3月も残すところあと2日。2月からほぼ毎日気温は18度前後のロドス島にいると、季節の輪郭がぼやけていく。2年前は、マイナス2桁のフィンランドの冬で暮らしていた…

ロドス島を県庁所在地として、ドデカニス諸島には15以上の島がある。ドデカ、とはギリシャ語で12を意味するのだが、島の数え方の定義が変わったりで12以上になって…

リサ・ラーソンさんが亡くなったと、日本の元同僚が連絡をくれた。まだ自分が北欧に住むなど想像もしていなかった頃。仕事しながら勉強をしたくて、職場と学校にアクセス…

我が家の庭には5本バナナの木が生えている。主人がどこからかもらったか、拾った木を3年前に植えたものらしい。そのうち1本だけに花がつき実がついた。さすが南国…と…

ロドス島で作品展を開催することになりました。ギャラリーではなく、レストランの壁をお借りして。1人ではなく、島に住むもう1人のアーティストと一緒に。昨年、本づく…

東横インの客室専用誌『たのやく』2024年3月号で、私のZINEをご紹介いただいています。『たのやく』を作成されているたのやく出版社の方が私のZINEを手にし…

ウクライナで戦争が始まって今日で丸2年。あの時私はフィンランドにいて、仕事の休みをとって子どもと2人でヘルシンキのホテルに泊まっていた。ホテルにチェックインし…

水曜日の朝に、市民講座に通い始めた。この講座を担当している先生と出会い、彼女が「水曜日の朝は、すでに自分で絵を描ける人たちのワークショップなの。私は何も教えな…

ちょっと外出するときも、私はいつもスケッチブック類を持ち歩いている。待ち合わせしている友だちが少し遅れる、とか、逆に自分が早く待ち合わせ場所に着いた、という時…

9年半のフィンランド生活で描きためたスケッチ集を、ZINEという形で本にした昨年春。ところで、このZINEという言葉、ヨーロッパではほとんど通じません。知って…

バレンタインの過ごし方、我が家ではギリシャ式、日本式が混ざっている。ヨーロッパでは、バレンタイン＝チョコレート、の図式はなく、男性が女性にお花を贈る日、である…

昨年12月のスケッチに着彩をした。ロドス島によくある美しい石畳。我が家の庭にもあり、とても気に入っているのだが…落ち葉やらブーゲンビリアがたくさん落ちる季節、…

2月になりました。一年中咲いているブーゲンビリアやハイビスカスに加え、野の花が咲き始めました。ランタナという、小さなブーケがたくさん集まったようなお花。この花…

アメリカから、アート・リトリートのためにアーティストたちがロドス島に来るよ、と、こちらにいるドイツ人アーティストが教えてくれたのは、昨年11月半ば。普段アーテ…

ロドスに引っ越してから、毎週土曜日の朝は市場に行くようになった。市場までは歩いて10分、毎週水曜日と土曜日に立ち、さらにうちの近くには木曜日に小さな市場が立つ…

母の誕生日、などというかなり個人的な内容になりそうなタイトルだが…ここ数年は、日本にいる母の誕生日に花を贈っている。ギリシャにいようが、フィンランドにいようが…

年末年始にアテネに行っている間に、アテネ在住の日本人の方たち、3人にお会いできた。アテネには日本人がたくさん住んでいて、知り合えた方たちはみなさん気さくで温か…

2024年を迎えて早1週間。クリスマス翌日からアテネへ行き、10日ほど過ごして、ようやくロドス島に戻ってきました。アテネからはペロポネス半島へ出かけたり、お節…

クリスマスの翌日、26日はほとんどのヨーロッパの国ではボクシングデーという祝日になります。25日のクリスマス、26日のボクシングデーと二連休になるわけです。そ…

ハンガリーに行く、と2人の友だちにメッセージしたら、2人ともが「温泉に行くの？」と聞いてきた。1人はパリに、もう1人はサントリーニに住む友人。ヨーロッパではハ…