chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 丸森町耕野の牛石伝説

    丸森の大猪伝承に興味をもって丸森にきましたが、まず最初に訪れたのが、牛石でした。牛のような大きな石があるというので。「牛石と諏訪大明神」『昔、信濃国(現在の長野県)の諏訪大明神が全国で評判となり、ご利益を得ようと各地で諏訪神社の分霊が盛んに行われた。陸奥の国でも諏訪大明神を迎えることになり、信濃国に使者を送り込んだ。その使者に選ばれたのは一匹の大きな雄牛であった。無事、信濃国の諏訪に辿りつき、お諏訪様のご分身を背中に乗せて帰途に着いた。耕野の一ツ森の坂を下りてきたら、下の方から一匹の雌牛が大声で問いかけた。そのいとしい声に引かれた雄牛は、雌牛の方へ一目散にかけだした。坂道でもあり走る勢いがすごかったので、背中のお諏訪様のご分身が転がり落ちてしまった。すると不思議、その場で大牛は石と化してしまった。以後、村の人た...丸森町耕野の牛石伝説

  • 丸森町大張の猪伝承@スサノオ命

    昨日の夜、飲み会で帰りが11時過ぎだったのですが、家の前の空にどーんと北斗七星がみえて、大きな半月もみえて、なんだか不思議な夜で感動しました~。冬の夜空は、星がよくみえますね。さて、猪伝承からこんなに広がるとは思わず。。。広げすぎるんだけどね。でも繋がるのだから、しょーがない。またちょっと長くなりますけど、スサノオが牛頭天王とされ、疫病に関わり、それを鎮めた渡来系巫女。なぜか、天の岩戸に関わる人々。そして最後に、忌部氏とブログ始まって以来、初めての織田信長登場。なんだかドキドキするなっ。笑まず、「振」という人に倒された忍熊皇子を祀る神社が、福井県にあり「劍神社(つるぎじんじゃ)」という。『社伝によれば、御神体となっている剣は、垂仁天皇皇子の五十瓊敷入彦命が作らせた神剣で、神功皇后摂政の時代に仲哀天皇皇子の忍熊王...丸森町大張の猪伝承@スサノオ命

  • 丸森町大張の猪伝承@劍振の神

    「音のない鈴」という言葉が気になって、それは鈴とは違うのかな、と考えてみると、前回の話に出てきた気仙沼の五十鈴神社には、大綿津見神と素盞嗚神(スサナル)が祀られる。スサナルとは、八雲神社のことだった。実は、このお寺に来る前に偶然、行ってみたかった八雲神社を通った。車で見つけた時は、やった!と思ったもので。その神社は小さい社だからマップにものってない。見つかるはずもないとあきらめていたところで、会えたから嬉しかった。そのスサナル神とは、地震(ナルナイ)のことで、大綿津見神を龍としていると。スサノオとの繋がりを考えれば、ヤマタノオロチでしょう。新しい剣の登場。オロチの尾の中にがあった草薙剣が、天羽々斬(十拳剣)に触れたら、天羽々斬が欠けてしまった。それより強い剣が生まれた証拠であり、草薙剣は、石上神宮に祀られた。そ...丸森町大張の猪伝承@劍振の神

  • 丸森町大張の猪伝承@石と疱瘡神

    ここまで一気に書いてしまいたい。勝手に妄想してますからね。史実に基づいてませんから~。というか、こんな史料が残っているわけない。笑小野小町の墓にいく夢で妄想してましたが、小野小町は「小松」だった説。あこや姫とも関係するでしょう。「松」は精霊が宿す話が多いのも、「男を待つ女」と解釈される部分があるから。柳田国男の「マツ神」によれば、貴人に対する奉仕を意味するもので、「遊行」とされた。諸国行脚し神の祭りに参与した女性のこと。「マツウラ」という巫女の意味があるそうだ。『小松という名は、小野小町の小町と根源を同じくしていると延べ、陸前栗原の小松の虚空蔵などで小野小町が佐用媛の任務に代わって居るのも、自分にとっては些かも偶然ではない』と。栗原の虚空蔵がどこだか不明。ですが、虚空蔵菩薩がなぜか小野小町と繋がる。しかも佐用姫...丸森町大張の猪伝承@石と疱瘡神

  • 丸森町大張の猪伝承@虚空蔵大菩薩

    さっそく、大張の猪伝承伝わるお寺へ行ってきました。最初に大蔵寺へ。中まで拝観できませんでしたが、このお寺には大蔵寺仏像三十五体が安置されており、大張区のお寺がなくなったときに、大蔵寺に集められた中世の仏像です。その中に、猪伝承の猪の頭部など一部が見られるという情報を知り、「まるもりふるさと館」にあるので、帰りに寄ってみました。それが顔が猪で体が人間の、孫悟空に出てくる猪八戒みたいなのです。まず猪の使役は、摩利支天と言われます。パンフレットより。太陽や月の光線を意味し、陽炎を神格化したもの。武士の間で広く広まった信仰で、インドがルーツらしい。摩利支天は女神です。男神もありますが、本来は女性。※猪に乗る摩利支天男像(法雲寺)byWikipediaこのような猪と人間というのは、異類婚と似ていて、豊玉姫の話にあるように...丸森町大張の猪伝承@虚空蔵大菩薩

  • 丸森町大張の猪伝説②

    先日、仙台探訪をしているRさんとNさんとランチをした時。数年前から、秋田県唐松神社に興味がありました。秋田物部氏の伝承から興味をもったのですが、唐松神社は、古く由緒ある神社です。2回唐松神社へ参拝しているのですが、なぜか、古代史妄想をしていると、唐松神社が浮かぶことが多い。寝る前にも、パっと何かがフラッシュバックされたように出てくるのです。※唐松神社(Wikipedia)まるで、私が秋田に住んでいて、唐松神社に参拝することが日課のように、当たり前な光景になっている。そこまであの神社に思い入れがないのに、なぜだろう?といつも思っていましたが、特に、妄想が唐松神社に繋がるものでもないので、謎でした。2回参拝したのは、2回目で飽きるだろうと思って行ったのですが、物部氏のことはだんだん薄れていっても、相変わらず唐松神社...丸森町大張の猪伝説②

  • 丸森町大張の猪伝説①

    今年は亥年なんですよね。そういえば、て感じで年々干支に関心がなくなる・・・。昨年は戌年だった?だから狼だったのかね~。それで、はっと思い出して、亥は猪だから大張の伝説が浮かんだ・・・。今年はイノか~。て、オイノと言うと狼なんだけど。。。よく見るとかわいい。秩父では「しし鍋」が有名で、けっこうおいしいのですよ。子供の頃は、家族でしし鍋をよく食べにいってました。マタギの文化では、猪の肉を分けるのが礼儀みたいなところがあって来客に海民が海の幸を捧げるのと同じように、マタギは鹿か猪の肉なんだそうです。山間部では、食べ物がない時、動物の肉は重宝していたからです。その肉のことを「シシ」といい、獅子舞になっています。秩父では川魚や山菜が主ですね。やっぱり人間は、肉体がすべてなんだと思う。肉体そのものが神のなせる業。体って不思...丸森町大張の猪伝説①

  • 塩原の小太郎ケ渕

    小太郎の話は以前にも書いていたのですが、もう一度。蜘蛛の糸と水の中へ引き込まれそうになった話です。『むかし小太郎という賢い男がこの淵でヤマベを釣っていたところ、蜘蛛の糸のような不思議な糸が自分の袴から出てきて、深い淵の中へ入っていることに気が付きました。変だなと思い、袴から糸を取って傍にあった木に結び付け、釣りを続けました。しばらく経たつとその木は、恐ろしい音を立てて、水の中へ引き込まれました。それはこの淵の主である魔物の仕業だったのです。賢い小太郎は糸を木に結び付けていたおかげで助かったということです。』蜘蛛と泉の話は、半田沼(福島)にも同じような伝承がありました。奥州合戦のあった場所と考えると、塩原の小太郎ケ淵も、奥州征伐に関係しているような気がします。もうひとつ、小太郎の話があります。『1590年の頃、原...塩原の小太郎ケ渕

  • 平家隠里の塩原@妙雲寺

    冬眠したい今日このごろ。動物たちがうらやましいです。寝て起きたら春。。。理想。先日の休みに用事があって宇都宮へ行きまして、せっかくなので、塩原温泉に泊まってきました。とっても良い温泉でした~♪那須塩原温泉は、全国の温泉ランキングで上位にあります。泉質は良いと思います。一反木綿(笑)やっぱり今年は雪が少ないですね。高原山にあまり雪がなかったのが珍しい。塩原温泉も山の方なので、スキー場があるようですが、雪がないので静かな温泉街になっていました。塩原の観光をちょっとだけしてきたのですが、主人はお寺が好きなので、良いお寺があるというので連れ行ってもらいました。平家隠里といわれる妙雲寺、平清盛の弟に関係するお寺です。駐車場のところから入っていきましたが、上の方に入口があると思って、登っていくと、「劔不動尊」がありました。...平家隠里の塩原@妙雲寺

  • 東平王という人の塚

    昨年、初めて精麻で、なんちゃってしめ縄を小さいですが作ってみました。大体、輪を作ればいいよな、っていう程度のものですが。ま、自分の氏神に飾るものなので、これでいいんですっ!気持ですっ!しめ縄つくるのって難しいのだな。これでも一生懸命作りました。父に頼んで写真を送ってくれましたが、雑に置いてる・・・。向きは右の方が上です。愛車にも小さい精麻のしめ縄をつくり、その輪の中に鶴を作りました。走っていると揺れている鶴が良い~。やっぱり手作りのしめ縄が、一番、有難いと感じますね。自分への感謝に繋がります。思えば、他人の神様ばっかり妄想して楽しんできたので、さすがに、今年は氏神の猿田彦神に御礼したいな、と思いました。昨年まで喪中期間だったので、何かがぱっかり開いた感じで、こういう形で猿ちゃんに御礼の気持ちが芽生えたのが不思議...東平王という人の塚

  • 冬の山寺と真野の猿丸大夫

    冬になると山寺に行きたくなるとです・・・。先週ですが、帰省する人が多いなか、山寺へ。団体の観光客はいないので、とっても静か。空いててよいですが、やっぱり中国人や台湾人が多いです。寒い~けど、今年は暖冬だわ~。山寺は登りはいんですけど、下りは凍ってツルツルするので、手すりにつかまって下りると、筋肉痛になります・・・。足より腕の方が痛みが早いなぁ。参道を歩き初めてすぐに姥神のお社があるのですが、ここが一番、ほっとする場所です。山寺に何度も来るようになったら、おばあちゃんが好きになってしまいました。顔は怖いけど。近くに大岩がありその下に清水がある。そこから階段を登り続ければ、五大堂の絶景が。寒々としてますが~。昔は、階段もない山道だったので、歩きやすくなりましたねぇ。さて、山寺の話は何度も書いているので詳しく述べませ...冬の山寺と真野の猿丸大夫

  • 冬の松島@浄瑠璃と雄島

    今日は部分日食ですね。仙台では晴れて見られました。上の方がすこし欠けていて、スマホで写真とってもわからないけど、反射して写った小さな白い形の太陽が、かけてるようですが?面白いですね。(反転してますが)さて、まだ昨年の話ですが、12月30日に松島へ行ってきました。ふらりと観光してきましたが、カキが食べたくなった主人のお供に。笑私は貝類が苦手なので、カキも苦手です。昔はよく食べていたのですが、急に食べられなくなりました。幼少期のトラウマですけど。年末年始は空いてます~。お正月をさければ、お店も空いていて観光しやすいです。観光客は、ほとんど外国人でした。ところで、なぜ松島が日本三景なのでしょう?『日本三景の謎:宮元健次著』に面白い話があります。日本山景の特徴は、一直線に並ぶ古代軍事拠点だという事。レイラインで繋がって...冬の松島@浄瑠璃と雄島

  • 未来の相馬へ

    冬至から続いている相馬なので、終わりにします。で、思うことを一気に書きます。帰りに松川浦へ。ここは2度目ですが、この看板のように津波の被害の威力がどれほど大きいものか。いろいろと走馬灯のようにフラッシュバックします。走馬灯が相馬灯と変換されてしまった・・・。津波で亡くなられた方は、多くは溺死ではなく、打撲や窒息、低体温症など、様々な要因で亡くなったことがみえてきました。死因を明らかにするのは大変ですが、遺族にとっては家族の最期がどうであったのか、知りたいと思います。鎮魂祈念館私は津波の被害にあっていませんが、あの大きな長い震えの恐怖は、一生ぬぐえません。このブログで以前紹介した本ではありますが、『5次元世界はこうなる』という本で、ゲリーボーネル氏と高橋克彦氏の対談の本があります。1999年に『ヴォイス』から「光...未来の相馬へ

  • 相馬中村神社と妙見神の平将門

    年明けから妙見さんの力がパワーアップしてきたら、どうなるんでしょう?そんなことを思いながらの年明けとなってしまった。2017年から始めている仙台七福神巡り。今年で3回目。仙台七福神巡りはなかなか面白いです。※高舘山より(半島は七ヶ浜方)毎年初詣は、お世話になっている名取熊野三社を参拝します。でも、妙見神が強いと感じるのは、平将門なんでしょうか?この方、秩父平家の祖といわれ、秩父にも平高望王の伝承があります。桔梗姫の話もありますが。なので、「相馬氏の始祖は平将門」となる。秩父神社の北にある見返りフクロウが、何か平将門を示した暗号じみたものがあるらしく、詳細不明ですが、何かあるらしい・・・。この上は、相馬神社。実際、参拝してみたら、相馬中村神社には「国王社」があった。国王社は平将門を祀っています。これがとても気にな...相馬中村神社と妙見神の平将門

  • 原町区の謎の冠嶺神社

    あけましておめでとうございます。今年も東北と寄り添っていければ幸せです。変わらず妄想&暴走しますので、よろしくお願いします。(@_@;)で、まだ続いてしまう相馬~。偶然マップで見つけた冠嶺神社(さかみねじんじゃ)。聞いたことないので行ってみたのですが、ちょっと調べたら(Wikipediaだけど)いろいろ由緒ある神社のようです。しかし、ここで私はまた勘違いが始まった・・・。「真野」については、石巻牧山の零羊崎神社で妄想してました。まだこれが続いているというのはどーいうことでしょう?かなり前に何かの記事で、真野は相馬にあると書いてあったのに、鹿野姫の話からか、二本松とか郡山の方に真野という地名があると思いこんでいた。真野とは真野川のことであり、その真野とは相馬のことだった!そんなことすっかり忘れている。てか、覚えて...原町区の謎の冠嶺神社

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、秩父・仙台まほろばの道さんをフォローしませんか?

ハンドル名
秩父・仙台まほろばの道さん
ブログタイトル
秩父・仙台まほろばの道
フォロー
秩父・仙台まほろばの道

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用