デジカメをいろいろとご紹介 腕が悪いくせにカメラのせいにして買ったカメラが100台超えました
あみんさん、ナイスなコメントありがとうございます。そう、昭和記念公園は元米軍立川基地。昭和52年に全面返還されて、6年後の昭和58年に昭和記念公園として昭和天皇臨席のもと一部公開、その後徐々に増設、公開を繰り返し、昭和天皇が崩御された後、平成17年の昭和天皇記念館の開館まで、足掛け30年弱で現在の姿になりました。国破れて山河造りといったところでしょうか。何が言いたいかというと、昨日の風景写真の木々も、池も、川も、丘も、そして広場も全て人工、造成された景色です。基地の頃はよく知りませんが、以前からあった自然のままのものはおそらくひとつもありません。それは風景写真を撮っているとよくわかる、左右対称の景色が多いことに。エントランスの銀杏並木左右に歩道が造られて水景も噴水まで一直線逆から見ても同様当たり前かそして噴水も...シンメトリー
正直、この時期、昭和記念公園はあまり花らしい花は咲いておりません。それでもここにはその広さを活かした眺めているだけでほっこりする風景があります。せっかくの快晴、カメラを広角24mmのG7Xに持ち換えて、風景を中心に撮ってきました。立川口ゆめひろばから右手は昭和天皇記念館インスタ映えするモニュメント今日も若い女性が・・・いちばん大きな水鳥の池ボートも浮かびます水辺には蒲の穂がここは砂川口こもれびの池真ん中に橋がある蜻蛉飛び交う細長い池ほとりには白い彼岸花砂川口は岩場が多く日本庭園の門もうすぐ紅葉に包まれる紅葉間から覗く日本庭園の池少し紅くなってるみたいこれが全貌日はだいぶ西に傾いてハーブ園あたり最後はやっぱりこの噴水こんな晴れた日は夕焼けもきれいだから、夕景も撮りたかったんだけど、緊急事態宣言中だからか17時閉園...風景コレクション
今日は昭和記念公園のコブシの写真、春には白い大柄の花を咲かせるコブシもこの時期には実をつけます。その実はげんこつのような形をしていて、まるでにぎりこぶしのよう。その形からコブシという名前がつけられたのは有名な話ですが、その後どうなるかご存知ですか。コブシの木肌色だし、たしかに拳に見えるこれは見事拳というより桃?ピスタチオのように割れてきて中から赤い実が飛び出しますやがて赤い実だけになりました大きな白い花から想像つかない小さな赤い実サクランボにも見えてきた普通はあまりしませんが、コブシは実生からも育つので、この赤い実を撒いて、ちゃんと育てると5年ぐらいで大きな白い花が咲くはずです。まあ気の長い話ですが・・・.。こぶしの実
今日は昭和記念公園にはちょっと似つかわしくない写真、しかも今まで見たことない光景。まあこの季節ならではの写真ということで、敢えて掲載させて頂きました。それは子供が走り回るはらっぱ広場の片隅になにやら立ち枯れた行列がしかもその数夥しいことこの上ない皆、同じ方向にうなだれてさながら亡者の行進のようそう、これは言わずと知れた、夏に我々を楽しませてくれた向日葵たちの成れの果て。同じ方向を向いているのも無理もない。種はまだついているようだ公園の管理の手違いか或いは種子の収穫待ちか秋の連休にこの姿を晒すことは珍しいその行進は果てしなく続く亡者の行進
さて今日からは先週末に行ってきた昭和記念公園の写真。他の公園は事前インターネット予約とかが必要みたいだけど、広さに任せてかここは無し。予約して行けばいいじゃないかと言われそうですが、やっぱり天気を確認してから出かけたいし、予約しといて行かないと、行きたい人がひとり行けなくなっちゃうんじゃないかと。選んで行った日だからもちろん快晴、今日は夏の香りを残した百日紅の写真。入り口から進むと右手少し奥まったところ、ともすれば通り過ぎそうなところに咲いています。カメラは広角G7X。メインの噴水の横振り返る人もいればわざわざ戻ってくる人もいるなだらかな斜面に百日紅の群生がここでミラーレスX-T10に交代緑の芝生に青い空ピンクの花が映えるはずだけど思った色にならないカメラをG7Xに戻すとなかなかいい色になりました今週末も来週も...百日紅の丘
昨日の続きです。まずはおふたりの方素晴らしいコメントありがとうございます。そんな著名な方で、そんなに有名なところだったんですね。牧野と言えば巨人のヘッドコーチくらいしか思いつかなかった私の無知が恥ずかしい。でも知らなかった分、資料館で詰め込んだ知識は吸収力抜群。こじんまりした住宅街に我が国が生んだ世界的植物学者の居宅跡があり、その牧野博士が手掛けた庭園、かなりハードルを高くして外に出てみて驚いた。庭園と聞くとどうしても六義園とか清澄庭園とかをイメージしてしまうのですが、どうもそれにはほど遠い。雑草は生え放題、区の管理がなってないのか、なんだここは。でもよくみると・・・。木枠でしっかり区切られて、小さな鉢が並んでる、それぞれの種類に分けられて。そうか、名もなき草花に愛情込めて、並べられているのが植物学者の庭園なん...花在れバこそ吾れも在り
先日、大泉学園の南口をプラプラしていると、牧野庭園前という交差点が目に付いて、へえーこんなところに庭園があるんだ、どこだろう、牧野庭園?あまり聞いたことないなあ。都営住宅の横を歩いていると急に現れた巨大な木ここかな?その木を曲がると正門がやっぱりここだ、でも閉鎖中、やはりコロナで閉鎖されてるのかな、区立だからしょうがないかと諦めかけて・・・ん?よく見ると裏に臨時入口がある、急いできた道を逆戻り。そこは大泉教習所のすぐ裏木造の洒落た佇まいところで牧野って誰だろう顔写真見ても思い出せない風間杜夫に似てる?資料館に入って植物学者牧野博士と判明、でもそう言われても名前くらいは聞いたことあるような気もするけどレベルの知識。この辺に住んでいたのかな、植物学者が。土佐の出なんだ若い頃はイケ面だな坂本龍馬、岩崎弥太郎・・・土佐...牧野記念庭園館内
今日は小ネタをふたつ、まずは昨日の続きから。ブログの更新を終えてさあ寝ようかというときに、ふと窓を見るといつの間にか月が満面の笑み。これはまた撮りに行かねばとSP-100EEを持ってベランダへ。三脚は面倒なので縁に固定して、1200mmで撮りました。光学50倍物足りないのでデジタル2倍ティコクレーターも見えるさらにその倍4800mmこれは豊穣の海あたりかもうひとつのいつの間にかは、年に数回利用するかどうかのJR南武線。京王線からの乗換にいつも稲田堤駅を使うのですが、北口から行けば踏切を渡らずに済むので、いつもの通り京王線北口を下車。この細い路地を抜ければ南武線の改札口のはずですがげっいつの間にか改札がなくなってる結局踏切を渡る破目にこれは京王線南口からの道その道を直進すると新しい改札が見えてきた今までは川崎方面...いつの間にか
夕方G7Xを持ってふらふら歩いていると頭上に月が、そうだ、今日は中秋の名月だった。忘れていたわけじゃないけれど、東京地方の天気予報では曇、どうせきれいに撮れないだろうと思っていたのに、こんなに雲が切れるとは。でも手に持っているカメラは光学4倍、これじゃ無理だろうと思いながらもとりあえず撮ってみました。デジタルズーム4倍月明りの下のボトムズと肩越しの月を撮って一目散に帰宅家に帰ったのはいいものの予報通り少し雲が出てきたみたい。しかも望遠カメラは充電すらしていない、完全に油断してました。仕方ないのでコンパクト、TZ85を持ち出して、光学30倍でトライ。デジタルズームで60倍。ようやく雲が切れた瞬間が撮れました。でも雲のせいか、手持ちのせいかピントがうまく月に合いません、ブレてるような気もするし、やはりデジタルズーム...油断
大正から昭和にかけて、石神井公園は、武蔵野鉄道(西武池袋線)沿線でも有数の観光地。料亭あり、旅館あり、遊泳場や釣り堀もあって多くの人で賑わいました。今回見に行きたかったところはその名残、喜楽園跡地に造られた石神井公園記念庭園。そこにある名もない池は、神秘的なエメラルドグリーンに輝いていると言うのです。庭園の説明文のすぐ裏には滾々と湧き出る源泉があってその流れつく先にはエメラルドグリーンの池がそれはグリーンに舗装された遊歩道と見間違うほど寝転びたくなる芝生にも見える隙間なく敷き詰められた藻樹々は藻に影を落とし水面は落ち葉も沈まない中島には少し紅らんできた木もこれは紅葉シーズンが楽しみだエメラルドグリーンの池
昨日は久々に快晴の日曜日、記憶が正しければ7月の終わりか8月の頭以来かな。絶好の行楽日和に連休も重なって高速道路は数十Kmも渋滞、誰もが皆、そうとう鬱憤が溜まっているんでしょうね。私もちょっと見たいものもあって石神井公園に行ってきました。少し汗ばむ陽気に池からの涼風、これまた久しぶりにのんびり散歩できました。マスク外せればもっと気持ちいいのに。石神井公園駅から徒歩5分ボート乗り場に着きました石神井池は湧水池三宝寺池の下流、もともと川だったところを堰き止めて池にした人工池、そのため非常に細長い池になりました。昔は100m遊泳場だったらしい。池周辺には洒落た建物が多くきっとお高いんでしょうね池にありがちな倒木この木は桜春が楽しみ松は半分浸ってます葉から水分補給かなそこにカモがスイスイ夏痩せしたのかな池中央にトンネル...石神井池
今日は先日行ってきた上井草の写真です。実はネットで「福岡に実物大νガンダム立像の設置が決定!」の記事を見て、お台場には実物大のガンダムがあって、横浜みなとみらいには動くガンダムができたらしい。おいおい元祖は上井草だろ、そういえばしばらく行ってないなあ、まさか撤去されてないよなあというわけ。車で行ったので駐車場に停めて上井草駅入口の交差点からラーメン屋は店仕舞いボロボロの提灯がむなしいこのお店もやってないんだろうな洋食屋とサンドイッチ屋さんは元気でも店構えは昭和そのもの昼というのにシャッター商店街化粧品店でタバコ売ってたんですね西武新宿線の踏切を渡って上井草駅前おー空に突き上げる手が彫像だけどガンダム像健在タイトルは「大地から」その指は電線をつまむ?カラーリングもされてなけりゃ、そんなに大きくもないけれど、まぎれ...もうひとつのガンダム
おとといは久しぶりの晴れ、さっそく仕事の合間にGRをしのばせ練馬界隈を散歩。実はどうしても見に行きたかったところがあって、それは20年程前に何度か訪れた中村橋、今でもこじんまりとした商店街は健在なのかな、お地蔵さんはまだあるのかな。道路はかなり広くなりモダンな建物が建ち並ぶ道沿いにはお洒落な店がえーずいぶん変わっちゃったなでもビルの影には昔ながらのアパートが路地を一歩入れば昭和駅前に出てみました頭に浮かんだのはこんな感じの商店街今も変わっておりませぬ小振りながらに阿波踊りもあってお地蔵さんも昔のまま猫飛にゃんぴー?こんなのあったっけもっともらしい話が添えてある商店街の街灯もにゃんぴーレトロなトコヤ変わらぬ街並みにひと安心千川通り沿いには彼岸花揺れて昔、仕事で行ってたのは中古カメラのきつね堂さん、店内もちょっと覗...変わらぬ街並
過去ブログ3日目です。こうして過去のブログを見ていると郷愁もあるけど、反省も多くて。それは当時の写真への反省ではなく、今の自分に対する反省。若さが行動力となり、行動力が企画力を生む。当時は少しの時間をみつけてはいろいろなところに写真を撮りに行っていたんだなと、最近欠けているのはこの点か、これが老いなのでしょうか。もうひとつマヌケだったのは9月の写真なんて年が違ってもそう変わらない、似通った写真ばかりだったこと。なるべく毛色の違う写真を選ぶので飽きずに見てやってくださいね。まずは町田のダリア園最近はご無沙汰です次は神田明神と各地で中止の秋祭り明治通りにも秋の夕陽がその年の優勝はカープ広島時代の丸選手コスモスはレモンブライトでいきなり蝶が飛び入り驚いた彼岸花は白にしました銀杏も色付き始め月末にもなるとだいぶ秋らしい...2017年9月の写真
今日も昨日と同じ趣旨、2016年の9月です。過去写真に縋るのを続けていても数日間しかしのげないのはわかっているのですが、ない袖は振れません。その前に何か撮りに行かねば。緊急事態宣言や天候のせいにばかりして、モチベーションがかなり下がっているのも事実、過去ブログでも見てエネルギーもらおうかな。まずは一昨年まで恒例だった高円寺阿波踊り2年続けての中止となりました神田川の橋巡り川沿いの花にも秋が近づき清澄庭園の鹿威しにも落ち葉が舞い降りてその年のメインは初めて行った巾着田高麗川のほとりに500万本今頃はこんな景色のはずなのに今年は開花前に全部刈られちゃったらしいです2016年は台風で雨の多い9月でしたおまけ9月の写真2016
いやあ緊急事態宣言延長と、このところの悪天候でマジで写真枯渇しちゃいました。デジカメは毎日持ち歩いているのですが、電源すら入れない日が続いています。こうなりゃ過去の蓄積から、今日は2015年9月の写真から抜粋。6年前のいまごろはどこで写真撮ってたんだっけ。9月の花と言えばやはりコスモス府中郷土の森の写真ですコスモスなら昭和記念公園もコスモス祭りから次は初秋の富士でぶどう狩りそして鶏頭と彼岸花夕日の色も次第に濃くなって葉も徐々に色付きます中秋の月も撮りました満月じゃなかったけどこの年セ・リーグ優勝はヤクルト巨人の岡本はルーキーでした背番号38だったんだたかが6年前なのに、好きなときに好きなところへ行けた頃が懐かしい。詳しくご覧になりたい方はバックナンバーからお願いします。9月の写真2015
昨夜は少し帰りが遅くなって久しぶりに23時台の電車。混んでたら嫌だな、月曜だから少しは空いてるかななんて考えながら電車に乗ってびっくり、なんとガラガラなんですよ。1シートにひとりかふたり、日曜の深夜と見紛うほど。緊急事態宣言延長初日、真面目に早帰宅してるのか、お店やってないから出歩かないのか、それはそれでいことだけど、なぜか少し将来が不安になりました。もちろん私も1シ-ト占拠して座って帰りましたけど。さて本題、浮世絵の写真も終わりと思いきや、まだ少し残っておりました。それは展示会、美術館などの出口手前にある物販コーナー。芸術作品鑑賞の余韻冷めやらぬうちに、あやかった商品を購入させようというもの。家に帰って我に返り冷静にみると、おいおいこんなのどこで使うんだよ、こんなの誰が着るんだよみたいなことも多いかも。でもつ...浮世絵GOODS
昨日の続き、とその前に「TOKYOMER~走る緊急救命室~」の最終回面白かったですねえ。あまりドラマはみない私も、これは毎週欠かさずみちゃいました。なかでも賀来賢人、ああいう役柄が多い彼ですが、最後は主役を食っちゃうほどかっこよく決めてくれる。月9といい最近医療系のドラマが多いのは、マスクしながら演技できるシーンが多いからかなと思ったのですが、コロナ以前から医療系は人気が高く、ドラマの定番らしいですね。さて本題、富士山は世界でも珍しいきれいな円錐形の山。その姿を美しくみせることもさることながら、どこから見ても同じ美しさというのがいちばんの特徴。他の山と重なっていても、ひと目で富士ってわかりますもんね。今日も北斎がいろいろなところから眺めた絵、まずは多摩川を渡った神奈川県から東海道を上ります。神奈川県藤沢市「相州...冨嶽三十六景近県より
公約通りというより、他に載せる写真もないから「巨大映像で迫る五大絵師」でみてきた富嶽三十六景の写真です。このシリーズどこから見た富士かが、地名がちゃんと入っているものと入っていない絵がありまして、まずは三役と言われる地名の入っていない写真から。どこから撮ったかはNETで議論、検証されているので興味のある方はググってください。そもそも木版画は私の知っている限り、B4用紙より少し大きいくらい。巨大にすると迫力が増すだけではなくて、見えなかったものが見えてくる。「凱風快晴」鰯雲と少ない冠雪からちょうど今ぐらいの季節の絵でしょう「山下白雨」まずは巨大スクリーンから山頂が晴れで裾野が雨これも地上から描ける絵ではありません「神奈川沖波裏」巨大スクリーンは迫力満点北斎の絵で最も有名な絵。神奈川沖と地名は入っていますが、波の向...富嶽三十六景考
本当は今日も浮世絵の続き、北斎の「富嶽三十六景」にしようかと思ってたんだけど、東京は久しぶりの青空に。おそらく9月になって初めての晴れじゃないかな。暑さも蝉の声も戻ってきたけれど、嬉しくてデジカメ持って外に出た。さて何を撮ろう、あまり映えるものもない、仕方ない空でも撮るか、そういえば先月も同じ理由で空を撮った写真があったっけ。まずは先月の夏の空カメラはSH-1グローブみたいな夏の雲そしてこれが今日の空カメラはGR上空風強し雲ちぎれ高いところに芙蓉の花百日紅も残っていました最後に先月撮った夏の夕景カメラはG7X今年の夏の想い出はこれだけ自分自身、浮世絵の合間の箸休め明日からはまた北斎の予定久しぶりの青空に
昨日の続きです。コメント頂いたお二方ありがとうございます。etegami0101さん、なかなか写真撮りに行けない中の苦肉の企画にご賛同ありがとうございます。Himeさん、モニターで見る浮世絵は紙で見るより明るくて色鮮やか、隅々までよく見える、本物と色が違うと思うところもありますが、さらにデジカメで撮っていますのでご了承を。大量印刷が可能になった木版画浮世絵をビジネスで考えると、基本は贔屓の歌舞伎役者、力士、憧れの花魁など人物画、今でいうポスター、ブロマイドはファンが買うと思うのですが、風景画というと如何なものでしょう。行きたくても行けないところ、行けば同じ景色が見られるところ、それをこのようなシリーズにすれば継続的に購入してもらえる、デアゴスティーニみたいな商売ですよね。企画は版元が持ち掛けたのかも知れませんが...デジタル五十三次下
「巨大映像で迫る五大絵師」は巨大スクリーンだけではありません。メイン会場外の通路には大型高精細モニターが12台、巨大スクリーンに投影されなかった作品が常時上映されています。巨大スクリーンは上映時間が決まっていて、めまぐるしく絵が変わってしまい、しかも終わったら退場させられちゃう。それよりこっちの方が好きな絵を好きなだけ見ていられるし、モニターの浮世絵はバックライトで透過しているかのように鮮やかで細部までくっきり。正直こっちの方が気に入りました。くっきり浮世絵なら自分のPCに残したい、自分のブログにも残したいというわけで、1枚1枚写真を撮ってきました。今日から数日単なる浮世絵の羅列になりますが、興味のある方ご覧ください。「日本橋朝之景」木戸が開いて一斉にスタート魚河岸で仕入れた棒手振たちおこぼれ狙いの野良犬「品川...デジタル五十三次上
巨大アート2日目は伊藤若冲の作品。ご存知の通り身の回りの動植物を写生することによって独学で技術を習得し、花鳥画を得意とした江戸時代の画家です。家業があった若冲が絵に没頭できたのは40歳を過ぎてから、以降85歳で亡くなるまで多くの作品を残しました。北斎の90歳といい、当時にしては長生きですよね。やはりライフワークがあると寿命は延びるのでしょうか。まずは40代の作品「百花図」から金刀比羅宮奥書院の障壁画です牡丹葉の虫食いまでしっかり描写紫陽花輪郭を余白で表現白百合ハイビスカスでしょうか次は仙⼈掌群鶏図晩年を代表する西福寺の襖絵です鶏が見上げる構図非凡を感じますそして主役の登場羽毛も丁寧に描かれて眼の周り、垂れの点描も緻密花はともかく動き回る鶏をよくここまで精密に描けるものですね。金色の地に特徴的な赤も見る人の目を惹...巨大アート若冲
私が旧い切手帖をひっぱり出す気になったのもこのイベントの影響、2日間も浮世絵うんちくを綴ったのも、すべてはこの夏行ったこのイベントの序章。それは大手町三井ホールで行われていたデジタルアート展「巨大映像で迫る五大絵師」。今までにない斬新な浮世絵を堪能してきました。会場は5階上るエスカレーターから気は逸る錚々たるメンバー「巨大映像で迫る五大絵師」デジタルリマスター化された絵が3面ワイド45mスクリーンに映し出されますリハーサル中じゃありません観客が少ないだけ次は平家物語細部までよく描き込まれています屋島の戦い那須与一慌てふためく宮中も真ん中でオロオロするのは平清盛次は風神雷神図俵屋宗達と尾形光琳の絵を見比べます明日は若冲の巨大スクリーンです巨大アート
今日も国際文通週間の切手と共に、浮世絵与太話をお聞きいただければと思います。浮世絵には主に肉筆画と木版画がありますが、広重~北斎とくればもちろん木版画。この錦絵という技法が画期的、優れた絵師、彫師、摺師の三位一体で成せる技なんでしょうが、おそらく世界初のフルカラー?大量印刷。これにより今まで武家の屏風絵、襖絵だけだったものが、庶民の家庭に行きわたったのだから大功績。国際文通週間の切手も1963年から葛飾北斎の「富嶽三十六景」シリーズにチェンジ。以降7年間続きます。色彩もより鮮やかに。1963年発行「神奈川沖浪裏」この波頭を描くには、カメラなら1/6000秒以上のシャッタースピードが必要だそうです。北斎は超人的な眼の持ち主だったのでしょうか。舟も3艘見えますが実は1艘で、タイムラプス的に近づいてくる様子を表現した...浮世絵のすごいところ
私が浮世絵と出会ったのはちょうど50年くらい前、小学校高学年の頃始めた切手収集。いまでもあるのかわかりませんが、10月くらいに国際文通週間というのがあって、広重だ、北斎だの浮世絵が、図柄の記念切手が発売されておりました。小学生ながらに国際文通週間ってなに?外国の人と文通しろって言うの?とか生意気言っていたのですが、切手の方は別、欲しくてたまりませんでした。しかし流行もあって当時の記念切手は高かった。そのシリーズで1番安いのでも1200円、1番高いのは4000円もして、たしかその頃の私の小遣いは月に600円か800円くらい。給料2ヶ月分は出せません。たしか5年生の夏、親戚の叔父の家に泊まりに行って、見せてもらうつもりだけだったのにくれました。しかもシートをバラしたり、田型の1枚を切り取ったり。えーいいの、バラした...浮世絵との出会い
おかげさまで比較的早く復活できまして、お見舞い、励ましのお言葉ありがとうございました。解熱剤を飲んで寝た翌朝、異様に左耳が腫れていて、これが発熱の原因?そういえば咳も出ないし、鼻水も出ない。とりあえず発熱センターに電話して、発熱外来の内科医に行くと、抗体は定着してるし、他の症状もない、「耳介軟骨膜炎」が原因の発熱と診断されて、炎症止めの抗生物質を処方されました。飲むとみるみる熱も下がり、念のため耳鼻科にも確認すると、マスクのゴムの圧迫とか、マスクのために普段以上に耳に触る機会が増え、最近なる人が多いとのこと。少し耳は大きくなったけど、コロナでなくてひと安心。知らない間に耳にも負担がかかってたんですね。さて話は発熱前の江古田の続き、コメント頂いた方の話からもいい街のようですね。職場の近所なのでこれからちょくちょく...激戦区
昨夜、BSで阪神vs中日を観ていて、あまりにもお寒い中日打線に寒気がして、ゲームセットの瞬間に悪寒に変わりました。あれあれなんかおかしいぞと、熱を測ってさあ大変。急な気温低下に真夏の格好してたから、風邪でもひいたかな。明日病院に行こう。と普段ならこれで済むのですが、今のご時世そういうわけにはいきません。職場に連絡して指示を仰いだり、医者にも電話して通院可否を確認してあーめんどくさいときに熱出しちゃったなあ。というわけで治るまで休載させていただきます。昨日コメント頂いた方々ありがとうございます。コロナじゃないことを祈りつつ、お休みなさい。発熱
江古田というところの場所と名前はおおよそ知っているつもりでしたが、10年ほど前、中野に赴任した時に町名一覧を見て驚いた。えっ江古田って中野なの、練馬じゃなかったの?西武線の駅は練馬にあるのに。今回練馬に行ってさらに驚き、練馬区には江古田という地名はありませんでした。江古田駅があるのは練馬区旭丘、江古田の江の字もありません。これが一つ目の謎。もうひとつの謎はその読み方、「えこだって中野区なんですね」と言ったら、「中野区の江古田は「えごた」なんだよ、えこだは練馬」と言われたこと。ちょっとした読み方の違いだけど、全く違う場所に聞こえるなあ。そんな謎多き江古田に初めて足を踏み入れました。駅の名前はえこだなのに今回はGRのフィルターもいろいろとテスト、昔のカラー写真風の「ポジフィルム調」、かすかに色の残る「かすか」、白黒...江古田の謎
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引越し先はまだ決めておりませんが、おそらくアメーバブログになると思います。時間掛かりそうなのでしばらく休載させていただきます。再開後、またよろしくお願い致します。引越し作業開始
永福町サービスエリア下には緑色のアジサイ、アナベルも咲いていて見ごろを迎えていました。ガクアジサイが日本古来のアジサイならば、こちらは欧米で品種改良された外来種。いつごろ日本にやってきたのでしょう。最近はよく見かけますが、昔はなかったような気がします。咲き始めは緑っぽいのですが咲き進むにつれて淡いメロン色からクリーム色がかった白花へと変わりますなぜか蕾も白に新緑の季節頭上の緑と挟まれてこのアナベルというアジサイ枯れても花は散らずに残り秋には茶色の球体になるそうですアナベルの色変化
気がつけば6月も半ば、北海道を除いて全国梅雨入りして、街のあちらこちらでアジサイを見かける季節になりました。名所に出かける余裕はないので、近くの首都高速永福パーキングエリア下に行ってみました。そこは玉川上水の暗渠で低く湿ったところ、しかも首都高の下で昼なお暗い。アジサイの好きそうな?場所なんです。昼なお暗い道沿いにまだ若いアジサイが高架下の暗いところにもアジサイは咲いていますそれでもこの日は晴れていてガクアジサイは日の当たるところに咲いていました高架下の紫陽花
天神通り商店街を200mくらい進むと、シン・鬼太郎茶屋がありました。でも、なんか、ちょっと・・・、たしかに駅に近い方が集客力は高いだろうけど・・・、繁華街の方が売り上げも伸びるかも知れないけど・・・、なんか違う気がします。そこはビルの1階でした屋根の上の下駄もない上は日サロか昔の方が風情があったなあ鬱蒼とした森の中じゃないとらしくない移築じゃなくて移転だもんな気を取り直して店内へ鬼太郎とねずみ男がいらっしゃませベンチには河童の三平のたぬきがよくみるとベンチはぬりかべ店内も洗練されていましたオリジナルTシャツ天井には一反木綿が舞い下駄も売ってる空飛ぶのかな聖地巡礼マップをもらって帰りました店を出ると布田天神の鳥居が見えます洗練された鬼太郎茶屋
今日は深大寺訪問の後日談。バラの写真が長すぎてもう忘れてしまったことでしょう、深大寺山門前にあった鬼太郎茶屋が移転していたことを。書いてあった住所を頼りに探しに行くと、そこもゆかりの地、調布の天神通り商店街でした。以前にも掲載したのですがそのときは夜だったので、同じような写真ですが昼間の様子をしっかり撮ってきました。調布北口小島町の交差点を右折すぐに鬼太郎に見下ろされます下から見上げてみました夜は気付かなかったのですが柱にはマンガの一コマがここが天神通り商店街消火栓?電源?の上に腰掛ける鬼太郎向いには懐かしそうなおもちゃ屋さんここも鬼太郎推しでした町中華の前には寝そべるねずみ男次のボックスには猫娘と一反木綿鬼太郎たちののぼりが並ぶ水木マンガの生まれた街鬼太郎茶屋の様子はまた明日水木マンガの生まれた街
神代植物公園、閉園まであと10分、どうにか正門前まで戻りました。正門の横にはいつも最後に休憩する植物会館が。ここであと10分しかないが、まだ10分もあるに気持ちが変わり、少し寄ってみることに。正門に向かう人たち植物会館前にも薔薇が売店も薔薇グッズ一色会館に入るとロビーは開いていたけど展示室は閉まっていました仕方なく外に出てツツジやユリを会館入り口横に小さな花が並んだ棚がカメラをマクロモードに切り替えて閉園が迫り、気が急いているのかなかなかピントが合いません慌てて撮ってもろくな写真は撮れませんね植物会館前
晴れた日の午後から出かけた神代植物公園、しかも蕎麦を食べてからのスタート、瞬く間に閉園30分前となってしまいました。最後に夕焼けといっしょにと思ったのですが、夏至に近いこの季節、日はまだ高い。17時閉園なんて早過ぎる、夏は18時にしてくれればいいのに、ひとりブツブツ言いながら、西陽当たる薔薇を撮りにもうひとまわりしてきました。日に透かして大温室前ピンクの薔薇を明るく撮ってみましたオレンジ色の薔薇は少し色濃くなってきた夕焼けの代わりを薔薇でこれでバラの写真はようやく終了です長らくのお付き合いありがとうございました薔薇に西陽が・・・
薔薇という花は不思議な花で、種の存続に重要な蕊が花びらに埋もれていて、虫も容易には近づけません。でもそれは薔薇の本意ではなく、おそらく人間の仕業。品種改良の歴史は知りませんが、人間が自分たちの好みの姿に変えていったんでしょうね。その強烈な香りは虫だけでなく人まで呼び寄せてしまったのでしょう。近接撮影はセンサーが小さい方が近づけるから、カメラをⅩ70からキヤノンのG7Xに交代しました。原種に近い蕊はむき出しなのに固く閉ざされている方が多い花びらの枚数も多いし光が当たってグラデーションが美しい開きかけた花の奥にようやく発見それでも小さな花びらが隠そうとしているようせっかくマクロモードにしたのでツートンの境い目や捲れていく様を最後は棘と葉葉脈が血管のよう蕊に接近
神代植物公園ばら園には作品名も作者も書いていない謎の彫刻が何体か立っています。わざわざそれだけ見に来る人はいないと思われる彫刻なのですが、薔薇の季節には格好の背景オブジェになってくれます。今日は彫刻といっしょに撮った薔薇の写真です。なにか彫刻の情報が載っていないかとネットで調べたのですがまったく出てこないので、仕方なく写真だけの掲載になりました。近くでじっくりみるといい感じの作品、作者が気になります。薔薇と彫刻
神代植物公園ばら園には無数の薔薇が咲いているのですが、同じ品種でももちろん一輪一輪、容姿が違います。今日はひとつの品種の中からいちばんきれいな一輪を厳選した写真です。どうせなら品種名も入れたかったのですが、控えてくるのを忘れてしまいました。すみません。まずは淡いピンクから少し濃いめのピンク次はオレンジ系そして真っ赤な薔薇ツートンカラーも最後は黄色を二輪薔薇セレクション
春バラの特徴なのか、時期的なものなのか、満開の中をよくみると花の数より蕾が多い。しかも桜のように一斉に咲くのではなく、満開の花の下にまだ固く閉ざした蕾が、明らかに時間差があって咲くようだ。今日はそんな蕾に焦点を当てた写真です。花の下だけではありません花より高い蕾も多い日光を求めて伸びるのか開花度は親子くらい違う白い花には白い蕾がふつう黄色いバラに赤い蕾?開くと黄色くなるようだ一輪で開花順序がすべて観られるものも蕾に支えられてる花や花を突き破って伸びる蕾王冠のように花を囲む蕾太陽を回る惑星にもみえる周りが咲く頃、真ん中の花はどうなるの?蕾
神代植物公園ばら園には薔薇のアーチがいくつもあって、それぞれの入口を飾っています。薔薇アーチはいつ頃からあるのか、そもそもなぜ薔薇でアーチを作るのでしょうとか、いろいろ考えてしまいます。イングリッシュガーデンのアプローチが頭に浮かんできますが、やはりそのあたりが発祥なのでしょうか。いずれにしろ、きれいな薔薇のトンネル、誰もがくぐりたくなってしまいます。いちばん手前のアーチはまだ淋しいこれから橋をかけるところアーチに収まらない薔薇もピンクと赤、二色のアーチここもピンクは隣に流れこみこれは白と赤黄色のアーチもありましたこれはアーチじゃなくてかまくら型のフォトスポットてっぺんに飾りがついています薔薇のアーチ
神代植物公園の春のバラフェスタは、約400種類5000株の春バラが一面に咲き揃っていました。天気もいいし、今まで来た中でも指折りのいい時期だったと思います。一輪のバラのうしろを無数のバラが囲む姿こそバラの園と呼ぶにふさわしい。カメラは富士フイルムのⅩ70、単焦点でボカシて撮ってみました。これは前ボケでピンクのバラは緑多めに最後はスクエアでバラの園
さてようやく初夏の恒例行事、神代植物公園春のバラフェスタの写真です。今回も200枚以上撮ってしまいましたのでしばらくはバラの写真が続きます。その日の天気は前回の昭和記念公園をリベンジするかのような青空。初回はそんな青空に浮かぶバラの写真を集めてみました。垂れ幕にも強烈な陽射しが空に浮かぶ雲のようするとこれは入道雲か青空には黄色がよく似合うもちろん赤やピンクも小さな女の子が香りに酔いしれ動けない青空と
神代植物公園深大寺門から入って新緑の木立を抜けると、そこはいきなりバラ園。でもバラはゆっくり丹念に観たいから、咲き揃ったバラを横目に、その香りに包まれながら表門の方へ。まずはシャクヤクから観ることにしました。公園入口にはバラフェスタのポスター新緑の木立を抜けてバラ園を通り過ぎ表門の方へシャクヤクも今が旬一重の花もあれば花びらが多いのや八重どころじゃない花も咲き方はなんとなくバラに似てるボタン科と書いてありましたここからはヒット&アウエー全体と寄りと明日からはバラの写真が続きますまずはシャクヤク
腹ごなしの散歩は深大寺境内へ。神代植物公園にはちょくちょく来るけど、おとなり深大寺に来るのはコロナ禍以降初めてかなあ。このブログで過去を紐解いてみると2019年10月なので、5年半ぶりの訪問でした。山門に桜の寺紋がかかる常香炉の奥に本堂が見える左手には絵馬掛所と手水舎神代植物公園のバラが浮かぶ坂を上がったところに元三大師堂小さな祠の狛犬の背にも葉影が達磨さんをお参りして乾門を出ると神代植物公園深大寺門は目の前です深大寺境内
久しぶりの深大寺そばで腹を満たした私は腹ごなしに付近を散策することに。ところどころリニューアルされているけど、大筋は昔のままの風景。山門前ののどかな道をのんびりのんびり歩き出す。紅葉のきれいな亀島弁財天池も今は新緑アヤメもちらほら咲いている名物そばぱんのあめや食べたいけどお腹いっぱいだから次に現れたのは一休庵そばまんじゅうか重いかな一休庵の片隅からいい匂いがそれは焼きたての蕎麦だんご店の横に腰掛けて食べられる誘惑に負けてしまいました花を見ながらだんごをほおばる巨きな石に葉が影を落とす腹ごなしの歩は続きます蕎麦だんご
深大寺そばの店選び、このあたりの店はお蕎麦が無くなり次第終了なので焦りがなおさら迷わせる。けっきょく選んだのは深大寺山門すぐそばの「そばごちそう門前」、松本清張も通ったといわれる由緒あるお店です。ところで屋号に付いてる「そばごちそう」って何?今では立ち食いにしてもカップ麺にしても、そばとうどんはほぼ同格なのですが、昔はそばがご馳走だったとのこと。ここ武蔵野の人々の主食はうどん、なにかお祝いごとがあるときにそばを食べたそうです。年越しそばとか引っ越しそばはその名残。店先に瓢箪達磨が下がるさりげなく「そばごちそう」格子窓から嶋田家がみえるすでに閉店したようだ少し並んでいたので、順番が来るまで許可をもらって店内をスナップ五月人形吉祥天の祠の奥で調理しているようだ順番が来てテーブルに着きましたカウンターにも小さな...そばごちそう
1日中見続けて、ついには昇ってみたくなってしまったスカイツリー展望デッキ。時刻は17時前、ちょうど夕景、夜景が見れる頃。駅を出ると一目散に東京スカイツリータウン、ソラマチを目指しました。リラックマだったかなバナナ日和のソフトクリームでひと休み向かう途中に既に懐かしいウーパールーパーがいました水槽の横からなんかゆらゆら寄り道はこれくらいにしてエレベーターフロアへエレベーターは4基春夏秋冬夏に案内されました隅田川の花火をイメージ分速600m40人乗りでは国内一の速さですわずか50秒で展望デッキに到着あっという間に空の上展望デッキからの景色はまた明日ソラマチ
向島百花園をあとにした私は東武線東向島駅を目指して歩きだしました。そこから浅草に出て帰ろうと。東向島は戦前までは玉の井という遊郭街。今ではアットホームな下町の商店街、通りにその名を残します。東向島駅を目指して歩きますガードをくぐるといきなり電車がそれは昔の日光軌道線なんでこんなところにと思っていると東武特急けごんが現れるここは東武博物館か知らなかったでも16時半で閉館残念商店街には地元名産寺島なす寺島茄子の介駅のホームからもスカイツリーが見える車窓からも・・・誘われているような終日景色の中にいたツリーそう言えば登ったことないなあ気がついたときには東京スカイツリー駅で降りていました予定にはなかったけど初めて登ってみようかな東向島
そもそも紫陽花目当てで出かけた向島百花園、でもネットの情報によると園内にある紫陽花はちょっと少な目の300株。しかもまだ咲き始め、果たしてどのくらいの紫陽花と出逢えるのでしょうか。道に沿ってポツポツと紫陽花が並ぶ池のほとりは日当り良好日陰に咲く紫陽花もここからはガクアジサイ、ここ向島百花園には白い八重のガクアジサイ「隅田の花火」という品種があるという。咲いていてくれればいいが。ガクアジサイはいつ見ても不思議な形光加減を気にしながら近づいてみました白いけど八重じゃなし八重だけど白じゃなし池のほとりの八重だけど薄い青ようやくらしい花を見つけることができました隅田川の花火大会を思わせる紫陽花でした本数は少ないけど種類豊富な紫陽花でした隅田の花火
向島百花園というネーミングから勝手に期待を高めたけれど、訪れた時期が悪いのか花より緑の多い庭園。それでも江戸時代には文化人集う民間の植物園だったんでしょうね。あまり草の生えてない百草園というところもありますし・・・。今日はそんな中、健気に咲いている花の写真です。まずは桔梗の咲き方最初はまるい花が指を立てるように1枚づつそして手のひらを開きますなにやら毛むくじゃらな花これはオジギソウの花だそうですこの季節多く見かけるノウゼンカズラなぜか下向きに咲く白い花句碑の横に咲く百合これはザクロの花これは葉なのか花なのか帰りがけにひめゆりが咲いていました順光側に回ってもう1枚明日は紫陽花の写真です百花繚乱?
今日は向島百花園の由緒ある一面、園内は句碑のオンパレード。しかもここ墨田区は松尾芭蕉のお膝元。園内に咲く花を眺めて、歌人たちが詩を詠む。門のモミジのその下に隅田川七福神の発祥の地福禄寿の碑芭蕉春もややけしきととのう月と梅これも芭蕉こにやくの斜しみも些しうめの花梅の花も今は実の頃茶筅塚と柘植黙翁おりたらん草に錦や花やしき井上和紫紫の由かりやすみれ江戸生れすみれではなく桔梗が咲いていました竹林の下には大窪詩佛の画竹碑宝井基角朧夜やたれをあるじの墨沱川万葉歌碑山上憶良秋の野に咲きたる花を・・・七種の花萩の花・・・花をみなへし・・・あさがほの花春の七草は知ってるけど夏の七草は初耳だ水鉢に青空が映る花を見て歌を詠んだのか歌に合う花を集めたのかも知れません句碑と七草
今日から7月、ステーキとケーキをたいらげて、ようやく向島百花園の門の前に立ちました。江戸時代から続く由緒と、思ったより狭いなという気持ちが交差する。入場料150円、年間パスポートでも600円、その安さに不安が募ります。昭和8年に国の名勝に指定されました庭門の片隅に紫陽花の水鉢が目を覆うほどの柏の葉そこはビルに囲まれた純和風の庭園もう氷の季節か園内いたるところからスカイツリーが見える丸い葉とモミジがじゃんけん丸い葉はパーかグーか蜘蛛の糸が枯葉を吊るす長さ30mの萩のトンネル今はまだ花は無く明日に続きます向島百花園
墨田シリーズはひと休み、今日は私の63歳の誕生日。神戸に住む娘がケーキを飛行機で運んできてくれました。本人曰く別件で東京に来たついでとのことですが、ついででも嬉しいじゃないですか。この歳でホールのケーキを誕生日に買ってもらえるとは、思ってもいなかったものですから。帰ると見慣れぬ保冷バックがGOKAN?それは大阪北浜五感生クリームデコレーションフルーツてんこ盛りさっそく蝋燭に点火長いの6本、短いの3本煌めくフルーツが美しく消すのを忘れて撮りました実食メロンに苺、黄桃裏側にはオレンジもうひとつ保冷バックから出てきた小さな包み開けてみると土壺?梅干し?それは神戸フランツの魔法の壷プリンいちばん上にはクリームその下にはなめらかなカスタード底にはビターなカラメル3層を混ぜて美味しく頂きましたところで容器はなんで壺な...空輸されてきたバースデーケーキ
その日の昼食に決めていた店は「下町の洋食屋カタヤマ」。安い肉でも柔らかくなる切り方で特許を取ったというお店で、以前テレビで紹介されていました。それなら安く美味しいステーキが食べられるのではと、下調べの段階からよだれが・・・。でも少しゆっくり撮りすぎて、ランチ時間ぎりぎりに、最後は少し急ぎ足でなんとか到着。ところは東向島四丁目お肉の美味しい下町の洋食屋レストランカタヤマレトロでモダンな店内ランチだからか激安これが特許の駄敏丁カットだびんちょ?ランチのステーキとカニクリームコロッケを注文添えられたナポリタンが懐かしいメンテルバターが溶けだして肉にしみいるバターかなカニクリームコロッケもサクサク、熱々あっという間に完食もうひと皿はいけそうだ下町の洋食屋
隅田川、墨田区側の土手は墨堤通り。土手沿いを歩いてきたのは桜もちに誘われただけではありません。下調べの段階で意外と見どころ多い土手だなと、寺社、言問団子はノーチェックでしたけど。さて最初は桜もちから少し戻った桜橋から。リバーウォーク同様人しか通れない橋です車も電車も通らないと見晴らしは最高スカイツリーが首都高の向こうに顔を出す水の守り神カエルと亀その下にサボテンの花が咲いていた手の形をしたサボテン指の先から花が咲くさらに墨堤通りを進むとこじんまりした野球場ここは日本で最初の少年野球場あの偉大な王貞治を育てたグランド対峙するピッチャーは誰だろう球場の端にタチアオイが揺れるその先には白髭神社お腹が空いてきたので撮ったのはこの2枚だけ明日は下町の昼飯です墨堤通り
お寺の裏側だとわかっていても、土手道をずっと歩いてきたのは、江戸時代から続く「長命寺の桜もち」のため。お土産で頂いて食べたことはあるけれど、やっぱり本家本元で食べないとね。歩き疲れに甘味は良薬だし。お店の名は山本や初めて知りましたお店の方にお許しを得て店内を撮りました江戸気分は長命寺畔の桜餅から当時の様子を描いた浮世絵も創業300年山本やの桜もちお茶とセットで500円さっそく開封桜の葉は伊豆松崎産大きい餅は小麦粉製の薄皮小豆は北海道産桜もちはかしわ餅と違って葉っぱまで食べられるから、薄い塩味の葉があんこの甘さを引き立てるうん美味い老舗集まる墨田区銘品名店会満足して店を出ると向かい側には言問団子でも甘いものはもういいかな江戸時代の人も迷ったでしょうねえ甘い誘惑
アナザンスター様、コメントありがとうございます。累計リアクション数が偶然一致したのですか。私の方からはリアクション数が見えないので、よくわかりませんでした。すみません。さて隅田川の土手沿いに向島目指して進むと、なにやら大きな石碑に出会いました。中を覗くと他にも石碑がズラリ、でもまた裏口なのか、お寺の名前はわかりません。裏口右手に大きな出羽三山の碑右手には三味線方初代鶴澤清六の碑実業家成島柳北の碑少し奥に石造庚申塔スカイツリーをバックに山村一蔵先生の碑隣は松尾芭蕉「いざさらば」の句碑ここに小さな井戸がある長命水?ここが長命寺か飲めば長生きするかもでも水は出ていない葉影揺れる五狂歌師の狂歌碑我興乃蘇鉄の碑竹の中に南無阿弥陀仏鏑木渓庵之碑ご当地出身木の実ナナの碑も他にも多くの碑があって、その数は60以上。とても...石碑の多い寺
すみだリバーウォークを渡り切ると、今度は墨田区立隅田公園。渡る前にアジサイを撮ったところは台東区立隅田公園だからややこしい。どっちが先にできたのかは知らないけど、ネーミングに知恵を絞って欲しかった。こちらも日本庭園の池の周りにアジサイが咲いているという。入るとすぐ現れるスカイツリー隅田川越しじゃないスカイツリーを見るのは久しぶり震災復興公園とあるがまるでスカイツリーのためにつくられた公園のようスカイツリーと松の木さて日本庭園へと思ったところで大誤算。池の周りは改修中で、黄色と黒のシマシマが並ぶ。もちろん中には入れない。これじゃアジサイは見れないか、仕方なく渋々、緑道に進みました。少し歩くと犬の彫像ソラカラ見上げる先にはスカイツリーさらに進むとひなびた神社が三囲神社?みかこいかな参道にはアジサイがでも門は固...墨田区立隅田公園
さていよいよ墨田区へ、でも渡ったのは吾妻橋でも言問橋でもありません。それは東武伊勢崎線の鉄橋沿いにつくられたすみだリバーウォーク。船で下を通ったとき、渡ってる人が手を振ってくれたっけ。渡り初めは上流側スカイツリーを見せるためでしょうかフォトスポットは恋人の聖地南京錠がたくさん掛かる束縛されそうで怖い東武線の下をくぐって下流側へ頭上を電車が行きすぎる吾妻橋が眼の前にエメラルダスが寄港していました浅草側を眺めると鴨川の畔を思い出す橋の終わりは源森川水門水鳥の溜り場蒼鷺がみつめる先をカワウが滑空今度はスペーシアが頭上を走る墨田区に入りましたすみだリバーウォーク
momohakase様、コメントありがとうございます。そう、仰る通りで、私も向島百花園を目指したけど株数が少ないらしいので、抑えに対岸の墨田区隅田公園はマークしていましたが、こちらがわ台東区隅田公園はノーマーク。想像以上にアジサイが咲いているので、これは撮らねばと得意の寄り道を。せっかくだからスカイツリーを入れて寄ってみました次は道路側こちらにもたくさん咲いている少し進むとアジサイとタチアオイが共演タチアオイも今が旬この蕾の中に花びらが折り畳まれているとは土手側にも咲いていたのでスカイツリーとせいくらべ明日こそ橋を渡りますアジサイとタチアオイ
今日からは新シリーズ、梅雨に入る前にアジサイを撮りに行こうと思って、晴天の日を選んで出かけました。鎌倉、高幡不動、白山神社・・・、アジサイの名所は数々あれど、どこも何度も行っている。今回はまだ行ったことのない江戸時代から続く向島百花園を選びました。そして隅田川を渡って行こうと、降り立ったのは銀座線浅草駅。考えてみると浅草駅を降りて、雷門も浅草寺も寄らなかったことは今まで一度もありません。断腸の思いで脇目もふらず吾妻橋へ向かいました。赤い手すりに赤い屋台船吾妻橋が赤いからかな定番の三点セットビールの泡の部分はどんな部屋なんだろうスペーシアが徐行運転でやってきたスカイツリー今日も美しくそびえ立つゲイン塔だけで140mありますさて橋を渡ろうかと思ったとき土手でアジサイが揺れる土手を降りると山の宿の渡し跡ここにも...浅草に背を向けて
日が長い長いと思っていたら、今年も夏至を迎えました。明日からは少しづつ短くなるのか。今日は下高井戸駅のそばにアジサイがたくさん咲いているところがあるというので、撮りに行ってきました。そこは駅の北側、甲州街道を渡ったところ。仄暗い小径の両側に多くのアジサイが咲いているここは玉川上水跡片側だけ陽が当たります陽の当たるところを選んで近づいて撮りました径はまた細くなりそしてすぐ広くなる頭上を走るのは首都高4号線大きくせり出した永福サービスエリアアジサイの茂みの中に花の名所を目指す札もう少し陽が当たるといいのですが高速の下では仕方がないか高架下のアジサイ
アンデルセン公園を出て、無性に腹が減っていることに気がついた。私の思い込みかも知れませんが、千葉の海鮮は美味しい、特に天丼の海老は東京の倍は大きい。海はまったく見えないけれどここも千葉、きっとブリブリな海老に出会えるはず。検索して出てきたのは北習志野駅徒歩5分しゃぶしゃぶ・蕎麦三ノ汁さっそく暖簾をくぐると蕎麦屋と言うよりほぼ呑屋唐辛子は京風味ならば一杯頂きましょう肴は刺身三点盛りメインは念願の上天丼蓋は溢れる天婦羅を支えるためアナゴがまるまる一匹海老も特大が2本中からは半熟卵天、隣はなす天〆はもちろん二八蕎麦思ったとおり美味しい天丼、これで千葉の海老がデカくて美味いは、思い込みから確信に変わりました。ちなみに店の名の三ノ汁は、一ノ汁がしゃぶしゃぶ、二ノ汁がおでん、そして三ノ汁は蕎麦だそうです。汁は美味しい...三ノ汁
アンデルセン公園最終回はワンパク王国ゾーン。もちろん子連れではないので、当初予定はしていなかったのですが、帰り道の途中だし、ちょっと回り道して帰ろうかと。サービスセンターも欧風造りどうぶつふれあい広場ポニーも100円で乗れます小学生以下ですが目線をくれたのでもう1枚ミニ鉄道SLかと思ったら新幹線でした足漕ぎクラシックカーパターゴルフ場もあります帰りにまた出会いましたきれいに並ぶ花の向こうにはまたのお越しをお待ちしていますポストかと思ったらお客様の声とても楽しかったですよまた行きたいと思いますワンパク王国ゾーン
ハンス・クリスチャン・アンデルセンは、1805年デンマークの都市オーデンセの生まれ、来年で生誕220年です。今日の写真は当時の農家を再現した建物。ちょうど風車のすぐ裏にあるから、これで公園を1周したことになります。順路は気の向くままにでしたけど。FarmHouse玄関横には庭石と花中庭もあって、家は口の字に屋根は茅葺き屋根赤い格子窓がかわいい入り口に下がる鎖は呼鈴?風鈴?雨樋かな?部屋の中は当時の家具食卓寝室これはかまど薪のストックが積んである他にも貯蔵用の部屋がありここはワインストック他の部屋には資料が展示されています裏口を出るとここにもバラが咲いていましたアンデルセンの生家は農家ではなかったけれど、かなり貧しかったらしいです。その頃の想いが「マッチ売りの少女」や「みにくいアヒルの子」を生んだんですね。19世紀の農家
1日遅れとはなってしまいましたが、momohakase様、コメントありがとうございます。仰る通り、あのハートのアーチを通年維持するのは、大変なことだと思います。さてボートハウスも見たことだし、次に目指すのはアンデルセン童話のメインキャラ、人魚姫の像。デンマークの有名な女性彫刻家カールニールセンの作品で、コペンハーゲンにある本物と、アンデルセン公園にあるレプリカ、世界で2体しかない像とのこと、これは見逃すわけにはいきません。再び丘に登りました。園内マップでは風車の裏あたりのはず小さな池で泳ぐカモ大きな池があるのにここにもバラが咲いていましたでも肝心の像がみつかりませんすると広いはらっぱの真ん中にポツンとこれが人魚姫の像か以前写真で見たのとおんなじだでもまわりには何もありません肌の質感も素晴らしくひれも丁寧に...人魚像を探して