私はしばらく、自分のために生きていました。「私が」どうなるか。「私が」カッコよく生きられているか。そんなふうに思いながら人生を描いていた気がします。最近、ふとした拍子に「誰かのためにがんばってみたい」と思える仕事を見つけました。その仕事はおそらく面接に通れば働けそうです。その仕事に就く予定であることを、親しい友人に伝えたところ、「あなたは自分のためじゃなく、誰かのために動いているときのほうが、いいオーラが出てるよ」と言われたのです。確かに、誰かのためにやろうとして行う仕事をするとき、私はとても献身的になります。その「誰か」が喜んでくれることが目的のすべてになります。自分が楽しんで仕事をすること…