しべの中輪。花期は2~4月。整った長筒咲きで咲き進むとキキョウ咲きになる。太い円筒形の雄しべは、どっしりとした感じ。「千代田錦」。白地に...ツバキ「不老庵」

  • ツバキ 「赤角倉(あかすみのくら)」

    2月以降に開花す淡淡るツバキ。今日は関西の4種。「赤角倉」。紅色の千重咲き、割しべの中~大輪。花期2~4月。江戸期から伝わる関西の古典品種。樋(とい)状の花弁が厚く重なり、花心に近づくに従い順次小さくなり盛上がる。「白寿」。白色の一重、筒~キキョウ咲き、筒しべの中輪。花期は2~4月。京都産。花はやや青みを帯びた照りのある白色で、弁質が厚く落花時まで花形は整っている。筒しべは幾分先細り、葉は長楕円形中型、樹は立性で強健。京都御所外苑のヤブツバキからの選抜種。「蜀光錦」白~淡桃地に濃紅色の大小縦絞りが入る一重の平開咲き、輪芯の中~大輪。花期2~4月。花色の枝変わりが出やすい。江戸期からの関西古種。ヤブツバキ系。「覆輪蜀光」。桃地に紅色の縦絞りと白覆輪が入る一重、平開咲き、輪芯の大輪。花期は2~4月。前出の燭光錦の枝...ツバキ「赤角倉(あかすみのくら)」

  • ツバキ 「酒天童子」

    2月以降に開花するツバキ。今日は、「酒天童子」。朱紅色の八重~蓮華咲きの極大輪。花期2~4月。花心は変化しやすく、筒しべになったり、唐子弁、またはそれらが混じりあったものなどが出る。愛媛県大洲市の如法禅寺に原木がある、伊予の名椿の一つ。「曹源白(そうげんはく)」。白色の一重、抱え~筒咲き、筒しべの小輪。花期2~4月。岡山県の野生ヤブツバキから採取した品種で咲き始めは弁端がやや内曲した抱え咲き。ツバキ「酒天童子」

  • ツバキ 「出雲大社薮椿」

    2月以降に開花するツバキ。今日は島根産を3種。「出雲大社薮椿」。鮮紅色の一重、筒咲き、筒しべの小輪。花期2~4月。出雲大社周辺の野生ヤブツバキから採集。「黄泉の銀花(よみのぎんか)」。桃紅色の八重、筒咲き、筒しべの極小輪。花期は2~4月。先端の丸い、細長い9~11弁の八重、葯の退化した先細りの佗芯。松江市のヤブツバキから選別した。「花の里」。濃紅色の八重、筒しべの大輪。花期2~4月。松江市内の民家の栽培種から増殖。30枚ほどの波打った花弁が整然と重なり、完全な雄芯筒を抱える。えんじ色に近い花弁の色と葯の濃黄色が目立つ。ツバキ「出雲大社薮椿」

  • ツバキ 「佐渡佗助」

    今日からは2月以降に開花するツバキです。まずは新潟産の3種。「佐渡佗助」。紅色の一重、猪口咲き、佗芯の極小輪。花期2~4月。佐渡島のヤブツバキの枝変りから生じた佗芯ツバキ。原木の花は濃紅色、筒咲き、中輪の普通の花であるが、枝変わりで葯の退化・変形が進むにつれ小型で淡色になっていく。「朝露」。淡桃地に外弁は紅色のぼかしが入る八重、散りしべの小輪。有香。花期は2~4月。ユキツバキと「タイニー・プリンセス」の交雑種。多花性で満開時には花が樹全体を覆う。「花かんざし」。桃紅色の八重~蓮華咲き、ユキ芯の大輪。花期は2~5月。濃黄色の雄しべは散開して梅芯状となる。雄しべの一部が弁化して二段咲きになることがある。ツバキ「佐渡佗助」

  • ツバキ 「婆の木(ばあのき)」

    1月以降に開花するツバキ、今日は島根産の2種。「婆の木」。朱紅色の一重、筒~ラッパ咲き、筒しべの中輪。花期は1~4月。先細りの筒しべは根元まで真っ白で、朱紅色の花弁とのコントラストが美しい。島根県宍道湖南岸の野生ヤブツバキから採集した。「村下(むらげ)」は朱紅色の一重、筒咲き、筒しべの佗芯、小輪。花期は1~3月。奥出雲の野生ヤブツバキの枝変り佗芯ツバキ。ツバキ「婆の木(ばあのき)」

  • ツバキ 「通い鳥」

    1月以降に開花するツバキ、今日は、「通い鳥」。白地~淡桃地に太い縦絞りと細い白覆輪が入る宝珠~八重咲きの中~大輪で花期は1~4月。咲き始めは花芯に宝珠をつくり、咲き進むと外弁は反曲し、割しべをのぞかせる。枝変わりに紅花もでる。江戸期からの古種。「寒咲赤佗助」。紅色の一重、猪口咲き、佗芯の極小輪。花期は1~3月。雄しべは退化して短小になり、子房に密毛があるワビスケツバキ。関西から普及したが愛知県の三河地方に古木が多いという。「中部五色椿」。多彩に咲き分ける一重、筒咲き、筒しべの中~小輪。花期は1~4月。私が撮影したのは、白色、桃色、白地に桃縦絞りで、他には桃地白覆輪などが出るようです。ツバキ「通い鳥」

  • ツバキ 「玉之浦」

    1月以降に開花するツバキ、今日は長崎産の3種。「玉之浦」。濃紅地に白覆輪の一重、筒~ラッパ咲き、筒しべの中輪。花期は1~4月。自然豊かな長崎県五島列島福江島の野生ヤブツバキの突然変異体。濃紅色に白覆輪の美しい花で紅白の対比が鮮やか。市町村合併で新しく五島市となった地元のシンボルフラワーとなっている。「福島百合」は濃紅色の一重、長筒咲き、筒しべの小~中輪。花期1~4月。長筒咲き(百合咲き)から咲き進むと、長い花弁が大きく反曲してラッパ咲きになり整った雄しべが露出する。長崎・田平産の野生ヤブツバキから選抜した品種。旧・福島町(現・松浦市)の町の花だった。「春雪」。濃紅地に白斑の入る一重、筒~椀咲き、筒しべの中輪。花期1~4月。鮮やかな白斑の現れ方から春の残雪を連想した命名。長崎・平戸産。ツバキ「玉之浦」

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