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2014/11/01

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  • 医療裁判の勝訴率

    <医療過誤>や<介護の事故>といった言葉を検索し、何か有用の情報はないかと、見廻り <医療事故弁護士法律相談センター>開設の<医療裁判の勝訴率>というページに眼が止まった。 原告側の請求が一部でも認められた判決割合・認容率の近年の推移と解説が掲載されている。 それによると、昭和40年頃の認容率は10%程。それが50年代には30%台にまで上昇、 最も高かった平成15年が44%。近年はまた減少傾向で20%程と原告には厳しい状況で、 世情により増減はあるが、とにかく、医事関連の訴訟はそこまで立証が難しいという内容だ。 医事関連以外の民事訴訟の容認・勝訴率は85%ほどはあるということ。 「裁判をすれば勝てる」と見込めるからこそ、人は訴訟を起こし解決を目指す訳で、 「主張を認めさせることは法的には厳しい」と認識を持った時点で「裁判」という 選択自体が消える。民事訴訟において容認率が高いことは当然、との分析もあった。 年間の訴訟申し立て件数でも大きな差がある。医事関連の約千件に対し、それ以外の地裁での 通常の民事訴訟は約十数万件。法律相談に出向いてはみたものの、医療事案に関しての厳しい 現実を告げられ、裁判には踏み切れなかった結果が、この数字にも表れているのかもしれない。 私の場合は、相手が正規の医療機関ではないことで「裁判所が定める証拠を確保できない」と 悲観的な見通しが告げられた。遠回しに「早く忘れろ」と諭された印象さえある。損害賠償を 勝ち取れる見込みもないのに、裁判官相手に無念の思いだけをぶつけても意味が無いといった 見方になるのであろう。だが、そうなると「医療事案は立証の困難さ故に勝訴率も低い」との 理解には腑に落ちない点が出てくる。

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