リコール投票日の「7/26」プラカードを手に支持を訴える民進党の林右昌秘書長台湾の中央選挙委員会は20日、最大野党・国民党の立法委員(国会議員)24人を対象としたリコール(解職請求)投票を7月26日に実施すると発表した。投票の結果次第で、立法院(国会)における勢力バランスが与党・民主進歩党(民進党)に傾く可能性がある。頼清徳総統は就任から1年を迎えたが、立法院は国民党と第2野党の台湾民衆党が過半数を占めており、「ねじれ」議会となっている。民進党は解職成立後の補欠選挙で6議席を上積みすれば、過半数を奪還し、ねじれを解消することができる。中央選挙委員会は20日、国民党立法委員24人と新竹市の高虹安市長(台湾民衆党)に対するリコール案について、投票に進むための2番目かつ最後の要件を満たしたと認定した。高氏は昨年...台湾、「親中派」野党議員24人対象にリコール投票実施へ