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指揮者の物語という事なので、当然音楽たっぷりの映画と思ったら、さにあらず。無音の時間がものすごく長い映画で、まず驚いた。そしてケイト・ブランシェットの快演、怪演に圧倒された。ピアノはグールドの真似までできる腕前、ドイツ語は流暢、そして指揮がどこから見ても本物だった。最初に数十分にわたるロングインタビューがあるのだが、淀みなく話す内容がかなり専門的で、俳優の演技ではなく音楽家の語りそのもの。この長いセリフがすらすら話せるだけでも凄い。指揮の振りは監修のマウチェリーの振り方のような気がする。マウチェリーの指揮は見たことがないが、写真を見たことがあり、何となくその雰囲気を感じた(少しくらい勉強の跡がないと、こちらも落ち着かないよ)。正直言って、振りだけなら、まあ真似できる人もいるだろう。それより感心したのは、リ...映画『Tar/ター』
映画「ウェスト・サイド・ストーリー」の感想動画がひっきりなしに上がっていたようだ。1日一つくらいしか見ていられないけど、あまりにあるので、ついにもう一度見に行った。2970円するメイキングブックというのも買った。これはものすごい情報量の本であり、こちらも読むと感動してしまう、素晴らしいものである。そこにバーンスタインやロビンスの考えも示されており、初めて知ることも少なくない。あのジョン・ウィリアムスが61年映画の録音ではピアノを弾いていたなんて……。その経験が、彼の映画音楽に直結しているかもしれない、などと想像してしまった。彼のオーケストラ曲にはほぼ全てピアノが入っているから。何度観ても良い理由の一つに音楽の質の高さがある、と私は思うのだが、映画ファンはそれを誰も語っていない。ここまで上質の映画音楽は何十年ぶり...再度ウェストサイド、ストーリー素通り
長年の持論、ミュージカルは以下の4作が傑作であり、ほかはそれには及ばない。【マイ・フェア・レディ】【ウエストサイド物語】【ザ・サウンド・オブ・ミュージック】【屋根の上のヴァイオリン弾き】この4作のヴォーカルスコアは、25歳以前に手に入れていたから、音楽についてはかなり詳しいつもりだ。中でも【ウェスト・サイド・ストーリー】は別格で愛している。なので、スピルバーグが再映画化したと昨年知って、公開を心待ちにし、先月観に行ったところだ。それからしばらくして、そのレビュー動画がいくつも出てきた。なるほど、という気付きもそれらはたくさん教えてくれた。しかし❗️誰も音楽について触れていないのである。スピルバーグはとても敬意を払っていて、台本のローレンツより前に音楽のバーンスタインをクレジットしている。よしよし(‥、)ヾ(^^...映画「ウエスト・サイド・ストーリー」を観て
ショスタコーヴィチの交響曲第5番の第4楽章の主要動機が、カルメンのハバネラから引用されている話は、10年くらい前に書いた。それがNHKの番組になり、紹介されたのだが、その番組の解釈は、いまだに100%正しいとは思っていない。それから月日が過ぎ、この期に及んで、また《カルメン》の《ハバネラ》がショスタコーヴィチの交響曲第5番に引用されている話を教えられた。今度は第1楽章である。3回ほど出てくる旋律である。これがカルメンの歌う旋律の引用になっている。《ハバネラ》がニ長調になり“ラームーール、ラームーール”と歌うところだ。これは言い逃れができない「引用」だ。4楽章の引用は、世界一多いモチーフと言われている「ソドレミ」音型(または「ミラシド」)で、使用例は《夢のあとに》《チゴイネルワイゼン》《五木の子守唄》と枚挙にいと...ショスタコーヴィチとカルメン
偶然本屋で見かけたのだが、結構気になって、ついに買った。美術学部の講義を本にしたものらしい。いわゆる美術史の講義なのだが、人気のある印象派の話などしたところで、学生は知っていることばかりだから退屈してしまう。それならば、という内容で、しかも専門知識のない人でも親しんでもらえるように書いたのだそうだ。実は私、美術はかなり苦手。デザインや建築には、ある程度関心があるが、絵画や彫刻はなかなか心が動かない。そういう人間にはぴったりの気がして、読んでみたのである。そして「ぴったりだった」美術史の話なのだが、それ以上に「謎解き」「判じ物」の本だった。そして、このような考え方が音楽にも反映しているのだなと思うことばかりだった。さらに「ヴァイオリン」などという質めんどくさい、いや奥深い楽器の背景を垣間見た思いもある。大学の講義...東京藝大で教わる西洋美術の見かた
受けてきた教育、巡りあった先生方が、どれもどなたも伝統的でオーソドックスな方法をまずは学ぶべし、というものだったので、それ以外のことはあまり考えずにここまでやってきた。しかし世間はそうでもない。あるコンクール(未成年対象)で、一度出た評価に異を唱えた審査員がいたのだ。「本当に皆さんそう思っているか確認してほしい」とその方はおっしゃった。コンクールでこれをやり出すと結論は出なくなりかねないので、このようなことは滅多に起きない。起こしてはいけないかもしれない。が、場が収まらなかったので、結果に賛同するか改めて採決をしたのである。結果は変わらなかった。やはり皆さん本当にそう思って採点していた訳だ。しかし、私は異を唱えた審査員の方に賛同した。なぜならば、問題になった演奏は「とても面白い」けど「非オーソドックス」だったか...面白い演奏とオーソドックスな演奏
小学校の謝恩会だったか学芸会だったかで「《学生街の喫茶店》をやろう(歌おう、だったかな?)」という声があがり、ついては私が電子オルガンで伴奏することになった。誰かがドーナツ盤(45回転EP)を貸してくれ、それを基に伴奏を考える訳だ。今で言う「耳コピ」である。その立場で聴くと、実にユニークな伴奏になっていることに気づく。前奏はヴァイオリンのトリルだけ、と言って良い。歌の直前も、通常のドミナント「Vの和音」ではない。そしてさらにユニークな間奏に度肝を抜かれる。コーラングレの不思議な旋律、調性感が薄くて、コブラの笛吹のような節回し。おまけに終わりが終わりに聞こえず、このまま演奏したら2番が歌えないかも、と不安になった私は、学校の音楽の先生に相談した。音楽室で先生とレコードを聴く。先生が「これは何のリズム?」私「タンゴ...学生街の喫茶店②
筒美京平、小林亜星に続いて、すぎやまこういち氏が亡くなった。ついに一つの時代が終わりを告げた感が強い。すぎやまこういちさんはお会いして一緒に仕事をしたこともあるだけに、そのショックもそれなりに大きいが、それよりも偉大な業績を遺されていることを讃え、幸せな時間を過ごさせてもらったことを感謝したいと思う。私個人の思い出は「ビッグGM」と《オーディオ交響曲》だけど、ここではもっと一般的な《君の誕生日》、いや違う、《学生街の喫茶店》の話をしたい。我々の世代にとっては、ドラクエよりずっと大事な歌だったと思うからだ。クラスメートに金子という男がいて、一緒に「文芸クラブ」というのに入った。小学校の正課クラブの一つである。私自身は、そこで何をやってたか少しも思い出さないのだが、その金子は「学生街の喫茶店」という小説を書こうとし...学生街の喫茶店①
世間のことを勉強すると、無数の知らなかったことが後から後から出てくる。なので「変わらないもの」を追求することが幸せにつながるだろうと思っていたところがあった。でも、そうでもないらしいことにも気づくのである。変わっていくのが世の中だ、と平家物語の昔から伝わっている。いわゆる「諸行無常」。変わっていく波に乗ってこそ、幸せにたどり着くこともある訳だ。さあ、どこに行くのか。これがわからない。わからないから面白い、という考え方もある。愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ、とのこと。という訳で、歴史を少し勉強していたら、なかなかショックな事も多くて、また先に進めないことしばし、だ。もう少し気楽に生きよう、とかいろんなことを考えていた。気楽に、洗面所の蛇口である。バブル期にシンク?から液体せっけんと空気が出るものが出てびっくり...世の中激変中
ここで強調するまでもなく、大半の人達が選ぶ道である。ただ「演奏家にはなれないから」という消極的な理由でこの道を選ぶ人達が、やはりとても多い。そう考えても仕方ない面はあるのだが、せっかくならば、より積極的に考えてほしいと思う。a)演奏するための教育活動こちらも、消極的に考えれば「演奏だけでは生活できないから」という風になってしまう。それは正しいし、私もそう考えていた。しかし一方、ミュンヘンに行った時、ウィウコミルスカというポーランドの女流ヴァイオリニストから、次のように言われた。「教えることはしないのですか。教えることも勉強になりますよ。」わざわざミュンヘンやポーランドを引合いに出したが、こちらも日本中で、そして音楽に限らず言われ続けていることである。b)純粋に教育活動多分、こちらが最重要なのではないかと思うので...音大生の出口戦略③教育活動編(a)演奏するための教育活動
音楽学校とは音楽家になるために必要な訓練をする場所という認識は正しい。が、だから卒業生は音楽家にならなければならない、という認識は疑問が生じる。その理由の一つには、全員が音楽家になれる訳はないから、ということは誰しも考えつく。こちらは言わば「消極的」な理由。ハンガリーには、音楽学校がかなりある。しかし、ハンガリーの人口は1000万人ちょっと。普通に考えたら多すぎる学校の数である。どうしてこのようにたくさんの音楽学校があるのか。その理由を昔聞いたことがある。「私達は良い聴衆を育てるためにやっています。」日本人なら思うだろう。「聴衆の育成まで考えて音楽をやらねばならないものなのか」答は「やらねばならないもの」なのである。そもそもヨーロッパはなぜあれほどまでに文化を大事にするのか。それは、ヨーロッパが侵略、強奪の繰り...音大生の出口戦略②
音大生に出口戦略なんて、ある訳がない。昔からずっと、一握りの人しかプロになれないと言われてきた世界なのだから。これは正論である。それでも、なぜかやりたがる人が大勢いたから、出口戦略なぞ考える必要もなく、淘汰されてなんぼの世界だったと思う。しかし、少子化や不景気やらで、さすがに翳りが見えてきた。近年では東京芸大附属高校のヴァイオリンが定員割れを起こしたらしい。ヴァイオリン界に身をおく者としては他人事ではない。今まで永々無窮に築き上げ、世界のトップレベルにある日本のヴァイオリン界だったのだが、何も手を打たないと、それは段々過去の栄光になってしまうだろう。そのためには「これが出口戦略だ」と考える必要もあるように思えてきた。なので、改めて考察する。音大生は、卒業したらどういう進路があるか。従来から、以下の三つがあると言...音大生の出口戦略①
4月にできたのだが、やっと中に入る機会を得たアミュプラザ熊本。JR九州はアミュプラザを作る度に街を作り変えてきた。小倉ができた時もそれなりにすごかったのだけど、長崎、鹿児島、博多と作る度にパワーアップして、天文館や天神の人口減少に貢献してきた。ただ、熊本はそれまでのアミュプラザとは大きく違い、立地が市街地の中心部ではない。今でも駅の裏側は一般の住宅地になっている。佐賀駅でもホテルやオフィスビルが建っているのに、である。今まで森都心(しんとしん)ビルとかホテル、マンションなど建てても、なかなか発展しなかった熊本駅周辺が、アミュプラザの出現で果たして変わるのか、は個人的に大いに注目していたのである。そして、結果は……「変わった❗️」博多の展望レストランと同様の物もあるのだが、それに加え、フードコートに付随する何とか...AMUプラザ熊本
映画を観て、なにやら割りきれない気持ちになった事は、以前に書いた。でも、原作は面白いと何人かの方から言われた。が、まだ読んでいない。そしてまた「シンフォニー音楽劇」という形で現れた。これほど何度も作り替えられるということは、やはり魅力的な原作なのだろうと言わざるを得ない。この「シンフォニー音楽劇」とは、どういう形態なのか、やはりとても興味をそそられ、ついに観に行ったのである。生のオーケストラやピアニストを使うようだし。ト音記号と繰り返し記号にはさまれた五線譜を描いた反響板がステージに作られ、その中にオーケストラが配置されていた。ピットに入る訳ではないのである。その前には2台のグランドピアノが置かれていた。一つはソリスト用、一つは影ピアノ?とでも言う存在。まず最初にテーマ音楽とも言うべきオリジナル音楽がピアノとオ...シンフォニー音楽劇「蜜蜂と遠雷」を観て
「お世辞と謙遜は、時間の無駄だと思っています」と言った人がいた。それは言い過ぎでしょう、と普通はなるが、その人の環境を考えると、そうも言いたくなる気持ちもわかってくる。昔から、優秀な女性ピアニストになぜか多いのだが、お互いに賛辞と謙遜をいつまでもやっている場に遭遇することがあった。こうなると、いつも批判的な人が多いヴァイオリン、フルート、ソプラノの方が健全に見えてくるくらいだ。本当に素晴らしい人同士は、お互いに「ありがとう」とか「嬉しい」で済ませておけば良いのに、謙遜大会が始まると、そこまで素晴らしくはない人々にとっては、かなり居心地が悪い空間が誕生したことになる。そうなると時間の無駄と言っても過言ではない。そのような環境から生まれた前述の発言だと推測した。もちろん、状況によってお世辞や謙遜も必要だとも思う。何...お世辞と謙遜
ウイルス騒ぎで仕事がなくなった文化・芸術団体等が、文化庁を通して「何とかしてくれ」と訴えたのが1年前。「何とかします」と当時の安倍首相は言ってくれたのが昨年春。で、いつの間にか発表されていた「文化芸術活動の継続支援事業補助金」昨年7月に第1次募集が始まり、私が存在を知ったのが9月。第3次募集開始直前だった。それからは大急ぎで関係者に声をかけ、ホールや演奏者を確保し、9月下旬の締め切りギリギリに書類を提出。それからまた急いで何曲か作って、演奏者に楽譜を渡し、10月末の録音録画にこぎつけた。そこからが大変なのである。まず「事業計画書」を提出しているのだが、毎日のように、細かい訂正を事務局が求めてくる。それで交付が決定したのは何と11月中旬。そこから1か月以内に「事業報告書」を提出せねばならない。報告書は「証憑書類」...文化芸術活動の継続支援事業補助金
昨年の12月にお亡くなりになったと、今頃知った。どんな絵でもさっさと描ける画伯だったらしい。さらにウィットに富んだ詩作もできる。その中の「大志の歌」に井財野は釘付けになった。架空の学校に校歌があったらどうなるか、という内容がまる一冊展開されている。これは付曲するしかない、と出版社を通して連絡した経緯は、以前にも書いたかもしれない。嬉しいことに返事が来た。やり取りは全て郵便、安野画伯の絵葉書でお返事がくる。そして返事の内容だが、残念ながら(?)先約があるとのこと。しかも先約者は、昔ニュースセンター9時のレギュラー出演者だった森ミドリさん。こりゃかなわないと一旦思ったけど、安野画伯曰く「井財野の情熱」に負けて、こちらが申請した曲に限って許可しましょう、という話になった。とりあえず何とか許可をもらい、福岡のアマチュア...追悼・安野光雅氏
最近フローラン・シュミットやセブラックの作品を聴く機会があった。どちらも百年くらい前のフランス人作曲家である。面白いのあり、つまらないのあり、と全体には興味深いものだった。それを述べても良いのだが、このようにフランス音楽に惹かれてしまう自分が、最近はちょっと嫌になる。クラシック音楽だけではない。10代の頃からシャンソンの類い、ポール・モーリアやレーモン・ルフェーブルを聴いていた。20歳頃にはフランス語の勉強を始め、ファッション・デザイナーやフレンチ料理のシェフが話すフランス語を聞いては「カッコいいなぁ」と思い続けて、現在にいたる。それが、かなりの部分「幻想」だと気づかされたのが1年くらい前。本当のフランスは、映画〈レ・ミゼラブル〉に出てくるようなバッチい国だ。だから感染症もなかなか治らない。だが、そのような物理...文化力は武力に匹敵するはずだ
やっと緊急事態宣言が解除になった(福岡は)。この1億人規模の大騒ぎは、後生に盛大なる茶番劇として伝えられるだろうが、渦中の人間としてはたまったものではない。最近暖かくなったから、まだ良いものの、電車もバスも窓を開けて走るのには参った。その寒さで風邪をひくとは考えないのだろうか。飲食店が20時で閉まるのも参った。福岡は観光する場所がない。自慢できるのは美味くて安い食べ物だけなのに、これを案内できなかったら、何のおもてなしもできないのである。飲食店で感染すると言われて、閉店時間が早まっているのだろうが、実際は家庭内感染の方がずっと危なく、飲食店に行っている方が安全、というのが統計の結果である。昔、共産圏を旅行した時、店の人がまるで働く気がなく、店が閉まる時間も早かった。まさか日本もそうなるとは……。それはともかく、...福岡も観光をもっと視野に入れよう!
世の中全て「ちょうど良い」を判断したり、実行したりするのは、とても難しい。日本人みんなが気をつけたおかげで、感染症が見事に抑えられたことは、とても嬉しい。毎年ひいていた風邪を、今年は全くひいていない。ましてやインフルエンザなぞ、どこにも見かけない。これはありがたいことだ。しかし、飲食店が20時で閉まったり、この寒空の中、窓を開けて走る電車などは「ちょうど良い」から逸脱している、と見る。先日は、電車の窓を開けてまわるおじさんに遭遇した。よほど頑強な体の持ち主なのかもしれないが、少なくとも私は体温が下がり、抵抗力が弱まり、病気になりやすい状態になる(から、やめていただきたい)。一方「マスク警察」に遭遇したことはないが、寒空の中を歩きまわるには、マスクが暖かいので、とても具合が良い。冷たい空気が、直接のどに入るのを防...エスカレーター警察はいないの?
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