まもなく母の命日が来る。毎年、母の命日には玄関前の十個余りのプランタの百合がきれいな花を咲かせる。去年は不思議な事に、毎年黄色い花しかさかないのが、突然変異のようにピンクや赤色や橙色の花を咲かせた。しかもひとつの枝に三種の花が咲いた。今年はどうなるだろうと想って見ていると、毎年のような背の高い太い茎は少なかった。その代わりに、背の低いしかも栄養不足のような細い茎が増えた。背が低だけでなく茎や花も小さくて触ると雑草と間違えそうで、まるで別の品種のようになってしまったようだ。本当に昨年の百合とはすごい変わり方だ。今のところ、まだ咲き始めなので、これからがどうなるかが興味深い。しっかり観察しておこうと想っている。さて、昔を思い出すと、今頃は母は庭に咲かせたぼたんが自慢だった。また春先の福寿草や夏の百合も好きな花...百合と福寿草母の命日