父のRay Ban を連れて
父のRayBanを連れて富山へ昨年亡くなった大阪の父が最期まで行きたがっていた富山県。仕事でいろんな国を旅し、日本の津々浦々をよく知っていた父がある時「47都道府県の中で何故か富山県だけ足を踏み入れたことがないんや」と云う。「富山湾の旨い魚を食べに行こう!企画してくれ」と言い出したのは亡くなる半年前のこと。折しも雪の季節に突入しており、体の弱っている車椅子の父を連れて行くには過酷な旅になりそうで、いい季節になってから行こうと父をなだめたのだった。春になり、昔の仕事仲間のOB会に参加するための東京行きは強行できたものの、5月に米寿にて天寿を全うした。そんなわけで、私の中に悔いの残る富山行き。この度思い立って父のトレードマークのレイバンを連れて娘と母娘旅へ。初めての北陸新幹線。あっという間に富山県。北陸がこん...父のRayBanを連れて
2024/09/30 09:39