Instant Groove / King Curtis Atoco '69 アトランティック・レコードの大物プロデューサー/ソングライター/サックス奏者のキング・カーティス。プレイヤーとしても凄い人だが、若手ミュージシャンの発掘・育成でもその辣腕を発揮。彼のバンド、キングピンズではコーネ
I Got To Move / The Nazty Mankind '76 ジョニー・メイ・マシューズが手掛け、彼女の子供たちもメンバーに含むデトロイトのファンク・バンド、ブラック・ナスティ。彼らは1973年にスタックス傘下のレーベル、エンタープライズからアルバム『Talking To The People』をリ
Open Invitation / Gerald Alston
Open Invitation / Gerald Alston Motown '90 70年代から80年代にかけて、マンハッタンズのリード・シンガーとして活躍したジェラルド・アルストン。グループ脱退後はソロ活動に転じ、90年代前半まではコンスタントにアルバムをリリースしていたが、2ndアルバムとなる本作
Do It Now, Worry About It Later / Clifford Coulter
Do It Now, Worry About It Later / Clifford Coulter Impulse! '72 70年代のベイエリアにおいて、主にジャズやブルースのフィールドで活動をした鍵盤奏者、クリフォード・コウルター。70年代初頭にはインパルスから2枚のリーダー作をリリースしているが、本作『Do It N
You're All I Need / Marvin Gaye & Tammi Terrell
You're All I Need / Marvin Gaye & Tammi Terrell Tamla '68 ソウル・デュエットの至宝、マーヴィン・ゲイ&タミー・テレル。ソウル・ミュージックの男女デュエットは数あれど、この2人ほど互いの魅力を引き出しあいながら抜群に息の合ったコンビネーションを聴かせてく
Vehicle / Wess & The Airedales
Vehicle / Wess & The Airedales Durium '72 アメリカ生まれのシンガーでベーシストのウェス・ジョンソン。60年代後半にイタリアへと渡り活動、70年代初めまでは自身のバンド、ウェス&エアデイルズとして6枚、以降はソロ歌手として7枚のアルバムをリリースしているようだ
Naturally / Letta Mbulu Fantasy '73 南アフリカのソウェト出身の歌手、レッタ・ムブール。60年代半ばにアメリカへと渡り、ヒュー・マセケラやキャノンボール・アダレイなどのバックアップを受けて活動、本作『Naturally』は4枚目のアルバムにあたる。ジャケットにも小さ
Loving Power / Impressions Curtom '76 カーティス・メイフィールドを中心に、ソウル・ヴォーカル・グループの地平を切り拓いた60年代。カーティスのソロ転向と前後して、強いメッセージ性を打ち出しニュー・ソウルの動きとも呼応した70年代前半。時代の変遷とともに形を
Turn You To Love / Terry Callier
Turn You To Love / Terry Callier Elektra '79 テリー・キャリアーは70年代前半にカデットからアルバム3枚を出した後、70年代末にはエレクトラから2枚のアルバムをリリース。本作『Turn You To Love』はその2枚目。孤高のフォーク・ソウルを聴かせるカデット3部作には
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Instant Groove / King Curtis Atoco '69 アトランティック・レコードの大物プロデューサー/ソングライター/サックス奏者のキング・カーティス。プレイヤーとしても凄い人だが、若手ミュージシャンの発掘・育成でもその辣腕を発揮。彼のバンド、キングピンズではコーネ
Silver Platinum Spector Records International '81 マイアミ発の3人組ファンク・バンド、シルバー・プラティナム。アルバムは81年リリースの本作1枚のみで、メンバーもほぼ無名の人たちで詳しいことはほとんど分からないのだが、コレは80'sブギー・ファンクの傑作。スラ
Blue Max / Oliver Sain Abet '75 セントルイスを拠点に活動したジャズ/R&Bのサックス奏者でプロデューサーのオリバー・セイン。60年代からコンポーザー、プロデューサーとしてフォンテラ・バスをはじめ多くの作品を制作しているが、自身のリーダー作は72年の『Main Man
Live At The London Palladium / Marvin Gaye Tamla '77 1976年10月にロンドン・パラディアムで行われたライヴの模様を収めた2枚組実況録音盤。アナログ2枚のうちA~C面がライヴで、D面がスタジオ録音の新曲という構成になっている。当時の最新作である『I Want You』や『
Recorded Live At Newport In New York Buddah '74 1973年のニューポート・ジャズ・フェスティバルにおける、ソウル系のミュージシャンの実況録音盤。73年の6月29日から7月8日までのライヴ・レコーディングだが、リリースは翌74年。スティーヴィー・ワンダー、アレサ・フ
25 Years Later / Blaze Motown '90 ケヴィン・ヘッジとジョシュ・ミランの2人が起ち上げたハウス/ダンス・ユニット、ブレイズ。その後、ヴォーカルのクリス・ハーバートが加わって3人組となり、ティミー・レジスフォードのプロデュースのもとモータウンからリリースした
Somebody Else's Guy / Jocelyn Brown Vinyl Dreams Records '84 インナー・ライフやサルソウル・オーケストラ、チェンジなどのヴォーカルとして、また数多くのレコーディングにてそのパワフルでソウルフルな歌声を響かせていたジョセリン・ブラウン。ソロ・シンガーとし
Up The Downstairs / Wilson Williams ABC '78 ありふれた名前が匿名的な印象でかえって憶えづらいウィルソン・ウィリアムズなるソウル・シンガー。Disocgsによるとリリースしたアルバムは2枚のみで、そのうち1枚はおそらく2000年代初め頃にスワンプ・ドッグのレーベルか
Hear The Words, Feel The Feeling / Margie Joseph Cotillion '76 マージー・ジョセフは1973年の3rdアルバム『Margie Joseph』から78年の7th『Feeling My Way』までアトランティックに在籍しているが、なぜか76年の6枚目となる本作『Hear The Words, Feel The Feeling』
Soul Makossa / Manu Dibango Atlantic '72 カメルーンのジャズ・サックス奏者、マヌ・ディバンゴの代表曲と言えば、もちろん「Soul Makossa」。世界中でカバーされ、またあの"ママコ、ママサ、マコマコッサ"という呪文のような特徴的なフレーズは、マイケル・ジャクソン
El Chicano MCA '73 イーストL.A.のラテン・ロック・バンド、エル・チカーノの4thアルバム。熱いラテン・グルーヴを聴かせる初期の作品も素晴らしいが、無骨な中にも柔らかいメロウネスを感じさせる本作もやはりイイ。もちろん、ファンキーなラテン・ロック魂は健在。アル
Free Will / Gil Scott-Heron Flying Dutchman '72 ギル・スコット・ヘロンの3rdアルバム『Free Will』。フライング・ダッチマンからリリースした3作は、パーカッションをバックにポリティカルの詩をリズミカルに詠むポエトリー・リーディングのデビュー・アルバム『Small
Satin Doll / Bobbi Humphrey Blue Note '74 女性ジャズ・フルート奏者、ボビー・ハンフリーの5枚目のアルバム『Satin Doll』。ラリー&フォンス・ミゼル=スカイハイ・プロダクションズとの共同作業は73年の3rdアルバム『Blacks And Blues』に始まり(ライヴ盤『Live At
Send It / Ozone Motown '81 80年代前半にモータウンから5枚のアルバムをリリースした、ナッシュヴィル出身の8人組ファンク・バンド、オゾン。80年の1stアルバム『Walk On』は少しジャズ・ファンクっぽさもあるインスト作品で、個人的にはコレも好きなのだが、続く81年の2
One Way featuring Al Hudson MCA '80 デトロイトで結成されたアル・ハドソン&ソウル・パートナーズは70年代後半にABCレコーズから4枚のアルバムを残した後、79年にはMCAへのレーベル移籍を機にバンド名をワン・ウェイへと改め、アルバム『One Way featuring Al Hudson
You've Got It Bad Girl / Quincy Jones A&M '73 クインシー・ジョーンズの1973年のアルバム『You've Got It Bad Girl』。本作はアルバム・タイトル曲など、前年のスティーヴィー・ワンダーの大ヒット作『Talking Book』から2曲カバーしているのが目を惹くが、アルバム全
Survival / The O'Jays Philadelphia International '75 70年代のフィラデルフィア・ソウルを代表するソウル・ヴォーカル・グループ、オージェイズ。72年の名盤『Back Stabbers』を皮切りに、名匠ケニー・ギャンブル&レオン・ハフのプロデュース、フィリー・ソウル総本山
The Boy's Doin' It / Masekela Casablanca '75 南アフリカ出身のトランペット奏者、ヒュー・マセケラ。50年代からミュージシャンとして活動したが、アパルトヘイト政策を批判したことから国を追われ、60年代初頭にアメリカに渡る。以降、数多くのリーダー作をリリースし
On The Avenue / Ronnie Foster Blue Note '74 ジャズ鍵盤奏者、ロニー・フォスターの4枚目のリーダー作『On The Avenue』。本作のプロデューサーはジョージ・ベンソン。『Breezin'』をはじめ、ベンソンの70年代後半の諸作にフォスターは参加しているが、音盤上での2人の
Euphrates River / The Main Ingredient RCA Victor '74 ニューヨークの3人組ソウル・ヴォーカル・グループ、メイン・イングリディエントの通算6枚目のアルバム『Euphrates River』。キューバ・グッディングがリード・シンガーに就いてからは3作目となる。前作『Afrodisia
Electrophonic Funk / Shock Nebula Circle '80 オレゴン州ポートランドのファンク・バンド、ショック。80年代前半にファンタジーからリリースした3枚のアルバムで知られるバンドだが、それ以前の1980年に地元ポートランドのマイナー・レーベル、ネビュラ・サークルから最
First Time Around / Odyssey 5 BRC '74 ブランズウィックの傍系レーベル、BRCからリリースされた女性ヴォーカル・グループ、オデッセイ5の唯一のアルバム『First Time Around』。ジャケットに写るメンバーは5人、グループ名からも5人組と思われるが、裏ジャケにクレジッ
The Sylvers Pride '72 長兄レオン・シルヴァーズ Ⅲを中心に兄弟姉妹で結成された6人組グループ、シルヴァーズの1stアルバム。プロデューサーを務めるのはジェリー・バトラーとケグ・ジョンソン。全10曲中7曲がレオン作で、当時まだ10代ながら早くもソングライターとして
Gambler's Life / Johnny Hammond Salvation '74 ジャズ鍵盤奏者のジョニー・ハモンド(・スミス)と、ラリー&フォンス・ミゼル=スカイハイ・プロダクションズが組んだ2枚のアルバムのうち、本作『Gambler's Life』は1枚目の作品。本作は、ジョニー・ハモンドがハモンド
Open The Doors To Your Heart / J.O.B. Orquestra Govinda '78 前回レヴューした、ラサ『Everything You See Is Me』と同じく、ヒンドゥー教系新興教団のクリシュナ教(クリシュナ意識国際協会)が設立したゴヴィンダ・レコーズから1978年にリリースされたアルバム。ラ
Everything You See Is Me / Rasa Govinda '78 ゴヴィンダ・レコーズはヒンドゥー教系の新興団体であるクリシュナ教(クリシュナ意識国際協会)が布教を目的に設立したレーベル。同レーベルからは1978~80年の間にアルバム/シングルが数枚リリースされており、本作もその
オハイオ。エリー湖の南、アメリカ中西部の工業の盛んなこの州は、ブラック・ミュージック、特にファンク好きにとっては特別な場所。個人的には(異論はあろうかと思いますが)、ベイエリア、ニューヨークと並ぶファンク3大メッカのひとつ。ジェイムス・ブラウンはサウス・カ
Beautiful Day / Jackie Wilson Brunswick '73 ソウル・ミュージック黎明期から第一線で活躍したジャッキー・ウィルソン。その功績はサム・クックやジェイムス・ブラウンにも比肩するグレイト・ソウル・シンガーでありながら、サムやJBと比べると過小評価されている感は否
Body And Soul National General '71 ロサンゼルスの7人組ファンク/ソウル・バンド、ボディ・アンド・ソウル。このバンドについて詳しいことはよく分からないが、メンバーのうち、キーボード奏者でアレンジも手掛けるジョン・バーンズは、このバンド以前にはデイヴィッド
Brenda Russell Horizon '79 「Piano In The Dark」の大ヒットで知られるニューヨークのシンガー・ソングライター、ブレンダ・ラッセル。70年代半ばからバック・ヴォーカルや作曲家として活動を始め、70年代後半には当時の夫、ブライアン・ラッセルとのデュオでアルバムを
In Pursuit / Jade Pesante '75 ヴァージニア州のノーフォークで設立されたレーベル、パサンテ・レコーズ。70年代半ばに数枚のシングルとたった1枚のアルバムをリリースしたのみのドマイナーなレーベルだが、その唯一のアルバム・リリースが本作、ジェイドの『In Pursuit
Wendy And Lisa Columbia '87 1986年のアルバム『Parade』を最後にレヴォリューションを解散し、再び独りきりでスタジオへと戻って行ったプリンス。レヴォリューションのメンバーは各自それぞれ活動を開始。ドクター・フィンクはその後もしばらくプリンスのバンドに留まり
Keep On Lovin' / Lonnie Smith Groove Merchant '76 60年代後半から70年代初頭にかけてコロンビア、ブルーノート、クドゥとレーベルを渡り歩いたドクター・ロニー・スミス。クドゥでのアルバムは71年の『Mama Wailer』1枚のみで、その後はしばらくリーダー作のリリースが
Sweet Replies / Honey Cone Hot Wax '71 エドナ・ライト、シェリー・クラーク、キャロリン・ウィリスの3人組ガールズ・グループ、ハニー・コーン。ホット・ワックスからリリースされた彼女たちのアルバムは4枚あるが、本作『Sweet Replies』は2枚目のアルバム。ポップに
Inner Thoughts Of The H. Andrews Congregation Balance '74 ハワード・アンドリュースなる人物を中心に結成されたサンフランシスコの9人組ファンク・バンド、H.アンドリュース・コングリゲーション。本作はバランス・レコーズという地元のドマイナーなローカル・レーベ
Independence / Matata President '74 ケニアで結成されたアフロ・ファンク・バンド、マタタ。70年代前半にロンドンで2枚のアルバムを録音しリリースしていて、そのうち72年の1stアルバム『Air Fiesta』は、ファンキーではあるがまだまだ土着的なアフロ要素が濃厚だが、74
Cat In The Hat / Bobby Caldwell Clouds '80 先日訃報が伝えられたミスターAOR、ボビー・コールドウェル。ソングライターとしても数々の素晴らしい作品を残してきたコールドウェルだが、ダンディズム滲むヴォーカルも好きだ。自分は彼の初期の作品しか聴けていないが、大
Partyman / Prince Warner Bros. '89 『Batman』サントラからの2ndシングル「Partyman」。手持ちの12インチ・シングルには「Partyman」の各種リミックスが3バージョンと、アルバム未収録の「Feel U Up」が収録されている。「Partyman (Video Mix)」は、約3分10秒のアルバ
Batdance / Prince Warner Bros. '89 プリンスの11thアルバム『Batman』サウンドトラックからの1stシングル「Batdance」。MVも大きな話題となったこの曲は大ヒット、プリンスにとっては「Kiss」以来4曲目となる全米シングル・チャートNo.1を記録した。手持ちの12インチ・
In Good Taste / Flavor Ju-Par '76 デトロイトのジュ・パー・レコーズからリリースされた3人組ヴォーカル・グループ、フレイヴァーの唯一のアルバム『In Good Taste』。グループのメンバーには、このレーベルのオーナーであるバンキー・シェパードの息子も含まれるようで