将来から過去を振り返ると、さまざまな面で、あの言葉が歴史の分岐点だったのかと・・・この場合は、軽く見られた反論の「なめる」ではなく、辛酸を嘗める(辛苦を味わう)であろうと思いたいが、あの熱狂は土壇場で我を失くす前意であろう。きっとハルノートを突き付けられた軍人の様態のようにも想像する。※逸話だが、米側の提案に日本は「対案」を提出、それを日本の役人のように「反対提案」と受け取ったという説がある熱狂と偏見が過ぎ去った時、この言葉の意味するところ、かなわない強者に面前対応したら、吐いた言葉は飲み込まなくてはならなくなるのは必然である。選挙公約でさえ守らなくてもよいと国会で公言した石破君のこと、いくら選挙中に歓心を買う捨て台詞であっても、口は禍では済まされない狂言である。国民は狡猾な権力者である内なる賊にむけて戦...人間考学から観た、宰相が「なめられてたまるか」と吠えること