心の存在

夫がインフルエンザに罹った。一週間前のことだ。夫は仕事から戻ると「だるい、喉が痛い、食欲が無い」と言って夕食も採らずに、はやばやと床についてしまった。深夜あまりに寝苦しそうにしているので念のために体温を計らせると、41度もの熱があり大変！インフルエンザか

わざと・・・

一昨日のこと。高校の頃の友人と、久しぶりに会うことが出来た。「親友」とまでは言えないけれど恋の悩みや家庭環境のことなどを、打ち明け合うことの出来るもしかしたら、親きょうだいよりも近しい間柄だった私たち。お互い結婚し、家庭を持つようになってからは住む場所も

夫の声

夫は例のごとく朝早くからゴルフバッグを愛車に積み込み出かけて行った。そして例のごとく月曜の夜まで帰らないだろう。ゴルフバッグは一応のポーズで愛人の元へ行ったに違いないのだから。それにしても、可笑しなもので平日は、 どんなに遅い時間だろうと朝方だろうと絶対

もしかしたら・・・

昨日遅くに自宅へ戻ると家中がピカピカに仕上げられていて流れている空気までもが清潔に感じられ自分が、より一層薄汚れていると思えて仕方が無く思わず車のキーを手に取っていた。窓を開け放したままで高速道路を飛ばすと湿気を含んだ冷たい夜気が、髪を頬をハンドルを握る

いっそのこと

先日、妹と共に、母に会いに行った。会うといっても、母は、私のことも妹のことも忘れてしまっていて自分は、まだ若い娘で私たちのことを学友と勘違いしていて若い頃の父との思い出話を、それは嬉しそうに話すのだけれどもう同じ話を何度聞かされたかしれない。それでも、幸