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井財野は今
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https://blog.goo.ne.jp/belloni117
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昔ベルギーにウジェーヌ・イザイというヴァイオリニスト作曲家がいました。(英語読みでユージン・イザイ)
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72回 / 365日(平均1.4回/週)

ブログ村参加:2014/12/29

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井財野友人さんの新着記事

1件〜30件

  • 「キャッスル」閉店によせて

    馴染みの店ができても、そこの店員さんと馴染みになるのは、どうも苦手である。東京芸術大学には「大関売店」という楽譜等を売る店があった。大関さんというおばちゃんがやっていたのだが、そのおばちゃんが亡くなった時は、元学長が亡くなるより、大騒ぎだった。私自身は、この大関おばちゃんに覚えられないように、なるべく寄らないようにしていた。このおばちゃん、黛敏郎先生と仲良しだったし、口を開くと「池辺君は~」とか何とか雑談をする。池辺君とは当時既にテレビドラマの音楽で活躍していらした作曲家、池辺晋一郎氏のことである。こんなおばちゃんと話すと、いよいよ自分が小さく見えるから、ここで駄弁ったり、店番までするヤツの気がしれなかった。その隣に「キャッスル」という学生食堂があったのである。学生食堂、と言って良いのかわからない。普通の学生食...「キャッスル」閉店によせて

  • 窓の景色は映画のようで、映画のお金は取らないで

    これは大中恩作曲《バスの歌》の一節。私はバスに乗ってもそれほど楽しくないが、都会の電車は楽しくてたまらない。今回久しぶりに京成線に乗った。成田空港は都心から遠いから、可能な限り使わないようにしているが、時間と値段の関係で、久しぶりに使ってみた。成田空港なんて10年に1~2回しか使わないから、いつ行っても久しぶり。いつの間にか第3ターミナルまでできていて、そこから駅にたどり着くのが、まず大変だった。しかし、成田空港に用がなければ乗れない「スカイライナー」に乗らない手はない。小学生の時、京成上野から出発するのを垂涎の眼差しで見つめていたのだが、爾来、過去1回乗れたかな、という程度。それに、昔より随分早く行けるようになっている。「こんなに速くなるものか」と、なんとなく思っていたら、駅の掲示板で、新しい路線を作ってつな...窓の景色は映画のようで、映画のお金は取らないで

  • チェロとトランペットの持ち替え

    ついに念願の共演が実現した。左から西方正輝、エム氏、児島まさ子、原田大志であるが、西方の手にしている物をよくご覧いただきたい。二つの楽器を手にしている。今年の7月に一人13役のスーパーミュージシャンを紹介した記事を書いたが、9月にその西方正輝氏と直接コンタクトをとり、10月末日には共演が実現してしまった。文化庁の補助金事業に応募を9月に決めて、中頃に西方氏参加の許諾を得、それから西方氏に合わせて「チェロ、トランペット持ち替え」の曲を2曲、井財野も作ったのだから、井財野もそれなりにスーパーぶりを発揮したかに見える。しかし、作ったもののうち《ファミス奇想曲》は昨年作ったものの作り直し。《アガスティアの葉》は黒田寛賢氏との合作で、本来なら11月に発表するべきものが、本番がなくなったので、全く手をつけていなかったもの。...チェロとトランペットの持ち替え

  • 川崎絵都夫《NANTO奇譚》再演

    川崎絵都夫作曲《NANTO奇譚》のリハーサル風景。10月30日、福岡県粕屋町サンレイクかすやにて。作曲者は筆者の大学時代の1年先輩で、その頃は結構かわいがってもらった。そのご縁が昨年、30数年ぶりに復活し、作曲をお願いしたのが本曲である。川崎氏は近年、純粋邦楽と舞台芸術関係の音楽の仕事が多く、このような西洋楽器の室内楽作品は作りたくてもその機会がないとの事で、喜んで書いていただいた。氏から「アメリカに行くと1日中ピアノトリオだけを放送しているラジオ局があったりして、それをずっと聴いていると、全然知らない曲がかかったりする訳。その中で短い楽章を集めて作られた物にとても興味深いのがあって、そういうのを作ると面白いかなと思って作りました」という説明を受けた。「島のフーガ」と言って、琉球音階によるフーガも第5章に含まれ...川崎絵都夫《NANTO奇譚》再演

  • 「いってみたいな よその国」はアメリカ

    「メッチャ、アメリカに行きたいんです!」と言った若者がいた。ふーん、今でもそういう若い人がいるんだな、と思ったが、その人は宮崎県出身だった。なるほど、小さい時から太平洋を見て育ったからなぁ、と思った。太平洋の向こう側はアメリカだ。「海にお舟をうかばせて行ってみたいなよその国」これを地でいく話だが、ふと思った。日本海側の向こう側はロシア、朝鮮だ。日本海側で育った人が、こんなことを思うだろうか。この歌詞は、太平洋側を想定しているように思える。そうなると、行ってみたいよその国はアメリカ大陸と考えるのが無難だろう。しかも、それは砂浜でなければならない。岩場に立って、そのように優雅な気持ちにはならないだろうと思うからだ。そう考えると、太平洋側で砂浜がある所はかなり限られてくる。茨城、千葉、神奈川、静岡、高知、宮崎、沖縄く...「いってみたいなよその国」はアメリカ

  • 月が昇るのは太平洋側、日が沈むのは日本海側

    「海は広いな大きいな月はのぼるし日がしずむ」月が昇るのを見ている人がいるのだろうか、とふと考えた。新月では昇ったことがわからないから、わかるとしたら満月だ。満月がじわじわと海面から姿を現すのを見たことがある人はいるのだろうか。一般的に、結構上空に月が浮かんでいて、ああ今日は満月だな、とか、三日月だな、と思うのが大半なのではないかと思う。一方、日が沈む光景は感動的で、これはわざわざでも見たいのが当然だろう。しかし、海に日が沈むのを眺められるのは西海岸に限る。日本であれば日本海側、ということになろう。(瀬戸内海に沈む夕陽を見ることができるのかどうかはわからない。)それも海が北側に面している鳥取県等では、やはり見ることができない。しかし、岬のように少しでも突きだしていたら、沈む夕陽を見ることはできる。それができる都道...月が昇るのは太平洋側、日が沈むのは日本海側

  • おいしいに決まってます、かなぁ

    糖質0の「一番搾り」が10月6日に新発売とのこと。キリンのCFは毎回感心してしまう。江口洋介、堤真一、濱田学、タモリという一流の俳優やタレントがさもうまそうに「うまい」というと、どれどれ飲んでみようか、と思ってしまうのであった。缶に「おいしいに決まってます。」とご丁寧に書いてあると、素直な私は「それはそれは」と単純に期待してしまう。1ケース買おうとしたが、思いとどまって一缶だけ買って、飲んでみた。うーん。おいしい、かなぁ。ノンアルコールビールに近い味だ。ご飯を食べないで、普通の一番搾りを飲もう、と思った。おいしいに決まってます、かなぁ

  • アガスティアの葉

    福岡市は5月末にアート・エンターテイメント支援を打ち出した。それに何とか応募したのが6月下旬。採択通知が来たのが8月19日頃。あわてて準備して9月2日に収録したのが《メグテラスの伝言》だった。お陰で、文化庁が補助金を出しているのは全く知らなかった。が、九州作曲家協会として事業を行うことになり、私も働くことになった。そして黒田=井財野作品、本日何とかアウトラインができた。これは他人にはわからないかもしれないが、何ともめでたい気分になるのである。日本も首相が変わり、激変の世の中、みんな大変だけど、その中のつかの間の幸せを感じている。これを今月末に収録するのである。これからもまだ忙しいけど、こういう忙しさはなかなか良い。この曲の一大特徴はチェロとトランペットの持ち替えにある。今回演奏を依頼した西方氏は、恐らく世界で一...アガスティアの葉

  • 組曲「メグテラスの伝言」

    ここのところ、新作を作るのにかなりのエネルギーを使っている最中ですが、その一つがようやく公開の運びになりました。ヴァイオリンとコントラバスの二重奏曲を初めて作ってみました。ご覧ください。組曲「メグテラスの伝言」

  • サン・サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番

    NHKFMで「アイザックスターン変奏曲」という特別番組を5日間にわたって放送していた。そこでこの曲が放送されたのだが、これは特別に懐かしいものだった。その音源、LPレコードは私が高校生の時の新譜で、やはりNHKFMでその頃放送された。それをカセットテープに録り、何回となく聴いていたからだ。それだけでなく、クラシック好きの同級生が「ダビングしてもいいか」と言われて貸し出しまでした。その友人が言っていたことも忘れない。「サン・サーンスって冗談音楽の作曲家かと思っていたよ」そのように、付随する思い出も含めて、さまざまなことを思い出させ、同時に当時聞き取れていなかったディテールまで共に迫ってきて、感慨深い録音の放送だった訳だ。同時に「アイザックスターンは過去の人」という今の認識が、当時の「現在の人」という認識に重なる感...サン・サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番

  • 映画「剣の舞」

    ハチャトゥリアンが亡くなったのは、私が高校生の時。体育館の中から窓越しに見える校舎を見ながら「亡くなったかぁ」と思った。晩年は時々来日していたのだ。直前に日本フィルかどこかの客演がキャンセルされた話を聞いたばかりだった。見たかったなぁ、とか言いながら、まだハチャトゥリアンの曲は数曲しか知らなかったのだから、まぁ田舎の高校生の考えることだ。されど高校生である。中学生の時は、ショスタコーヴィチが亡くなった。こちらに至っては《祝典序曲》1曲しか知らなかったけど、「亡くなったかぁ」とラジカセを見ながら思った。されど中学生である。小学生の時ストラヴィンスキーが亡くなった。組曲《火の鳥》しか知らなかったけど「死んだかぁ」とレコードを見ながら思った。なぜいちいち感じるかと言えば、このお三方は音楽室の年表に載っていたからだ。そ...映画「剣の舞」

  • ロード:ヴァイオリン協奏曲第6番

    7番と8番は、多くの人が練習するけど、6番はあまり聞かない。しかし、弓先のアタックが付けられない向きには、このあたりの協奏曲はとても役に立つ。とは言うものの、6番はあまり知らないので、この際、少々探求してみた。そして、あまり取り上げられない理由が一つわかった。第3楽章である。モーツァルトに似ているから、その調子で弾き始めると、途中から全く弾けなくなる。途中が弾けるテンポで弾き始めると、最初が随分鈍重で、非音楽的だ。これは面倒だ。弾くのが必須、という訳ではないから、これだと誰も弾かない傾向がすぐに生まれそうだ。今、見向きされていない理由が、よくわかったような気がする。この曲は第1楽章だけ練習する曲と見なそう。ロード:ヴァイオリン協奏曲第6番

  • 誇るべき日本人の本「天皇の国史」

    著者が「書き出したら600ページを超えてしまった。でも1冊にしたかったから紙を薄くした」と「虎ノ門ニュース」でおっしゃったので、発売日とされる11日に勇んで福岡市の丸善に行った。すると、そこでは発売日は12日になっていた。翌12日、福岡を代表していた老舗書店2店舗に行くと、「すみません、17日からの発売のようです。」その日、福岡の丸善まで行く時間はなかった。こうなると、いよいよ手にしたくなる。14日(本日)今度は熊本市の老舗書店2店舗に行ったら「すみません、熊本では19日からのようですね。」地元を盛り上げるために、わざわざ行ったところは全て空振り。そして熊本のTSUTAYAに行くと、7冊も置いてあった。まだまだ地方の格差はなくならない、という現実が悲しい。出版業界がネットに押されて苦戦しているのはわかる。だが、...誇るべき日本人の本「天皇の国史」

  • 残っていた「タイム・トラベラー」に感激

    偶然見つけた、というよりは、AIが今頃私に情報提供してくれたのだが、1972年のNHK少年ドラマシリーズ「タイム・トラベラー」、最終回だけ存在していて、NHKから放送されていたようだ。いやはや、もうこれだけでも残っていれば、他のNHKの番組は全て消えても良いくらいの、私にとって超重要な幻の番組だった。何が重要だったか、改めて拝見して、よくわかってきた。【1.冒頭のストーリー】ナレーションは矢島正明だとずっと思いこんでいたので、記憶とはあてにならないものだ。ジェットストリーム以前にお世話になっていたとは……。それはともかく、この毎回の不思議な話が大好きだったのだ。今聴いてもゾクゾクする。【2.テーマ音楽】こちらも別の方だと思いこんでいた。《鉄腕アトム》の高井達雄だったとは。とにかく、アイヌのムックリ(口琴、ジュー...残っていた「タイム・トラベラー」に感激

  • 「手の内は明かさない」素晴らしきかな防衛大臣

    防衛省のホームページに、しっかり掲載されている記者会見。文字起こしもされている。https://www.mod.go.jp/j/press/kisha/2020/0804a.html尖閣諸島のみならず、沖ノ鳥島までも、毎日チャイナから襲われている非常時に、「敵国に理解を得よ」とのたまう、とんでもない亡国記者に取り囲まれ、それでも毅然と言い返す河野防衛大臣。いやはや、さすが!カッコいい‼️現在の閣僚で応援したい唯一の存在かもしれない。父君である(河野談話で有名な)河野洋平に生体肝移植をしたそうだ。浅黒い顔色はそのせいであろう。親孝行として最高の行動だ。そして、政治家としては真逆に近い行動をとっている。正直言って、河野談話のお陰で、日本国民はどれだけ揚げ足とられたか。もっとも、河野談話も実は曖昧な表現だったのに、韓...「手の内は明かさない」素晴らしきかな防衛大臣

  • 単調な練習の繰り返しの向こうにあるもの

    先日、偶然ヤンキースの田中将大選手のドキュメンタリー番組を見た。その中で、毎日キャッチボールをする重要性について話していた。それは、ウォーミングアップであると同時に、重要な基礎訓練となのだそうだ。この単調な訓練を続けることによって、さまざまなボールを投げられることになる、というような話だった。まさに、音楽家と共通する話題である。一流を目指す人間は、どのジャンルでも同じような努力をする訳だ。問題は、一流を目指さない人間を教える時だ。私が教える対象は、ほとんど一流を目指さない方々なので、その皆さんに、このような単調な訓練をさせるのは至難の技である。いや、至難の技ではないかもしれない。指示するだけなら誰でもできる。一流を目指さない方々は、訓練も徹底しないのが普通である。訓練しないでも、できたような「錯覚」を与えられる...単調な練習の繰り返しの向こうにあるもの

  • 日本の行政は文化・芸術を軽視して当然、かもしれない

    音楽業界は、このところ壊滅的な打撃を受けて、そこに身をおく人間には、改めてこの国の腑甲斐無い実情を再認識せざるを得ない。端的に表現すると「この国の文化は、自然発生で充分」ということになるだろうか。音楽関係者は、しばしばドイツを引合いに出す。メルケル首相が、即時給付金を出したり、「芸術家は必要な存在」宣言をして、さらに補助金を出したりと、目に見える成果があるからだ。これは素直にうらやましい。ただ、我が国で文化があまり重視されていないのは、今に始まったことではない。私の実感では「エコノミック・アニマル」という言葉が現れたあたりから、軽視が始まったような気がする。およそ50数年前、である。私は生きていたが幼稚園児、もちろんそこまでの事情は知らない。業界の大先輩方が、ぶつぶつ呟いていたから、後から知っただけのことである...日本の行政は文化・芸術を軽視して当然、かもしれない

  • クロイツェルを称えつつ、それに代わる新エチュードを……

    今年、惜しくも亡くなられたピアノの多喜靖美先生は、ピアノの練習曲に独自のオブリガートをつけて、アンサンブルの学習曲をいくつも作っていらした。「ヴァイオリンも作ればいい……」と言われ、そうか……と、考え続けたのだが、それから数年経過してしまった。ヴァイオリンの練習曲は、正直言って面白くない曲が多い。これにオブリガートをつければ、ひょっとしたらすごく美しい曲に豹変するかも、と夢見て、いろいろと試みてはみたのである。しかし、いくつかはまあまあの域に到達したのだが、これをレッスン中に弾くと、生徒さんが何をやっているのか、よくわからない、という事態を引き起こし、レッスンの邪魔でしかない、これでは本末転倒である。そして、ある時気づいた。そうか、逆をやれば良いかもしれない。古今の名曲を練習曲にして、二重奏に仕上げるのである。...クロイツェルを称えつつ、それに代わる新エチュードを……

  • 「もののけ姫」に息づく『日本精神』

    基本的に、恐い映画やドラマはダメなのだ。ウルトラマンは言うに及ばず、「マグマ大使」もゴアと人間もどきが恐くて数分で見るのを止めた。同様に、ジブリ映画のほとんどが恐くて、まともに見ていない。恐くない「となりのトトロ」は、まともに見れたけど、今度は何が面白いのかわからなかった。20年ちょっと前になるが、編曲する資料として「もののけ姫」のビデオを渡された。あっという間に恐いものが出てきたので、画面は見ずに音だけ聞いていた。音楽がないところは跳ばして。そんな見方だから、筋がわかる訳がない。しかし、数々の金字塔を打ち立てた「名画」だから、いつか見た方が良いのかも、と思い続けて20数年、ついにその機会がやってきた。始まって十分ちょっとしたら、もう泣いていた。断っておくが、恐いからではなく「感動で」である。その後も数回は泣い...「もののけ姫」に息づく『日本精神』

  • 今は《白鳥の湖》より《眠り》が人気

    国民楽派を聴いてもらう講義で、選んだ作曲家は5人。ドヴォルザークチャイコフスキーリムスキーコルサコフボロディンムソルグスキー50名くらいの大学生に、好きな作曲者を選んでもらい、特にどこに、どのような曲にひかれたかを書いて提出してもらった。やはりチャイコフスキーが多いのだが、この5人だと選ばれない人はいなかった。全員にファンがつく、幸せな状況だった。それで、チャイコフスキーも、以下の曲を聴くように指定した。交響曲第4、5、6番ピアノ協奏曲ヴァイオリン協奏曲白鳥の湖くるみ割り人形眠れる森の美女一番人気は《くるみ割り人形》。やはり名曲中の名曲ということだ。で、次が《眠れる森の美女》なのである。《白鳥の湖》を選んだ人は一人もいなかった。半世紀前なら、確実に白鳥湖が人気だったのではないだろうか。以前にも書いたかもしれない...今は《白鳥の湖》より《眠り》が人気

  • ツファスマン:ピアノと管弦楽のためのピアノ組曲

    偶然見つけた曲である。寡聞にして、全く知らない作曲者だった。しかし、YouTubeだけでも3本上がっているし、あちらでは結構演奏されているようだ。ヴェルビエ音楽祭ではプレトニョフがケント・ナガノ指揮で演奏している。なかなか楽しい曲だ。ウィキペディアによると、ツファスマンはソビエトジャズの重要人物となっていた。「ソビエトジャズ」というジャンルも初耳だった。官製ジャズ、みたいなものだろうか。しかし、モスクワ音楽院を出ているし、ガーシュインやカプースチンをクラシックに入れるなら、これもクラシック音楽だろう。なぜ、日本では演奏されないのか、何度か聞きながら考えた。曲の内容的には、カプースチンとあまり変わらない感じがしたので。一つには、カプースチンは全音から出版されて普及した、というところがあるだろう。そして何よりも、こ...ツファスマン:ピアノと管弦楽のためのピアノ組曲

  • グルダ:チェロ協奏曲、と「天下御免」

    ピアニスト、フリードリヒ・グルダの作品、正式にはチェロとブラスオルケスターのための協奏曲だが、長いのでチェロ協奏曲と通称されている。先日、久しぶりにラジオで1楽章だけ聴いた。どうしても笑ってしまう。しかも、なぜか日本語が聞こえてしまう。その理由が、やっと今日わかった。約半世紀前のNHKテレビドラマ「天下御免」の挿入歌に似ているのだ。♪黙って川を眺めていると川の流れが聞こえてくるよ流れ流れて村から町へ海へ出ようと旅に出る川は、ハァいいなぁみたいな歌詞だったと思う。作曲は山本直純。ひょっとして、と思って調べた。グルダの協奏曲は1980年作曲、天下御免は1971年のドラマ。どちらかが影響されて作った可能性はなさそうだ(ホッ)。どちらも、いわゆるブルースの進行だから、ありきたりと言えばありきたり。偶然似る可能性は低くな...グルダ:チェロ協奏曲、と「天下御免」

  • 「敵兵を救助せよ」とチャイニーズが言えるか?

    大東亜戦争までは、尊敬すべき、素晴らしい、カッコいい日本人がたくさんいたのだな、とこの動画を見て思った。もちろん戦後だって、それなりにいらっしゃる。だが有事の際、このような振る舞いができるか……。個人的に最近、武士道という言葉に滅法弱い。戦争気違いの米ルーズベルト大統領も、武士道には感銘を受けて、新渡戸の本を配りまくったそうだ。武士道大好きと戦争大好きが同じ人間の中に同居しているとは、なかなか理解が難しいが、多分欧米人には騎士道のバックグラウンドがあるから、ということなのかもしれない。新渡戸稲造も「欧米に騎士道があるなら」と武士道を書いたのだと思うから。なので、今我々が考えるべきは「孫子の兵法」で攻めてくるチャイニーズへの対抗策だろう。「戦いは詭道なり」つまり、戦いは騙し合いだ、と言っている相手に、フェアプレイ...「敵兵を救助せよ」とチャイニーズが言えるか?

  • 一人13役のマルチミュージシャン

    昔から敬愛するチェロの先輩がいて、東京を離れた今でも10年に一回くらい仕事を頼むことがある。何せユニークな方で、シャンソンの伴奏をする時はチェロとヴァイオリンを持ちかえで弾く、という芸当をやっているらしい。この度、私が多重録音をした報告をしたついでに「先輩もやってみませんか」と水を向けたら「自分のは価値がないから」とご謙遜。「自分の元弟子達が配信やっているから、そちらを応援してください」とのこと。早速見たら、ぶっ飛んだ・・・西方正輝氏はチェリストである。東京芸術大学の大学院までチェロ専攻で修了したれっきとしたチェリスト。彼のもう少し若い頃の動画もアップされていて、ハイドンの協奏曲を、かなりアグレッシブだけど正攻法で弾いている姿が確認できる。しかし、このトランペットは何だ!余技にしては上手すぎる。実際トランペッタ...一人13役のマルチミュージシャン

  • 滋養豊富、風味絶佳 その2

    「滋養」という言葉に滅法弱いことを再発見した。同じく「絶佳」も惹かれる。この、滋養豊富、風味絶佳が売り出されて百数十年、ついに姉妹品を限定発売。「滋養」に惹かれて買ってしまった。もう1つ、本家のキャラメルと抱き合せ、一緒に買うと割引キャンペーンをやっていて、こちらも買ってしまった。「魅惑の甘さ」とはよくぞ言った❗️いやはや、本当にとろける甘さ。果糖ブドウ糖液糖という、一番安物の甘味料が入っている。栄養成分表示が曲者だ。こちらには砂糖と書かないのだ。【炭水化物】なのである。砂糖が25.5グラム。3グラムのスティックシュガーを8本入れた勘定になる。スプーン一杯の幸せ、と昔言っていたが、スプーン8杯は幸せ過ぎて昇天してしまいそうだ。この、ひたすらに甘い飲み物を「滋養」の一言で幸せに飲んでしまう私は、頭の感覚が明治時代...滋養豊富、風味絶佳その2

  • アルバム「日本茶・茶・茶」を発表しました

    コロナ禍で突然できた時間を利用して、旧作(1999~2002)の弦楽四重奏曲の多重録音というのをやってみたのです。当時活動していた弦楽四重奏団の演奏会のために書き下ろした作品群ですが、今見返すと、クラシック音楽のスタイルの啓蒙を必死に模索していた30代の自分が見えてきます。ポピュラー音楽で使われていた「循環コード」をロンド形式に当てはめた《春る・る・る》。だじゃれの音楽《日本茶・茶・茶》。弦楽四重奏界のルロイ・アンダーソンを目指した《せみ・くらしっく》。毎回、何か面白いことをやれば、少しずつでも聴衆が増えてくれるのではないかと、あれやこれや考えた結果の作品群です。残念ながら弦楽四重奏団はその後解散し、私自身も弦楽四重奏だけがやりたい事でもなかったので、それから再演される事もなく、長い時間が経ちました。その間、時...アルバム「日本茶・茶・茶」を発表しました

  • ファンタグレープを飲む

    ファンタを飲んだ。もう何十年も飲んでいなかったが、小学生の頃は、結構飲んでいた。その後と違い、選択肢が少なめな高度経済成長時代だったから。汽車に乗ると、条件反射的に何か飲みたくなる。しかし、私は今でも炭酸飲料が苦手だ。特にコカ・コーラは舌がチリチリ痛くて、みんながなぜあんなに平気で飲むのか、全く理解できない。それで選ぶのがファンタグレープ。これも炭酸だから、なぜ?と思われるだろうが、汽車に乗ると炭酸飲料しかなかった時代だった。いや、正確にはバヤリースとかあったけど、あれはあれで気持ち悪くなる飲み物。乗り物酔いもよくするので、バヤリースなど飲んだ次から吐いてしまうだろう。なので、仕方なくファンタグレープだ。ファンタオレンジもあったのだが、オレンジジュースはありがたみが少ない。グレープジュースなんて、これでしか飲め...ファンタグレープを飲む

  • 共同通信、フェイクニュース発信

    前記事はフェイクだと、数々の国会議員さんが発信したそうだ。事実は、むしろ歩調を合わせないヨーロッパの国に日本政府がイライラした、それを逆に報じている、という説もあった。一日中、これが気がかりだった休日。ようやく安心して寝られる。しかし、共同通信もここまでチャイナ汚染されているとは……。共同通信、フェイクニュース発信

  • 今はアメリカと歩調合わせなきゃ!

    日本、中国批判声明に参加拒否香港安全法巡り、欧米は失望もhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2020060601002091?utm_source=dmg&utm_medium=1頭の中で五輪真弓の「恋人よ」が流れて止まらない。『そして一言、この別れ話が、冗談だったと笑ってほしい』チャイナに頭下げチャイナ、は冗談ですよね?まさかの選択、いや、初動で間違う日本政府であって、後で地味に軌道修正しますよね?「冗談だった」と言ってください、日本政府!今はアメリカと歩調合わせなきゃ!

  • クロイツェル20番③

    永遠のミスプリントを指摘しながらレッスンを進めていたら、「それは出版社にちゃんと報告してくださいよ」と、言われてしまった。それで思い出したのがクロイツェルの20番。報告する前に事態を把握しておかねば、と再度楽譜を出して、再検証した。校訂者を見るだけで、背筋がぞくぞくしてくる。まずは、Mendelssohnの協奏曲の立て役者、フェルディナンド・ダヴィド。これはないでしょう、と言いたいくらい、ミスだらけ。もちろんダヴィドが悪いとは限らない。次にシャーマー社のシュレーダーとペータース社のへルマン。この二つは中身が一緒だった。番号は違うけど。(ペータース版は第19番)ニ短調の和声的短音階で2小節統一されている。しかし、音楽的ではないなあ。そしてエチュードの大家、ドント先生。Oh,lala.あらら、短調と長調のせめぎあい...クロイツェル20番③

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