映画『ジョーカー』/ホアキン・フェニックスの背中の表現が凄まじかった。
『バットマン』の悪役ジョーカー誕生のストーリー。ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を獲得するなど話題の作品である。後にジョーカーとなるアーサー・フレックをホアキン・フェニックスが演じている。アメコミのキャラクターだが、映画の脚本は完全オリジナル。(以下ネタバレあり)孤独な男がジョーカーへと変貌していく過程が丁寧に描かれている。コメディアンを夢見ながらピエロの大道芸人として生計を立てているアーサーは、老いて病気がちの母親と二人暮らしをしている。お母さんに問題があるのがすぐわかる。「どんなときも笑顔で人を楽しませなさい」という母の言葉を胸にコメディアンになろうとしているアーサーは、笑いが止まらないという障害を抱えて苦しんでいる。笑ってはいけないところで笑いを抑えられなくなり周囲から気持ち悪がられている。笑いを仕事にした...映画『ジョーカー』/ホアキン・フェニックスの背中の表現が凄まじかった。
私は原爆投下を仕方なかったという言葉に強い悲しみを感じてきました。この映画で表現されていたように(あえて再現とはいいません。映画は作り手の感情が入るものだと考えているからです)一瞬にして地獄を作り出す原爆を許せません。映画の中で幼い子どもが母を呼び、探します。私の母の姉は学校の校庭で被爆し、3日後「お母さん」と言いながら、母親に会えないまま避難先で死にました。伝え聞いたことが映画と重なりました。私は核兵器を持つ国があるのが恐ろしくてなりません。「ひろしま」を観て、核を持った国が強いという現実をどうしたらいいのか分からないという気持ちがさらに大きくなりました。核兵器の恐ろしさを伝える映画として多くの人に観てもらいたいと思います。映画『ひろしま』/地獄
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