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愛色森宇宙 https://blog.goo.ne.jp/sasano18

田舎風景に我を見つめ リフレッシュ 明日につなげたい

四国の右下がり地方 田舎に暮らせることに感謝

森里きよら
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阿南市
出身
阿南市
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2014/10/21

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  • 緑が丘

    杉一本へ帰還煌々と杉林を照射する月明かり月はねて夜空を月色に馴染ませようと杉山に降るよ百分の1に始まり百分の二百へ分れ目一本上り三本目で転がり月光を透かす枝を張れ杉林は続く38万キロに月を仰ぎ杉山に育った裏山の夜空父へ銀河をはしらせる星空を消しかける街明かり冷夏の夜空を投げ掛けた杉一本の切なき瞬きをアスナロよ檜へアポロの日々緑ヶ丘にいる君へ声をかけたい君君君をセピアに揺さぶる君はアポロ11号へムーンサルト手を差し伸べて僕は蛙ポツポツ湧いてくる星座墨絵にする至難の技プラネタリウムの椅子で僕は蛙地球光合成を跨いで失礼地球に帰還するまで僕は未確認飛行物体だ色つきの君に僕はウグイス緑ヶ丘に僕は鳴きつく一から刻まれた肉体年輪をスキップ軽やかに緑が丘

  • 積年10X―year

    梅雨の変遷X年前の梅雨時期農家に縄編み機トーミなど百姓道具の納まった小屋が立っていた屋根には朽果てることを象徴するように雑草しとしと雨が地面に波紋を描く雨小屋の倒壊を憐れむように小屋の姿をぼやかすのだったそれだけの小屋なれど江戸時代明治大正昭和初期の日本原風景その時代を生きた百姓の涙と汗梅雨のしとしと雨が物語っていた積年X―year端々を好み土道日の目を嗅ぐ忙しなさ茅に切られる道端にでんぐり読心返し砂利を集積させた両端を削る浪人心盛り上った真ん中へ用心深い昆虫歩き桑の木に冴え渡る甲虫容易にでんぐり返った順次舞い上がる霞み柱一本雨をバラードにした残骸を土道に贈った熱気球である空気感一心が和となって繋げた積年X―year一本二歩三歩トーチに点火意識は顔をもたげてもがくほど我が刺で蟻地獄雑草を生い茂る道端の露元号は精...積年10X―year

  • なりすまし梨

    梨という読み方梨この漢字をナシリと読むのか読めるのか学習して叩き込まれたものにしか読めないのではないか学のない私は漢字について感じるのです当用漢字その他の漢字にしても正論的成り立ちであろうが何点と数字で数学的理論構成では成り立っていない短絡的にいえばこじつけであると解釈してもよいこの漢字はこう読めと学習する半強制コントロールされて右になれみたいだ一寸法師三分の考え子供時代我が家の庭には梨の木が植わっていて夏には梨がじゅずなり祖母が収穫して食べさせてくれた夏の果物では梨が大好物である当時徳島県名産鳴門の梨より鳥取県二十世紀梨を母が買ってきて食べさせてくれナシの思い出はつきないなりすまし梨赤く腫脹する昼間の皮膚梨を腐らせた林檎を噛む口に入れるまで毛虫ゾーン氷解する南極から無色無臭の赤に責められている受難者同士で寄...なりすまし梨

  • アイスレイン

    好きなアイスファミリーマートの多分独自ブランドチョコ&バニラバー昭和時代チョコバー商品の味わいを保持しつつほどよいアイス感がたまらない金時あんこ饅頭バー大概のコンビニスーパーに置いてある濃厚なバニラとつぶあん文句なし旨い幻のアイスバーとして1968年から1970年初頭に小売店で販売されていた雪印のチョコとピィナーツをバニラに巻いたチョコバーが又食べてみたいネットで情報をさがしたがヒットしなかった当時毎日のように食べたまぼろしのアイスバーだアイスレイン生命感脈動発熱生体本降り明らかな認識票冷たい雨に瞬間的甘美入った含んだ虹を咀嚼心象前線はうらはら停滞肉眼で計り知れない降雨もどかしい雨は時無し水晶寸前で速き心雨純白の雲より来て無名ふるふる震えるほど透明澄み切ったアイスレインアイスレインを体内へアイスレイン

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