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  • 「麻てらす-3」古来、神事などに使われてきた「大麻」。現代生活の中に再び生かすことが出来る日がくることを願う人たちの活動です。/当地「コミュニティスペースCsa-Coso森」にて。

    麻てらす3〜タイに響く草の歌〜」上映会のお知らせ日本における麻の第一人者、吉岡敏郎監督がタイから帰国されて直ぐの、最新情報満載の上映会です。2022年、大麻解禁になったタイの人々の変化を半年間、現地に滞在して撮影し続けた吉岡監督、、タイのモン族の暮らしぶりに密着し、飲む・燻すなど薬草の一種として大麻(ヘンプ、マリファナ)を上手く生活に活かす現実を取材し、ドキュメンタリーにまとめた力作です!!=映画解説=昔々、日本人にとってそれは日常の一コマ、そしてなくてはならない大麻でした。戦後私達は生活の一部である麻を奪われてしまいました。麻は、近年になって、その医療効果、有用性や経済性が再認識され、アメリカやヨーロッパの国や州で使用が大幅に緩和されるようになってきました。ただアジアでは、日本を含め、厳格な法律のもと、...「麻てらす-3」古来、神事などに使われてきた「大麻」。現代生活の中に再び生かすことが出来る日がくることを願う人たちの活動です。/当地「コミュニティスペースCsa-Coso森」にて。

  • 青嵐の谿/極上のヤマメ料理を一品【九州脊梁山地ヤマメ幻釣譚<24ー8>】

    五月の山河に大雨を降らせた台風1号と線状降水帯の発生を予報させた雨雲は東へ去り、爽やかに晴れた空が戻った。それでも山や渓谷は嵐の余波を秘め、大川には泥の色に濁り、山道に沿った崖からは大量の雨水が流れ落ち、時折、ざわっ、と森の巨樹がざわめいた。「青嵐」と昔の風流人たちはこのような状況を表現したのだが、まったく、この日はそれに相応しい山と森と渓谷の状況であった。馴染みの支流に分け入ると、水流は多く、流れも急だったが、濁りは少なく、岸辺なら歩けそうに見えた。――行くか・・・?とカワトモに声をかけると――行きますっ!!と威勢の良い返事が返ってきた。私どもの森へ通ってきたわずか2年の間に体格も立派になり、逞しさを加えてきた彼だが、学校へ行けばまだ中学三年生であり、年齢は14歳の少年である。不登校という冠称をコンプレ...青嵐の谿/極上のヤマメ料理を一品【九州脊梁山地ヤマメ幻釣譚<24ー8>】

  • 山繭<天蚕>から糸を紡ぐ&森の草木染め(クララで黄色、大瑠璃草で灰青紫色を染める)ワークショップ

    台風と大雨を運んできた雨雲は東へ去り、爽やかな青空が広がっています。「糸好き」の仲間たちが集まって、今日は「山繭」から糸を紡ぎ出すワークショップ。明日は草木染め。見学・飛び入り参加(少人数に限ります)も可です。 山繭<天蚕>から糸を紡ぐ&森の草木染め(クララで黄色、大瑠璃草で灰青紫色を染める)ワークショップ東京を中心に「染・紡・織」をテーマに染色作家活動をしておられる西方京子さんが、5月28日、29日、30日の予定でお出でになります。「天の糸・森の色/横田康子と仲間たち」の仕事にふれる研修の旅です。これに合わせ下記のワークショップを企画しました。少人数による実技の会です。  ◇2日目(5月29日)「山繭(天蚕)」と呼ばれる天然の繭から糸を紡ぎ出し、糸づくりをします。40年ほど前に大分県九重山系の村に伝わっ...山繭<天蚕>から糸を紡ぐ&森の草木染め(クララで黄色、大瑠璃草で灰青紫色を染める)ワークショップ

  • 秘境の村の五月/骨折老人二人が行く【九州脊梁山地ヤマメ幻釣譚<24ー7>】

    釣友・渓声君を案内して、耳川の源流部を探訪することとなった。渓声君は、3ヶ月ほど前に骨折し、右足の脛から踵へかけてプレートが入り、ボルト6本で止めてあるという重傷だが、ゆっくりとなら歩けるほどに回復しているという。現代医学の進歩は想像をはるかに超えるレベルである。私は昨年の9月に屋根から落ちて左足の踵を剥離骨折し、一応病院へと行ったが、患部を固定する補助具をつけただけでほぼ自力で治した。長時間歩くと痛みが出ることもある、平地ではやや足を引きずり加減に歩くが、――谷を歩いている時は普通の状態に見えますよ。と同行の仲間が言うほどに回復している。行ってみようではないか。*続きは作業中。秘境の村の五月/骨折老人二人が行く【九州脊梁山地ヤマメ幻釣譚<24ー7>】

  • 壁・アート・補修【風と森のアート´24-3】

     *本文は作業中。壁・アート・補修【風と森のアート´24-3】

  • 始まりました。【南国の赤 /水元博子展 】

    南国の赤/水元博子展会場友愛の森空想ギャラリー宮崎県西都市穂北茶臼原5248(石井記念友愛社敷地内)会期2024年5月10日―6月10日AM10:00-PM3:00宮崎の「新芸術集団フラクタス」に所属し、発表を続けた中堅作家・水元博子。この画家の「赤」を見るとき、南国の生命力に満ちた空と大地、「いのち」の輝きと鼓動を思う。「フラクタル」とは混沌の中にきらめく光の断片という物理用語で宮崎出身の前衛美術家・瑛九の系譜に連なるグループ(現在は休止中)。瑛九が結成した「デモクラート美術協会」は戦後日本の前衛美術運動の先駆的グループで、実力作家を輩出して解散したが、それから半世紀を経て「現代アート」の源流的位置づけとして再評価されている。時は廻り、南の大地に根を張り、描き続けている作家たちには、それぞれの課題や試練...始まりました。【南国の赤/水元博子展】

  • 万緑の谿で青葉ヤマメに会う【九州脊梁山地ヤマメ幻釣譚<24ー6>】

    *本文は作業中。万緑の谿で青葉ヤマメに会う【九州脊梁山地ヤマメ幻釣譚<24ー6>】

  • インフォメーション/山繭<天蚕>から糸を紡ぐ&森の草木染め(クララで黄色、大瑠璃草で灰青紫色を染める)ワークショップ

    山繭<天蚕>から糸を紡ぐ&森の草木染め(クララで黄色、大瑠璃草で灰青紫色を染める)ワークショップ東京を中心に「染・紡・織」をテーマに染色作家活動をしておられる西方京子さんが、5月28日、29日、30日の予定でお出でになります。「天の糸・森の色/横田康子と仲間たち」の仕事にふれる研修の旅です。これに合わせ下記のワークショップを企画しました。少人数による実技の会です。◇1日目(28日)は石井記念友愛社と周辺施設の見学、森の散歩。参加費無料。◇2日目(5月9日)山繭(天蚕)と呼ばれる天然の繭から糸を紡ぎ出し、糸づくりをします。横田が、40年ほど前に大分県九重山系の村に伝わっていた「ズリ出し」と呼ばれる技法を受け継ぎ、伝えてきました。同地の玖珠神楽の神楽歌に天照大神が口に含んだ繭から糸を紡ぎ出す、というシーンがあ...インフォメーション/山繭<天蚕>から糸を紡ぐ&森の草木染め(クララで黄色、大瑠璃草で灰青紫色を染める)ワークショップ

  • MIYAZAKI神楽紀行―´23-´24高見乾司のデッサンによる<3>米良山系の宿神― 5月10日~19日まで<友愛の森空想ギャラリーにて>

    【星宿神降臨】「宿神<しゅくじん>」とは、宇宙星宿・神羅万象を支配する自然神神楽の主祭神として九州脊梁山地米良の山々に伝わる。南北朝時代末期、北朝と足利幕府連合軍との大宰府での決戦に敗れた南朝の一族と肥後菊池氏の一行は、米良の山中に逃れた。そのとき、神楽と仮面を携えた芸能者たちも入山した。米良山系に分布する神楽は古式の儀礼と王朝付随の神事芸能の名残をとどめながら伝えられているのである。・尾八重神楽/湯之像神楽「宿神」・小川神楽「菊池殿宿神」「折立宿神」など。・銀鏡神楽「宿神三宝荒神」MIYAZAKI神楽紀行―´23-´24高見乾司のデッサンによる<3>米良山系の宿神―5月10日~19日まで<友愛の森空想ギャラリーにて>

  • MIYAZAKI神楽紀行―´23-´24高見乾司のデッサンによる<2>高千穂神楽― 5月10日~19日まで<友愛の森空想ギャラリーにて>

    10日から始まる予定の「南国の赤/水元博子展」が20日からに延期になったので、その間を利用して今季(2023年秋-24年春)の神楽デッサンを展示しています。短期間ですが、現場での仕事や古い作品のリメイクなどを確認する良い機会となっています。☆初回に続いて高千穂神楽のデッサンを紹介。 MIYAZAKI神楽紀行―´23-´24高見乾司のデッサンによる<2>高千穂神楽―5月10日~19日まで<友愛の森空想ギャラリーにて>

  • MIYAZAKI神楽紀行―´23-´24デッサンによる― 5月10日~19日まで<友愛の森空想ギャラリーにて>

    10日から始まる予定の「南国の赤/水元博子展」が20日からに延期になったので、その間を利用して今季(2023年秋-24年春)の神楽デッサンを展示しています。短期間ですが、現場での仕事や古い作品のリメイクなどを確認する良い機会となっています。☆初回は椎葉・栂尾神楽のデッサンを紹介。 「鬼神」。椎葉にも縁の深い柳田国男は、「鬼」とは、大和民族に制圧された先住民の末裔が山に依拠し、「まつろわぬ民」となったもの、と定義したが、九州脊梁山地の深奥部の神楽では鬼神は先住神として降臨する。反骨の思想と自然と協調して生きる山人<やまびと>を象徴する神である。 「荒神」。森の奥から怒り出てくる荒神は、宇宙星宿・天地自然を支配する根本神である。神主との問答で、宇宙の真理、自然との協調の理を説く。渡来神と先住神との激突と相克、...MIYAZAKI神楽紀行―´23-´24デッサンによる―5月10日~19日まで<友愛の森空想ギャラリーにて>

  • 朝まづめの二匹/「鬼神」の谿の贈り物【九州脊梁山地ヤマメ幻釣譚<24ー5>】

    朝、6時前に目覚めた。窓の外は雨。椎葉の山脈は細雨に霞み、霧が流れている。昼前から大雨の予報が出ているが、今のところ、小雨程度の降りである。――行ってみよう・・・雨具を着込み、車を発進させる。同行のスタッフも「山茶で染めるワークショップ」の参加者もまだ目覚めてはいないようだ。宿は「栂尾の館」という閉校になった小学校を改装し、交流・宿泊施設として利用している施設である。皆が起き出してくる前に2~3匹釣って、朝食に「ヤマメの味噌汁」を付けるのも一興ではないか。この小学校の跡地の上手に栂尾神社があり、栂尾神楽を伝えている。過疎化が進む村を支えているのは、古式の神楽の伝承者たちと、太古の森に抱かれて暮らしてきた山人<やまびと>たちである。古風な習俗が残り、神楽歌や仮面神の語り、祝子(ほうり)たちが唱える唱教(しょ...朝まづめの二匹/「鬼神」の谿の贈り物【九州脊梁山地ヤマメ幻釣譚<24ー5>】

  • 吊り橋のある谿【九州脊梁山地ヤマメ幻釣譚<24ー4>】

    大きな砂防堰堤の上部に掛かる吊り橋がある。往時、山仕事をする人たちが通った橋だろう。だが、この橋は、渡れない。横板が、手前から2メートルほどの所まで外れており、ジャンプして飛び渡れる距離感ではない。残された板そのものも半ば腐って、崩れ落ちる寸前である。使われなくなって長い年月が経過していることを語る物件である。その堰堤の上流部にコンクリートの沈み橋があるが、それもわずかな増水で水流に浸かる。地元の人たちは、四輪駆動の軽トラックでざぶりと乗り入れ、たちまち渡り切って、森の奥へと遡ってゆく。その沈み橋の上部に、二筋の沢がある。さぼど大きな谷ではないが、奥行きは深く、黒々と横たわる椎葉の原生林を源流とする水脈である。15年ほど前のことになるが、ここを通りがかり、竿を出してみたところ、思いがけない釣果を得た。同行...吊り橋のある谿【九州脊梁山地ヤマメ幻釣譚<24ー4>】

  • 北東インド・ベンガル地方の手仕事「カンタ」/日本の「自然布・山繭紬・森の草木染め」など【風と森のアート´24-2】明日(5月5日まで好評開催中)

    ニューヨークでブティック[MIKOMINTH]を主宰するミエコミンツさんが北インド・ベンガル地方で出会った布「カンタ」の作品群と、宮崎・友愛の森で活動を続けている「天の糸・森の色」の仲間たちによる「自然布・山繭紬・森の草木染め」の展示です。カンタの作品群に魅せられた日向市「蓮」のオーナー平坂津由子さんの企画。「カンタ」とは、北東インドベンガル地方に伝わる優美な布。神への儀式や赤ちゃんのおくるみなど、生活に根差したアートとして知られています。500年もの歴史を持ち、刺繍・刺し子・更紗紋様の染めなど、多彩なデザインと繊細な感覚をあわせ持っています。素材は上質の木綿。ミエコさんは、現地に通い、当地の人たちとミーティングを重ねながら、この奇跡の手仕事を現代の生活アートとして創造し、提示してくれました。今回、「九州...北東インド・ベンガル地方の手仕事「カンタ」/日本の「自然布・山繭紬・森の草木染め」など【風と森のアート´24-2】明日(5月5日まで好評開催中)

  • 大雨の中、古民家の納屋で山茶染め。利休好みの紫が染まった。【秘境の村で草木染め/椎葉の古民家で「山茶」を染めた(3) 】

     当日は、予報通りの雨となった。ここは、椎葉の深奥部・大河内峠へと続く道で、栂尾集落の最後の地点である。そこからは深い森に抱かれた山塊となる。その山脈から流れ出てきた沢は、相次いだ台風被害の影響も少なく、竿を出してみるとヤマメが釣れた。中流域から下流域は土砂が堆積して渓相が変わるほどの荒れ方だが、この谷は生きていると言っていいだろう。参加者の多くがこの沢辺での草木染めを楽しみにしていたのだが、天候を見極め、この場所での実行は不可能と判断した。次の機会を待つことにしよう。  主催のスタッフが交渉し、対岸の民家の納屋を借用することが出来たので、急遽、ブルーシートを張り、かまどを設営して、染めの開始。これはこれで椎葉らしい風趣となった。 ・以下にスタッフの右下さんが作ってくれた工程表に基づき、写真説明を添えて記...大雨の中、古民家の納屋で山茶染め。利休好みの紫が染まった。【秘境の村で草木染め/椎葉の古民家で「山茶」を染めた(3)】

  • 薬草や染料、山菜を採集しながら、椎葉への峠を越えた【秘境の村で草木染め/椎葉の古民家で「山茶染め」(2) 】

    「秘境の村で草木染め/椎葉の古民家で山茶染めワークショップ」の一日目、椎葉村の中心部にある「椎葉民俗芸能博物館」に集合し、博物館の展示を巡った。高い石垣の上に建つ瀟洒な建物と内部の展示は、神楽や村の暮らし、民俗などを丹念に記録し、資料を収集し、「秘境」の村の歴史や山人の暮らしが展示によって再現されている稀有な博物館である。鑑賞者は、この空間で椎葉村の奥行き深い文化の一端に触れ、ここから広大な森の国へと旅の一歩を踏み出すのである。博物館を出発し、山越えの道を栂尾地区へ向かう。30年ほど前に訊ねた時には、村の役場の人が丁寧な地図を書いてくれて、――この辺りで不安になりますが、まっすぐ進んで下さい。という注釈までつけてくれたものである。そしてそのとおり、小一時間も走った峠道で心細くなった頃、前方から軽トラックが...薬草や染料、山菜を採集しながら、椎葉への峠を越えた【秘境の村で草木染め/椎葉の古民家で「山茶染め」(2)】

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