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スペイン語のトリビア コスタリカ、メキシコ、ペルーのエピソード パプア・ニューギニア、シンガポー

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2014/11/13

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  • キリストってスペイン人? Sólo Cristo es español

    カルメン・リラの作品"CuentosdeMiTíaPanchita”(パンチータ伯母さんのお話)を読んでいると、次のような一節に遭遇した。sóloCristoesespañolyMariquitaseñora...文法的には何の問題もない、易しい文である。Mariquitaとseñoraの間には動詞esが省略されていると解釈される。MariquitaはMaríaの愛称で、手元の「西和中辞典」(小学館)にもちゃんと記載されている。mariquitaと小文字で書くと、「テントウムシ、インコ、マリキータ(二人が組になって踊るクリオーリョの踊り)」という意味になる。当然、女性名詞だが、これが男性名詞になると、「ホモ、おかま」という意味にもなる(「西和中辞典」)。señoraは「奥様」だが、NuestraSeñor...キリストってスペイン人?SóloCristoesespañol

  • 蟻とキリギリス

    カルメン・リラの“CuentosdeMiTïaPanchita”(パンチータ伯母さんのお話)の著者前書きにイソップの「蟻とキリギリス」の話が言及されていた。イソップの寓話は世界中に広まっているようである。イソップはギリシャ語で「アイソーポス」というそうで、英語ではAesopである。スペイン語ではEsopoとなる。イソップはかなりの醜男だったらしい。【ディエゴ・ベラスケスによって描かれた肖像画】イソップの寓話はポルトガル人宣教師によって日本にもたらされ、17世紀初めに仮名草子『伊曾保物語』が成立した。これには伊曾保(イソップ)の略伝も収められているが、やはりかなり不細工だったということである。挿絵もあるが、だいぶ日本化している。ちなみに、略伝の部分を読むと、まるで一休さんの話のようである。前置きはこれくらい...蟻とキリギリス

  • アヴェ・マリア

    キリスト教徒でなくても「アヴェ・マリア」(スペイン語ではAveMaría)の語句を知らない日本人はいないだろう。しかしながら、「アヴェ」(Ave)の意味を知っている人はそう多くはあるまい。スペイン語にはaveという普通名詞がある。意味は「鳥」だが、「アヴェ・マリア」が「マリア鳥」では訳が分からない。「アヴェ・マリア」とはラテン語で直訳すると「こんにちは、マリア」または「おめでとう、マリア」を意味する言葉だそうである(ウィキペディア「アヴェ・マリア」)。Aveには「こんにちは」、「おめでとう」等の意味がある言葉ということだが、ハワイ語ではAlohaに相当するだろうか。まさか、ハワイ語で「アヴェ・マリア」の祈りが「アロハ・マリア」になっているわけではないだろうが。さて、スペイン語ではAveMaríaは間投詞と...アヴェ・マリア

  • スレイマン1世

    このお方、カルメン・リラの作品“LosCuentosdeMiTíaPanchita”(パンチータ伯母さんのお話)に収録されているお話にも登場する。日本語名は「スレイマン1世」。オスマン帝国の第10代皇帝(在位:1520年-1566年)である。トルコ語表記ではSüleimanで、英語表記ではSuleimanである。ウィキペディア「スレイマン1世」によると、「46年の長期にわたる在位の中で13回もの対外遠征を行い、数多くの軍事的成功を収めてオスマン帝国を最盛期に導いた」とのことである。「1521年からは外征に乗り出し、ハンガリー王国からベオグラードを奪い取り、翌1522年のロドス包囲戦で聖ヨハネ騎士団からロドス島を奪うなど活発な外征を行った」、また、「ウィーン攻略には失敗するもののヨーロッパの奥深くにまで侵攻...スレイマン1世

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