オンマぁ〜っじぇんぶたべたヨォ〜 チェヨンとウンスの愛息タンが夕食時 誇らしげに空っぽの皿を振って見せた苦手な人参が綺麗になくなっている えらいね〜すご…
大好きなヨンとウンスのキャラクターをお借りして その後の高麗の世界の妄想を広げて綴っております。
物語は二人が出会う前から始まり再会しお話が動き出します。シンイの世界に魅せられてその後の世界を紡ぎます
え?アッパ?オンマ?なんでここにいるの? オンマはまん丸の目をさらにまん丸にしていたそりゃあ そうだよねだって二度と会えないって思っていたじーじとばーばが…
ぼくのアッパは内功の使い手で内功っていうのは体の内側にある特別な力のことアッパは雷功を操ることができるんだ この国が戦に明け暮れていた頃は多くの内功の使い手…
チェヨンに促されウンスが表に出ると養成所の二期生サユナとレイそれに一期生で今は典医寺で研修を積んでいるヒロが興奮した顔で立っていた 医仙様!先ほど生まれた…
にぃにがソダンへ出かけたのを見送って三つ子は誕生日ぱーちいの会場作りを開始した アッパまだもどらないわハァ〜 困った顔でため息をつくいたのは父親っ子のス…
チェヨンは猛烈な勢いで文官の仕事に取り組んでいた 本来なら今日は長男タンの誕生日でお役目をお休み としたいところだったのだが先日妻ウンスの療養という名目で王…
入れ替わりにソンムルを抱えて屋敷に現れたのはムガクシのお姉さんたち ぼくが生まれた場所は今は集賢殿と言われている王宮の邸でアッパが戦の褒美に王様から賜ったら…
奥様 今しがたホットク屋のママンアジュンマから干し柿と木ノ実のお菓子をいただきました若様へのソンムルだそうでございます それは市場で評判の美味しそうな焼き…
ぼくはチェ家の跡取り息子名前はチェ・ダンアッパやオンマやばぁばはぼくのことをタンって呼んでいる 今日 ぼくは誕生日を迎え八歳になった このところ妹弟たちも家…
夏が終わってしまったわねぇ今年の夏も子供達はたくさん遊んでたくさん食べてまた一回り大きくなったわ 別邸から屋敷に戻って数日後の夜子供達が寝静まった奥の間に…
星空に光る汗ばんだチェヨンの肌その肩から腕にかけてゆっくり指でなぞってウンスはホッと息を吐いた 綺麗な肌・・・ 激しく燃えた後艶やかな色気を漂わせている…
夫は朝まで本当に行儀のいい夫だった あぁ〜〜〜よく寝た〜〜〜〜っ 朝日がとっくに空に昇りあたりがすっかり明るくなってから自然と目が覚めたのも久しぶりのこ…
そういえば・・・もともとこういう世話好きな人だったなぁ 温泉から上がったウンスはチェヨンに髪を乾かしてもらいながらクスッと笑った ドライヤーなどもちろんな…
翌朝イサの許可が下りてウンスは後ろ髪を引かれる思いでチェヨンとともに屋敷を出立する運びとなった 子供達は留守を引き受けると駆けつけてくれたばぁばと元気そうに…
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オンマぁ〜っじぇんぶたべたヨォ〜 チェヨンとウンスの愛息タンが夕食時 誇らしげに空っぽの皿を振って見せた苦手な人参が綺麗になくなっている えらいね〜すご…
チェヨンが兵役に行っている間にウンスの周りで大きく変わったことを一つ挙げろと言われたらそれは間違いなくウネのことだろう シャワーを浴び支度を終えたウンスが…
ウンスがレジデント(研修医)だった頃に入隊した彼が無事に兵役を終えてソウルに戻って来たのはチンダルレの花が街を彩った頃でウンスは待望の心臓外科医(専門医)一…
テレビのニュースは十数年振りに起こった大規模な太陽フレアの話題で持ちきりだった通信衛星に影響があるとか携帯電話の電波が乱れるとか生活に直結することからイマイ…
言わずと知れた銀座4丁目・・・かなり久しぶりに先週末 銀座に行って来ました この建物はいつも変わらず此処にある〜って感じですね〜 で銀座に何しに行ったのか?そ…
タンの愛犬フンにお嫁さん候補のメスの子犬がミジュの実家から届いたのは春先のことだった茶色の毛がふわふわしたとても可愛い人懐っこい子犬で子供達は喜んでその子犬…
養成所虹の入学式から一月余り経った初夏を思わせるような春の終わりのある日 チェ家の広大な庭園は多くの子供たちの歓声であふれていた その日は天界ではオリニナル…
子供達が寝静まった夫婦の時間チェヨンは髪を乾かす妻の後ろ姿を見つめていたその長く艶やかな髪は出会った頃と少しもたがわず美しいままに思えるが最近ウンスは髪を乾…
輿の中で寝たふりをしているうちにユニョンは本当に眠りに落ちた・・・夢から覚めないその姫を大事そうに抱きかかえて部屋まで運んだのは他ならぬイサだ その話を帰宅…
みなさま あんにょんゴールデンウィークが始まりましたがいかがお過ごしでしょう?どこかにお出かけされますか? haruはお仕事がお休みでばんさい!な気分ではあ…
ウンスの誕生日が過ぎてしばらくしたある日 ユニョンは王宮からの帰り道イサと一緒だった オンマはまだかかるんだって〜これから王妃様のところに行かなくちゃいけ…
チェヨンは腕の中で眠る愛しい妻を見つめた夜はとっぷり更けて子供達の寝息以外あたりは静寂に包まれている 誕生の祝いにと少々無理をさせたか? チェヨンは反省…
終わった!間に合った! チェ家の長男タンはホッとしたように大きく息を吐いてから末っ子ゴンに微笑みその頭をなでなでした ゴンはやり終えた満足感で嬉しそうでタ…
おはようございます年明け早々から地震が続いておりますが 昨夜遅くには愛媛・高知で震度6弱の地震がありました 地震発生時には haruはすでに寝落ちしていたも…
ウンスの誕生祝いにと大妃様からいただいた針房ホン尚宮仕立ての若草色のチマチョゴリは春らしい色合いで式典会場の雰囲気を一層華やかに飾っていたその立派な衣に負け…
空が淡い青色に包まれ日差しが穏やかに差し込む春の日皆に見守られながら女医の養成所虹の四期生開校式式典が執り行われた七名の新入生は希望と夢に満ち溢れた顔をして…
すっかり夜が更けた頃王様は王妃様の寝所に出向いていた ウ王子は無事に帰って来たようじゃのぅ はい ご心配をおかけしましたいつもはわがまま一つ言わない王子…
ここは見晴らしがいいのぅ夏になったら さぞや涼しい場所となりそうだ 王子様は満足そうに東屋から庭を眺めそれからボソボソ言った もしやあの者がそなたの想い…
イサは少し離れたところで二人の幼な子をなんとも複雑な思いで眺めていた 一人はこの国の世継ぎ聡明なウ王子一人はチェ家の美しい姫チェ・ユニョン高貴な身分の二人は…
ウンスは珍しく気落ちした顔で帰りの輿の中にいた傍らには夫のチェヨンがいてウンスの手をさすりながらその様子を見守っている ああぁあんなに勇んで行ったのにまっ…
雨音で眠れない夜になりそうです 線状降水帯があちこちで発生して 大きな被害 不安なまま夜を迎える方すでに河川が氾濫した地域で避難しておられる方も多いことと思…
おや?へジャじゃないか?新しい奉公先はどうだい? 通りを歩いていたら母の声が聞こえ無視して通り過ぎようと思っていたら肩を掴まれたへジャは仕方なく後ろを振り…
テジャンテジャン! 揺り起こされて目が覚めたいつのまに眠ってしまったのか テマン・・・か チェヨンは小さく呟いた夢を見ていた夢の中であの方はいつものよ…
墓参りを済ませた後一行はこれまた久しぶりに山間の別邸を訪れていた 和尚様にヨンに良い気がみなぎっているって言われたわ幸せで何よりだって・・・ 夕餉用の魚…
久しぶりに一家が訪れたお墓は綺麗に手入れされていた かつてへジャの母ソンオクがそうしていたように女中頭自ら忙しい合間を縫って チェ家の墓を守ってくれているの…
見知った山道を輿は止まることなく登っていく 季節は春といってもそろそろ夏の陽気さすがにケナリの花は姿を消して遅咲きの山桜の花びらがあたりに舞っていた 清々し…
オリニナル(こどもの日)が過ぎ去ったばかりだというのに天界にはオボイナル(両親の日)というのがあるらしいその話を母親のウンスから聞いた長男のタンはあることを…
それからしばらくしてアン・ドチは王宮入りし外出も思うようにできないようになった いつでも会えると思っていた人だったのに会えない時間がこれほどもどかしいことだ…
本日二話目の投稿です其の弐からどうぞ〜 ところがあたりが急に静かになった そおっと目を開けると先ほどまで威勢がよかったゴロツキどもがバタバタ地べたに倒れ…
アン・ドチはリコの屋敷からの帰り道まっすぐ帰る気がしなくて市場をぶらぶらしていた リコに言われたことはどれも正論で耳が痛い反論できない自分をリコが不甲斐ない…
このお話は今年の二月に行ったアメンバー様限定企画で抽選にご当選されたおひるねにゃんこ様の意表を突いたリクエスト若き日のアン・ドチとイムジャ(リコ)を描いた物…
ユニョンのなんとももどかしい思いがイサに伝わらず解消されないままにその日 夜を迎えた 娘を案じたのかそれともイサに任せておけなかったのかチェヨンはいつも以上…
早朝タンとサンが愛犬達と庭で戯れているのを見かけそれから奥の間に向かったチェヨンはユニョンの姿がないことに気がつきウンスに尋ねた ん?ユニョンはどうした?…
イサ先生の講義素敵だったわねぇ何と言っても美丈夫なんですもの 両班で官位の高い父を持つコ・ミジャはふうっと息を吐きながら医術とは関係ないところで感激したと…
なんだか忙しい一日だったなぁ ウンスは子供達が寝入った後のつかの間の一人時間を奥の間でぼんやり過ごしていた・・・ 卓の上には三つ子たちがソダンの料理実習で…
おはようございます 入り口の張り紙を見て佇んでいる二期生のナオに同室の新入生ネイルが声をかけた おはようよく眠れた?ここの暮らしに少しは慣れたかしら? …
ウンスの誕生日が過ぎた少し後のこと 菊花診療所は屋敷の一角に作られたとは思えないほど 朝から多くの患者であふれていた 診療所の建物が患者比に対して随分と手狭…
誕生日を迎えた朝ウンスが昨夜の火照りが残る体でゆっくりと起き上がると寝台の枕元の卓に布に包まれた品が置かれていた ん?これって もしかして? ぱあっと瞳…
チェヨンとウンスが久しぶりのでーとを楽しんだ数日後 市場には 今度は大叔母チェ最高尚宮に連れられたチェ家の子供たち四人の姿があった まだ あるかな? 少…