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2014/11/01

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  • 5998 PP アンプの更なる改良(その4)~NFB(負帰還)の調整~

    新調した出力トランス(OPT)の2次側(SP出力側)には、4Ω/8Ω/16Ωの端子が有ります。使っているスピーカーは8Ω仕様なので、SP出力には8Ω端子を接続しました。しかし、問題は負帰還(NFB)用としては、どの端子を使うかです。8Ωか16Ωなのか迷いましたが、本には「一般的には16Ωが良いが、必ずしもそうではない。」と書いてある。これは試して見るしかないと、8Ωと16Ωで比較しましたが、自分の耳を頼るなら、16Ωのほうが音が歪が少なく綺麗で良さそう。と言う事で、NFBは16Ω側に接続。青リード線がNFB用です。この状態でNFB量を再調整しました。NFBを多くすると締った緊張気味な音になりますし、逆にNFBを少なくすると緩み開放的な音になります。色々と試した結果、私好みのベストなNFBは実測で7dB程度に落ち...5998PPアンプの更なる改良(その4)~NFB(負帰還)の調整~

  • 5998 PP アンプの更なる改良(その3)~PK反転回路電源の強化と電圧変更~

    さらに良くしようと、PK位相反転段の供給電源強化と電圧設定を変更しました。①PK分割回路の電源に、CRデカップリング・フィルタを追加。目的は、・PK分割段の電源電圧を下げるため。・初段(入力段)とPK段の供給電源がお互い影響を受けない様にするため。です。これはプリアンプでも実施し、効果は実証済です。(回路図)かなり贅沢な回路になりました。自作ならではの拘りです。②同時にPK分割段の電圧設定を見直し。本を参考にすると、ロードラインはもう少し寝かした方が良いらしい。変更後のロードラインは、この様になりました。初段は何も変わりませんが、PK分割段の電圧が下がり動作点も少し左に移動しています。変更後の音は、確かに今までより落ち着いた音で、細かい音まで聴こえる様になりました。音数アップ。さらに続きます。次はNFBの調整で...5998PPアンプの更なる改良(その3)~PK反転回路電源の強化と電圧変更~

  • 5998 PP アンプの更なる改良(その2)~初段管の変更~

    出力トランス(OPT)の変更で、このアンプの粗が見えてきた様です。音が荒っぽく、ボーカル物を聴くと、どれもハスキー・ボイスになってしまいました。要因を考えていたところ、思いつく事がありました。それは、オープン・ループ・ゲインです。この回路は、元々6AS7G用であり、その出力管を5998に変更したのですが、そもそもこの2つの球は増幅率μ(ミュー)が違うのです。μ:RCA6AS7G---「2」、Tungsol5998---「5.5」で、倍以上の差が有ります。そのため、オープン・ループ・ゲイン(無帰還の裸増幅率)が大きくなり過ぎていたのです。実際に裸増幅率(NonNFB)を測定してみると、6AS7Gの時、160倍5998に変更後、580倍となっていました。これは大き過ぎますし、ここまでの増幅率は必要ありません。しかも...5998PPアンプの更なる改良(その2)~初段管の変更~

  • 5998 PP アンプの更なる改良(その1)~出力トランス(OPT)の変更~

    年初の「今年の計画」で予告した様に、5998PPアンプの改良がほぼ完了しましたので、その経緯や顛末について書きます。内容が多く、また出来るだけ詳しく書き残したいので、何回かに分けて投稿します。まずは、出力トランス(OPT)の交換について。このアンプのオリジナル仕様は6AS7Gパラレル・プッシュプル(球4本)でした。その後単純なプッシュプル(球2本)に改造、さらに出力管をTungsol5998に変更したのですが、出力トランスはそのまま使用していました。真空管アンプを設計される方には、「そんなの負荷インピーダンスが合わなくなるだろ!」と笑われてしまいます。どの様な状況だったかと言うと、実測から求めた1次側インピーダンスでロード・ラインを引くと、直線がかなり立ち、僅かな信号振幅でも球の許容プレート損失13Wを超えてし...5998PPアンプの更なる改良(その1)~出力トランス(OPT)の変更~

  • 真空管アンプ設計の本

    これまでの色々な改造を通して、自分自身の知識もある程度はレベル・アップして来ていると思っていますが、いくら元エレクトロニクス・エンジニアと言っても、こと真空管アンプに関しては、設計の基本的なところから応用に至るまで、まだまだ勉強不足です。ということで、基本からもっと勉強しようと思い、年末に図書館から「真空管アンプの関連本」を借りてきました。1.情熱の真空管アンプ木村哲氏著2004年発行。真空管アンプ・マニアにはよく知られた書籍で、今更って感じもしますが、全段差動アンプの製作を例題に、真空管とは何か?から、増幅回路の基本動作、設計から製作、調整、測定に至るまで、詳しく書いてあります。2.真空管アンプの素木村哲氏著2011年発行。こちらも、木村さん(ぺるけさん)著です。こちらのほうが新しいだけあって、文字が大きく、...真空管アンプ設計の本

  • 今年の計画。

    2020年、明けましておめでとうございます。と言っても既に10日以上が過ぎましたが、、、。このブログも開設してから、今年で10年目を迎えます。アクセス数が昨年末で280万PVを達成しました。今年中には300万PVを超える事でしょう。開設した当初は、こんな他愛もないオーディオ・ネタでアクセスがあるだろうかと思いましたが、まあ自分のメモとして残しても良いやと思い始めました。ところが、予想外にアクセスがあり、オーディオ好きなコアな方々が結構おられるのだなぁと感心しました。アクセスが増えれば増えるほど、ワード検索の上位に位置するのか、次第にアクセスが増えていきました。こんなブログにお付き合い頂き有難うございます。さて、年初にあたり今年の計画です。①5998ppアンプの完成。年末から、この事に専念していました。ブログが更...今年の計画。

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