決めた行くわ アメリカ!行って来る 屋上でしばらく考え事するように星空を見上げていたウンスが唐突にチェヨンに告げた そうかウンスが決めたなら俺はそれを応…
大好きなヨンとウンスのキャラクターをお借りして その後の高麗の世界の妄想を広げて綴っております。
物語は二人が出会う前から始まり再会しお話が動き出します。シンイの世界に魅せられてその後の世界を紡ぎます
これじゃあ私の出る幕がないって止めたんだけどねこの人がどうしてもってきかないものだから チェ尚宮は少々ぼやき口調知り合いでお金持ちのアジュモニあーすけはチ…
早朝チェ家の屋敷の裏木戸を叩く音にヘジャが気づいた こんな朝早くから誰だろう?と思って木戸を開けると おや ケインさん ジヒョンの跡を継いで妓楼の女将…
夕餉の準備が整った頃王宮からホン尚宮が針房見習いのミホと女官たちを引き連れて屋敷を訪れた 大妃様のところで所用がございまして出るのが遅くなり失礼致しました…
タンはソダンで帰り支度をしていた年末ギリギリまで学問漬けにも思えるがソダンが大好きな子供達は喜んで来ていた チェヨンやタンと同じ内功の使い手兄弟がミョンと帰…
연말연시ヨンマルリョンシ(年末年始)はいつの時代も気ぜわしい そして チェ家では大晦日に三つ子が四歳の誕生日を迎えるそれでなくても何かと慌ただしいこの時期に…
ウンスにちょっかいを出したことをジヒョンになじられキ・ウォンはたじろいだ 情けない男ね そんなこと言うとお前 この病院で生きていけないぞ 構わないわ私…
嘘のように静かな夜だったジヒョンは病棟にいるのか仮眠室にはいなかったウンスはひどく嫌な気分のままジヒョンにこんな情けない顔を見られなくてよかったと思った 先…
ヨンあなたは本当に困った子ねぇウンスちゃんがいないと途端にそんな顔しかできないんですもの 母親のヒエは諦めた様子でチェヨンに呟いた ウンスのヴィラから屋敷…
クリスマスイヴだかなんだか知らないけど今夜に限って患者さん多くない? 研修医1年目のウンスは同期で同じヴィラに住むハ・ジヒョンに仮眠室でぼやいていた今夜は…
タンへジャに湯を沸かせと伝えろ赤ん坊が・・・もう生まれそ・・・ 父親の言葉を最後まで聞かずにタンは走り出した たいへ〜んあい わかった! そしてチェ尚…
なんと!二晩もこもったまま?だというのか? 小言を通り越して呆れた顔でチェ尚宮はへジャに確認した チェヨンが都から一足先にボルムタル村に戻って三日目の朝…
ここはそなたの屋敷よのぅ? チャンニョンはチェヨンに静かに尋ねた はいかつて両親が生きていた頃暮らしていた屋敷です やはりそうか・・・幼き頃チェ尚宮に…
歯向かうものは容赦はせぬ チェヨンは剣を振り下ろし凄みのある声で言ったそして仲間のチソンをギョッとした顔で見つめた おい 火は使うな妓楼を燃やすな良いな…
今回の企ての黒幕山林庁の長官ユン氏はまさか赤月隊に目をつけられたとは夢にも思わず重臣キム氏の接待のため妓楼に向かっていた キム氏は立ち回りが上手で王様の信頼…
チャンニョン次はいつ大妃様の居所に伺うつもりだい? 義母はややきつい口調でチャンニョンに尋ねた唯一 外出が許される大妃様へのご機嫌伺いだがそれは暗に金の無…
案外無謀な男だってわかって腹が立っているんですよ冬の海にザブンと飛び込むなんて!あの時 若様は海面に浮かんでなすった舟から引き上げることもできたでしょうに・…
市場からマンボの宿に戻るとチェ尚宮が訪ねて来ていた 市場はどうであった? どうもなにも店には何もないし人もおらぬ 都が閑散としていて驚いただろう?薪炭…
王様と話を終えたチェヨンが一階に戻るとウィソン チソンイェジュン シンスの姿はすでになかった ジホとテウルに案内させたどのみちあいつら内偵の予定だったろ?…
医仙や子供達は息災か? 宿屋の部屋でチェヨンと向き合うと王様は静かに尋ねた はっ 娘は幾つになった? 二歳になります公主様より一つ歳が下ですので …
愛馬チュホンと共に村を後にし 都へ向かう チェヨン達の影を闇夜が包んでいた 寂しそうな子供達の顔心配そうなウンスの顔そんな顔にさせてまで都へ向かう大義は何か…
平気か? 平気じゃない!お腹が張ってる!もう!ヨンは妊婦に容赦なさすぎ ウンスの剣幕にチェヨンは気圧された すまぬいささか度を越した はあ?いささか…
女たちの噂の主チャンニョン公主はチュンヘ王と元の姫君との間に生まれた娘で父が逝去し母が祖国に帰ってもこの国で暮らしていた チュンヘ王の母大妃様は現王の母君つ…
勝手知ったるなんとやら・・・でチュソクは通い慣れたからくり屋敷の客間でへジャが運んで来たお茶を飲み漬物を口に放り込みながらチェヨンが出て来るのを待っていた …
「ブログリーダー」を活用して、haruさんをフォローしませんか?
決めた行くわ アメリカ!行って来る 屋上でしばらく考え事するように星空を見上げていたウンスが唐突にチェヨンに告げた そうかウンスが決めたなら俺はそれを応…
昼食時に聞こえて来たウンスのアメリカ行きの話 すぐにでも確認したい衝動をチェヨンは押さえ込んで仕事に集中した 話したくなるまで待つと先に宣言したのはチェヨン…
ようやく患者が持ち直し一息ついたウンスがあたりを見回してみると近くにいたはずのチェヨンの姿はなくその場を去った後だった仕事に戻ったのだろう・・・ 助かりま…
朝が来た当たり前だが朝が来た そして今日も当たり前のように激務のルーティンが始まるチェヨンは研修医としてウンスは研修医を指導する専門医として・・・ まだ起…
ウトウトとまどろんで目が覚めたらすでに部屋の中はすっかり暗くなっていた ウンスは隣に眠るチェヨンの輪郭を眺めながら記憶をたどる 久しぶりにカフェで待ち合わせ…
オンマぁ〜っじぇんぶたべたヨォ〜 チェヨンとウンスの愛息タンが夕食時 誇らしげに空っぽの皿を振って見せた苦手な人参が綺麗になくなっている えらいね〜すご…
チェヨンが兵役に行っている間にウンスの周りで大きく変わったことを一つ挙げろと言われたらそれは間違いなくウネのことだろう シャワーを浴び支度を終えたウンスが…
ウンスがレジデント(研修医)だった頃に入隊した彼が無事に兵役を終えてソウルに戻って来たのはチンダルレの花が街を彩った頃でウンスは待望の心臓外科医(専門医)一…
テレビのニュースは十数年振りに起こった大規模な太陽フレアの話題で持ちきりだった通信衛星に影響があるとか携帯電話の電波が乱れるとか生活に直結することからイマイ…
言わずと知れた銀座4丁目・・・かなり久しぶりに先週末 銀座に行って来ました この建物はいつも変わらず此処にある〜って感じですね〜 で銀座に何しに行ったのか?そ…
タンの愛犬フンにお嫁さん候補のメスの子犬がミジュの実家から届いたのは春先のことだった茶色の毛がふわふわしたとても可愛い人懐っこい子犬で子供達は喜んでその子犬…
養成所虹の入学式から一月余り経った初夏を思わせるような春の終わりのある日 チェ家の広大な庭園は多くの子供たちの歓声であふれていた その日は天界ではオリニナル…
子供達が寝静まった夫婦の時間チェヨンは髪を乾かす妻の後ろ姿を見つめていたその長く艶やかな髪は出会った頃と少しもたがわず美しいままに思えるが最近ウンスは髪を乾…
輿の中で寝たふりをしているうちにユニョンは本当に眠りに落ちた・・・夢から覚めないその姫を大事そうに抱きかかえて部屋まで運んだのは他ならぬイサだ その話を帰宅…
みなさま あんにょんゴールデンウィークが始まりましたがいかがお過ごしでしょう?どこかにお出かけされますか? haruはお仕事がお休みでばんさい!な気分ではあ…
ウンスの誕生日が過ぎてしばらくしたある日 ユニョンは王宮からの帰り道イサと一緒だった オンマはまだかかるんだって〜これから王妃様のところに行かなくちゃいけ…
チェヨンは腕の中で眠る愛しい妻を見つめた夜はとっぷり更けて子供達の寝息以外あたりは静寂に包まれている 誕生の祝いにと少々無理をさせたか? チェヨンは反省…
終わった!間に合った! チェ家の長男タンはホッとしたように大きく息を吐いてから末っ子ゴンに微笑みその頭をなでなでした ゴンはやり終えた満足感で嬉しそうでタ…
おはようございます年明け早々から地震が続いておりますが 昨夜遅くには愛媛・高知で震度6弱の地震がありました 地震発生時には haruはすでに寝落ちしていたも…
ウンスの誕生祝いにと大妃様からいただいた針房ホン尚宮仕立ての若草色のチマチョゴリは春らしい色合いで式典会場の雰囲気を一層華やかに飾っていたその立派な衣に負け…
テマンが伝令として颯爽と丘を駆け下りていく様をチェヨンは目で追った 四年の月日毎日毎日 主人と副隊長チュンソクや他の隊員との橋渡しをしつつ主人の身の回りの世…
丘のふもとで揺れる黄菊を見つめながらチェヨンはウンスを思った 花になどまったく興味も心も惹かれなかったのに自分の中でいつのまにかこの花は特別な花になりかけが…
もしもあの時・・・ 人は幾度となく人生でその言葉を繰り返す 繰り返したところで過ぎてしまったことは元に戻らず変わることなどないとわかっていてもそれでも …
空が藍色に染まり始めた流れる雲を目で追うと雲は大木の横をかすめるようにゆっくり形を変えていく 空の深い藍も風の匂いもあの方と過ごしたあの頃と同じ違うのはあの…
おはようございますブログを書くのは久しぶりの気がする・・・お話の更新も止まったままで失礼いたしましたブログ留守中も多くの皆さまにご訪問いただきありがとうござ…
雨音で眠れない夜になりそうです 線状降水帯があちこちで発生して 大きな被害 不安なまま夜を迎える方すでに河川が氾濫した地域で避難しておられる方も多いことと思…
おや?へジャじゃないか?新しい奉公先はどうだい? 通りを歩いていたら母の声が聞こえ無視して通り過ぎようと思っていたら肩を掴まれたへジャは仕方なく後ろを振り…
テジャンテジャン! 揺り起こされて目が覚めたいつのまに眠ってしまったのか テマン・・・か チェヨンは小さく呟いた夢を見ていた夢の中であの方はいつものよ…
墓参りを済ませた後一行はこれまた久しぶりに山間の別邸を訪れていた 和尚様にヨンに良い気がみなぎっているって言われたわ幸せで何よりだって・・・ 夕餉用の魚…
久しぶりに一家が訪れたお墓は綺麗に手入れされていた かつてへジャの母ソンオクがそうしていたように女中頭自ら忙しい合間を縫って チェ家の墓を守ってくれているの…
見知った山道を輿は止まることなく登っていく 季節は春といってもそろそろ夏の陽気さすがにケナリの花は姿を消して遅咲きの山桜の花びらがあたりに舞っていた 清々し…
オリニナル(こどもの日)が過ぎ去ったばかりだというのに天界にはオボイナル(両親の日)というのがあるらしいその話を母親のウンスから聞いた長男のタンはあることを…
それからしばらくしてアン・ドチは王宮入りし外出も思うようにできないようになった いつでも会えると思っていた人だったのに会えない時間がこれほどもどかしいことだ…
本日二話目の投稿です其の弐からどうぞ〜 ところがあたりが急に静かになった そおっと目を開けると先ほどまで威勢がよかったゴロツキどもがバタバタ地べたに倒れ…
アン・ドチはリコの屋敷からの帰り道まっすぐ帰る気がしなくて市場をぶらぶらしていた リコに言われたことはどれも正論で耳が痛い反論できない自分をリコが不甲斐ない…
このお話は今年の二月に行ったアメンバー様限定企画で抽選にご当選されたおひるねにゃんこ様の意表を突いたリクエスト若き日のアン・ドチとイムジャ(リコ)を描いた物…
ユニョンのなんとももどかしい思いがイサに伝わらず解消されないままにその日 夜を迎えた 娘を案じたのかそれともイサに任せておけなかったのかチェヨンはいつも以上…
早朝タンとサンが愛犬達と庭で戯れているのを見かけそれから奥の間に向かったチェヨンはユニョンの姿がないことに気がつきウンスに尋ねた ん?ユニョンはどうした?…
イサ先生の講義素敵だったわねぇ何と言っても美丈夫なんですもの 両班で官位の高い父を持つコ・ミジャはふうっと息を吐きながら医術とは関係ないところで感激したと…