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ブログタイトル
愛色森宇宙
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https://blog.goo.ne.jp/sasano18
ブログ紹介文
古里に愛色とある森宇宙を詩で綴ります
更新頻度(1年)

32回 / 365日(平均0.6回/週)

ブログ村参加:2014/10/21

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森里きよらさんの新着記事

1件〜30件

  • 百姓平野に空模様

    百姓平野その広さは嵐の前触れ竜巻と自虐の合間見える合戦場男の面積感覚は麻痺して音無き風鈴広大な生活圏に疲労する肉体は閉所恐怖症自己改革と開墾鍬を持たぬ男は追究される妄想苦悩現代現実の逃避行は妄想妄想百姓平野に男の求愛は藻屑と夢想花火遠雷は風山百姓平野に轟く雷鳴侵略される稲原青い稲光に怯え男の内向性は牝猫を愛おしむ飼い主に媚びる牝猫に一人芝居を演じられて飼い慣らされる稲原近景住みかに安住もう一歩遠のき広範囲を見渡して風鈴の音色は元通り響き始めた百姓平野の番人は覚醒百姓平野の農道に男として合間見える百姓平野に空模様

  • 農夫は坂道にあり

    いなか原風景美波町農夫は坂道農夫は妻と二人勾配のきつい坂その時代時代にそぐう地下足袋で凌いだぬいぐるみ人形を我が子同然あやしながら歩く妻農夫は野良仕事着のまま棚田への坂道を妻の後を歩く棚田畦道に草刈鎌の朽ち果てた残骸雨はしとしと錆色を坂道に滲ませ下る錆色に薄まり加減の休耕棚田に落日の崖崩れ農夫は農夫のみならず識者介護者妻の黄金色みのり金の重量感その重さ噛み締めて休耕棚田に石垣をきずく農夫農夫夫婦の頭上暑中伺うようにギンヤンマぐるぐる旋回朝日のぼる農夫夫婦の棚田の空を願った農夫は坂道にあり

  • 何もないけんど風景

    なんもないけんど風景何もないけんど私そこらに転がってる石昔のまんま清流太古のまんま山容断崖は何億年何もないけんど風景そんな風景に探しもの忘れ物を創作してしまうあなたは風景あなたあなただけに留まりながらあなたに対して風を読むあなた風景に罪悪感を持って感謝している感謝するけど悪口もほざいてしまう弱さは私なにもない風景の私あなたの何もないけんど風景に言い訳している何もないけんど私あなた風景に私風景をぶっけてしまうあなたは沈黙風景でおおらか私を清流へ行きなさいと囁いてくれた何もないけんど風景

  • 土手道レコード盤

    </e阿南市ほのぼの土手土手道レコード盤川土手雑草生い茂り古道飛び石を見つめ過ぎたよあの日土手古道は夏の中聖火ランナー走る舗装道見守っていたんだ聖火の白煙風を冴え渡り竹日の丸パタパタと風をきって空気を盛り上げ大勢の声援あれから幾年よ土手は雑草古道でそのまま流れて新しい風景ため池に入江ひらけその先に人の出逢い別れ宿命ではなく自然の流れ地下の種子は花になろうと力強い言葉を発するみんなのお蔭で瑠璃色の花になるんだ私は今流される竹日の丸自然土手に我は懐古するレコード盤逆33回転ザーザー音はこもったフォノシート自然土手のアナログ力におされ歓喜の嗚咽をあげたパタパタと風切る竹日の丸失いかけたアナログ力へ回帰私は今自然土手の雑草古道へ立ち上がる<imgsrc="https://blogimg.goo.ne.jp/user_i...土手道レコード盤

  • スマホあつい夏

    スマホあつい夏スマホ発信メッセージの夏アイスシャーベットフラッペ熱い厚い輪で取り囲んで何々スマホ散弾銃消音器付きプスプスと鈍感な男季節を撃ち抜いて夏を抹殺しそう何々スマホカメラの夏描写スマホカメラは夏を探す夏を自由自在に模様がえしても夏を季節にできない気がしてしまう自然は夏を夏と言わないそんな気がする私のスマホ夏スマホ依存で毎日夏あつくなっていなけりゃスマホを片手にチェーチェとなくスマホ蝉さんを恨んでしまうスマホを片手に他人を恨むことのない自然の夏そんな当たり前の夏に戻りたいスマホあつい夏

  • 人形美学

    人形美学野獣を掻き立てる生人形美学を原野の野生に誇ろう生を嗅がせてお上り美学は自信で組立てられない人形美学野生の血むき出し野獣の強靭さは肉欲生乾き現生を目の前に吊らしてしまう人形美学生世界ゆえに愛だけ織り成す生人形振り子運動から円運動で静止へスローモーション動作なき人形劇場に狂い始めた生世界静止した人形劇場でこそお姫様人形のあなたをじっと見つめてあげる人形美学

  • 綺麗な心ビードロ

    綺麗な心ビードロ一つの地下室の中で潜んで一点から拡散した飯櫃な玉何故地球みたいに丸い何故私達みたい複雑な生命体じゃないのに支配者なんだろう飯櫃な玉は何百万個の真心みたいな真珠玉にもとりつきそう私たちの大切な真心と言う真珠玉もふにゃふにゃされそうな不安な日々私の見ている色んな窓夏風邪をひいて泣いてる寝冷えなんかしてないよ鍵をかけ忘れただけかもだけど私は言える私達の磨き込んだ窓ガラスは汚染されないよ私達は窓ガラスだけじゃない固くて綺麗なビードロ細工にもなれるんだよ綺麗な心ビードロ

  • 百歳詩人 柴田トヨ

    百歳詩人として一般庶民に指示された詩人百歳という年齢で詩を創作平明な文章詩人の人間味人生経験から滲み出る生言葉詩人と称された私は詩人になりたい柴田トヨプロ詩人だ一流詩人はPRIDE我欲から柴田トヨを詩人と評価しないだろう評価指示するのは名もなき読者有名詩人は偉大な詩人最早宇宙の暗黒物質一般庶民から富士山の高さに値する崇高な百歳詩人と称された柴田トヨ詩人になりたい私は詩人になりたい百歳詩人柴田トヨ

  • ダダダデーデの唄

    ダダダデーデの唄彼は無心の駅から無垢なまま有人駅へガタンゴトンポーポの音色彼にはダダダデーデの音楽彼ほろ苦い純情より純心と言うダダダデーデ(人は自分にふりかからない不遇障害を垣間見ても自分は普通であることに安堵普通であるから他人の障害へ向き合える)彼無垢という原石無垢な彼の身体を抱き締めた時のし掛かる重しは蕩けてしまう心にズシッと来る無垢な重さのハーモニだけ彼の周囲彼にとってあらゆる事象景観は自然風景彼自信が自然でありダダダデーデの唄彼の行き先は列車次第赤黒白列車の些細な揺れにデデデダーダ自然でいるだろう彼の乗降する列車駅駅世間と隔ててしま境界デデデダダダの唄に蕩けフェンスは消滅バリアフリーへと駅駅は向かうダダダデーデの唄

  • 幸男の雄叫び

    幸男の雄叫び幸男はサラリーマン上がりの初老老人の悲哀を胸に街角をゆく三十歳女盛りむちむち下品さこそが女盛り幸男は伏し目がちにすれ違う女盛り三十歳に感じ入る失われた世界から生臭い下品さが加齢臭を刺激するのだ色好みのスケベ爺と叩く者もいないのに幸男は己れに慟哭の雄叫びワーオワーオ孫娘に贈る雄叫びを轟かす血気盛んな時代七人の敵と闘いぬいた幸男は雄叫びをあげる「芸のためなら女房も泣かす」そんな有名人芸人の半生を立派と賛美もしなければ畏敬の念もない孫娘にジイジとジイジ呼ばれ顔が綻ぶどこにでもいるくそ爺こそ強者拍手なき人生劇場に悔いはなしワーオワーオと幸男は爺の雄叫びを上げた入力幸男の雄叫び

  • ハチ公は花の宿

    ハチ公は花の宿ハチ公のママは晴子「はっちゃんママよ」心底に沈殿するものを鎮める様に度々呼び掛ける四季折々に晴子の庭チューリップバラ向日葵コスモス花*花はスポットライト冬松葉は鋭き剣先で春を覚醒モッコクの赤い実にメジロはジャグリング波穏やかな湖水に晴子は微笑えんで舟の上晴子はつんのめりながらも凹凸の道を遠回りハチ公は前に後ろに回ってワンワン晴子の背骨を気遣う様に鳴き声はジャグリング晴子は毎朝毎夜一人息子の二世代住宅へ夫婦仲良くと文字を読みあげる母と言う響きはいつの間にか封印して胸の奥深くへ晴子晴子はハチ公と花の宿ハチ公は花の宿

  • ハチ公は花の宿

    ハチ公は花の宿ハチ公のママは晴子「はっちゃんママよ」心底に沈殿するものを鎮める様に度々呼び掛ける四季折々に晴子の庭チューリップバラ向日葵コスモス花*花はスポットライト冬松葉は鋭き剣先で春を覚醒モッコクの赤い実にメジロはジャグリング波穏やかな湖水に晴子は微笑えんで舟の上晴子はつんのめりながら散歩道ハチ公は前に後ろに回ってワンワン晴子の背骨を気遣う様に鳴き声はジャグリング晴子は毎朝毎夜一人息子の二世代住宅へ夫婦仲良くと文字を読みあげる母と言う響きはいつの間にか封印して胸の奥深くへ晴子晴子はハチ公と花の宿「はっちゃんママよ」ハチ公へ呼掛けはかん高く晴子はハチ公と花の宿から余生の散歩道ハチ公は花の宿

  • 礼節なきドブ板

    礼節なきドブ板側溝の上を歩いている誰もが無意識なのだコンクリート溝蓋きれて鉄の溝蓋網目から雑草が覗いている露草の花はドブにおりた何だろう側溝は農業用水路でありながら汚泥の堆積するドブ溝だった汚水の悪臭汚泥は凄絶なまでの排泄物ブクブクと泡立つ音にネズミボウフラ蛆虫意気盛んに最高の祝盃を上げていそうなドブ溝スマホを見ながら自転車をこぐ娘たち男よドブ溝の上で無意識に生理現象食物に感謝するべきだ俺は俺達は家族を愛し養えるのも食物を消化あとは任せすぎる我々はドブ溝の蓋になれないドブ板側溝を踏みつけて歩いていくことを意識するべきだ礼節なきドブ板

  • ドブに堕ちた泥亀

    ドブに堕ちた泥亀田舎の側溝都会の下水道生活排水が流れる田舎側溝蚊ドブネズミ当たり前狸イタチの仮の宿堆積した汚泥に雑草金網の網目から葉っぱ露草の花色が光ってる汚泥の毒気臭気を取り込んでドブクリーナー屈辱という汚泥を分解太陽を向いているのだドブ側溝の上は路傍片隅のドブに燦々と陽光が見えている俺もお前も綺麗な奴ら自信汚水を垂れ流し汚泥を積み上げる無意識の泥亀踏みつけにしている下水道俺達の醜悪を受け止めて地下下水道を張り巡らした創造主自ら汚泥を浄化清浄な大地を歩けないわけがないドブに堕ちた泥亀

  • 繭 七十歳の性春

    七十歳の性春繭の七十年は繭青春期に母になるよりも花を習いて花の道へ繭は七十歳独り身の七十歳に酷と言い聞かせる訳自炊を知らない夜な夜な独り言一人ベッドの中で流れない涙涙を流して身体に染みついたのは罰を課す七癖繭は七十歳七十年10年を遡った純白の繭たる肢体繭の七十歳は妖艶の織物魔物は性春を求めさせて繭を更に純白の繭へ母繭を拒否した七十年繭は七十歳の性春セピア色の化粧でカムフラージュ燃え尽きるまで官能と性春の生涯繭七十歳の性春

  • 絹子 九十歳の峰々

    徳島市より剣山を遠望九十歳の峰々絹子独り九十歳夫娘を見送った大風に葉っぱもがれ枝骨は折られてでもブラリ周囲360度の枝枝に護られて辿り着いた九十年白髪を越える年季の入った深い顔迷路の数だけ九十歳小枝の細々とした身体に鋼の骨組み九十歳絹子は言う出なく感慨の中で謳った生まれおちて今までの九十年心身体変わり果てた変わらないものは生理現象のいとなみのみだから生きている絹子は思い切るみすぼらしい枯れ木での旅立ち今更御免こうむる九十歳美食三昧の峰々より天界へ羽衣の舞を求めて止まない絹子九十歳絹子九十歳の峰々

  • 背中合わせの生一本

    背中合わせの生一本生一本何が何だか行き詰まった囲いの中今背中合わせで無色の柱背中と背中で重なる何か透明ボード一枚で見えてても正体不明の罠肉体を脅えさせ更に威嚇善なる魂はマイクロフィルムの中に閉塞背中合わせで前は見えても行き先は180度に不明何が何だか詰まっていく其処身近に生一本のクロロフィル戦火の渦に巻き込まれ緑の光りはブラックの世界へ加速してしまう今見え隠れする戦火何が何だか戦火へ突き進む寸前なのか生一本のクロロフィル遠い背中合わせ無限の背中合わせにしたくない背中合わせの生一本

  • 背中合わせの生一本

    背中合わせの生一本生一本何が何だか行き詰まった囲いの中今背中合わせで無色の柱背中と背中で重なる何か透明ボード一枚で見えてても正体不明の罠おぞましき群れ脅える肉体更に威嚇善なる魂をマイクロフィルムの中に硬化背中合わせで前は見えても行き先は180度に不明何が何だか詰まっていく其処身近に生一本のクロロフィル戦火の渦に巻き込まれ緑の光りはブラックの世界へ加速してしまう今見え隠れする戦火何が何だか戦火へ突き進む寸前なのか生一本のクロロフィル遠い背中合わせ無限の背中合わせにしたくない背中合わせの生一本

  • 背中合わせの生一本

    背中合わせの生一本生一本何が何だか行き詰まった囲いの中今背中合わせで無色の柱背中と背中で重なる何か透明ボード一枚で見えてても正体不明の罠おぞましき群れ脅える肉体に潜入善なる魂マイクロフィルムの中に硬化背中合わせで前は見えても行き先は不明の航路何が何だか詰まっていく其処身近に生一本のクロロフィル戦火の渦に巻き込まれ緑の光りはブラックの世界へ加速してしまう今見え隠れする戦火何が何だか戦火へ突き進む寸前なのか生一本のクロロフィル遠い背中合わせ無限の背中合わせにしたくない背中合わせの生一本

  • 緑からの逃亡

    緑からの逃亡若葉新緑のはざま青空は区別なく青風をはらんでソヨソヨ絆の綻びを靡かせる若葉新緑の底辺微かに風を感じて震え其処だけ風は通るすぐ隣の向き合う親愛の若葉あなたが風にそよいでいることを掴めなかった風を感じずにあなたの微かな揺らぎをとらえ損ねた四方は緑の山々緑の住まい見晴らしのよさに我は満足退屈という時間親愛の絆信頼も揺るがせてしまう新緑のはざま青い空は区別なく蒼天だから時に心はブルー何も語らず急ぎ足あなたは山の緑を愛しても去って行く緑からの逃亡

  • 母さんの哲学を生きる

    高知県田野町大野台地母さんの哲学夕暮れの台地夕焼け暮色にはえて赤色台地やがて赤色は台地に消えて今明日は赤い赤い痛みの台地根気よく根気よく母さん我が子の垢を振り払う誰とて苦しい目先誰とて止めてしまいたい人間生活それでも母さん怒りて生きた母さんは台地に怒りを耕した野菜にコンコンと水麦畑を見回して鳥追父を頼りとしながら台地に女を眠らせた怒ること嘆くこと口に出せなくなっても母さんに徹して母の哲学だと信じた母さんが叫んだ海生涯を道化師と過ごした母さんの台地それでも怒りて生きる母さんの哲学を胸に刻み込んで人生の道程母さんの哲学を生きる

  • 桜吹雪

    美波町潮吹き岩桜吹雪桜吹雪となって降るよ今年の桜吹雪は昨日から明日への時間を刻んで降るようだ未曾有の危機を振り払いたいみんな明日を見つけられない今の自分を記憶に残せるどころか必死に過ぎ去ることを待っている音のない桜吹雪に怯えるだけの自己生活者しだれ桜しだれかけている昼間うようよと日の丸建物から昼飯へ向かうものたち同じ人間だろうか未曾有の危機は他人事一切心配ない明日明日を知れない人々を尻目に昼飯へ向かう日の丸人間人間の格差どうしようもない格差今年の桜吹雪は雨のように降るよ桜吹雪

  • パラグライダーの彷徨

    勝浦町の空にパラグライダー春怨彷徨春空を恋空に変える春怨春怨の自己陶酔のままに彷徨へパラグライダー上昇気流にのれない苦境春怨に惑うパイロット春怨を懐いた機体は目標を見失う春怨に小さく恋空を大きく捉える自信喪失空鏡パラグライダーを光らせ三位一体を写し出す今ある空を一心不乱に飛行ありのままマッサラの機体を空鏡に写されたパラグライダー春怨の彷徨を立ちきって幻想の恋空から実態をふまえた春へランディングパラグライダーの彷徨

  • 春陽一刻

    勝浦町春宵一刻春陽の人剣を山深く埋め剣が立たず剣のない翁山野にじっくり青春とあった翁は人間としてと語る「山野を支配する力知能知識は春を仮想する偽物」人間味樹液の様に滲み出す自然の試練泰然自若の境地翁は春陽何から何まで春陽人春そのものは春陽人の如く温厚な侘しさで里山小道坂道を仄かに霞と棚引く浮世絵のワビサビ春陽の人は湛えて早春の香りと山野を渡る春陽一刻

  • 白梅と紅梅のはざま

    白梅と紅梅のはざまアスファルトの街並み平面的な装いお水に嵌まりそうな立体風景その連続性は一本の紅梅にゆきつく白い花弁にほんのりじんわりと紅色うす化粧排ガスでくすんだ心情は厚化粧赤裸々な告白が町中に蔓延言い訳の自己ダンスノリノリ気分ようで孤独感の絶頂「等身大の美意識美感を欲して膨張する等身大それは飽くなき欲望の慰め愛」放漫の地旧態の常識説法は過去のヒソヒソ話くすんだ色々を洗い流しノーメーク心で扉を開く『お帰りなさい』親愛の声くすんだ色は剥がれ涙と流れて深紅里山裾野は夕暮れて白梅の純白は凛々しく一人ぼっちで咲いている白梅と紅梅のはざま

  • 二つのフィールド

    グランドゴルフの人二つのフィールド枯草ぼうぼうと河川敷乾いたコートでボールを打つ人ボールを叩く静穏老練の動作ボールの音色乾燥したなだらかな音質砂の摩擦係数をなだらかな気質で転がる何を遺せたのかとボールうめき声をあげて乾いたコートを蠢いて砂のサラサラに埋もれそう若者の蒸れたグランド群れなす若さはムレムレ蒸れた身体より湯気は立ち上りボールを白く硬く水蒸気に撃たれたボールカキーンとカン高い音で青々したフィールドを縦横無尽爽やかに転がった二つのフィールド

  • シュレッダー鋏

    シュレッダー鋏オートシュレッダーは真っ当筋道を粉々正否を分ける時をバラバラにして浸潤するではないか店舗ステージ鉄箱は整然と白枠の内鉄箱スレスレにごり押しで浸潤する髪長鉄はささくれ逆剥け思慮のないエゴイズム柔肌は髪長にして鉄の塊もだまし愛すか弱さのインベーダーと泣きじゃくってる結局髪長を切り分け真心を炙り出すのはシュレッダー鋏ステージは街の雑踏冷徹を装う小心オートシュレッダー瞬間抹殺された骸たちささくれた傷口は故郷の大地に癒されたいと泣きじゃくる童子骸たちは故郷を唄いたい温もりの心を揃えるのは一つ一つ切れ目をつけるシュレッダー鋏切り口のない時の流はオートシュレッダーの如く全ての存在を打ち消してしまうだろう春夏秋冬の切れ目をシュレッダー鋏で四季を明確に小さな旅路からの始まりシュレッダー鋏

  • 雪の名前は命

    雪の名は命白銀に勝利のファンファーレ白銀を追いかける幸福雪の一握から始まる結晶緑の一握りからの出発まだ前に前へ進める白銀なき芝生の下は霜柱勝利なき血涙のファンファーレ東西南北延々と続く明日なき凱歌雪の名は命と聞こえ来る降り積もる雪積もらないままも雪結晶をなす霜柱も同じ命の結晶重ねて合わせて丸二つ溶けてしまう日まで雪だるま名は雪白い命の結晶雪の名前は命

  • はぐれて晴れ間

    ザクザク霜柱へ海部平野はぐれて晴れ間星明かりポツポツ見え隠れする路地深くブリキとコンクリート狭窄の側壁と側壁寒風を切るブリキはカタカタとはぐれ音裸電球すきま風に揺れオレンジ一灯ぼやけてはぐれ色待ち焦がれた其処にマフラーシースループリント柄無地過去は時のはぐれ景色はぐれて晴れ間に意地透けてしまう寸前はぐれ糸から赤い糸へ晴れ間に燃え上がるはぐれて晴れ間

  • 田舎プリズム

    庵治町より瀬戸内海田舎プリズム紅色寒椿ミカン色黄色見通せる範囲その下冬枯れ匂う大根畑緑色白い重たさ背負ったような大根葉天候の辛辣さに喘いだシワは方言色で生々しい色眼鏡に掛けられ干されようとその先へ自然体無造作に切り捨てたられた狭い範囲に紙切れ一枚の落胆はなく自然体自然体風景色褪せず力強い方言色はプリズムの中に七色風景田舎プリズム

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