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  • オレスタのこと

    前回と前々回の記事「ウクライナの歌姫」でも書いた通り、かつて私はウクライナ語という日本人にはあまり馴染みのない言葉を勉強していた。 今でこそ、中澤英彦『ニューエクスプレスウクライナ語』白水社2019や黒田龍之助『つばさ君のウクライナ語』白水社2020、『初級ウクライナ語文法』三修社2017などがあり大変恵まれた学習環境ではあるが、当時は中井和夫『ウクライナ語入門』大学書林1991しかなかった。今Amazonで調べてみ...

  • ウクライナの歌姫(後編)

    前編に引き続き、ウクライナの19世紀を代表する女性作家レーシャ・ウクラインカのお話。前編がものすごく長い記事になったので後編はあっさりと短めに。 ウクラインカは多くの抒情詩も書いている。 そのうち初期のものを一つ紹介しよう。(訳はもちろん私) САФОНад хвилями моря, на скелі,Хороша дівчина сидить,В лавровім вінку вона сяє,Співецькую ліру держить.До пісні своєї сумноїНа лірі вона пригає.І з ...

  • ウクライナの歌姫(前編)

    若かりし頃、ウクライナの国民詩人といわれるタラス・シェフチェンコについて勉強していた私。ウクライナを代表する3大作家と言えばタラス・シェフチェンコ、イヴァン・フランコそして今回の記事で扱うレーシャ・ウクラインカ(1871-1913)である*1 かつて日本のネット界隈でも「ティモシェンコたん」として人気が爆発したウクライナの元首相ユリア・ティモシェンコ。彼女の髪型はそのウクラインカをリスペクトしたものだと言...

  • その配慮ご遠慮申し上げます

    何事も行き過ぎはよろしくない。 曲がりなりにも教育関係に身を置いているせいか、この業界における差別語(とされる言葉)への知覚過敏には今さら驚かない。もう10年以上前になるだろうか、とある人権関係研修での講師先生の言葉には驚かされた。いわく「目からウロコ」のような当たり前に使っている慣用表現でも、TPOに応じて配慮が必要なのだそうだ。 あれから状況はまったく変わっておらず、最近ではどこかで「片手落ち...

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