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あめつちの詩 https://blog.goo.ne.jp/niiya-mari

「あめつち」に響く歌声の持ち主、シンガー・ソングライター「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る

41才からの遅咲きのシンガーながら、オリジナルは100曲越え、手がけたアルバムも15枚。精力的に活動した時期を経て60代に突入。「朗らかに生きる」を模索の日常を赤裸々に綴る。

にいや
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広島県
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2015/01/09

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  • 年の瀬

    夕暮れ時に散歩に出る。先だっての雪が山や田んぼを白くしている。この雪は春先まで残るだろう。ひんやりした空気。吐く息が白い。歩きながらこの一年を振り返る。自分の思い描くような活動ができていないと感じて長い。そろそろお終いにしようかと考えたけれど後悔が残る。どの道、年齢を考えれば声が出るのも残り10年。ダメ元なのだから全力で行くと決めた。その小さな決意で何かが変わるというわけではないのだけれど、応援してくれる人が何人も現れた。やりたいことがいくつかある。来年はそれを形にしてゆく。さて年の瀬。子供のころは親戚が多かった。ワイワイ集まって賑やかだった。学生時代は私も帰省して久しぶりに家族が顔を合わせた。それだけで年の瀬は特別で華やかな気分になったものだ。年々、正月を迎える準備が簡素化していくが、玄関と客間にお花を...年の瀬

  • 父の命日

    26日は父の命日。毎朝、妹が立ち寄る。麻呂もそれが習慣になっていて外を眺めて待っている。いつもより遅かったが待望の妹がご帰還して麻呂もおおいにはしゃぐ。それも20秒だけれど。実は妹を待っているんじゃなくてその後のティータイムを何より楽しみにしている麻呂なのだった。一息ついてから仏壇に行こうと母を誘う。「寒いの~。ここでえ」と言う。こたつから手を合わせるだなんて横着にもほどがある。本人も笑っているからね。客間にこたつをすえてストーブで早々に部屋を温めておいたと説明。脚が不自由な母には椅子もある。私が正信偈を上げて3人でささやかな法要となった。「正信偈は長い。もちっと短いのやろうや」とここでも横着な母なのだった。ならば阿弥陀経とか?と経本を見たが長さは同じかもっと長いかも。年に1度も上げないんだからこれくらい...父の命日

  • お江戸からの帰還は雪道!

    23日。広島県北部は大雪。「お母さんが心配している」妹からのライン。羽田空港に行く前に運航チェック。オンタイムだったが東北や北陸、北海道方面は遅れや飛行キャンセルが出ていた。空港から電話すると「大雪よ~~~!」と母の一声。私を心底心配している声だった。広島空港からの高速道路がところどころ通行止めになっているらしい。行けるところまで高速で。そこから下道でと妹のアドバイスだった。むしろ遠くなるなら最初から下道で帰ることにした。高速と30分しか違わないようだ。ナビの道案内で帰途に就く。風は強いが雪はちらちら。空港周辺に雪は積もっていなかった。ナビで走ること20分でうっすら白銀の世界になった。見覚えある竹藪の山道が見えた。まさかの山越えルートだった。夏に下道で空港を目指して通ったたことがある。離合困難の半端ない山...お江戸からの帰還は雪道!

  • 東京では浦島太郎

    広島に雪が降るんですか?と聞かれるけれれど我が町は豪雪地帯。この日の朝は樹木も結晶に覆われるほど凍てついた。道路の凍結で事故が多発する空港線を無事に通過。飛行機で飛ぶこと1時間少々。東京に着いた。2泊だけれど午後便で着いてお昼過ぎに飛ぶ飛行機。メインは5時間の講演会。自由な時間はあまりない。直前になって宮角さん夫妻と銀座で待ち合わせ。街中をブラブラして3人で再会。3年ぶりの自粛なし年末でどこも人でにぎわっていたけれど数年前にもクリスマス前に銀座に来たことがある。あの頃にしたらショウウインドウがちょっと地味だった。戦争やってるし、気分的に自粛気味なのかもしれない。2日目、貴重な半日をどう過ごすか。あいにくの冷たい雨。上野公演の美術館巡りを思いつく。地図アプリではタクシーで10分ちょっと。運賃300円と表示す...東京では浦島太郎

  • 忘年会&新屋まり拡散会議

    せんだって歌会でお世話になった三次市吉舎町の「しいばさん」で3人衆の忘年会を催す。3人衆とはたった今思いついた。苗字が3人とも同じだから。私の本名は明かしていないのでさ行3人衆としましょう。「しいばさん」のオーナー伊藤さんと通称「お姉さん」をご招待。5人で忘年会をした。「しいばさん」なのにしいばさんじゃない経緯を尋ねそこねた。まさかなのだけれどまだ3年なのにオーナーのチェンジをモクロンでいるそうだ。おおごちそうでお腹いっぱい。この日はお昼ご飯を食べそこねて行ったので空腹だった。卵かけご飯を食べると宣言。早々に出て来たけれどたどり着かなかった。ラップでおにぎりした。お料理の多くも食べきれずS家のお子たちが口をあけてまさに夕ご飯を食べようとしていたジャストなタイミングでS母が電話したようで自宅まで10分だとい...忘年会&新屋まり拡散会議

  • 冬到来

    暖かくて12月らしからぬ日が続いていたけれど急に雪になった。お天気予報は助かる。火曜日に冬タイヤに替えてもらって雪道に間に合った。寒いのはいやだ。南天の実が凍った。運転も困るし水道が凍ったりする。指のあかぎれも悪化するし顔面もますます乾く・・。顔面は寒さに無関係かしらん?それでも山に雪が積もるから春に田んぼに水がはれるというもの。田植え前の準備を「田おこし」という。この秋は雨がほとんど降らなかった。川の水位が低い。近くのダム湖は今まで見たことがないほど干上がっていた。ニュースにならないのが不思議。この雪で少し潤うとよいな。雪景色をちらっと見ながら、私も母も麻呂も取り立ててやることがないという状況。こたつ周りでウトウトした。意識が戻った午後2時30分。3年日記が終わりそうだがJAの注文書が回ってこないと母が...冬到来

  • アウトドア・ランチ~おでん

    おでんを大量に作った。白菜は灰色の小さな虫がついてほぼ全滅。4株だけ収穫できた。大根は順調に育ち豊作だ。むしろ、いかに大根を消費するか。ってことでおでん大量に作った。少し甘かったので味噌を加えたらおいしい味噌おでんになった。翌日のお昼は良いお天気だった。12月とは思えないほど暖かい。午前中をダラダラ過ごしたらお昼前だ。七輪でおでんを温めながら食べたくなった。庭で七輪に炭をつっこんで点火。ピアノの椅子を持ち出して母と妹そして麻呂も参加。背の高いこたつに入って日がな寝ている麻呂も太陽の日差しを浴びた。外で食べるとおにぎりもおでんもおいしい。麻呂はツナマヨの大根サラダに「はまり」3杯も食べた。午後は庭でギターなどを弾いてみた。庭の石が譜面台。気持ちよかった。こんな時、コードを覚えとけって思うけれど1曲も頭に入っ...アウトドア・ランチ~おでん

  • 全力オープンマイク de ぞうさんカフェ

    師走も半ば。今年最後のオープンマイクinぞうさんかふぇは今回も熱気ありました。フレッシュな初参加の方もいて、私の時も皆さんがとても暖かく迎えてくれたのを思い出した。闘病しながら参加された方もいる。薬の効果で歌えるという人や、進行性ゆえに死ぬまでに自分にできることをするとCDをリリースされた方も。ぞうさんカフェのオーナー植田さんも聴覚の支障を公表されている。終始、耳の中で爆音がしているそうだ。そんな中でもできることをやると前向きだ。バンドで歌えているし会話もできるので周囲の人はきっと忘れている。たかが歌うだけだけれど自己表現とはそれほどのもの。歌うことが生きる力になり、明日を生きる希望になりうる。一人一人のチャレンジを受け入れてもらえるオープンマイクというシステムは素晴らしい。ぞうさんカフェは出版社でもあっ...全力オープンマイクdeぞうさんカフェ

  • 焚火だ 焚火だ 落ち葉焚きぃ~

    今年度のライブを終了した。週末に月1回のオープンマイクが控えているが参加費を払って歌うので責任がない。にいやとは知名度もレベルも全く違うユーミンなのだけれどギャラなしだと気合が入らないと言っていた(笑)オープンマイクの選曲をしないまま2日前になった。あいみょんの歌を見つけた。歌ってみたら難しかった。あいみょんは地声で軽々歌っているけれど声が裏返ってしまふ私には困難かな~。ま、明日考えよう。それより落ち葉焚きだ。畠に落ち葉が積もっている。集めて焚火をしたら楽しそうだ。で、最近こういうのだが「無事に終わった」。体調が悪くなく喉が不調じゃなく、家内安全で、忘れ物なく時間通りに現地入りして、音響や何か大きなトラブルやミスがなく歌えたらほっとする。こんな風に思うのはここ3~4年かな。ギターと譜面は絶対に、何があって...焚火だ焚火だ落ち葉焚きぃ~

  • 歌会~「にいや教」の集い

    12月4日、三次市吉舎町での歌会を無事に終えた。落ち着いた里山というロケーションに大きな古民家。実際のところは分からないが、平家落人村のイメージを持った。で、烏帽子姿での歌会を思い立った。縁ある人が来て下さるはずだと楽観的に考えた。当日の朝、雨女のパワーかやっぱり雨だったがやんで時折晴れ間も見えた。歌会の終盤では後光のように西日が差してきたそう。あのタイミングは凄かったーそうだ。今回もチャレンジ・ステージ。久しぶりに烏帽子姿で歌うにあたり10年前にご指導頂いた仕舞を覚えなおした。前日になっても選曲を迷った。なんちゃって「白拍子」の振り付けも素人ゆえに苦労した。巫女風衣装の袖が乱れないよう母に縫い合わせてもらいアイロンかけをした。何しろバタバタしていて発声を怠り声が出づらいしギターにほとんど触らないまま本番...歌会~「にいや教」の集い

  • 初雪

    12月と同時に冬になった。広島県に雪が降るのかと聞かれるが昨日12月1日に県内2か所で初雪が報じられた。我が町も雪の多い地域。今朝は冷たい雨だったがさっと青空になったかと思うとちらちらと空から白いものが。雪だった。青空を背景にうす~く雪が舞うさまは天使のダンスのようで美しい。今朝はサッカー日本代表が決勝に進出したニュースも飛び交っていた。「ブラボー」と雄たけびをあげ「ニッホン!」と連呼する若者のはじけ方がすごい。何かと暗いご時世。コロナの中で大勢が集まったりましてや大声を出すことが憚られた。その鬱屈したエネルギーを大放出するかのように盛り上がった。「ニッポン」が1ミリで勝って、その結果、みんなの気持ちがひとつになった。天の配材か?と思うほどだった。日本はなんだかんだ言っても「ついている」。明るい気持ちで帰...初雪

  • お寺で歌う

    白木町の妙国寺さんにて二日に渡り法要があった。2日目の法要後、新屋まりの歌と講談師のコラボでオファーを頂いた。親鸞聖人のご誕生850年と立教開宗800年の法要だそう。親鸞聖人の歌があるというシンガーにいや。早々に選曲をしていたけれどアルバム「生かされて」から歌って欲しいとの要望。直前に「TOUZEN」を入れていないと気づく。仏教が大陸から東へと日本を目指す「仏教東漸(とうぜん)」の意味。4日前にどのことに気づいて歌詞を覚えなおした。それと同時に埋もれていた歌詞が目に留まった。オリジナル「白拍子」として10年前書いたもの。アルバム「安らけく平らけく」に白拍子を挿入しようとしていた。その頃、中国新聞紙で連載されていた五木寛之先生の「親鸞」に引用された「梁塵秘抄」と「平家物語・祇王の段」に曲をつけて白拍子として...お寺で歌う

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