Recorded Live At Newport In New York Buddah '74 1973年のニューポート・ジャズ・フェスティバルにおける、ソウル系のミュージシャンの実況録音盤。73年の6月29日から7月8日までのライヴ・レコーディングだが、リリースは翌74年。スティーヴィー・ワンダー、アレサ・フ
Everything You See Is Me / Rasa
Everything You See Is Me / Rasa Govinda '78 ゴヴィンダ・レコーズはヒンドゥー教系の新興団体であるクリシュナ教(クリシュナ意識国際協会)が布教を目的に設立したレーベル。同レーベルからは1978~80年の間にアルバム/シングルが数枚リリースされており、本作もその
Funk With A Capital "O" : The Sound of Ohio Funk
オハイオ。エリー湖の南、アメリカ中西部の工業の盛んなこの州は、ブラック・ミュージック、特にファンク好きにとっては特別な場所。個人的には(異論はあろうかと思いますが)、ベイエリア、ニューヨークと並ぶファンク3大メッカのひとつ。ジェイムス・ブラウンはサウス・カ
Beautiful Day / Jackie Wilson Brunswick '73 ソウル・ミュージック黎明期から第一線で活躍したジャッキー・ウィルソン。その功績はサム・クックやジェイムス・ブラウンにも比肩するグレイト・ソウル・シンガーでありながら、サムやJBと比べると過小評価されている感は否
Body And Soul National General '71 ロサンゼルスの7人組ファンク/ソウル・バンド、ボディ・アンド・ソウル。このバンドについて詳しいことはよく分からないが、メンバーのうち、キーボード奏者でアレンジも手掛けるジョン・バーンズは、このバンド以前にはデイヴィッド
Brenda Russell Horizon '79 「Piano In The Dark」の大ヒットで知られるニューヨークのシンガー・ソングライター、ブレンダ・ラッセル。70年代半ばからバック・ヴォーカルや作曲家として活動を始め、70年代後半には当時の夫、ブライアン・ラッセルとのデュオでアルバムを
In Pursuit / Jade Pesante '75 ヴァージニア州のノーフォークで設立されたレーベル、パサンテ・レコーズ。70年代半ばに数枚のシングルとたった1枚のアルバムをリリースしたのみのドマイナーなレーベルだが、その唯一のアルバム・リリースが本作、ジェイドの『In Pursuit
Wendy And Lisa Columbia '87 1986年のアルバム『Parade』を最後にレヴォリューションを解散し、再び独りきりでスタジオへと戻って行ったプリンス。レヴォリューションのメンバーは各自それぞれ活動を開始。ドクター・フィンクはその後もしばらくプリンスのバンドに留まり
Keep On Lovin' / Lonnie Smith Groove Merchant '76 60年代後半から70年代初頭にかけてコロンビア、ブルーノート、クドゥとレーベルを渡り歩いたドクター・ロニー・スミス。クドゥでのアルバムは71年の『Mama Wailer』1枚のみで、その後はしばらくリーダー作のリリースが
Sweet Replies / Honey Cone Hot Wax '71 エドナ・ライト、シェリー・クラーク、キャロリン・ウィリスの3人組ガールズ・グループ、ハニー・コーン。ホット・ワックスからリリースされた彼女たちのアルバムは4枚あるが、本作『Sweet Replies』は2枚目のアルバム。ポップに
Inner Thoughts Of The H. Andrews Congregation
Inner Thoughts Of The H. Andrews Congregation Balance '74 ハワード・アンドリュースなる人物を中心に結成されたサンフランシスコの9人組ファンク・バンド、H.アンドリュース・コングリゲーション。本作はバランス・レコーズという地元のドマイナーなローカル・レーベ
Independence / Matata President '74 ケニアで結成されたアフロ・ファンク・バンド、マタタ。70年代前半にロンドンで2枚のアルバムを録音しリリースしていて、そのうち72年の1stアルバム『Air Fiesta』は、ファンキーではあるがまだまだ土着的なアフロ要素が濃厚だが、74
Cat In The Hat / Bobby Caldwell
Cat In The Hat / Bobby Caldwell Clouds '80 先日訃報が伝えられたミスターAOR、ボビー・コールドウェル。ソングライターとしても数々の素晴らしい作品を残してきたコールドウェルだが、ダンディズム滲むヴォーカルも好きだ。自分は彼の初期の作品しか聴けていないが、大
Partyman / Prince Warner Bros. '89 『Batman』サントラからの2ndシングル「Partyman」。手持ちの12インチ・シングルには「Partyman」の各種リミックスが3バージョンと、アルバム未収録の「Feel U Up」が収録されている。「Partyman (Video Mix)」は、約3分10秒のアルバ
Batdance / Prince Warner Bros. '89 プリンスの11thアルバム『Batman』サウンドトラックからの1stシングル「Batdance」。MVも大きな話題となったこの曲は大ヒット、プリンスにとっては「Kiss」以来4曲目となる全米シングル・チャートNo.1を記録した。手持ちの12インチ・
In Good Taste / Flavor Ju-Par '76 デトロイトのジュ・パー・レコーズからリリースされた3人組ヴォーカル・グループ、フレイヴァーの唯一のアルバム『In Good Taste』。グループのメンバーには、このレーベルのオーナーであるバンキー・シェパードの息子も含まれるようで
PRINCE Albums, Singles & Related Works
当ブログのプリンス関連のレヴューを整理したまとめ記事です。プリンスのアルバムやシングルの他、プリンスが参加した他のアーティストの作品、プリンス・ファミリーの作品などのうち、当ブログでレヴュー済みのものについてリリース順に並べました(レヴュー済みの作品のみ
Chaos And Disorder / The Artist Formerly Known As Prince
Chaos And Disorder / The Artist Formerly Known As Prince Warner Bros. '96 拗れに拗れたプリンスとワーナーの関係は、ついに修復不可能なまでに破綻。両者は契約解除に合意したものの、プリンスは契約上残されたアルバム2枚分のリリースを履行せねばならなかった。
Funkiest Bay Grease : The Sound of Bay Area Funk
他のジャンルのことはよく分からないが、ソウルやファンク・ミュージックには地域性があるのが面白い。その土地の歴史や風土、気候、文化によって育まれた、その地ならではのサウンドが確かに存在する。カリフォルニア州の北部、サンフランシスコとその対岸のオークランドを
Plays Funky Favorites / Senor Soul
Plays Funky Favorites / Senor Soul Double Shot '68 後のウォーの創設メンバーのうちのひとり、サックス奏者のチャールズ・ミラーを含む5人組のバンド、セニョール・ソウル。60年代末にリリースした2枚のアルバムのうち、特に69年の2nd『It's Your Thing』はまさにウォ
Cypress Hill Ruffhouse '91 ニューヨーク出身のプロデューサー/トラックメイカーのDJマグスに、L.A.出身のBリアルとキューバ生まれのセン・ドッグの1DJ+2MCからなる90年代前半の西海岸を代表するヒップホップ・グループ、サイプレス・ヒル。彼らの最初のアルバムとなる
Smouldering Secrets / The Copeland Davis Group
Smouldering Secrets / The Copeland Davis Group Regalia '75 フロリダのジャズ・ピアニスト、コープランド・デイヴィス唯一のリーダー作『Smouldering Secrets』。アルバム全8曲中3曲でデイヴィス自身が歌っているが、残る5曲はインストという構成。瑞々しく豊潤な楽曲
Where Do We Go From Here / Dumpstaphunk
Where Do We Go From Here / Dumpstaphunk The Funk Garage '21 アーロン・ネヴィルの息子アイヴァンと、アート・ネヴィルの息子イアンを中心に結成されたニューオリンズのファンク・バンド、ダンプスタファンク。2013年の『Dirty Word』以来しばらくアルバムのリリースが
Let My People Go / Darondo Luv N' Haight '06 カリフォルニア州バークレー出身のシンガー/ギタリスト、ダロンドことウィリアム・ダロン・プリアム。ベイエリアで活動していたダロンドは70年代前半に地元のインディ・レーベル、ミュージック・シティなどから計3枚のシン
Neither One Of Us / Gladys Knight & The Pips
Neither One Of Us / Gladys Knight & The Pips Soul '73 アメリカの女性ソウル・シンガーとしては、おそらくアレサ・フランクリンやメイヴィス・ステイプルズらと並ぶ最高位の実力を誇るグラディス・ナイト。60年代から永きにわたり第一線で活躍をしてきた彼女の作品の一
Creation Atco '74 レオン・パティロを中心に結成されたサンフランシスコのバンド、レオンズ・クリエイション。1970年にの1stアルバム『This Is The Beginning』の時点では7人組だったが、その後8人編成となりバンド名もクリエイションに改め、74年にアトコからリリースし
Live : Cookin' With Blue Note At Montreux / Donald Byrd
Live : Cookin' With Blue Note At Montreux / Donald Byrd Blue Note '22 1973年6月29日から7月15日にかけて開催されたこの年のモントルー・ジャズ・フェスティバル。そのうち、7月5日のステージには、当時ブルー・ノートに在籍していたアーティストが多く出演しており、
Be / Common Geffin '05 2000年の『Like Water For Chocolate』、2002年の『Electric Circus』と、ソウルクエリアンズの面々との連携で傑作・実験作をリリースしてきたコモンが、97年の『One Day It'll All Make Sence』以来久々に地元シカゴ回帰を遂げた2005年の6thアル
当ブログの投稿で最も多く読んでいただいている【Favorite Albums】。ディスク・レヴュー総数が1000枚に到達した記念に100枚選んだのが始まりでした。以降、何度かの増量と選盤の見直しを行ってきましたが、この度200枚に増量しました。No.1~10 の上位10枚のみ順位付けして
So Where Are You? / Loose Ends
So Where Are You? / Loose Ends Virgin '85 UKの男女3人組R&Bグループ、ルース・エンズ。84年の1stアルバム『A Little Spice』は当初ヨーロッパのみでリリースされたが、同アルバム未収録のにシングル「Hangin' On A String (Contemplating)」が85年にUSのビルボードR&B
Chapter One / Blo EMI '73 70年代に5枚のアルバムをリリースしたナイジェリアの3人組(4thアルバムからは4人)のバンド、ブロー。リリースを重ねるごとに、徐々にUS産ファンク~やがてディスコへと接近していったようだが、73年のデビュー作となる本作『Chapter One』は
Merry Clayton Ode '71 ローリング・ストーンズ「Gimme Shelter」へのヴォーカル参加で名を知らしめた女性ソウル・シンガー、メリー・クレイトン。1970年にはその「Gimme Shelter」のカバーを含む同名タイトルの1stアルバムをオード・レコーズからリリース。本作は71年リ
Unfinished Business / The Blackbyrds
Unfinished Business / The Blackbyrds Fantasy '76 ワシントンDCの名門、ハワード大学の学生らにより結成されたジャズ・ファンク・バンド、ブラックバーズ。事の始まりは、70年代はじめにハワード大学で教鞭を執っていたジャズ・トランペット奏者のドナルド・バードが、
Words / The Tony Rich Project Laface '95 90年代後半、ディアンジェロやマックスウェル、エリック・ベネイ、エリカ・バドゥといった才能がデビューし盛り上がりを見せた、いわゆる "ニュー・クラシック・ソウル"(敢えてこう呼びます)のムーヴメント。NCSとは、主に自
In The Jingle Groove : Christmas Funk Albums
昨年の今頃にファンキーなクリスマス・ソングを集めたプレイリストをエントリーしましたが、今回はアルバム編。自分の所有しているレコード・CDの中からの選盤で、前回のプレイリストの曲が入っているアルバムが大半ですが、巷に溢れるヌルいクリスマス・ソングなんか聴きた
A Soulful Christmas / James Brown
A Soulful Christmas / James Brown King '68 ジェイムス・ブラウンがリリースした3枚のクリスマス・アルバムのうちジャケットのJBサンタが最高過ぎる本作は68年のクリスマス前にリリースされた2枚目。クリスマスとは無関係な曲も2曲入っているが、他9曲はクリスマス・ソ
In The Shadow Of Funk #02 H.P. Riot ~ アメリカで1枚もレコードがリリースされなかった不遇のファンク・バンド
当時から今日まで正当な評価を受けることもなく、ファンク史の影に埋もれてしまったバンドやミュージシャンを掘り起こす "In The Shadow Of Funk"。第2回目は、制作した4枚のアルバムがいずれも本国USではリリースされなかった不遇のファンク・バンド、H.P.ライオット。H.P.
The Stylistics Avco '71 70年代を代表するソウル・ヴォーカル・グループのひとつ、スタイリスティックス。多くのアルバムがある中で、彼らの代表作としてまず真っ先に名が挙げられるであろう作品が、この71年の1stアルバム。彼らの最大の魅力は、何と言ってもリード・シ
Dead Serious / Das Efx Eastwest '92 ドレイとスクーブの2MCからなるヒップホップ・グループ、ダス・エフェックス。2人はヴァージニア州立大学で出会い意気投合しグループを結成。やがてEPMDのパリッシュ・スミスに認められ、92年に本作『Dead Serious』でデビュー。当時
69 Cents / Ebony Rhythm Funk Campaign
69 Cents / Ebony Rhythm Funk Campaign P-Vine '21 1969年にシングル「Soul Heart Transplant」1枚のみリリースしたインディアナポリスの5人組ファンク・バンド、エボニー・リズム・バンド。その後メンバーを拡充し8人編成となり、バンド名もエボニー・リズム・ファンク
Step On Step / Charles Stepney
Step On Step / Charles Stepney International Anthem Recording Company '22 60年代後半から70年代前半にかけて、ロータリー・コネクションやラムゼイ・ルイス、テリー・キャリアーなどカデットに所属したアーティストの作品や、アース・ウィンド&ファイアの『Open Our
P-Funk Heritage : Related Works
前回のPファンク作品のまとめに続いて、今回はPファンク・メンバーが参加した関連作品のまとめです。メンバーと言っても、どこまでをPファンクのメンバーとするか難しいところではありますが、当方の根拠なき主観にて判断をしました。よって、異論もあろうかと思います。もっ
当ブログのPファンク関連のレヴューを分かりやすく整理したまとめ記事を2回に分けてエントリーします。今回は「Pファンク作品」のまとめです(次回は「Pファンクのメンバーが参加した関連作品」です)。どこまでを「Pファンク作品」とするか、定義付けするのは結構難しいとこ
Got To Give It Up / Most Requested Rhythm Band
Got To Give It Up / Most Requested Rhythm Band Magic Disc Records '78 エロジャケが目を惹く(が、パッと見ではどういう体勢なのかよく分からない)、モスト・リクエスティッド・リズム・バンドなるグループの唯一のアルバム。ブルース系の鍵盤奏者ナット・ダヴと、デ
Central Line Mercury '81 80年代前半に2枚のアルバムを残すUKの4人組ファンク・バンド、セントラル・ライン。この何とも味気ないジャケットの本作は1stアルバム。シンセサイザーのサウンドも目立つエレクトリックな質感のファンクだが、UKらしいポップで洗練された風通し
Perfect Angel / Minnie Riperton
Perfect Angel / Minnie Riperton Epic '74 ロータリー・コネクションのヴォーカルとして60年代末から活動し、70年にはアルバム『Come To My Garden』でソロ・デビューを飾ったミニー・リパートン。ロータリー・コネクション解散後は、同グループ及び1stソロ・アルバムで
Sugar Hill Presents The Sequence / The Sequence
Sugar Hill Presents The Sequence / The Sequence Sugar Hill '81 シュガーヒル・レコーズが送り出した女性3人組ラップ&ヴォーカル・グループ、シークエンス。後にソロ・シンガーとして活躍するアンジー・ストーンが在籍したこのグループは、80年代前半に3枚のアルバム
Please Telefunken '75 ドイツで活動した6人組のフィリピン人ファンク・バンド、プリーズ。70年代半ばに2枚のアルバムを残しているが、同名タイトルの本作は1stアルバム。2ndアルバム『Manila Thriller』同様、本作もカバー曲中心にメンバー自作のオリジナル曲も交える構
Central Heating / Heatwave GTO '77 ヴォーカルのオハイオ州デイトン出身のジョニー・ワイルダーとキース・ワイルダーの兄弟に、後にマイケル・ジャクソンの『Off The Wall』『Thriller』への楽曲提供で知られるUK出身の鍵盤奏者/ソングライターのロッド・テンパートン
Hot, Wet And Sticky / Galaxy Arista '78 メンフィス出身の9人組ファンク・バンド、ギャラクシーの唯一のアルバム『Hot, Wet And Sticky』。ジャケットからは軽薄なディスコものといった印象を持ってしまうが、これが意外に骨太なファンク・アルバムでなかなか良い。もち
Untitled (How Does It Feel?) / D'angelo
Untitled (How Does It Feel?) / D'angelo EMI '00 ディアンジェロの2ndアルバム『Voodoo』からの3rdシングル「Untitled (How Does It Feel?)」。12インチ・シングルにはその「Untitled」の他に2曲を収録。「Me And Those Dreamin' Eyes Of Mine (Def Squad Mix)」はエリ
Lady / D'angelo EMI '96ディアンジェロの1stアルバム『Brown Sugar』からの3rdシングル「Lady」。全米シングル・チャートで最高10位、R&Bチャートでは2位と、『Brown Sugar』のシングル曲では最高のチャート・アクションを示した。手持ちのシングルはUS盤とUK盤の2種。ア
Cruisin' / D'angelo Cooltempo '96 ディアンジェロのデビュー・アルバム『Brown Sugar』からの2ndシングルとなるスモーキー・ロビンソン79年曲のカバー「Cruisin'」。アルバムの中でも取り分けクラシック・ソウルの趣き薫る名曲。シングルは各種出ているが、手持ちのUK盤
Plenty Good Eaton / Cleveland Eaton
Plenty Good Eaton / Cleveland Eaton Black Jazz '75 ジャズ・ベース奏者のクリーヴランド・イートン。60年代から活動し、ラムゼイ・ルイスのバンドのベーシストとしての姿が一般的には最も知られていると思われ、当ブログでレヴュー済みのアルバムでは、あの名盤『Sun G
7 / Con Funk Shun Mercury '81 カリフォルニア出身のファンク・バンド、コン・ファンク・シャン。本作『7』はもちろん彼らの7枚目のアルバム。いかにもこのバンドらしい軽めのファンクからメロウなナンバーまで、本作も充実した内容の好盤。軽快なディスコ・ファンク・
The Sun Rises In The East / Jeru The Damaja
The Sun Rises In The East / Jeru The Damaja Payday '94 ギャング・スターの取り巻き連中で構成されたギャング・スター・ファウンデーションの一員で、ギャング・スターの3rdアルバム『Daily Operation』の中の1曲「I'm The Man」でのフィーチャーが初お目見えとなった
Dancing And Singing For You / Starfire
Dancing And Singing For You / Starfire Dynamic Artists '78 バージニア州リッチモンド出身の5人組ファンク・バンド、スターファイア。ダイナミック・アーティスツなるドマイナーなレーベルから70年代後半にリリースした2枚のアルバムはいずれもレア盤とのことだが、ジ
Intoxicated Demons The EP / The Beatnuts
Intoxicated Demons The EP / The Beatnuts Relativity '93 ジュジュとサイコ・レスのトラック・メイカー2人にMCのファッションが加わった、ビートナッツの1stフル・アルバム(通称『Street Level』)の前哨戦としてリリースされたEP盤。挨拶代わりの「World's Famous Int
I Got To Move / The Nazty Mankind '76 ジョニー・メイ・マシューズが手掛け、彼女の子供たちもメンバーに含むデトロイトのファンク・バンド、ブラック・ナスティ。彼らは1973年にスタックス傘下のレーベル、エンタープライズからアルバム『Talking To The People』をリ
Open Invitation / Gerald Alston
Open Invitation / Gerald Alston Motown '90 70年代から80年代にかけて、マンハッタンズのリード・シンガーとして活躍したジェラルド・アルストン。グループ脱退後はソロ活動に転じ、90年代前半まではコンスタントにアルバムをリリースしていたが、2ndアルバムとなる本作
Do It Now, Worry About It Later / Clifford Coulter
Do It Now, Worry About It Later / Clifford Coulter Impulse! '72 70年代のベイエリアにおいて、主にジャズやブルースのフィールドで活動をした鍵盤奏者、クリフォード・コウルター。70年代初頭にはインパルスから2枚のリーダー作をリリースしているが、本作『Do It N
You're All I Need / Marvin Gaye & Tammi Terrell
You're All I Need / Marvin Gaye & Tammi Terrell Tamla '68 ソウル・デュエットの至宝、マーヴィン・ゲイ&タミー・テレル。ソウル・ミュージックの男女デュエットは数あれど、この2人ほど互いの魅力を引き出しあいながら抜群に息の合ったコンビネーションを聴かせてく
Vehicle / Wess & The Airedales
Vehicle / Wess & The Airedales Durium '72 アメリカ生まれのシンガーでベーシストのウェス・ジョンソン。60年代後半にイタリアへと渡り活動、70年代初めまでは自身のバンド、ウェス&エアデイルズとして6枚、以降はソロ歌手として7枚のアルバムをリリースしているようだ
Naturally / Letta Mbulu Fantasy '73 南アフリカのソウェト出身の歌手、レッタ・ムブール。60年代半ばにアメリカへと渡り、ヒュー・マセケラやキャノンボール・アダレイなどのバックアップを受けて活動、本作『Naturally』は4枚目のアルバムにあたる。ジャケットにも小さ
Loving Power / Impressions Curtom '76 カーティス・メイフィールドを中心に、ソウル・ヴォーカル・グループの地平を切り拓いた60年代。カーティスのソロ転向と前後して、強いメッセージ性を打ち出しニュー・ソウルの動きとも呼応した70年代前半。時代の変遷とともに形を
Turn You To Love / Terry Callier
Turn You To Love / Terry Callier Elektra '79 テリー・キャリアーは70年代前半にカデットからアルバム3枚を出した後、70年代末にはエレクトラから2枚のアルバムをリリース。本作『Turn You To Love』はその2枚目。孤高のフォーク・ソウルを聴かせるカデット3部作には
Set Us Free / Reuben Wilson Blue Note '71 ジャズ・オルガン奏者、リューベン・ウィルソンは、70年代前半にグルーヴ・マーチャントから2枚とカデットから1枚リーダー作をリリースしており、うち2枚は既にレヴュー済み。対して、それらの作品以前の60年代末から70年代初
以前、自分が普段愛聴しているスウィートでメロウなソウル・ミュージックのアルバム選を、"Beautiful Soul Music" というタイトルで投稿しました。そのうち追加していくつもりで、結局放置したまま1年近く経過してしまいましたが、この度やっと更新しました。特にテーマらし
Phyrework Mercury '78ファイヤーワークは70年代末~80年代初頭に活動した7人組ファンク/ソウル・バンドで、アルバムは78年リリースの本作1枚のみ。コン・ファンク・シャンのマイケル・クーパーによるプロデュースということのみが目を引きがちだが、個人的にはベーシスト
The Good Life / The New Power Generation
The Good Life / The New Power Generation NPG '95 NPGの2ndアルバム『Exodus』からのシングル「The Good Life」。手持ちの12インチ・シングルに「The Good Life (Album Version)」をはじめリミックスなど計6トラック収録。リミックス作業を手掛けたのは「Get WIld」の各
Get Wild (The Maxi Single) / The NPG NPG '94 NPG名義の2ndアルバム『Exodus』からの先行シングル「Get Wild」。マキシ・シングルには計6バージョンが収録されており、リミックスを手掛けるのはカーク・ジョンソン。「Club Mix」はオリジナルからホーンを排しビートを強
Instant Vintage / Raphael Saadiq
Instant Vintage / Raphael Saadiq Universal '02 1996年のアルバム『House Of Music』をもって事実上の解散となったトニ・トニ・トニ。実際にはそれ以前からメンバーはそれぞれの活動を始めており、ドウェイン・ウィギンズは男性ソウル・シンガー、ブルーのアルバム『Out
Ain't It Good Feeling Good / Eloise Laws
Ain't It Good Feeling Good / Eloise Laws Invictus '77 フルート奏者の兄ヒューバート、サックス奏者の弟ロニー、そして歌手の妹デブラと、音楽一家であるロウズ家の長女、エロイーズ。彼女もまた、60年代末頃からシンガーとして活動。しかしようやくアルバムをリリース
H.P.ライオット登場!! / H.P. Riot Trio '78? ベイエリア出身のファンク・バンド、HPライオット。74年の彼らの1stアルバム『H.P. Riot』は、バンクーバー録音でカナダのレーベル、コンセプト・レコーズからのリリースとなるも、スライやタワー・オブ・パワーからの影響を
Do It In The Road / Midnight Movers
Do It In The Road / Midnight Movers Elephant V Ltd. '69 長きにわたってウィルソン・ピケットのバック・バンドを務めたミッドナイト・ムーヴァーズ。彼ら自身のアルバムは2枚あるが、この『Do It In The Road』は69年リリースの1st。本作は粗くラグドな手触りの泥臭い
Child Of The Sun / Mayte NPG '95 プリンスの最初の妻、マイテ・ガルシア。2人の出会いは1990年。当時まだ16歳だったマイテはプリンスに見初められ、92年の通称『Love Symbol』からニュー・パワー・ジェネレーションに加入。やがて2人は当然のように恋仲となり、96年に結
Check Us Out / Light Of The World
Check Us Out / Light Of The World Capitol '83 UKのファンク/ジャズ・ファンク・バンド、ライト・オブ・ザ・ワールドの3rdアルバム『Check Us Out』。前作『Round Trip』の時点では8人居たハズのメンバーも、本作ではジャケットに写る3人(ナサニエル "ナット" オーガ
Downtown Science Def Jam '91 80年代末~90年代初頭にはデフ・ジャム周辺のヒップホップやR&B作品のクレジットでよく名前を見かけていた白人プロデューサー、サム・シーヴァー。知られたところでは白人2人組のサード・ベースや、デフ・ジャム傘下のR&B専門レーベル、OBRか
Ninety Day Cycle People / Charles Wright
Ninety Day Cycle People / Charles Wright ABC '74 チャールズ・ライトのソロ3作目『Ninety Day Cycle People』。前作『Doing What Comes Naturally』はワッツ103rdストリート・リズム・バンドに代わる新バンド、ライト・サウンド・インクが演奏を担っていたが、本作には
Unsung Funk Masters #01 Emry Thomas ~Johnny Guitar Watsonのファンクを支えたMaster Funker
一般にはほとんど知られず、正当な評価を受けることもなく歴史の闇に埋もれてしまった、そんな名も無きファンク・ミュージシャンにスポットを当てる "Unsung Funk Masters"。第1回は、ジョニー・ギター・ワトソンのファンク時代のボトムを支えたドラマー、エムリー・トーマス
Radio Fusion Radio / The College Boyz
Radio Fusion Radio / The College Boyz Virgin Records America '92 L.A.の4人組ヒップホップ・グループ、カレッジ・ボーイズ。この何とも冴えないグループ名のせいか、今やほとんど忘れ去られてしまった彼ら。自分もこのグループのことは完全に忘れていたのだが、棚を漁
3 Down 4 To Go / The Escorts Alithia '74 ホワットノーツやリンダ・ジョーンズの作品を手掛けた名プロデューサーのジョージ・カー。地元の名士でもあっただろう彼は、ニュージャージー州のラーウェイ州立刑務所(現在のイースト・ジャージー刑務所)に慰問に訪れた際に
True To Life / Funky Poets 550 Music '93 1990年代前半には数多くの男性ヴォーカル・グループがデビューしては消えていったが、この4人組ファンキー・ポエッツもその中のひとつで、アルバムは1993年の『True To Life』1枚のみ。当時は、ヴォーカル・グループものをそれ
Straight From The Heart / Ann Peebles
Straight From The Heart / Ann Peebles Hi '71アン・ピーブルズのハイ・レコーズからの3枚目のアルバム『Straight From The Heart』。本作ももちろんウィリー・ミッチェルのプロデュース。聴こえてくるのはハワード・グライムス&ホッジス3兄弟とメンフィス・ホーンズによ
Don't Cry Out Loud / Melissa Manchester
Don't Cry Out Loud / Melissa Manchester Arista '78 女性ポップ・シンガー、メリサ・マンチェスターの7枚目のアルバム『Don't Cry Out Loud』。本作の最大のトピックは、1曲を除いてレオン・ウェアが全面的にプロデュースしているということ。彼女の他のアルバムは聴い
Saffo Music / Lara Saint Paul Lasapa '77 ララ・サン・ポールはエリトリア生まれで、60年代からイタリアで女優やモデルをやっていた人とのこと。歌手としても活動していたようで、Discogsで確認する限りでは60年代後半から80年代前半までの間に12枚のアルバムをリリース
One To One / Syreeta Tamla '77 マーヴィン・ゲイ『I Want You』をプロデュースした1976年を頂点に、その前後1~2年ほどがレオン・ウェアの音楽活動の最充実期と言えるだろう。『I Want You』の楽曲をマーヴィンに "譲った" 代償として、レオン自身も76年には2ndアルバム
Dancin' With Nobody But You Babe / Clarence Reid
Dancin' With Nobody But You Babe / Clarence Reid Atco '69 マイアミをベースに活動したミュージシャンで作曲家/プロデューサーのクラレンス・リード。謎の(?)変態覆面アーティスト、ブロウフライの名で70~80年代に相当な数のアルバムをリリースしているが、クラレ
Enta Da Stage / Black Moon Wreck '93 ブルックリンの3人組ヒップホップ・グループ、ブラック・ムーン。メンバーはMCのバックショット・ショーティーと5ftに、DJのイーヴィル・ディー。彼らのクルー、ブートキャンプ・クリックからはスミフン・ウェッソン、ヘルタ・スケ
I Wish U Heaven / Prince Paisley Park '88 『Lovesexy』からの3rdシングル「I Wish U Heaven」。アルバム・バージョンは3分弱の短い曲だったが、12インチ・シングル及びCDマキシ・シングルでは約10分の超ロング・バージョンへと拡張。その「I Wish U Heaven (Part 1, 2
Glam Slam / Prince Paisley Park '88 『Lovesexy』からの2ndカット「Glam Slam」。アルバム・バージョンやシングル用のエディット・バージョンは12インチ・シングルには収録されず、A面にはリミックスが収録されている。この「Glam Slam (Remix)」はビートが強化されたダ
Alphabet St. / Prince Paisley Park '88 プリンスの10thアルバム『Lovesexy』からの1stシングル「Alphabet St.」。個人的には、これが初めて聴いたプリンスの曲(正確には、MVを見たのが最初)で思い入れも深く、プリンスで1番好きな曲はと問われれば、迷わずこの曲を挙
Let's Work / Prince Warner Bros. '82 プリンスの4thアルバム『Controversy』からの2ndシングル。7インチ・シングルはA面が「Let's Work」の3分弱のエディットと、B面が「Ronnie, Talk To Russia」だが、今回取り上げるUS盤12インチ・シングルはA面が8分に及ぶ「Let's Wo
Comin' At Ya! / Coke Escovedo Mercury '76 ベイエリア出身、70年代初頭にはサンタナやアステカで活動したパーカッション奏者でプロデューサー/アレンジャーのコーク・エスコヴェード。アステカ解散後はソロ名義で作品をリリース、ボクシング・ジャケも有名な本作『Comi
'Nard / Bernard Wright Arista GRP '81 先日訃報が伝えられたキーボード奏者、バーナード・ライト。10代前半からプロのミュージシャンとして活動し、1981年に自身初のリーダー作となる本作『'Nard』をリリースした時点でまだ弱冠18歳だったのだから、相当早熟な才能だと
Shaft / Isaac Hayes Enterprise '71 ブラックスプロイテーション映画の金字塔『Shaft』。アイザック・ヘイズが手掛けたそのサウンドトラック盤もまた、この分野の先駆的な作品として歴史に名を刻む名作。作品の内容も優れたものだが、これが大ヒットしたことも大きい。ア
Leon Ware United Artists '72 60年代後半から作曲家として活動し、マイケル・ジャクソン「I Wanna Be Where You Are」やクインシー・ジョーンズ「If I Ever Lose This Heaven」、ミニー・リパートン「Inside My Love」、そしてマーヴィン・ゲイ『I Want You』など、ソン
High Voltage Columbia '72 ハイ・ヴォルテージは1972年にアルバム1枚のみを残すバンドだが、非常に興味深い面子が顔を揃えている。ジャケットに写るメンバー6人のうち、ヴォーカルは77年にソロ・アルバム『My Music Is Hot』をリリースするラロミー・ウォッシュバーン。
Back For More / Al Johnson Columbia '80 名門ハワード大学に学び、60年代後半にはハワードの同窓生たちとヴォーカル・グループ、ユニフィックスを結成。その後もワシントンDCをベースにソングライター、プロデューサーとしても活動したアル・ジョンソン。自身のソロ・ア
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Recorded Live At Newport In New York Buddah '74 1973年のニューポート・ジャズ・フェスティバルにおける、ソウル系のミュージシャンの実況録音盤。73年の6月29日から7月8日までのライヴ・レコーディングだが、リリースは翌74年。スティーヴィー・ワンダー、アレサ・フ
25 Years Later / Blaze Motown '90 ケヴィン・ヘッジとジョシュ・ミランの2人が起ち上げたハウス/ダンス・ユニット、ブレイズ。その後、ヴォーカルのクリス・ハーバートが加わって3人組となり、ティミー・レジスフォードのプロデュースのもとモータウンからリリースした
Somebody Else's Guy / Jocelyn Brown Vinyl Dreams Records '84 インナー・ライフやサルソウル・オーケストラ、チェンジなどのヴォーカルとして、また数多くのレコーディングにてそのパワフルでソウルフルな歌声を響かせていたジョセリン・ブラウン。ソロ・シンガーとし
Up The Downstairs / Wilson Williams ABC '78 ありふれた名前が匿名的な印象でかえって憶えづらいウィルソン・ウィリアムズなるソウル・シンガー。Disocgsによるとリリースしたアルバムは2枚のみで、そのうち1枚はおそらく2000年代初め頃にスワンプ・ドッグのレーベルか
Hear The Words, Feel The Feeling / Margie Joseph Cotillion '76 マージー・ジョセフは1973年の3rdアルバム『Margie Joseph』から78年の7th『Feeling My Way』までアトランティックに在籍しているが、なぜか76年の6枚目となる本作『Hear The Words, Feel The Feeling』
Soul Makossa / Manu Dibango Atlantic '72 カメルーンのジャズ・サックス奏者、マヌ・ディバンゴの代表曲と言えば、もちろん「Soul Makossa」。世界中でカバーされ、またあの"ママコ、ママサ、マコマコッサ"という呪文のような特徴的なフレーズは、マイケル・ジャクソン
El Chicano MCA '73 イーストL.A.のラテン・ロック・バンド、エル・チカーノの4thアルバム。熱いラテン・グルーヴを聴かせる初期の作品も素晴らしいが、無骨な中にも柔らかいメロウネスを感じさせる本作もやはりイイ。もちろん、ファンキーなラテン・ロック魂は健在。アル
Free Will / Gil Scott-Heron Flying Dutchman '72 ギル・スコット・ヘロンの3rdアルバム『Free Will』。フライング・ダッチマンからリリースした3作は、パーカッションをバックにポリティカルの詩をリズミカルに詠むポエトリー・リーディングのデビュー・アルバム『Small
Satin Doll / Bobbi Humphrey Blue Note '74 女性ジャズ・フルート奏者、ボビー・ハンフリーの5枚目のアルバム『Satin Doll』。ラリー&フォンス・ミゼル=スカイハイ・プロダクションズとの共同作業は73年の3rdアルバム『Blacks And Blues』に始まり(ライヴ盤『Live At
Send It / Ozone Motown '81 80年代前半にモータウンから5枚のアルバムをリリースした、ナッシュヴィル出身の8人組ファンク・バンド、オゾン。80年の1stアルバム『Walk On』は少しジャズ・ファンクっぽさもあるインスト作品で、個人的にはコレも好きなのだが、続く81年の2
One Way featuring Al Hudson MCA '80 デトロイトで結成されたアル・ハドソン&ソウル・パートナーズは70年代後半にABCレコーズから4枚のアルバムを残した後、79年にはMCAへのレーベル移籍を機にバンド名をワン・ウェイへと改め、アルバム『One Way featuring Al Hudson
You've Got It Bad Girl / Quincy Jones A&M '73 クインシー・ジョーンズの1973年のアルバム『You've Got It Bad Girl』。本作はアルバム・タイトル曲など、前年のスティーヴィー・ワンダーの大ヒット作『Talking Book』から2曲カバーしているのが目を惹くが、アルバム全
Survival / The O'Jays Philadelphia International '75 70年代のフィラデルフィア・ソウルを代表するソウル・ヴォーカル・グループ、オージェイズ。72年の名盤『Back Stabbers』を皮切りに、名匠ケニー・ギャンブル&レオン・ハフのプロデュース、フィリー・ソウル総本山
The Boy's Doin' It / Masekela Casablanca '75 南アフリカ出身のトランペット奏者、ヒュー・マセケラ。50年代からミュージシャンとして活動したが、アパルトヘイト政策を批判したことから国を追われ、60年代初頭にアメリカに渡る。以降、数多くのリーダー作をリリースし
On The Avenue / Ronnie Foster Blue Note '74 ジャズ鍵盤奏者、ロニー・フォスターの4枚目のリーダー作『On The Avenue』。本作のプロデューサーはジョージ・ベンソン。『Breezin'』をはじめ、ベンソンの70年代後半の諸作にフォスターは参加しているが、音盤上での2人の
Euphrates River / The Main Ingredient RCA Victor '74 ニューヨークの3人組ソウル・ヴォーカル・グループ、メイン・イングリディエントの通算6枚目のアルバム『Euphrates River』。キューバ・グッディングがリード・シンガーに就いてからは3作目となる。前作『Afrodisia
Mister Magic / Grover Washington Jr. Kudu '75 ジャズ・サックス奏者のグローヴァー・ワシントンJr。70年代にはCTIの傍系レーベル、クドゥから多くのアルバムをリリースし、以降もモータウン、エレクトラとレーベルを渡り歩き、80年にはビル・ウィザーズと共演した「Jus
Smitty / William D. Smith A&M '78 カナダのロック・バンド、マザーロードの鍵盤奏者/ヴォーカルとしてそのキャリアをスタートしたウィリアム・D・スミス。その後は鍵盤奏者としてのみならず、プロデューサー/アレンジャー/作曲家としても数多くのレコーディング・セ
Shadows In The Streets / Shadow Elektra '81 オハイオ・プレイヤーズを脱退したビリー・ベック、クラレンス "チェット" ウィリス、ジェイムス "ダイアモンド" ウィリアムズの3人によるグループ、シャドウ。70年代末~80年代初めに3枚のアルバムをリリースしているが、8
Watching You / Platinum Hook RCA Victor '83 70年代後半にモータウンから2枚のアルバムをリリースしているファンク・バンド、プラティナム・フック。グレッグ・ライトがプロデュースしたその2作は売れなかったようで、Discogsによると80年にもう1枚デオダードのプロデュ
Everything You See Is Me / Rasa Govinda '78 ゴヴィンダ・レコーズはヒンドゥー教系の新興団体であるクリシュナ教(クリシュナ意識国際協会)が布教を目的に設立したレーベル。同レーベルからは1978~80年の間にアルバム/シングルが数枚リリースされており、本作もその
オハイオ。エリー湖の南、アメリカ中西部の工業の盛んなこの州は、ブラック・ミュージック、特にファンク好きにとっては特別な場所。個人的には(異論はあろうかと思いますが)、ベイエリア、ニューヨークと並ぶファンク3大メッカのひとつ。ジェイムス・ブラウンはサウス・カ
Beautiful Day / Jackie Wilson Brunswick '73 ソウル・ミュージック黎明期から第一線で活躍したジャッキー・ウィルソン。その功績はサム・クックやジェイムス・ブラウンにも比肩するグレイト・ソウル・シンガーでありながら、サムやJBと比べると過小評価されている感は否
Body And Soul National General '71 ロサンゼルスの7人組ファンク/ソウル・バンド、ボディ・アンド・ソウル。このバンドについて詳しいことはよく分からないが、メンバーのうち、キーボード奏者でアレンジも手掛けるジョン・バーンズは、このバンド以前にはデイヴィッド
Brenda Russell Horizon '79 「Piano In The Dark」の大ヒットで知られるニューヨークのシンガー・ソングライター、ブレンダ・ラッセル。70年代半ばからバック・ヴォーカルや作曲家として活動を始め、70年代後半には当時の夫、ブライアン・ラッセルとのデュオでアルバムを
In Pursuit / Jade Pesante '75 ヴァージニア州のノーフォークで設立されたレーベル、パサンテ・レコーズ。70年代半ばに数枚のシングルとたった1枚のアルバムをリリースしたのみのドマイナーなレーベルだが、その唯一のアルバム・リリースが本作、ジェイドの『In Pursuit
Wendy And Lisa Columbia '87 1986年のアルバム『Parade』を最後にレヴォリューションを解散し、再び独りきりでスタジオへと戻って行ったプリンス。レヴォリューションのメンバーは各自それぞれ活動を開始。ドクター・フィンクはその後もしばらくプリンスのバンドに留まり
Keep On Lovin' / Lonnie Smith Groove Merchant '76 60年代後半から70年代初頭にかけてコロンビア、ブルーノート、クドゥとレーベルを渡り歩いたドクター・ロニー・スミス。クドゥでのアルバムは71年の『Mama Wailer』1枚のみで、その後はしばらくリーダー作のリリースが
Sweet Replies / Honey Cone Hot Wax '71 エドナ・ライト、シェリー・クラーク、キャロリン・ウィリスの3人組ガールズ・グループ、ハニー・コーン。ホット・ワックスからリリースされた彼女たちのアルバムは4枚あるが、本作『Sweet Replies』は2枚目のアルバム。ポップに
Inner Thoughts Of The H. Andrews Congregation Balance '74 ハワード・アンドリュースなる人物を中心に結成されたサンフランシスコの9人組ファンク・バンド、H.アンドリュース・コングリゲーション。本作はバランス・レコーズという地元のドマイナーなローカル・レーベ
Independence / Matata President '74 ケニアで結成されたアフロ・ファンク・バンド、マタタ。70年代前半にロンドンで2枚のアルバムを録音しリリースしていて、そのうち72年の1stアルバム『Air Fiesta』は、ファンキーではあるがまだまだ土着的なアフロ要素が濃厚だが、74
Cat In The Hat / Bobby Caldwell Clouds '80 先日訃報が伝えられたミスターAOR、ボビー・コールドウェル。ソングライターとしても数々の素晴らしい作品を残してきたコールドウェルだが、ダンディズム滲むヴォーカルも好きだ。自分は彼の初期の作品しか聴けていないが、大
Partyman / Prince Warner Bros. '89 『Batman』サントラからの2ndシングル「Partyman」。手持ちの12インチ・シングルには「Partyman」の各種リミックスが3バージョンと、アルバム未収録の「Feel U Up」が収録されている。「Partyman (Video Mix)」は、約3分10秒のアルバ
Batdance / Prince Warner Bros. '89 プリンスの11thアルバム『Batman』サウンドトラックからの1stシングル「Batdance」。MVも大きな話題となったこの曲は大ヒット、プリンスにとっては「Kiss」以来4曲目となる全米シングル・チャートNo.1を記録した。手持ちの12インチ・
In Good Taste / Flavor Ju-Par '76 デトロイトのジュ・パー・レコーズからリリースされた3人組ヴォーカル・グループ、フレイヴァーの唯一のアルバム『In Good Taste』。グループのメンバーには、このレーベルのオーナーであるバンキー・シェパードの息子も含まれるようで
当ブログのプリンス関連のレヴューを整理したまとめ記事です。プリンスのアルバムやシングルの他、プリンスが参加した他のアーティストの作品、プリンス・ファミリーの作品などのうち、当ブログでレヴュー済みのものについてリリース順に並べました(レヴュー済みの作品のみ
Chaos And Disorder / The Artist Formerly Known As Prince Warner Bros. '96 拗れに拗れたプリンスとワーナーの関係は、ついに修復不可能なまでに破綻。両者は契約解除に合意したものの、プリンスは契約上残されたアルバム2枚分のリリースを履行せねばならなかった。
他のジャンルのことはよく分からないが、ソウルやファンク・ミュージックには地域性があるのが面白い。その土地の歴史や風土、気候、文化によって育まれた、その地ならではのサウンドが確かに存在する。カリフォルニア州の北部、サンフランシスコとその対岸のオークランドを
Plays Funky Favorites / Senor Soul Double Shot '68 後のウォーの創設メンバーのうちのひとり、サックス奏者のチャールズ・ミラーを含む5人組のバンド、セニョール・ソウル。60年代末にリリースした2枚のアルバムのうち、特に69年の2nd『It's Your Thing』はまさにウォ
Cypress Hill Ruffhouse '91 ニューヨーク出身のプロデューサー/トラックメイカーのDJマグスに、L.A.出身のBリアルとキューバ生まれのセン・ドッグの1DJ+2MCからなる90年代前半の西海岸を代表するヒップホップ・グループ、サイプレス・ヒル。彼らの最初のアルバムとなる