映画『ジョーカー』/ホアキン・フェニックスの背中の表現が凄まじかった。
『バットマン』の悪役ジョーカー誕生のストーリー。ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を獲得するなど話題の作品である。後にジョーカーとなるアーサー・フレックをホアキン・フェニックスが演じている。アメコミのキャラクターだが、映画の脚本は完全オリジナル。(以下ネタバレあり)孤独な男がジョーカーへと変貌していく過程が丁寧に描かれている。コメディアンを夢見ながらピエロの大道芸人として生計を立てているアーサーは、老いて病気がちの母親と二人暮らしをしている。お母さんに問題があるのがすぐわかる。「どんなときも笑顔で人を楽しませなさい」という母の言葉を胸にコメディアンになろうとしているアーサーは、笑いが止まらないという障害を抱えて苦しんでいる。笑ってはいけないところで笑いを抑えられなくなり周囲から気持ち悪がられている。笑いを仕事にした...映画『ジョーカー』/ホアキン・フェニックスの背中の表現が凄まじかった。
2019/10/17 17:22