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ふんわりのんびり https://blogs.yahoo.co.jp/nori_tama0141

花より男子二次小説、類つくです。 類とつくしの恋物語。 悲哀、ほのぼの、でも最後はハピエンで!

縁(えにし)& 命短し恋せよ乙女を投稿中です。

noritama
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2014/12/03

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  • 始まりとその先165

    滋がドバイに行くと花沢家を出た事を つくしは直ぐに類に知らせた。 「類、仕事中にごめんなさい。知らせて置きたいことがあったの。」 「つくし、何かあったの?」 「ええ、今朝の道明寺の行方不明の話を滋さんに聞かれていて・・それでね 滋さん、道明...

  • 始まりとその先164

    花沢邸 ぎこちない空気が流れる。 つくしは滋に道明寺が行方不明だと伝えるかどうか悩んでいる。 その為自然と空気が重くなる。 滋は滋で、つくし達の会話を聞いたとも言えずに それでも詳しい話を聞きたくて悩んでいた。 二人が口を開いたのは同時であ...

  • 始まりとその先162

    花沢邸 翌朝、つくしが目覚めた時同時に類も目を覚ました。 「おはよう、類。」 「うん、おはようつくし。」 「電話どうだった?」 「あゝ・・司の浮気相手の女は日本に帰ったんだって・・ちゃんと司とは別れるって 手切れ金貰って・・。」 「本当なの...

  • 始まりとその先161

    花沢邸 「類、お帰りなさい。」 「食事は?」 「あゝ済ませて来た・・・。」 「そう・・じゃあお風呂に入る?」 「あゝそうする。」 「ねぇ、道明寺・・一体どうなってるの?」 「・・椿姉ちゃんから昼間電話があったみたいだけど・・ ちょっと会議中...

  • 始まりとその先160

    NY道明寺邸 司は今頃何をしているんだろうか? 電話位は掛けられる筈ではないのか? だが電話も掛かって来ない。 今後の話をしっかり確認し合った訳でも無い。 ただ、司に言われて安全な場所を提供してもらい そして、男女の関係になった。 妻子がい...

  • 始まりとその先159

    NY道明寺邸 「姉ちゃんなんで、俺が・・・。」 「つべこべ言ってる暇は無いでしょう?大河原さん側が今回のあんたの不祥事を知ったら どうなるか?分かってる筈よ・・だとしたら大河原財閥に負けない石油関係を 築くしかないじゃない?お母様やお父様が...

  • 始まりとその先158

    つくしは、滋が素直に料理を習う事を 快く承諾した事に、少し後ろめたい気持ちがあった。 本来なら、逞君の為に直ぐにNYに帰るべきだと背中を押す つもりだったのに・・類から道明寺の姉の椿の言葉を聞けば それを無視する訳にもいかない。 つくしは滋...

  • 始まりとその先157

    花沢邸 朝になり 類が会社に行く支度をしている。 つくしは類の着替えの手伝いをしている。 どうやら、類は司の姉から聞いた話を 始めたようだ。 「ねぇ‥今の話は本当なの?道明寺のお姉さんが暫く滋さんを 預かって欲しいって・・それどういう事? ...

  • 始まりとその先156

    NY道明寺邸 「さて、坊ちゃんも出掛けた事だし早速だが、一つ仕事でもやって貰いましょうかね?」 「仕事ですか?私・・教養を身に着ける為にここに呼ばれたんじゃ?」 「そうだとも、教養はメイドの仕事で覚えられる。 あんた、テーブルマナーは?」 ...

  • 始まりとその先155

    久しぶりのR18年齢に満たない方はご遠慮ください。 ::::::::: 類は電話を切ると、つくしの寝ているベッドに潜り込んだ。 つくしの温かな温もりに包まれて眠ろうと思うが、 目がどうも冴えてしまい・・つくしの全裸の柔らかな姿態をみれば 類...

  • 始まりとその先154

    花沢邸 「類、お帰りなさい。」 「うん、ただいま。」 「お帰りなさい、類君。」 「あゝ・・ただいま。」 「着替えるの手伝うわ。」 「あゝ・・。」 「滋さん、ちょっとごめんなさいね?」 「あっ、うん。」 二人は寝室の方へと歩いて行く。 「司は...

  • 始まりとその先153

    東京 花沢邸 滋はつくしにオムライスの作り方の特訓を受けていた。 もう卵を2ケースも駄目にしていたが、滋の真剣さに つくしは、とことん付き合う事にした。 今まで料理など作った事も無い滋 フライパンの持ち方さえ知らない。 卵を割るのさえ、何度...

  • 始まりとその先152

    椿の思惑通りに、あすかは司に連れられて道明寺の邸にやって来た。 「ねぇ、司・・ここが司の家?凄い・・NYにこんなに大きなお邸が? 車から降りてから随分歩くんだね?」 「あゝここは前庭が広いからな・・ここで要人を招待してガーデンパーティーをや...

  • 始まりとその先151

    こんな筈じゃなかった・・。 滋は窓から外を眺めている。 昨日の夜更けから降り出した雨は まだ降り続けていた。 時折激しく、窓ガラスを激しく打ち付ける雨粒に NYに置いてきた、逞の事を想った。 ごめんね・・逞・・。 一人にして・・寂しいよね?...

  • 始まりとその先150

    司は逞に絵本を二冊適当に読んでやった。 司の適当っていうのは、本当に適当で 多分、逞は絵本の内容の殆どを分かっていないのだが 司は適当に、話を面白くしようとして 脚色してしまうから、子供には飽きずに大人しく 聞くことは出来る。 逞はパパが居...

  • 始まりとその先153

    椿の思惑通りに、あすかは司に連れられて道明寺の邸にやって来た。 「ねぇ、司・・ここが司の家?凄い・・NYにこんなに大きなお邸が? 車から降りてから随分歩くんだね?」 「あゝここは前庭が広いからな・・ここで要人を招待してガーデンパーティーをや...

  • 始まりとその先149

    椿sideのお話 司夫婦が、司の浮気で危ういと母からの連絡を貰って 仕方なく忙しい母の代わりに私が司の話を聞くために ロスに司を呼び出した。 その間に、滋さんが逞を一人NYの邸に置いて 日本に行った事は驚いたが、だが浮気をした司のせいだから...

  • 始まりとその先148

    椿と司はロスからNYへと あすかは、司の帰りを一人待っていた。 「あすか、悪いな。寂しかったか?」 「司、司・・・寂しかったよ。もうお仕事は終わったの? ねぇ、今夜は一緒に居られるの?ねぇ?」 まるで子犬の様に司の周りを飛び跳ねて纏わり付く...

  • 始まりとその先147

    花沢邸 つくしも滋も眠れない夜を過ごした。 つくしは類に愛され過ぎて眠らせて貰えなかったのだが 滋は、NYの邸に置いて来た逞の事や 司の浮気相手の事を考えて眠れなかった。 つくしには、司の浮気相手の女性がつくしにそっくりである事を 言わなか...

  • 始まりとその先146

    ロサンゼルスの椿の邸 「司、どうするの?愛人にするならするで きちんと契約しなさい。」 「姉ちゃん、ババアに似て来たな?」 「まあ、何ですって?何処が似ていると言うの?」 「考え方が‥昔の姉ちゃんならそういう言い方しないと思って。」 「確か...

  • 始まりとその先145

    滋はつくしに言われてNYの道明寺の邸に電話を掛けた。 「どういう事?司昨日から戻って居ないですって?何処に行ったの? えっ?ロスのお姉さまの処へ・・それじゃあ逞は?逞はどうしているの? ・・・西田さんが?えっ?・・ええ、そう分かったわ。 ・...

  • 始まりとその先144

    類は司に電話を掛ける、だが何度掛けても司は電話には出ない。 類は司の秘書の中では、西田以外の電話番号を知らない。 確か、秘書が変わった事は聞いてたが新しい秘書の電話番号までは知らない。 何度かの呼び出しの後に相手が電話に出た。 「大変お待た...

  • 始まりとその先143

    夫婦の事は夫婦にしか分からない。 1時間ほどして、あきらがつくしと類を呼びに来た。 「もう話は終わったの?」 「あゝ・・類、つくしさんも世話になったな? 今回は本当に迷惑掛けた・・。桜子と碧斗を連れて邸に戻るよ。」 「桜子と和解出来たのね?...

  • 始まりとその先142

    花沢の邸に着いた時、約束の時間よりも1時間も早く あきらが花沢邸に来ていた。 丁度つくし達が花沢邸に到着した5分前には あきらは、類とリビングで話をしていた。 「ただいま、あら美作さん?」 「お邪魔してたよ‥時間より早く着いてしまって・・。...

  • 始まりとその先141

    花沢の鎌倉の別荘 「おはよう、桜子よく眠れた?」 「おはようございます、はいお陰様でぐっすり。」 「そう?じゃあ食事にしましょう。りんも碧斗君も席に着いてね?」 「あーい」 「はーい」 テーブルには既に4人分の食事が出来上がっている。 つく...

  • 始まりとその先140

    花沢邸 「お帰りなさいませ類様、お食事は如何なさいますか?」 「はな枝、つくしは鎌倉から戻って無いの?」 「はい、暫くは桜子様達とあちらへ・・・。りん様もご一緒に。」 「はあっ・・全く、つくしは他人の事で何故そんなに一生懸命なるのさ・・。」...

  • 始まりとその先139

    桜子sideのお話3 ホテルのベッドで碧斗をどうにか寝かしつけた・・。 邸でないホテルの部屋が気に入らなかったのか、 私の様子がおかしい事に子供心に気付いたのか 暫くグズリ続けた碧斗だったが、疲れたのかまだ幼い碧斗は睡魔には勝てなかったよう...

  • 始まりとその先138

    桜子sideのお話2 あきらさんは、自分の不始末の火消しに必死で 会社にその日戻って来たのは夜の8時を過ぎていた。 私は息子の碧斗を使用人に任せて、あきらさんの部屋で待っていた。 「ふうっ・・疲れた‥えっ桜子、お前ここで一体何をしているんだ...

  • 始まりとその先137

    桜子sideのお話 あきらの母親からの早朝からの電話、居留守を使いたい処だが 使用人が急用だそうですと言われたら出ない訳には行かない。 「お母様、おはようございます。急用だとか?何かございましたの?」 「桜子さんまだ、知らないのね?実はあき...

  • 始まりとその先136

    篠原美月sideのお話 篠原美月は、あの夜の事を口に出す事など無く 日々の仕事を熟していく。 だが心の中では、あきらに対する恋心で内心揺れていた。 好きになってはいけない人を好きになった。 あの一夜だけは永遠に私の心の中の秘密。 何度も求め...

  • 始まりとその先135

    あきらsideのお話3 食事を終えて店を出ると、雨が降っていた。 女将が傘を貸してくれた。 1本だけ傘を借りてその傘を差して、寄り添うように 二人で店を後にした。 篠原は火照った顔を冷やすように、傘から手を出して雨粒を拾う。 掌に数滴溜まっ...

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