「なんとなく」「安いから」で選んではいけない 薬局に行って処方箋を出すと必ず聞かれる「ジェネリックでよろしいですか?」という質問。 特になにも考えず、安いからという理由でジェネリックを選んでいるとしたら、知らず知らずのうちに思わぬリスクを背負っているかもしれない。 日本はジェネリック医薬品であふれかえっている。 厚生労働省の発表によれば、ジェネリックの使用割合は実に81.86%と、ほとんどがジェネリックで占められている。 しかし、なかには“不良品”が紛れ込んでいる。'20年以降、約200社あるジェネリック医薬品メーカーのうち、実に21社に検査不正などを理由として業務停止命令などの行政処分がなさ…