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  • 犬の天気と鴨の寒さ

    ・・・って小川洋子さんあたりのエッセイにいかにもありそうなタイトルだ。 実はこれ、ずいぶん前に「まいにちフランス語(入門編)」を聞いていて出会った表現。(普段は応用編を聴いている私も、初心に返りたい時は入門編を聴く。基本は大事。) ひどい天気のことを un temps de chien 犬の天気 肌をさすような寒さを un froid de canard 鴨の寒さ というらしい。 調べてみると、寒さの方は un froid de loup 狼の...

  • 白石さんの日常(後編)

    カフェを後にした二人は、うっとうしいくらいにハロウィンの装飾が施された複合商業施設を通り抜け、エレベーターで最上階の映画館に向かった。見たい映画が特にあるわけではない。でも遠出はしたくないし、人ごみは避けたい。柚葉にとっては、クラスの子どもたちに見つかることが何より悪夢である。今なら人気のアニメも上映されていないので映画館は具合がいい。ただ二人で一緒にゆっくりできたらそれでよかった。 遥か彼方...

  • 白石さんの日常(前編)

    本ブログに時々登場し、フェージャと漫才みたいなやりとりをする白石さん。 実在の人物がモデルなのだが、今や本人を離れて勝手にキャラづけが進んでしまい、もはや架空の人物というかフェージャの妄想の産物となってしまった。そして、どうせ妄想するなら小説風に彼女の日常を綴ってみてはどうかと思いついた。 で、思いのほか上手く描写できたのでここに掲載することにした。 (前編・後編に分けて2日連続でお届けします...

  • アニメイト

    私が中高生の頃、「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」シリーズなどが大ヒットし、中世ヨーロッパ風ファンタジーが一世を風靡していた。 TVゲームのみならず、小説やTRPGなども盛況で、とりわけ人気があったのが『ロードス島戦記』だ。エルフという空想上の種族の、痩身で切れ長の目と長い耳を持つイメージを決定づけたのは、間違いなく本作品のディードリットだろう。関連するグッズも多数作られ、ネットショッ...

  • 言葉の魔術師

    白石さん:えっ、フェージャさん、今日は自分の話ですか? いつもいろいろな言語の記事を書いてますもんね。 しかも読みやすくて面白い。よっ、言葉の魔術師! ※白石さんについては2021年4月15日・21日の記事「白石さん(仮名)」を参照 ・・・あ、ありがとう。 でもさすがにそれほど自惚れ屋ではない。 以前の2021年8月8日の記事「スーパースター」でも書いた通り、世の中には天才的とも呼べ...

  • ♪なんでだなんでだろう?

    私が子どもだった頃、「こども電話相談室」というラジオ番組があった。 調べてみると、TBSラジオで1964年から2008年まで実に44年間も放送されていた長寿番組だったようだ。熱心に聞いていたわけではないが、子どもが投げかけるどんな些細な質問にも、大人たちが真剣に回答していて感心したものである。(いやお前も子どもやん、その頃) 《以下ロシア語が分からない方は★の部分から読んでね》 さて、外国語を学習していると母...

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