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時間のしずく time drops https://blog.goo.ne.jp/jikannoshizuku

ココロの風通し的散文です。思うこと/アート/本/映画/音楽/自然など、日常の写真を添えて綴ります。

すきなもの。たいせつなこと。ココロに風を通すと見えていなかったたいせつなことがあぶり出されてきたりします。

miko
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2014/12/01

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  • ふわりと。

    あ、トンボ!と見上げた途端フワリとわたしの日傘にとまった。立派なオニヤンマだ。この辺りでみるのは珍しい。道端に立ち止まり暫し眺めてから、そうっとスマホを出して1枚パチリ。すてきなモデルさん。昔から蝶やトンボなどが近づいてきてくれると何だかとてもウレシイ。そしていつもダレカナ?と想う。アチラにいってしまったわたしを知る誰かなのかもしれない。なぁんて想う。以前奄美を旅した時、不思議と何度も蝶がふわりと近くに来てくれた。奄美では蝶はヒトの霊(たましい)なのだと云われていると聞いた。以来特に自ら近づいてきてくれる蝶やとんぼには何だかとても親近感が涌くのだ。1周忌を過ぎてもうすぐ誕生日が近づくオヤジさんかな〜?お寺の蓮ももうすぐ咲きそうです。ふわりと。

  • 可愛いすぎてビックリ

    え?あなた誰?と二度見!庭の片隅に何とも可憐な小さなお花を発見。よく見たら見慣れた多肉植物からニョッキリ伸びて咲いているのだった。義父が趣味で育てているいろんな植木鉢が庭に無造作に置かれているので、洗濯物を干しながら時に可愛い花にビックリさせられるのだ。植物はナゾと驚異に満ちている。雨粒をまとってうつくしいなぁ。君は葉が既に花だよね。よくよく見たら、葉の先のピンクとお花のピンクはお揃いなのね。DNAってすごいなあ。可愛いすぎてビックリ

  • 六月の球体

    ひとには幾つもの顔がある。それはウラとかオモテとかではなく、どれもそのひとなのである。ひとのココロは多面体ではなく球体なのだ。というわたしなりの持論。我が身に於いても。今日は母の命日。いつも亡くなった時刻に覚醒してしまう。出来れば泥のように眠ったまま過ぎてしまいたいのに。そしてまだ生きていた母のココロを想う。母もまたわたしの知らない顔をたくさん持つひとりのヒトだったのだ。わたしの「母」である以外のヒトとしての彼女。わたしが「ただのアタシ」でありたいと時に思うように母もまたわたしの知らない「ただのアタシ」を持っていたはずなのだから。母のすきだった蒼い紫陽花。あちらにも紫陽花は咲いているのだろうか。それとももう別の姿になって此の世で今年の紫陽花をみているのだろうか。19回目の命日間もなく午前4時。道路に響く新...六月の球体

  • スターに変身!

    木の花って豪快だ。想いもよらないカタチの花を突然咲かす。何度も通った道でいつも素通りしていた街路樹がにわかにスターに変身だ。モシャモシャのふわふわのお花をつけておしゃれしているのはネムノキ。ネムノキってこんなフシギなお花をつけるのねぇ。以前から思っていたけれど、ネムノキとオジギソウって葉っぱのカタチがよく似ている。親戚なのかな。ネーミングも何だか同じにおいがする。一度認識すると、途端に目に飛び込んできやすくなるもの。たまに通リかかる公園のこの木もふわふわのおしゃれさんに束の間へ〜んしん!スターに変身!

  • 引き寄せられる場所

    またまた都会のジャングルに吸い込まれて来ました。ここは近年とてもお気に入りの場所、南青山にある「岡本太郎記念館」先日乃木坂駅近くのギャラリーに行った後、あまりの良い天気青い空にわたしの脳裏に浮かんできたのは緑の大きな葉の繁る南国のようなあの庭。歩こうと思えば歩けそうな距離ではあるけれど方向音痴のわたしには辿り着けそうにないので潔く一駅電車に乗っていつもの表参道下車。思えば初めて訪れたのも丁度この時期。バショウのバナナみたいな実の成る季節に久しぶりに会ったトモダチと訪れたのでした。この庭には太郎氏の立体作品が所狭しと置かれていて、時間とともに草に覆われているのがまたいい感じなのだ。太陽の塔に親しんで育った大阪のコドモだったわたし。太郎さんの作品は平面より立体やタイルの作品が好み。油絵はちょっと強すぎるものが...引き寄せられる場所

  • ひととひと、つながる時間

    ものづくりの活動を拡げていくなかで出逢ったひとびとがこの10年余りでたくさんいる。それぞれに魅力的な作家さんたち。わたしがすきになるひとは皆自分の分野で日々切瑳琢磨し、向上心がありながら謙虚さを忘れないひとたち。そして何よりものづくりがスキで作家活動をたのしんでいることが皆の共通点だ。この日は丁度同じ方面に3人それぞれの作家さんの展示が重なっていたのでお昼前から夕方まで三件ハシゴしてきた。一件はカフェ展示だったため美味しいものをいただきながらおしゃべりは尽きず、その場でまた輪が広がっていく。コロナ禍を越えてこうしてまた普通に集うことが出来るようになったことを改めて実感する。こうして他愛のないおしゃべりができるってしあわせなことだ。コロナ禍の数年、正に「不要不急」の代表格だったアートの世界。先の見えない時代...ひととひと、つながる時間

  • 夜の子ども部屋

    真夜中に目覚めてしまい眠ろうとしているのに勝手に思考が彷徨う子どもの頃夜更けに母が戸締まりを確認しにそっと子ども部屋に入ってくる光景を何故かふいに想い出す。母は毎夜窓の鍵を確かめカーテンをきちっと閉めてからベッドで寝ているわたしたちのふとんを掛け直してくれた。近づく母の気配。ふとんを掛け直してくれた時の手の重み。ドアを出ていく逆光の後ろ姿のシルエット…あたたかなしあわせなこどもの頃の想い出思春期くらいになってからも真夜中に母の気配を感じると小さいころみたいにふとんを掛け直してとんとんしてほしいな…と感じていたことも覚えている。そう言えば子どもたちが小さいころ、絵本を何冊も読んだ後で寝かしつける時にわたしも同じようなことをしていたなぁ。3人の子どもたちに順番に布団を首まで掛け直すとみんな「ぎゅっぎゅってして...夜の子ども部屋

  • かかりつけ医難民

    かかりつけ医難民となって数年。年一の健康診断もさぁ今年は何処へ行こうかと迷う有り様。かつていつも診ていただいていた町医者の先生はとても大らかな御方で、毎年話をしながら気になる検査項目を増やしたり臨機応変に対応してくた。検査結果も細やかに説明してくださり最後に「合格!」と太鼓判を押してもらえると、スキップして帰りたくなるような気持ちになったものだ。ご病気で急に休業されたあと、あっという間にお亡くなりに…。まだ60代だったと思われる。とても残念だ。今でもそう思っている人はかなりの数に上ることだろう。あの先生にかかっていた友人知人皆同様に「かかりつけ医難民」だ。さて、今年行ってみた病院は長男を出産した産院併設の内科。近年立派に建替えられ健診も多く受け入れていると聞いて行ってみた。問診にあたった先生は健診の為だけ...かかりつけ医難民

  • MICHAEL KENNA氏の写真

    マイケル・ケンナ氏の写真展へ数年前、写真美術館での展覧会を拝見してからすっかりファンに。少し前の代官山で展示は行けなかったので、今回こそは!と滑り込み。乃木坂のGalleryArtUnlimitedさんへ。以前とても惹かれたこの1枚。(この木はもう伐採されてしまっているのね…。)この写真がまた観れてうれしい。すぅーとココロに入ってくるマイケル・ケンナ氏の写真の数々。スキに理由はないんだなぁ。MICHAELKENNA50YEARS&JAPANありがとうございましたMICHAELKENNA氏の写真

  • 夢の中のジブンの姿

    夢をみた夢のなかでわたしはすっかりおばあさん。同じく歳をとった友達らしき仲間とビンテージなおもちゃ屋にいる。棚にずらりと魅力的なソフビやら置物やらが並んてる。なんて魅惑的な光景。そしてなんていい味わいの色の洪水。皆で懐かしがって見ている。ガラスの置物を欲しがる友に欲しいなら買ってしまいなさいよと勧めてるわたし。お金はふんだんにあるようだ。そして自分も昔欲しかったリスのソフビ人形を手に入れようか迷ってる。(現実では見たことないけれど)けれども同時に自分のものにしてしまっても年齢的にこの先長く持てるわけではない…と身に沁みて感じて躊躇している。何だか掲示的なゆめだ。実は潜在意識では断捨離を望んでいるのか。いよいよ必要な時期に来ているのかもしれない?近頃あちこちカラダにガタが来ているせいでジブンが年寄りになった...夢の中のジブンの姿

  • アートの泉

    先日池袋の東京芸術劇場のギャラリーへ。Instagramで知り合った知人のアートを観に。公募入選のいろんな作家さんの現代アート展。つくづくアートって幅広いなぁと感心しつつ眺める。アートってなんだろね。自分がアートと思えばヒトが何と言おうとそれはアート。なあんて考えていたら奄美の孤高の画家田中一村の言葉を思い出した。「自分のこころを納得させるために描く」奄美旅行で訪れた田中一村記念美術館。静かな時間の流れる広々としたとても素敵な佇まいだったな。丁度ツバメが建物のそばを舞っていて、絵の中から出てきたような…フシギな錯覚を今でも覚えている。あの濃厚な奄美旅行、ついこの前のように思い出せるのに考えてみればもう12年も前の4月。。。月日の流れる早さと言ったら!!奄美の空気を吸いにまた行きたいものだなぁ。アートの泉

  • ちびお稲荷さんたち

    早朝にぱっきり目覚めた日は朝さんぽへ時折霧雨が風に舞う気持ちの良い朝。近所の神社の小さいお稲荷さんたち。わたしのお気に入りさん。かつては境内の古い小さなお社の暗がりに鎮座していた彼ら。近年一新されみんな並んでアウトドア生活に!笑日を浴び雨にも雪にも打たれどんどんいきいきとしてきたようにみえます。少しずつうっすらと緑をまとってきてこれから時間をかけて苔むすお稲荷さんへと味わいを増すことでしょう。ちびお稲荷さんたち

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