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怖話ノ館(こわばなのやかた) http://kowabananoyakata.main.jp/

怖い話や怪談が読みやすいブログです。他にも意味怖、謎怖、シリーズもの、都市伝説、画像や動画など多数。

たくさんの怖い話や怪談を読みやすいように掲載しています。画像や動画なども扱っています。怖い世界をどうぞごゆっくり・・・

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2014/12/01

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  • 後ろからケンケンと飛び跳ねる音

    これは、知り合いの話。彼の地元の山では、夕暮れ時になると"不気味なもの"が現れるのだという。薄暗い山道を歩いていると、後ろからケンケンと飛び跳ねる音が近づいて来る。振り向くと、一本足の真っ黒い影がこちらの後を追って来ている。影は人の形をしてはいるが、酷く頭でっかちで、両手がやけにひょろ長い。地元で…

  • 森で出会った一つ目の女の子

    これは、じいちゃんが住んでいる田舎の森で迷子になった時の話。森といってもそんなに広くはなく、幼いの頃からずっと探検していたので、何処がどういう道に出るかはほぼ把握しているつもりだった。けれど、その日は違った。30分くらいで帰るつもりだったのに、さあ出口という所まで来たはずなのに出られなかった…

  • 求人広告を見た者ですが 2/2

    やがて、電車が轟音を立ててホームに滑り込んで来て、ドアが開いた。乗り降りする人々を見ながら、私はようやく腰を上げた。腰痛が酷い。ふらふらと乗降口に向かう。体中が痛む。(あの電車に乗れば…)そして乗降口に手を掛けた時、車中から鬼のような顔をした老婆が突進してきた。どしん!私は吹っ飛ばされ、ホームに…

  • 求人広告を見た者ですが 1/2

    ちょうど2年くらい前のこと。これは、旅行に行きたくてバイトを探していた時の話。暑い日が続いており、汗をかきながら求人雑誌のページをめくっては電話をしていた。ところが、なぜかどこもかしこもダメという答えばかり。擦り切れた畳の上に大の字に寝転がり、適当に集めた求人雑誌をペラペラと悪態をつきながらめくっ…

  • 吹雪の山中で目にした有り得ないもの

    これは、知り合いの話。ある時、地元の山で遭難者が出た。単独で山に入っていて、突然の大吹雪で山を下りられなくなったものらしい。天候等の状況からして生存は厳しいと思われたが、二日後に無事保護された。どうやって寒さを凌いだのか尋ねると、顔をしかめて答えたくない様子を見せる。しつこく問い質したところ…

  • ひとつだけ真っ赤な石コロ

    これは、俺が中学一年生だった時の話。ある日、友人らと三人で、自転車で少し遠出をして隣町の山へ遊びに行った。そして俺たちは、川の下流の方で水切りをして遊ぶことにした。少し離れた場所で石コロを物色していた友人の一人に呼ばれて行くと、そこには沢山の石コロの中に『一つだけ真っ赤な石コロ』があった。見た感じ…

  • やっぱり一番怖いのは人間ですね

    怖い話でよく、"2階以上の高さの窓を外からコンコンと叩かれる"というものがある。これは、某オフ会で初対面の女性が話していた内容。昔、どうしても好きな同人さんの家まで行ったことがあるんですよね。夜になると、なんだかウワーッときちゃうんです。会いたい会いたい会いたい会いたいって、もうエンドレスで…

  • 通い慣れた山道を歩いていたはずが

    これは、奇妙で不思議な体験話。高校生の時、県の登山大会が母校で実施された。そして山岳部だった私は、何校かの生徒を引率することになった。近場の山を二つほど経由して、最終的に母校のグラウンドへ誘導するのが任務だ。部員たちだけで予行演習も行い、準備は万端だった。当日、通い慣れた山道を先頭に立って歩いて…

  • 祠を別の土地へ移して間もなく

    これは、知り合いが体験した不思議な話。家の敷地の外れに、いつ造られたのかもわからない『小さな祠』があったという。その一角にアパートを建てることにしたので、祠を移動させることに。取り立てて信心深いわけではなかったが、潰してしまうのも躊躇われたので、祠は近所に住む親戚の土地へ移された。祠を移して…

  • 行水女房を目撃するのは男に限る

    これは、友人の話。彼は幼年期を山中の実家で過ごしたのだが、時々不思議な体験をしたのだという。小学校に上がったばかりの真冬日、とある一軒家の傍らを通り過ぎようとした。その時、板塀の向こうから「ザパァッ」と水の流れる音がした。背伸びをすれば届く位置に、いい感じに節穴が空いてある。「何してるんだろう?」…

  • 過去に時間が戻った経験をした時の話

    これは、タイムリープにまつわる話。私は一度だけ、"過去に時間が戻った経験"をしたことがある。ある月曜日のこと、会社で凡ミスをして、それが想像以上に大事になってしまった。数日の間は後処理に終われ、あちこちに頭を下げ、夜遅くに半泣きで家に帰る日々が続いた。そんなある時、途中で霧雨が降り出して、服や髪が…

  • 幼い頃によく現れた隙間おばさん

    これは、僕が2~3歳の頃の話。夜に寝ていると、いつも隙間におばさんが現れていた。壁に寄せ付けているベッドと壁の間に、真ん中分けをした黒髪と鼻から上だけを覗かせて、ベッドの縁に両手をかける感じで。それも、まあまあの頻度で現れていた。怖いという概念がなかったのか、それとも怖くなかったのかはわからない…

  • 父が亡くなってから初めての外食

    これは、ちょっとした心霊体験をした時の話。父が亡くなって10日が過ぎた。少し落ち着いたので、亡くなってから初めての外食。母と姉と3人で、回転寿司に行った。食べ始めてから少し経った頃、「もうすぐご注文の品が到着します」と案内の後に、頼んだ覚えのない『つぶ貝』が流れてきた。注文履歴を見ると、確かに履歴…

  • 上へ行かれます?やめたほうがいいですよ

    これは、青梅市の『御岳山』に二人で登った時の話。新緑の季節だったので、6月頃だと思う。あと少しで見晴台と頂上方面への分かれ道に差し掛かる一本道で、下山して来る男性と遭遇した。その男性は傍目にもわかるほど真っ青な顔をしていて、ひどく落ち着かない様子だった。「上へ行かれます?」。そう訊く口調に否定的な…

  • 日が暮れるとアブリコが出るぞ

    これは、友人の怪異体験談。夕暮れ時に、「出る」と噂される峠道を一人で歩いていた。気がつくと、ズズッズズッと後をつけてくる音がある。背後を見ると、足を引きずって歩いてくる小さな影が一つ。ただ、そんなに暗くなってはいないのに、顔や服がどうにも見て取れない。墨を流し込んだように、上から下まで真っ黒…

  • 犬隠しと呼ばれていた谷地

    これは、知り合いの話。彼は昔、犬を連れて猟をしていたという。「気持ち悪い山があったんよ。山というか谷地なんだけど、"そこへは絶対に犬を連れて行ってはいけない"と言われていたんだ。近寄っただけでも、犬は尻尾を足の間に入れて怖気づいてしまうらしい。うっかり足を踏み入れようものなら、いつの間にか連れて…

  • 猟猫を連れて山に入る爺ちゃんの話

    これは、猟師の爺ちゃんから聞いた怪異話。爺ちゃんは3匹の大きな秋田犬を飼っていた。そして爺ちゃんの最も不思議なところは、『猟猫』を1匹連れていること。猟師仲間は皆、「猫は言うことを聞かない」、「猫は猟には使えない」という理由で飼わないのに、爺ちゃんは朱色の虎毛の猫を1匹、必ず犬と一緒に連れて行った…

  • もうすぐ死んじゃうよ

    れは、死に関する『予知夢』の話。知り合いの彼は、久しぶりに山奥の実家に寄ったのだという。実家にはまだ幼い姪がいて、彼によく懐いていた。一泊した次の朝方、その姪が不気味なことを言う。「安西さんちのおじさん、もうすぐ死んじゃうよ」。安西家というのは、近所に住んでいる親戚だ。何でそんな気味の悪いことを…

  • 通学路にだけ現れていた不気味なバス

    これは、私が中学と高校の時に体験した不気味な話。ある日の中学校からの帰りのこと。電車通学だったけれど、学校から駅に行くまでは8分くらい歩かなければいけなかった。仲の良い友達といつものように歩いていると、"1台のバス"が前方からやって来た。そのバスは見た目がかなりのオンボロで、「廃車みたいだなぁ」と…

  • あの曲が流れる度に

    私は"嫌いな曲"がある。『おとぎ話のような~子供の世界~素敵な世界~』という歌詞のアレ。27歳か28歳の頃、当時働いていた職場の近くに、そこそこ広い公園があった。仕事終わり、薄暗い中で公園の横の道を歩いていた。公園を左側にして歩いていると、突如頭の中であの曲が流れた。いきなりだったけれど気にしない…

  • もしかしたらまだ乗っていたりして

    これは、『幽霊』と思しき人と遭遇した時の話。その昔、電車に乗ってくる幽霊のような人を見たことがある。電車が駅に到着して扉が開くと、おばさんが乗ってきた。目が一瞬合ったので、私は「こっちに来たから隣に座るかな?」と思い、自分のスカートが座席に広がっていないかチラッと確認して、顔を上げた。すると…

  • 塩まじないをやっていた私

    私は昔、『塩まじない』をやっていたことがある。付き合っていた人と別れたいけれど別れてくれなくて、憎くて、ツラくて、毎日のように願い事をトイレに流していた。けれど一向に効果がなく、根負けして復縁することになった。しかし彼氏はクズなことに実は偽名を使っていて、それも彼の"弟の名前を名乗っていた"ことも…

  • 早く寝ないと山から彼奴らがくるよ

    これは、友人の話。子供の頃に夜更かしをしていると、よくこう言って叱られたという。「早く寝ないと山からモッコとムッコが下りてくるよ。彼奴ら怖いからね。捕まったら皮剥かれて食べられちゃうよ」。子供心に恐ろしいモノだと認識していたのだが、どんな姿をしているのだろうと、長いあいだ疑問に思っていた。先日…

  • しばらくは夢を見るのが怖かったワケ

    幼い頃に"不気味な夢"を見たことがある、と言う彼。内容はこう。いつも通り友達らと遊んでいると、遊び場の裏手の山から女が下りてきた。女は友達らの内二人の手を掴むと、そのまま山へ連れ去ってしまう。何故か皆逆らわず、黙って静かにそれを見送った。しばらくすると、シャツを血で染めた友達が一人だけ帰ってきた…

  • 顔にびっしりのカエルの群れ

    これは私が中学生だった頃、恩師より聞いた不思議な話。ある時のこと、何かの調査で恩師は数人と連れ立ち、奥羽山脈の中でキャンプを張った。一夜明けてみると、隣で寝ていた仲間が「なんだか顔がムズムズする」と言い出した。蟻にでもたかられたかと見ると、確かに仲間の顔に何やらびっしりとくっ付いている…

  • 神様に舐められた女性が授かるもの

    これは、友人の話。バイクで一人旅をしている途中、ある峠道でビバークすることにした彼女。ぐっすり眠っていた真夜中、不躾な邪魔者に目を覚まされた。何かが彼女の顔を、温かく濡れた舌でベロベロ舐め回したのだ。不快な感触に飛び起きたが、自分以外の姿は何も見えない。それなのに、何かが彼女をしつこく舐め回し続け…

  • 犬に霊が取り憑き命を奪おうとしている

    これは、『除霊』にまつわる話。たまに他の寺院から助っ人を頼まれる事がある。大抵は大きな法要の準備や出仕なのだが、その時はいつもと違っていた。法要を終えてそこの副住職と一息ついていると、住職がやってきて「急にすまないが祈祷を行うから出てくれないか?」と頼まれた。別に断る理由もないので引き受け…

  • 時の狭間に迷い込んでしまう

    これは、2ヶ月ぐらい前に体験した話。もしかしたら夢だったのかもしれないが。その日の朝、起きたのが10時だった。「もう10時か・・・」。大学は9時30分から始まるのだが、いつも少し遅刻して行く俺は焦ることはなかった。ちなみに、家から大学までは3分ぐらいで着く距離にある。前日の残り物の朝食を食べ、ダラダラと支度をしていた…

  • 頑丈過ぎた爺さんの不思議な話

    これは、十数年前に死んだ爺さんの話。母方の爺さんは山の中に住んでいた。道はあったけれど、隣の家まで1キロ以上。電気は通っていたけれどガスはなく、平成の世で竃と薪のお風呂。爺さんは元は東京生まれの結構なボンボン。けれど、戦争で親をなくして、親戚を頼って東北の山奥に移り住んだとのこと。そんな爺さんは…

  • 偶然が重なった不幸中の幸いと思っていたが

    これは、家系の因縁かもしれないと思った体験話。私は今まで車にはねられたことが2回ある。1回目は、前方不注意の車が横から突っ込んできた。ブレーキとアクセルを踏み間違えたらしく、ぶつかった時に車のフェンダーは歪み、ナンバープレートが外れて飛んでいく程の衝撃だった。2回目は、自転車に乗っている時に後ろ…

  • 猫舌の神様ってのもいるんかの

    これは、田舎の知り合いから聞いた話。彼の家は山を持っており、毎年の年末には祠の大掃除と御鏡をお供えに行くそうで。その時期は雪が積っていることが多く、山の頂上近くにある祠からの眺めも綺麗なので、彼はコッヘルとコンロを持って行き、大掃除後に景色を眺めながら一服入れようと考えた。大掃除を終え、古い御鏡も…

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