半フィクション 47 1ページ目

それは、パソコンに向かって紙屋町整体さんの来月号の原稿をチェックしてた時だった社長がカツンカツンと近づいてきて"来月からのワーキングマザーの取材と編集、任せて…

半フィクション46 じゃがりこ無期限休止

じゃがりこを通報したのは、なんと笠木さんだった。ボスの娘婿の笠木さんだった！味方だと思ってたのに、完全に裏切られた。仲間だと思ってたのに、完全に嵌められた。大…

半フィクション45 じゃがりこ事件

笠木さんがマック担当として入社して約2ヶ月。思っていたより話しやすく、笠木さんもボスの普段の生活とかをラフに話してくれて、予想以上にフレンドリーで事務所の空気…

半フィクション45 新入社員はボスの...

松木さんが辞めたあと、なんだかぽっかりと穴が開いたような感じが1週間ほど続いた。そしてマックの桑さんも同じく強制的に辞めさされたため、マックは渋谷さん1人だ。…

半フィクション 42 大西君

松木さんの引き継ぎは大西君と割り振り、なんとか終わった。その日は大西君の運転で1日回ったが、やはり大西君は面白い。顔もいいし、声もいいし、面白いし、営業成績も…

半フィクション 41地獄への始まり④

松木さん、townが長かったので、引き継ぎは半端なく大変だ。ほとんどのクライアントがえ？松木さん辞めたの？と、そりゃそうだ会社から通告された日に辞表を出すレベ…

半フィクション 40 澤村くん

先日のいきなりの解雇から数日経ったが、引き継ぎがバタバタ過ぎて、新規も廻れない状況だ。そんな中、営業の澤村くんの様子が朝からおかしい。澤村くんは入社して、約3…

半フィクション 39地獄への始まり③

バスターコールは突然だった反会長のスタッフ、営業の松木さん、デザイナーの桑さん、この2人はtown初期メンバーでジブンより古株だ。おばちゃんの松木さんと30代…

半フィクション 38地獄への始まり②

"あの日"から何かおかしい。社長以外、全員からの反応が鈍いし、重い。必要なことしか会話がない。それはまるで、ギリギリ子供の前だけはいいように取り繕う、仮面夫婦…

半フィクション 37 地獄への始まり①

今月もなかなか広告枠が埋まらないそして、朝のミーティングもなんだか空気が重たい仕方ない、、1人1枠のノルマを課そう。"じゃあ、大西くんは美容院または健康を1枠…

半フィクション 36 朝夜の落差よ

コンサルで来た田代先生は、いつの間にかtownの会長となった。社長室は縦長で手前から経理の森下さん、沖社長、田代会長のならびで机がある。で、会長は190センチ…

半フィクション 35 久保さん...

日に日に、元気と口数が減ってきた久保さん。おはようございますすら、もう聞こえないボリュームだ。"久保さん、今日同行しましょうか？""...はい"そりゃそうだろ…

半フィクション 34 久保さんの焦り

久保さんが初めて取れた渡辺薬局の打ち合わせが終わり、会社への車内にて。今日は久保さんが運転して、ジブンは助手役だ。"久保さん、良かったですね、初広告""ありが…

半フィクション 32 久保課長

どうも、久保でしゅ久保さんは、今までお世話になった人たちに手当たり次第電話しているああ、どうも久保でしゅが、この度はフリーペーパーの会社に入ったので、ぜひ広告…

半フィクション 31 情熱の久保さん

さあ、久保さん、行きましょう。助手席に座った久保さんは...結構デカいそして、めっちゃ汗かく"久保さん、暑い時言ってくださいね""わしゃりました"久保さんの喋…

半フィクション 31 続久保さん

久保さんはジブンより20個ほど歳が上の男性だ。田代先生に言われて作った名刺の肩書きが課長その名刺が印刷会社から納品されたあと、田代先生から、"久保さんは課長と…

半フィクション 30 久保さん

townは中途採用で様々な人が面接に来る。そうか、今日は50歳くらいの男性が面接にくる、と社長が朝礼のときに言っていた。うちの会社の事務所は特別広くなく、営業…

半フィクション 29 結果的に

12月号で掲載された、まんぷく亭の忘年会コースは結果的に、めちゃくちゃ反響があり、木下さんからもお礼の言葉を貰った。ただ、いまだにカメラがおかしかった原因はわ…

半フィクション 28 逆転なる

今日の15時、まんぷく亭に改めて謝罪に行く。アポなしだ。そして、大切なのはまず心からの謝罪、そして...まんぷく亭の近くのモールの駐車場に停め、歩いて3分。左…

半フィクション 27 奇跡なり

まんぷく亭の事故から3日たったが、ミーティングでみんなに共有した。社長も後輩も一度も経験ないことらしく、いまだに謎だ。念の為、カメラを点検に出したが、そろそろ…