ラルスヴィーク城館 & リーツォヴ小城館
ドイツ北東部のバルト海に突き出たような形のリューゲン島に、6kmほど離れて建つふたつのお城です。そのひとつ、ラルスヴィークという村にある同じ名前の城館は19世紀の終わり頃に新ルネッサンスの様式で建造され、20世紀の前半には厩舎が増築されました。ラルスヴィーク城館1&2ラルスヴィーク城館3・城館の入り口庭1&2ユーゲントスタイルの玄関ホール、階段、板張りの壁、ドアの取っ手、そして窓ガラスの内装は、昔のままの姿だそうです。このお城はある家族の所有でしたが、第二次世界大戦後に国家(東ドイツ)から公用徴収されて老人ホームとして、そしてその後ドイツ赤十字の管理下で身障者のための介護ホームとして利用されました。東西ドイツ統合のあと、ある別の家族が購入してこんにちの姿に改築したのです。玄関と内装は、いかにもお城、と思わ...ラルスヴィーク城館&リーツォヴ小城館
2024/05/18 08:26