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怖話ノ館(こわばなのやかた) http://kowabananoyakata.main.jp/

怖い話や怪談が読みやすいブログです。他にも意味怖、謎怖、シリーズもの、都市伝説、画像や動画など多数。

たくさんの怖い話や怪談を読みやすいように掲載しています。画像や動画なども扱っています。怖い世界をどうぞごゆっくり・・・

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2014/12/01

  • 他の部屋とは異なる104号室

    もう10年以上前になる。これは俺の地元の大学に、隣の県から進学してきて友人になった吉川の話。ちなみに吉川の地元は、当時テレビのチャンネルの数も3つくらいしかなくて、それは田舎だったそう。比べてここはチャンネル数がそれなりあったので、吉川はいつも「最高!」と喜んでいたのをよく覚えている。県外から来た…

  • 彼氏の妹と一緒に帰ってきた男性

    これは、幽霊かもしれない人を見た時の話です。私は若い頃、付き合っていた彼氏の家に半同棲のような感じで居座っていた時期がありました。彼氏の家は団地の5階にあり、また彼氏には中3と中2の妹がいました。中3の妹とは仲良くしていましたが、中2の妹のユキちゃんはよそよそしく、あまり口を利くこともありません…

  • 夢の中で亡き人からの頼まれ事

    これは、亡くなった叔父さんの話。叔父さんの法事の前日、私は夢を見た。夢の中で叔父さんに、「悪いけど煙草を1箱だけ買って来てくれんか」と頼まれたので、目が覚めてから買いに行った。ちょうど法事なんだから墓前に供えればいいかな、と。そして叔父さんの家に着くと、従姉妹も私と同じように煙草を1箱持って来て…

  • お祓いの真似事をしていたら

    これは、実家がお寺の前田さんの話。商売柄か、小さい頃から不思議な体験も多かったらしい。「今は実家を出ちゃって、お寺はアニキに任せてるんだけどね」。女子高に通っていた頃、家がお寺という異色なキャラの彼女にはその手の相談が多かった。お寺にある御札を使って、勝手にお祓いのような真似事をしていたという…

  • 夢の中で近づいてくる者

    私は東京都の西にある市に住んでいる。これは、その市が地元の友人と私を含めた3人の計4人で、昨年末にお酒を飲んだ時に聞いた『でんでん』という話。話をしてくれたのは、地元の友人。友人は祖父から聞いたらしいが、この話を聞くと『でんでん』という者が夢に出てくるという。なんでもこの話を聞いてから数日以内に…

  • 隣家のおばあさんと毒草の怪

    私の旦那は私の実家に同居している、いわゆるマスオさん状態。これは、祖母とまだ同居していた時の話。隣家のおばあさんがとても嫌な人だった。ゴミが飛んできた、音がうるさいなど、心当たりのない文句をよく言われた。ただ、うちが一番困っていたことは、隣の敷地に生える雑草。なぜなら息子がまだ小さくて、白い花の…

  • うなじの掻き傷を鏡越しで見てみると

    俺は昔から"少し変な癖"があった。イライラすると手の中指で首の後ろ、うなじ周辺を引っ掻く。大学4年生の頃、就活がうまくいかず、サークル内では揉め事も頻繁に起きて、俺はストレスを募らせていた。家に帰って自室に篭っては、悩みながら首の後ろをガリガリと掻いていた。その痛みがイライラを解消する…

  • 最期に気づいた取り返しのつかない過ち

    一昨年、弟が自殺した。弟は俗に言う社会不適合者だった。真面目で、他人に気配りができて、コミュニケーション能力も人並みにあった。だからこそ、どんな職場でも些細なミスや人間関係で人一倍悩んで、上司や同僚からいいように使われて、必死になって良い社会人であろうと努めているうちに身も心もボロボロになって最後…

  • お宮参りを翌日に控えた赤ちゃんが

    これは、姉の家に泊まった時の話。次の日が姉の初めての子供、将君のお宮参りだった。俺は仕事で遅くなったので、姉の家に着いたのが23時頃だったと思う。もうすっかり寝てしまっていたから悪いなと思って、俺もすぐに床に就いた。そして夜中に尿意で起きてトイレに向かうと、そこに何かいる。最初は猫かな?と思ったが…

  • やはり何かしらの生贄が必要なのだろうか

    これは、私の住んでいる田舎の話。私の家の近所にある神社は、相続税の都合で地元の神社本庁に寄付されるまでは我が家の私有だった。御神体は、私の先祖の女性が入り婿だった夫から結婚の際に贈られた品らしいが、聞くところによればヤバいものが憑いているという。何が憑いているかまでは知らないが、祟ると怖いので…

  • 優秀な者しか存在しない大地主一家の秘密

    これは、上京してきた友人に聞いた話。友人は山奥の集落のような村に住んでいたそうで。その村ではいわゆる大地主一家が権力者で、一部の人からは「様」付けで呼ばれるほどの崇拝染みた扱いを受けていた。当時友人は、その一家を異常だと思っていたという。その理由は、あまりにも"完璧"だったから。少し興味があった…

  • 妻が亡くなってから起き始めた不思議な遭遇

    これは、本当にあった漫画のような体験話。俺は妻を1年前に亡くした。享年38歳。同い年の幼なじみだった妻の優子(仮名)は、それはそれは可愛くて、ガキの頃から「こいつと結婚してやる!」と思っていた。外見も年を重ねるにつれて、それ相応にどんどん綺麗になっていった。4歳から38歳までの優子とのツーショット…

  • 用意されているはずの席が1つ足りない

    これは、祖母の四十九日法要後の会食での出来事。当時留学中だった私は葬儀に帰国できず、この日に合わせて日本に帰りました。法要が済み、親戚一同で旅館へ移動し、広い宴会場で食事をすることになりました。ところが、テーブルには人数分の食事が用意されているはずなのに、なぜか一人分の席が足りなかったのです…

  • 空っぽの棺桶をノックしてみたら

    これは、葬儀屋で働いている時に体験した話です。あるお通夜の為の必要な物を揃えに倉庫へ行った時のことでした。そのフロアは昼間でも薄暗く、霊安室もあるので職員の皆が苦手でした。その日も霊安室には故人様がいらっしゃいました。そしてその方の湯灌がまだでしたので、倉庫には空っぽの棺桶が置かれていました…

  • 妻に先立たれて2年が経った頃

    これは、不思議な体験をした話。8年連れ添った妻に先立たれて早2年が経った。最近ようやく妻の荷物を整理し始めたのだが、思い出が詰まりすぎて捗らない。生前は子供に恵まれなかった為に猫を2匹飼ったのだが、この猫たちは妻が大好きだった。寛いでいる時も寝る時も、常に妻の横から離れなかった。妻がいなくなって…

  • 鏡の中から子供をさらおうとするもの

    これは、昨夜あった奇妙な体験話。うちは妻と1歳の子供の3人家族なのですが、いつも子供と妻は私より早く寝て、私は少し夜更かしをしてから寝ます。昨夜もいつもの通り二人が寝てから、少し夜更かしをしてから寝室へ行きました。妻は熟睡で、子供もゴロゴロと転がりながら熟睡しています。うちの子はかなり寝相が悪く…

  • 睡眠中、突然目が覚めた私の目の前に

    これは私が高1だった時に起きた、ある夜の奇妙な体験話。その夜、私は壁際に置いたベッドで壁の方を向いて横向きに寝ていました。ですが、ぐっすり眠っていた私は突然目が覚めたのです。それも普通に目覚める時のようにゆっくりではなく、ぱちりと目が開きました。そして目が開いた私の目の前に、私を凝視している…

  • ゴミ袋に包まれた鍋の中から

    これは、奇妙な体験をした話。近所の工場付近の交差点に、随分と前から『ゴミ袋に包まれた鍋』が捨てられている。左右に取っ手が付いた、よくある金色のアルミ鍋。こんなところに鍋ごと捨てるなんて、どれだけ中身がヤバイのだろう…。いや、よく工場の人がこの辺りで休憩しているから灰皿代わりなのか?そんなことを色々…

  • この時間になるとよく来るんだよ

    これは、私が大学生の時の体験話。ある夜に渋谷で4人で飲んでいると、終電に間に合わなくなったので家が一番近かった聡志(仮名)の家までタクシーで行くことになった。聡志の住む家は、共用の玄関で靴を脱いで各々の部屋が廊下で繋がっている、下宿のような古いアパートの2階の一室。ちなみに、大家さんは別棟に…

  • 嫌な男子に押し付けた事故物件

    これは、事故物件にまつわる体験話。私の実家は、東京郊外でアパートやマンションの部屋を貸して生計を立てている。そのマンションのある部屋が、いわゆる『曰く付き』の物件だった。曰くが付いた事情はこう。随分前に住人の恋人がその部屋の風呂場で亡くなり、隣接する部屋の複数の住人が「男女が争う声が何度も聞こえた…

  • 振り向けなかった理由

    これは、私が中学生の頃の体験話。故郷はその昔、小さな城下町だった場所。いつも一緒の6人と、その日も私の家で遊んでいた。時刻は午前2時。その時、その中でも私と仲の良い優子が「やっぱり帰る」と言い出した。仕方がないので、5人がずらずらと自転車で送ってあげることに。途中にはアーケードの商店街。そこを抜け…

  • 生き地獄の最中に財布を拾ってから

    当時の俺は、以前から病気持ちだった妻に癌の転移が見つかり、度重なる入院と手術で気持ち的にも金銭的にも余裕がなかった。そんな中、家庭事情に理解のあった上司も異動になってしまい、本当に追い詰められていた。今振り返ると病んでいただけなのかもしれないが…。これは、この半年の間で俺に起こった出来事になる…

  • どうしても人に話してみたくなったので

    信じてもらえないかもしれないが、実際に体験した話。私は高校生くらいの頃から、よく妖怪や怪物が出てきたりする変な夢を見る。他にも予知夢的なものも。ある時のこと、何者から殺されそうになり、殺そうとしてきた相手を返り討ちにして殺す、という夢を3日も続けて見た。特に3日目に見た夢が鮮明過ぎて今でもよく覚え…

  • きっと守護霊さまだよ

    これは、私が中学生になったばかりの頃の体験話。親に新しい自転車を買ってもらいました。そして、しばらくして夏休みに。ある日に近所のおばさんに誘われて、母とおばさんの家へ遊びに行きました。すると、ホームセンターで特売の物があるという話になり、母が「そうだ、自転車あるんだから買ってきてよ」と言い出し…

  • あるトラックを探し続ける家族の霊

    これは、3年ほど前に体験した話です。私は長距離トラックドライバーの仕事をしています。主に関西から関東や東北へトラックを走らせています。ある時、栃木まで荷物を運び、帰りは埼玉のとある工場から関西へ運ぶ仕事がありました。いつも埼玉の工場で積み込みが終わるのが20時頃で、そこから関越から上信越、中央道…

  • 生後3ヶ月の息子をあやしていたのは

    これは、引っ越してからすぐにあった奇妙な体験話。息子が生まれて間もなく、同棲していたアパートからファミリータイプのマンションに引っ越しました。その時の息子は、まだ生後3ヶ月くらい。ある夜のこと、私がお風呂から出た後に洗面所で身体を拭いていると、寝室で寝ていた息子がぐずる声が聞こえました。旦那が寝室…

  • ママと主人が夜逃げしたスナックでの怪

    これは、20年くらい前の体験話。当時、私はスナックでバイトをしていた。スナックには雇われママさんとそのご主人がいて、私ともう一人、5歳年上のお姐さんの4人で店を回していた。みんな仲が良くて、それに私とお姐さんの送り迎えはご主人がしてくれていた。ある日のこと、ご主人から電話で「ちょっと早いけど迎えに…

  • 家を周るように窓を叩く音が続いた夜

    これは、深夜に家で恐怖の体験をした話です。当時は親の仕事の都合で、夜は一人で過ごすことがほとんどでした。家は国道沿いにあっても、国道の向こうは海。田舎なので、夜は人気が全くと言っていいほどありません。その夜もいつものように猫をモフモフしながら、居間のテレビで深夜番組を見ていました。すると、国道に…

  • 幽霊に勘違いされて恨まれる

    これは、ある日の夜中に遭遇してしまった出来事。田舎の田んぼ道を車で走っていたら、前方に倒れているバイクと血まみれの男性を発見した。一目見て、これはヤバいという状況。車を止め、急いで駆け寄って声をかけたところ、目をうっすらと見開いて、またすぐに閉じてしまった。すぐさま私は救急車を呼び、待っている間に…

  • 葬式の日の夜に母を呼び寄せるモノ

    これは、私が中学生の頃に体験した話です。母の兄弟が亡くなり、悲しむ母を連れて家族みんなで母方の実家の葬式に向かいました。式が一通り終わった後、女性はリビングに、男性は2階の部屋で就寝することになり、みんな泣き疲れていたのかグッスリと寝入っていました。不気味な程にシーンとする真夜中、母がスッと立ち…

  • 農道で不思議な女性に出会った翌日

    友人の先輩の佳奈子さんは岡山県在住。岡山県は盆地で、新幹線の車窓からだと広く畑の続く風景が見れたりする。佳奈子さんの実家はそんな風景の中、ぽつんと連なる数軒の民家のうちの一軒だそう。ある日、佳奈子さんは夜遊びの帰りに、ずいぶんと遅い時間に家までの農道を歩いてた。すると道の向こうから、誰かが歩いて…

  • 幽霊のような女性を見た4人とその後

    これは、私が小学3年生だった頃の体験談。クラスの担任は佐野先生という20代男性。先生は少しだらしないところがあったけれど、子供好きだったのか、昼休みにはクラスの生徒たちとよく遊んだりしていて、特に男子から人気があった。ある日の昼休みのこと、佐野先生と私と他の2人の4人で遊んだ後の遊具を片付けている…

  • 車窓から見かけた奇妙な老婆

    これは、出張で大阪から名古屋に向かう途中のこと。特急電車に乗って車窓を眺めていたら『奇妙な人』を見かけた。線路沿いに戸建て住宅がいくつか並ぶ中、一軒分だけ更地になっているところがあった。単なる空いている宅地なのだろうが、そこに"線路に向かって呆然と立っている人"がいた。たぶん老齢の女性。白髪の…

  • 梱包された荷物に取り巻く黒いモヤ

    これは姉が体験した、ちょっと切ない怪話。ある時、旦那さんの転勤で住んでいた社宅を引き払い、新任地の社宅アパートへ移った。引っ越し当日、部屋でちょっとした掃除をしたり、この間取りにどう家具を置こうかなと思案しながら、荷物が運ばれてくるのを待っていたそう。来られた引っ越し屋さんの3人はベテランらしく…

  • お兄さんはずっと私と一緒だよ

    これは、3年前のことになる。当時21歳の俺は、高卒で就職して3年目に突入していた。その会社がいわゆるブラック企業で、技術系に配属された俺は、毎日8時出勤でほとんど終電帰り、休暇は月に1~2日という状態。当然いつもかなり疲れていたので、今思うと幻覚や幻聴の類だったのかもしれない。その日も現場での仕事…

  • 防波堤でギターを弾いていると隣に

    これは、初めて不思議な体験に出くわした時の話。私は夏になると、防波堤の先端で酒を飲みながらギターを弾いたり笛吹いたりよくするのだが、この日も20時頃に家から紙コップを持参して、コンビニで酒を買ってから海へ楽器を弾きに行った。弾き始めて30分程した頃、まるでスーパーの鮮魚コーナーに顔を突っ込んだ…

  • 借家に住んでいた頃の恐ろしい体験

    これは、家を新しく建てている頃に住んでいた『借家』での話。私は身体が弱いのか、すぐ病気になったりするので、いつも家に居た。外に出ると持病が悪化するから、いつも家に一人きり。その借家は2階建ての3LDKで、引越しの時にリビングの天井に"御札のようなもの"が貼ってあった。当時は私も子供だったので…

  • 落武者の墓に踏み込んだ日の夜の恐怖

    これは16年程前、群馬県の山奥にある、陸の孤島のような全寮制の中高一貫校で過ごしていた時の体験話。学校から一番近い所にある自販機が5キロ先、一番近いコンビニまでは20キロという場所で寮生活をしていた。部屋にテレビやネットなどの娯楽ツールも無く、自由時間にただただ暇を持て余す毎日。当時中学生の我々に…

  • 「捕まったら握り潰されるぞ!」

    それは太平洋戦争末期のこと。インドネシアを占領していた日本軍は戦況の悪化に伴って、過酷な徴発を何度も繰り返した。そのせいで、元は友好的であったインドネシア人たちの間にも、かなり反日的な意識が芽生えていたという。この抗日的意識と民族団結の機運は日本の降伏後、インドネシア独立戦争とスカルノの登場に繋が…

  • 怪談朗読の動画をBGMとして流していたら

    これは、つい先日あったこと。昼間に自宅で仕事中、BGMとして『動画サイトの怪談朗読』をずっと流していた。その怪談シリーズは長めの話が前半と後半で2つの動画に分かれており、前半が終われば後半に自動的に移行するようになっている。その時も、ある怪談の前半が終わっていつも通り後半に移行したのだが…

  • バスで知り合った男子高校生との不思議な縁

    私自身には霊体験のようなものは何もありませんが、これはその類のモノを少し感じる友人の不思議な体験談。それは音大出の友人の綾香(仮名)が、大学卒業したばかりの頃のこと。よく乗っていた京都の路線バスで、いつも後部座席にカバンを横に置いて座っている、マナーが悪く不良っぽい高校生の男の子がいたそうです…

  • トンネル内で見かけた手招きする少年

    これは福島県天栄村の、とある林道の小さな『トンネル』で起こったと言われている話。ある日の午後1時過ぎ頃、田村さん(仮名)は木々に囲まれた小さな自動車道を車で走っていると、短めのトンネルに差しかかった。そのままトンネルに入り、抜けようとしたところ、トンネル内の道路の中央に"10歳くらいの男の子"が…

  • 田んぼを斜めに挟んだ向こう側に

    都市伝説に『クネクネ』という有名な話がある。簡単に説明すると、それは白くてクネクネしていて、もし見てしまうと場合により精神に異常をきたすとされている。そのクネクネとの関係はわからないが、これはクネクネについて父に教えた時に聞いた話。「お父さんはそれの仲間を見たことあるぞ」。そう言って父は話し始めた…

  • 通報された内容に全身が凍りついた出来事

    これは、私が大学生だった頃の体験話です。その日、友人2人と私の3人で、関西にある有名な『心霊スポットのトンネル』へ肝試しに行きました。友人が自動車の免許を取って間もなかったことと深夜だったこともあり、妙にハイテンションだったのをよく覚えています。道中くだらない話をしながら1時間ほど車を走らせている…

  • 背後に感じる気配と弱々しい声

    私は少し前まで大都市と地方都市を結ぶ高速バスを運転していました。これは、その時に体験していた怪奇な出来事です。いつも最終地の1つ手前のバス停で、よく話かけられるような気がしていました。しかし、誰かがいる気配はするのですが、はっきり聞こえないし、乗客の声が響いてそのように聞こえるのだと思って気にして…

  • 同僚が自宅マンションで死んでから

    同僚の山崎さん(仮名)が自宅マンションで死んだ。浴室の照明を付け替えようとして小型の脚立に乗ったところ、脚部の接地面が滑って転倒し、頭部をバスタブに強打したよう。季節は初夏、ベランダの戸は開いており、浴室のドアも開いたままだった。無断欠勤が数日間続き、別の同僚が彼の自宅を訪ねて遺体を発見したのだが…

  • 幼い頃によく遊んでくれた女の子

    これは、俺が幼い頃に体験した不思議な話。物心がついた頃から、うちの庭にはよく女の子が入ってきた。歳は10歳ぐらいで、ニコニコと笑って俺の遊び相手になってくれた。両親が共働きだったので、短時間だったが一人で留守番することも多く、そんな時はいつもその子と遊んでいた。ただ、その女の子は両親には見えない…

  • 心霊トンネルのドライブから一週間後

    これは、思い出すたびに長年ゾクゾクする怖い体験をした話。私は中学生の頃、いつも同じ4人グループで仲良くしていた。そのうちの1人の真奈(仮名)が少しだけ不良っぽく、ませていて、大学生と付き合っていた。ある日、真奈が「彼氏から友達も呼んでドライブに行こうって誘われた」と言うので、みんなで行くことに…

  • 山林での肝試し中に見かけた不思議な幼児

    これは、私が中学生の頃の体験話。林間学校で某県のO市へ行き、工程も全て終え、最終日の夜は『肝試し』をすることになっていた。私のクラスは4人一組の9班と担任教師に別れ、滞在先の旅館から少し離れた山林を軽く一周してから下山してくる、というような内容だった。コース中腹付近の広場には特に何があるというわけ…

  • 初めて金縛りに遭った日のこと

    これは、ある雨の日に体験した話です。中学生になって少し経った梅雨の時期でした。2階の寝室にある母のベッドで一人で昼寝をしていたら、初めて金縛りのようなものに遭いました。しばらくして体が動くようになり、声も出るように。ですが、次第に頭が痛くなり、くらくらして体が重くて動く気もしません。それらおかしな…

  • 廃校での肝試し中に突然・・・

    これは、夏休みに岩手県にある私の爺さんの家へ、友達3人を連れて遊びに行った時の話です。近くの森には、十数年前に『廃校』になった小学校があります。それを知った友達の一人が、「廃校って言ったらやっぱり肝試しじゃね?」と言いだして、その流れで本当に肝試しをすることになり、その日の真夜中にその廃校へ私も含…

  • 【特集】2022年・怖い話ランキング20

    2022年(令和4年)1月~12月の期間に新規投稿した怖い話の中で、閲覧数の多かったものや私個人の好みから厳選して『20話』ピックアップしました。お暇な時などに、ごゆっくりと怖い世界をお楽しみください。なお次回の投稿は、1月4日(水)からを予定しています。2023年も引き続き『怖話ノ館(こわばなの…

  • 津波被害のあった地域を訪れた時のこと

    これは、ママ友から聞いた話。そのママ友のご主人は宮城県出身。3.11の震災時は大変だったそうだけれど、ご主人の実家は内陸部にあり、高速道路の盛り土が津波を遮ってくれたおかげで家屋も義両親もご無事だったとか。2~3年前、ママ友一家がお盆で帰省した時のこと。娘のユイ(仮名)も小学生になり、震災について…

  • 自殺の名所で毒づいた直後に

    これは、地元にある『自殺の名所』と言われている場所での話。昨日のこと、どうしても眠れなくて3時頃まで起きていた。ちょうどタバコも切れたので、買いに行こうかと外へ。だが、家から歩いて1分もかからない所にある自販機は愛用しているタバコだけ売り切れになっており、他のものを吸うのも嫌だったので、少し遠い…

  • 嫌な気を放つ若い男性の変貌の瞬間

    これは、ある年の1月頃のこと。いつもと同じように仕事を終え、そこそこ混んだ電車に乗り込んだ。吊革を握り、ふと目の前の座席に座っている人に視線を向けると、なんだか嫌な気を放っている男性がいた。まだ若い人だったが、全体的に覇気が欠け、目が虚ろの状態。疲れているのかなという印象だったが、表情を見ると…

  • 噂のあるトンネルを奥へ進んでいくと

    これは、5年ほど前に体験した話です。ある夜、友達数人で心霊スポットとして有名な『トンネル』に行った時のこと。そこは100メートルはある長いトンネルで、お先は真っ暗。みんなでダベリながら奥へ進んでいると、人影のようなものが見えました。一瞬ビクッとなったのですが、どうやら反対側から入ってきた同類だった…

  • 足が綺麗な女性は使わない方がいい

    これは、公衆トイレでの恐怖体験談です。夜勤から帰る途中、突然お腹が痛くなりました。暗い中、近くのスポーツ公園の奥の雑木林にあるトイレに駆け込みました。しかし、男子トイレに紙がなかったのです。僕は、まあ夜中だし誰もいないからいいや…と思い、女子トイレに入りました。そうして用を足していると、カッカッと…

  • 赤い世界にいるアイツが怖い

    これは私自身が幼い頃に、不思議で怖い体験をしていた話。昔、私はよく迷子になる子供だった。ずっと側について見ていても、本当に一瞬、瞬きをする間にふっと消えてしまうらしかった。自分ではよくわからないけれど、そんな時には大抵知らない場所にいた。例えば、妖精のいる花畑、おばあさんが一人で住んでいる大きな家…

  • 葬儀の晩に起きた不可解な出来事

    これは、不可解な体験をした時の話。7年前、結構世話になっていた祖父の兄(当時89歳)が亡くなった。死因は老衰。特に病気もなかったらしく、安らかな眠りについたという感じだったそう。亡くなった次の日、早速葬儀が執り行われた。葬儀には私を含め、ほとんどの親戚一同が参列した。ただ、亡くなった祖父の兄の妻…

  • 拾った携帯電話を交番に届けた一週間後

    これは、不可解な出来事に遭ってしまった時の話。その日、趣味のバス釣りで郊外の池に来ていた。そこで『携帯電話』を拾った。携帯電話には操作ロックがかかっている。その日の夜は用事があったので、翌日に警察へ届けることにした。しかし、就寝中の夜中にその携帯電話に着信があったようだ。マナーモードの振動音が…

  • 廃墟の空き家の中に見えた人影

    これは、廃墟にまつわる話。私が中学生の時まで住んでいた集合団地の近くに、一軒の『空き家』があった。ただ、空き家と言っても人が住める状態ではなく、家財道具などが酷く散乱したまま放置され、外壁も半壊し、ほとんど廃墟のような建物だった。なので、外からでも建物の中が丸見えの、そんなボロ家。当時、学校までの…

  • 児童館で目にした恐怖の光景

    これは、地元の児童館で体験した話です。私は週に3日ほど、1歳の息子を近所の児童館で遊ばせるのを習慣としています。いつもはお昼寝後の1時頃から3時まで遊ばせるのですが、その日は用事があり、児童館に行くのは午後5時からと遅くなってしまいました。夕方は児童館の利用者さんもだいぶ少ないのか、私たち親子の他…

  • 水面に浮いてきた予期せぬもの

    これは、去年のお盆の話。まだ薄暗い朝方に釣りをしていたら、"どこからか何を言っているのかわからないくらいの小さい声"が聞こえてきた。おかしいな?と思い、辺りを見渡しても誰もいない。気にせず釣りを続けていると、また聞こえる。今度は、さっきよりも大きく聞こえてきた。ただ、何を言っているかは聞き取れない…

  • ある時から廊下にお菓子を置き始めた父

    これは、我が家での怪奇な体験話。俺の実家は宮城県の田舎の方にあり、上京してからは縁遠い所になった。そんなこんなでしばらく連絡も取り合っていなかったが、急に親から連絡が入った。「家をお祓いした」。そう言ったのだ。曰く、「霊媒師が言うにはうちは霊道になっていた」らしい。そんな話を聞かされた時、俺は「何…

  • 0時を過ぎると朝まで開けてはいけない

    私の田舎には、『とんとん』という習わしがあります。それは、夜中12時を過ぎると部屋ごとの障子を全て閉めきってしまい、朝になるまで開けてはいけない、というものです。ただし、"とんとん"と障子を叩いて返事があれば、その部屋に移ることはできます。田舎に帰ること自体あまりないのですが、これは私が子供の頃…

  • とある病院の壁から生える指と覗く目

    これは、空調関係の仕事をしている友人の体験談。とても興味深かったので、本人の許可を得たうえでお話しする。先日、私宛にこんな内容のメールが送られてきた。それは、目黒区にある『病院』で工事をしていた時のこと。機械室の壁に配管を通す穴を開けるため、位置寸法を測っていた。ちなみに、この作業をコア抜きという…

  • 焼け落ちたままの廃墟ホテルの探索にて

    これはある年の秋頃、とある北海道の観光地にある『廃墟ホテル』でのことです。会社の同僚3人と北海道へ遊びに行き、適当に時間も深けた頃、一人が「怖い場所とか知らない?行ってみたい」と言い始めました。車を運転していた私は「じゃあ良い場所があるよ」と言って、早速その場所に向かいました。そこは元はホテル…

  • ビルの地下工事の写真に写っていたもの

    それは、隅田川の側でのことだった。某ビルの地下で、冷温水発生機の160tレッカーによる搬入作業をしていた。時間は深夜2時頃。やがて本体の一番大きい部分が入ってくる。重量は約70t。この時の私は、ただ作業を見守っていたわけではない。工事終了後に提出する完成図書のために、工事写真を何枚も撮っていた…

  • 襖の隙間から顔を覗かせた女の子からの宣告

    これは、私がまだ小学生の頃の話。正月に、広島にある祖父の家へ行った時のこと。そこで私は熱を出してしまい、寝込んでしまったのです。和室の真ん中に布団を敷いてもらって、うつらうつら…。目が覚めると、もう夕方でした。隣の部屋に通じる襖に、冬の淡い日差しが薄赤く映えています。その時、襖がスルスルと開き始め…

  • 飛び込み事故が頻繁に続いた駅の怪

    これは、私の地元であった話です。まるで創作のような話ですが実話です。私は高校時代、電車で通学していました。利用していたのは1時間に1本ペースの路線で、また駅の9割が無人駅という、超ド田舎の私鉄です。2年生に上がった春のこと、私が乗車する駅で若い親子の人身事故が起きました。母親が足を踏み外したか何か…

  • 「こんなん撮ったっけ?」

    これは10年ほど前に体験した、ほんのり怖かった話。家族4人でキャンプに行った時のこと。場所は群馬県かその辺り、関東より北方面の河原だったように覚えている。河原には、自分たち以外に人の姿はなかった。そこでは特に何があったわけでもないので割愛する。帰りの途で、キャンプ中に使用していた使い捨てカメラを…

  • 木の上に作った秘密基地で目覚めた時

    これは、友達が子供の頃に体験した話。友達のアキラ(仮名)は手先が器用で、小学5年生の時に学校裏にある山の木の上に、ゴザや板、その他もろもろを持ち上げて、秘密基地のような小屋を作っていた。とは言っても、トム・ソーヤの冒険に出てくるような立派な小屋ではなくて、木の枝と枝の間に板を差し込んだ、本当に簡易…

  • 鳥居の真横に建つマンションでの怪奇

    これは、とあるマンションで起きている奇妙な話。私の地元にある某神社は、お祭りと年末年始に黒山の人だかりになる以外、わりと静かな所だった。聞くところによれば、元は結構広い敷地だったらしいけれど色々とあったようで、今はお社とその周辺のみに。さらにその敷地にあった石碑や鳥居などは、ほぼそのまま道路や住宅…

  • さっきからずっとこの曲を聴いている気がする

    これは、近所の知り合いから聞いた話。夜遅くに、自分の部屋で雑誌を読んでいた。BGMとしてお気に入りのCDを聞きながら。最後まで聞き終われば、別のCDに変えるつもりだったという。ふと目を上げて時計を見ると、違和感を覚えた。「おかしい…」。雑誌を手にしてから小一時間はすでに過ぎていた。しかし全曲で50…

  • 物件の立ち合いに連れてこられた猫

    これは、事故物件にまつわる話。「あそこのマンションで、面白いっていうか興味深い話を聞いてきたよ」。知り合いが、そう話しかけてきた。彼女は不動産関係に従事しており、私と友人との共通の知り合いでもある。「うちじゃあの物件は扱ってないから業界筋の話なんだけどね。あの子の上の部屋に問い合わせがあったらしい…

  • 一人でお風呂に入っている時に限って

    これは、知人から聞いた話。彼女の旦那さん、お風呂に入っている時は必ず歌を歌っているそうで。「それも加山雄三ばっかり。海よ~俺の海よ~♪って、下手っぴぃ~な大声でね。でも一人で入ってる時に限って歌ってるから、この前ふと尋ねたの。何で一人の時は歌ってるの?って」。彼女の問いに、旦那さんはあっさり答えた…

  • 鏡の中に見知らぬ女を見てから

    これは、ある姉妹が暮らすマンションでの話。鏡の中に見知らぬ女を見てからというもの、「何かが明らかに部屋の中に入り込んできたような雰囲気になったの」と、姉妹は口を揃えて言う。もふもふが入り込んでいたじゃないか。「違うの。アレじゃなくて、もっと何か不気味なものが来だしたの」。それって、女の幽霊が見え…

  • マンションの掲示板に張り出されていたのは

    これは、ある姉妹が暮らすマンションでの話。このマンションでのオカルト騒動が始まってから、しばらく経った夜のこと。帰宅してきた彼女は、玄関ホールの掲示板に張り紙がされてあるのに気がついた。『屋上への非常ドアが開いていたらすぐ管理人に連絡して下さい。絶対に屋上へは上らないようにして下さい』。確か、屋上…

  • 姉妹が暮らすマンションで起きた異変

    これは、ある姉妹が暮らすマンションでの話。友人が呼び鈴に応じ、ドアを開けてしまってから3日後。姉妹の部屋で異変が起こった。置いてある物が空に浮かび上がって飛び回り始めたのだ。「うひゃぁ!」。「ひぃー!」。悲鳴を上げながら、頭を庇って外の廊下へ飛び出した。驚いたことに、廊下に出てきたのは二人だけで…

  • その事実を知った時は心底から恐怖した

    これは、以前に住んでいたマンションでの話。20世帯が住める独身向けワンルームマンションに住んでいたのだが、当時『自分以外に誰も住んでいなかった』ことを知った時は本当に怖かった。そのことを知ったきっかけは、水道の検針に来たおばちゃんが親切にも教えてくれたから。確かに、向かいの部屋と下の部屋は引っ越し…

  • 薄暗い中で墓の前に立つ老婆

    これは、つい先日に体験した話。その日は土曜で、夕方の4時頃まで寝てしまっていた。そんな時間からは何もすることがなかったが、一日まったく家から出ないのもなと思い、ドライブでもしようと車を出した。そうして栃木県の矢板市から日光市に抜ける道を走り、その途中の道沿いにある墓地を横目に通りかかっていた…

  • 家で奇怪なことが続いている

    それは、ある日の夜中3時過ぎ頃のことだった。喉が渇いて目が覚めた。キッチンに行って麦茶を飲み、面倒なのでそのままリビングのソファに横になってウトウトしていた。すると何処からか、女の人の発声練習のような『歌声』が聞こえてきた。「は~は~は~はは~」。そんな感じの、とても綺麗な高音の歌声が。こんな時間…

  • テレビをつけた直後の1秒だけ映る緑の女

    これは、今でも実際に起こっている不可解な体験話です。1ヶ月ほど前に、テレビをつけると"いきなり背景が真っ黒になり、画面の中心に上から下まで緑一色の服を着た、ぐったりしている女の人"が映りました。服装についてははっきりとはわかりませんが、緑色の長袖に緑色のズボンのような感じです。その時は、その女の人…

  • ギター弾きのお兄さんとの不思議な出会い

    これは、過去と現在が重なったような不思議な体験をした話。俺は今、ギターで飯を食っている。言わば作曲家の端くれだ。幼稚園に上がってすぐの頃に、近所の公園でギター弾きのお兄さんに出会った。そのお兄さんのギターがすごく心に残り、それがきっかけでギターを始めたんだ。そしてこの前ふと、その思い出の公園に…

  • コテージの扉を開けて中に入ると・・・

    これは、とある土日に一泊旅行をした時の話。前もって一棟貸しのコテージを予約していた。当日の朝、周辺観光を楽しんだ後、午後2時過ぎにコテージに到着。ちょっと早いかな?と思いつつ受付に行くと、「もう清掃が終わっているからいいですよ」と言われたので、受付を済ませて鍵を受け取った。私と2人の友人とで…

  • 霊媒体質なら盆明けに海に入るな

    俺は、サーフィンをしている。これは、ちょうど台風後でいい波が来ていた日に海へ行った時の話。海に着くと、すでに多くのサーファーがいた。みんな普段と変わらず波に乗っている。俺も早々と海に入ったのだが、直後から酷い頭痛が始まった。浜でしばらく横になったが、結局は治まらず、そのまま帰宅する羽目に。ただ…

  • このまま海の藻屑になるのは嫌だ

    これは、初めてラフティングに挑戦した時のこと。8人乗りのボートが6槽あり、私たちは先頭のボートだった。川の流れは予想以上に激しくて翻弄されたけれど、スリリングでとても楽しかった。状況が一変したのは、ガイドの「あれ何だ?」の一言からだった。見ると、黒いボーリングの玉のようなものが浮いている。ん?えっ…

  • 亡くなった翌朝にあちこちで目撃されていた父

    これは、亡くなった父にまつわる不思議な話。父は亡くなった翌朝に、会社で多くの人に目撃されていた。海外勤務の一時帰国中に亡くなったのだが、翌日に勤務先へその旨を伝えたところ、「エレベーターで一緒になったよ?」と言う、同じビルに入っている別会社の日本人スタッフがいたそうだ。その人は、「いつもは一緒にな…

  • 迎え火を焚いた夜の怪奇

    これは、10年前のお盆のこと。当時、私はマンションの高層階に一人で住んでいた。半年前に最愛のおばあちゃんが亡くなり、その頃は少し女々しい気分になっていた。そんな時に偶然、近所のスーパーで『迎え火』のセットを見かけた。それまでそんなことをした経験はなかったが、ふと夜中にベランダで迎え火を焚いてみた…

  • 霊の行動には特徴がある

    これは、霊にまつわる話。私には、たまに見える程度の霊感がある。ふと日常で霊を見かけた時、それぞれ特徴があるように思える。例えば、踏切や駅のホームで自殺により亡くなった人は、意思があるのか、同じ行動を繰り返していることが多い。列車が来る度に、何度も飛び込む。また、自殺ではなく事故などで亡くなった人は…

  • 老舗の温泉旅館での深夜の心霊体験

    これは、友人ら3人で温泉旅行へ行った時の話。宿泊場所は、長野県の某温泉地にある老舗の温泉旅館。その旅館では大浴場が深夜に男女入れ替えになるようで、私たちは「じゃあ入れ替え直後の掃除が終わったお風呂に入ろうよ」となり、遅い時間にみんなで大浴場に向かった。夜中の人の気配がない薄暗い廊下をトコトコ歩いて…

  • エレベーターの扉が開くとそこには・・・

    これは、2ヶ月ほど前に不可解な体験をした話です。私は小さな会社に勤めているのですが、その日は一人で徹夜作業をしており、一休みがてらコンビニに出かけました。コンビニから会社に戻ると、私が出た後に誰かがエレベーターを使ったようで、私が作業していた4階で止まっていたのです。時間は、深夜3時頃。ある同僚の…

  • とある離島での奇妙な体験談

    これは、離島で奇妙な体験をした話。私はほぼ毎年、とある離島に旅行していた頃があった。そこはとても景色の良い所で、島内の小さな集落にある民宿に連泊し、あっちこっち歩き回った。ある年、ちょっと頑張れば徒歩で島を一周できるかなと思い、トライしてみた。宿に頼んでおにぎりのお弁当を作ってもらい、早朝に宿を出…

  • 深夜に現れる足を撫でる手

    何から話せばいのやらいいのやら…。まだ気持ちが若干浮ついている。深夜2時頃、不定期に足を撫でてくる『手』が現れる。これは、そんな奇妙な体験談。私には普段から好意にしてもらっているお寺さんがある。前日に相談したい旨は伝えてあったので、スムーズに話を聞いてくれた。その日、お寺に到着して奥さんが私を見る…

  • 複合商業ビルのエレベーターでの怪奇な体験

    これは、今から5年ほど前の話。当時の俺は、駅前の商店街にある歯科医院に通っていた。医院は6階建ての複合商業ビルの5階にあり、いつもエレベーターを使って移動していた。通い始めて何度目かのこと、いつものように1階でエレベーターを待っていた。そして降りてきたエレベーターの扉が開くと、中には薄い紫色の着物…

  • 「あーまたぐるぐる見てたんだなぁ」

    これは、猫にまつわる不思議な体験話。代々猫を飼われているご家庭では、よくあることかもしれません。我が家でも代々猫を飼っておりまして、今の猫の先代は雄の黒猫でした。この猫、フタの開いた洗濯機の上に器用によじ登り、中の水流がぐるぐる回るのを眺めるが日課でした。散々このぐるぐるを堪能した後は洗濯機から…

  • 鍵を閉めたはずの扉がゆっくりと開き・・・

    これは3か月前に、家族で中古の一軒家に引っ越してからの話です。内装はとても綺麗で、リノベーションしたようでした。そんなある日の夜、布団の上で横になっていると、突然『金縛り』にあったかのように動けなくなりました。その直後でした。玄関のチャイムが鳴り、鍵を閉めたはずの扉がゆっくりと開いていることに…

  • あのマンションにだけは行けなくなった

    これは、新聞配達の集金をしていた時の話。その日は大きなマンションに行き、集金し回っていた。何軒も訪問しているうちに気づくが、本当に色んな家庭がある。例えば、もの凄く警戒してドアチェーン越しにお金を差し出す家もあれば、ほぼ下着姿で出てくる奥さんまで…。それは、ある家を訪ねた時のこと。ドア横のインター…

  • 被爆して影を置き忘れて死んだ人たち

    これは、祖父から聞いた一番印象に残った話。第二次世界大戦の戦時中から戦後にかけてが青春だった祖父は、生まれつき足の向きがおかしくて、歩けはすれど、まともな運動はできなかった。そういう事情で徴兵は免れ、広島の地で家族に養ってもらいながらなんとか生き延びていたそう。そして戦争が終わった祖父たちのいた…

  • 山中で道に迷ってしまった夫婦の命運

    これは、まだ男性が腰に刀を差していた頃の話。ある旅の夫婦が、とある山中で道に迷ってしまった。辺りもだんだんと薄暗くなり、どうしようかと迷っていたところ、"若い女"に遭遇する。聞けば、女も道に迷ったという。女一人では心細かろうと、夫婦は女と一緒に行くことに。三人でしばらく進むと、寂れたお堂があるのを…

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