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CAOS=ひゅうまんすけぇる https://blog.goo.ne.jp/caos-ku

アナログで、マイペースで、ゆっくりと・ゆっくりと・・・ それでいいじゃないですか、それがヒューマン

和歌山県有田市で設計事務所主宰。 その時々で感じたことをすこしずつ。

CAOS=ひゅうまんすけぇる
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2014/10/15

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  • 誰もそれぞれ同じですが

    体力がなくて、油断して大丈夫な仕事はなかろうと思いますが、ちょっと考えました。旧和歌山県議会議事堂声楽家の米山茉莉子さんが歌われるとのことで出掛けました。聴くたび同じことを感じますが、「人の声には質量がある」んですね。エネルギーが塊になって向かってくるのをを感じます。決められた日時に必ずそれだけのエネルギーを出さなければいけない。自分のことを考えると、普通に話していても上手く声が出せない時があるし、咳き込むこともあります。仕事とは言え「ちょっと待って、も1回最初から!」とは言えませんワナ。この緊張感と毎回戦い続けないといけないって、大変なことだなと思ったのでした。誰もそれぞれ同じですが

  • たった一つ

    断捨離・断捨離って、今どきの考えみたいに言うけれど、70年以上前に実践してるし!スナフキンは、ハーモニカだけを持って、ほかには何も持たずに旅に出て、春になるとまた帰ってくる。それで豊かに生きてるんですね。そんな人になれたらいいなぁ・・・。たった一つ

  • 追悼読書

    随分昔の人かと思っていたら、「亡くなられました」のニュースで、現代の人だったのかと知ることがあります。このひとも、私が17・8歳の頃にはすでにずっと前から名の出ている人だったので、昔の人だと思い込んでいました。が、昨年末の訃報で「この人も今の人だったか」と!それなら、久しぶりに1冊読んでおきましょうかねという感じで選んだ1冊。人生で優秀な結果を残す人は、歩んできた1つ1つのエピソードが失敗談を含めてすでに天才。な気がしながら読んでいましたが、最終章での失敗談は共感しやすかったかなと思います。『書いた本は、執筆者の思ったとおりに理解され、ラジオも、テレビも、日常会話も、こちらがおもった通りに通じるとは限らない。この責任は双方にある。むしろ通じないことのほうが多いのである。』追悼読書

  • 本質を変えたら違うもの!

    古いものは大切に守るものだと考えています。古いことに価値があるわけではなくて、ながい時間人の目にさらされても耐えられるだけの美しさを持っていたり、役に立ってきたから残っているわけで、そのことに価値があると思っています。守り方には色々あると思うけど、原則・本質を大切にすることが大事だろうと思っています。奥付では明日初版発行の本。今日読み終わったけど・・・。私には議論になっていることが不思議。父方に天皇の血筋がなくて、母方に天皇がいる人で天皇になった例がない。2,700年近く、126人も例があって、過去に1人もなかったことを突然この時代にルールの中に入れてしまったらヘンに決まってる。本質を変えたら違うもの!

  • 正しく守らないと!

    郡上八幡城の天守は、木造復元天守としては最古らしいけど、元々建っていた天守の資料がないので近隣の城を参考にして新たに設計したのだそうで、こりゃ良いのかどうかと思いながら見学したことを思い出します。郡上八幡城のことは書かれていなかったけど、正しく復元することの大切さを多くのページを使って説かれています。お城の場合は、天守が最大の魅力だと思われているから、元々天守のなかったお城でも天守を“復元”してしまうし、形がわからなくても“復元”してしまう。お城に天守のある時代なんて歴史のほんの少しの期間だけで、お城の魅力はもっと他にもあるのに!わかりやすいものをキーワードにして注目されることは悪いことではないけど、本質が正しく守られていないと本当の魅力が伝えられないと思うものです。正しく守らないと!

  • ハンカチーフ

    「落語聞くにも教養がいるんですね!」って、物知りの人と話したことがあるけど、芝居を観るにも、歌を聞くにも、色々なことを知っていると、知らないとでは理解も感じ方も変わるようです。『木綿のハンカチーフ』とてもドラマチックな歌ですが、最後のフレーズが「涙拭く木綿のハンカチーフください♪」なので、涙拭くからハンカチーフなんだろう。くらいに思っていたらもっと深いらしくて、ハンカチーフはそれだけの言葉で“別れ”をあらわしているそうです。このことを知ってこの歌を聞くとドラマが深まるように思います。この短い物語も、タイトルを手巾(ハンカチーフ)にしていることで、別れの物語だと、わかる人にはわかるのだそうです。そう解って読むと子供を亡くした母の思いが更に深いものに思えてきました。ハンカチーフ

  • 幸福は良いことだけど

    『モンテンルパの夜は更けて』なんて、私世代でも知っている人は少ないかも知れない懐メロですが、私自身この歌は知っていたけどどんなことを唄っているのかは知りませんでした。“モンテンルパ”はフィリピンの地名で、この歌では日本人の戦犯を収容した刑務所のことです。戦争中に日本軍がした残虐な行為で戦犯になっているけど、命令した人は、敗戦でとっとと国に逃げ帰って、残されたのは実行させられた兵隊と、冤罪の人たち。って、いつの時代も同じことが繰り返されているような・・・。そんなことを伝えるドキュメンタリー。「戦争は悲惨なことしか起こさない。」って、強く考えさせられます。締めの部分で書かれいる文章が重い。---------近代文明は常に幸福を善とする。たしかに幸福は良いことだ。しかし、その多数から外れた不幸な人は少数ゆえに不幸の程...幸福は良いことだけど

  • みんなが忘れてはいけない

    人と会わなくても、色々なことを出来ることが解ってきましたが、やっぱり同じ空気の中で話を聞くことで、とても良く染みる話もある。と、また考えが変わりました。このご時世に入場制限なしでよく開催できたな。とも思いましたが。とても価値のある時間でした。言葉を間違っているかも知れませんが、「直接聞く話の生々しさ」が感触のように残っています。中でも涙出たのは、蓮池氏が日本に戻ってからお子様たちが戻されるのを待つ一年余の期間の不安。そのことを話して返ってきたお母様の言葉。「あなたは何年待ったの?私達は何年待ったと思うの?」というエピソードです。酷い出来事です。最近マスコミに取り上げられることが減っているように思いますが、忘れてはいけないことだと強く感じました。みんなが忘れてはいけない

  • 守るもの

    国民が祝福してくれる環境が整わないと自由な結婚も出来ない“家”に生まれてしまった若い女性を気の毒には思うけど、そこに生まれてしまった責任みたいなこともあるんだろうと思います。古い家のお嬢さんと結婚して、婿養子に入ってしまったために家を守る責任を負っていしまった人のはなし。先日建物を見学させていただいたときにお聞きしたエピソードもちょこちょこ書かれていて、先に読んでおけばよかったと、ちょっと残念。建物のように、目に見えるものを守ることもこの家の場合はその価値が尋常ではないので大変だと思いますが、藤原定家依頼800年間代々受け継いできた“美”を守る役割を担った人は大変です。誰でも良かったわけではないですね。この家に生まれたわけではないけど、その責任を果たすために生まれたんだろうと思います。出かけることで、新しい気付...守るもの

  • 京都ゆっくりひと周り

    常に感性を刺激していないと不安になるし、実際ダメになると思っています。このご時世。出かける機会も少なくてけっこうな問題だと思っていました。ありがたいのは、良いものに触れる機会をあたえてあげましょう。と気遣ってくれる人が近くにいることです。冷泉家を見せていただけるので。とお誘いを頂いて久しぶりに京都に出かけました。内部の写真は公開しない約束で撮らせて頂いたので、ここでは道路からのご門の写真だけ。令和の時代にまで残る公家のお屋敷ですから空気だけでも重さが違います。現当主の奥様と記念撮影も!公開出来ませんが藤原定家の直系のご子孫。お昼はここで。京都らしい設えですナ!日本人とは思えない、2時間ほどの昼食のあと、細見美術館で染色家の吉岡氏を追悼した展覧会。生前1度お会いしただけですが、大変なお仕事をされた方です。以前簡単...京都ゆっくりひと周り

  • 結婚相手も選べるかもしれない

    各々条件が違う中から一番自分に合っているモノを論理的に選べるように計算式を使って求められる仕組みを1970年代に考えたアメリカの先生がいた。というのを紹介する数行の文章を読んだときに、難しくはないけど沢山の計算が必要なのでこりゃExcel向きかもしれないと探したら解説書が出ていました。あまり上手な解説ではないけど、この『AHP』という仕組みをExcelでシステム化したことは評価!うまく使えるには色々な実例を試さないといけないけど、『AHP』の仕組みは良く出来ていると思います。候補者それぞれの特徴を比較して、計算式で自動的に答えが出て、最後はグラフで検討。そんなイメージで、客観的な答えを求められる仕組みです。住宅を建てる。みたいなときには、検討項目が多すぎて全部に『AHP』を使ったら大変だと思うけど、要所・要所で...結婚相手も選べるかもしれない

  • 結婚相手も選べるかもしれない

    各々条件が違う中から一番自分に合っているモノを論理的に選べるように計算式を使って求められる仕組みを1970年代に考えたアメリカの先生がいた。というのを紹介する数行の文章を読んだときに、難しくはないけど沢山の計算が必要なのでこりゃExcel向きかもしれないと探したら解説書が出ていました。あまり上手な解説ではないけど、この『AHP』という仕組みをExcelでシステム化したことは評価!うまく使えるには色々な実例を試さないといけないけど、『AHP』の仕組みは良く出来ていると思います。候補者それぞれの特徴を比較して、計算式で自動的に答えが出て、最後はグラフで検討。そんなイメージで、客観的な答えを求められる仕組みです。住宅を建てる。みたいなときには、検討項目が多すぎて全部に『AHP』を使ったら大変だと思うけど、要所・要所で...結婚相手も選べるかもしれない

  • 年取ってこそ美しく

    Amazonに注文して発送されるまで少し時間がかかる商品で、待っている間にタイムリーなタイトルになりました。売れる本は内容より仕掛け。という話をよく聞くけど、タイトルの面白さで釣られた典型です。幸い内容も悪くなかったので文句はありません。「最近の若者は・・・」ってよく言うけど、昔の若者も同じことを言われていただろうし、昔の年寄りも、今の年寄もこれを読むとあまり変わっていないと感じます。時代が変わっても、ニンゲンって意外と変わらないんですね。じじいになっても。じじいになってこそ美しくいたいなぁ。・・・ムリ?年取ってこそ美しく

  • 知らせないのが悪いのか・・・

    知らないほうが悪いのか・・・もう春は遠くないねえ!という陽気でした。土曜日、有田市文化福祉センターでギャラリートークに出たあと、テーマだった浄妙寺に行ってみました。多宝塔と、薬師堂。どちらも国の重要文化財です。これだけ素晴らしいお宝が身近にあるのに、地元でもあまり知られていないのは残念。知らせないのが悪いのか・・・

  • お経読んでみた

    ここ数年(年齢的なことでか)、急にお寺関係が近くなって、義父母が立て続けに亡くなったこともあって、にわかにお経に触れる機会が増えていました。義母の3回忌で、お経を見ていて気づきました。「これって、弟子が1,250人いて、主な名前は誰々・誰々って言ってるだけじゃないのか?」多分、仏説阿弥陀経だったんだろうと思いますが、そんなふうに思うと、お経って呪文みたいなものじゃなくて、物語なんじゃないかと面白くなってきて、お経の現代語訳を読んでみました。聖書は、新約・旧約を中学、高校で読んだのに、(当然現代語訳ですよね!)お経は読んだことがない。文字のまま読むと聖書にも大したことは書かれていない印象でした。お経も、現代語訳で文字のまま読んだら特にありがたいことを言っているわけではないんですね。ただ不思議なことに。上段のお経を...お経読んでみた

  • 視点を増やす

    歴史の時間に習うことって、なぁんか無理やり答えを作っている感じがすることがあるんですね。「縄文式土器よりも弥生式土器の方がシンプルなのは、時代が進んで人間が洗練されたから。」って、それから2,000年経っている現代は、どれだけシンプルになっていないといけないんだ?(先生個人の意見か、公式の見解だったのかは知らんが)『蒙古襲来』も、一般的にはご都合主義の説明が多いですね。この著者は、その『蒙古襲来』『秀吉の中国大返し』をとても上手く説明していました。『戦艦大和』は、ちょっと切り口が違うけど、太平洋戦争のイメージが変わるくらいのパワーがあります。船舶設計の専門家だそうで、歴史の専門家ではないことを何度も言っているけど、歴史の専門家が、歴史の常識だけで考えるから説明しきれない矛盾を解決できないんだろうと思います。これ...視点を増やす

  • お宝・お宝

    図録に掲載されている図面などは、奈良文化財研究所から出ているというから大変なものです。最近一緒に活動することが多い有田市郷土資料館の学芸員さんが企画した展示で、ギャラリートークをするというので出かけました。有田市宮崎町の浄妙寺、多宝塔と薬師堂の資料の展示です。私のような素人が見ても素晴らしい。機会をもらって知るたびに、大変な歴史を持ったところに生まれたんだなと思います。子供の頃は誰も教えてくれなかったからなにもない地域だと思っていました。どうして学校で教えないのか。「和歌山の人は、近くに素晴らしいものがあり過ぎて誰も興味持たない。」と言った人がいたけど、ホントにそうなのかも知れません。お宝・お宝

  • メモって意外と難しい

    打ち合せのメモを上手くとる。打ち合わせの相手に、簡潔に正確に伝える。・・・これがなかなか難しい。資料の整理や伝達のためにCLOUDを上手く使う方法を昨年から検討していて、いくつかを試しています。そんなタイミングで以前から付き合いのある事務機メーカーから、自社のCLOUDサービスの説明をしたいと電話があって、訪ねて来たのは20代前半の少年みたいな営業マン。説明を聞いたCLOUDサービスは、期待したのとは違って取り引きにはならなかったけど、この少年営業マンのメモの取り方が良かったんです。こちらが求めている説明を文字はあまり書かなくて、上手に図を使ってノートを取っていました。「これはいい!」文字で書くより早くて、理解しながらメモれる。誰かから習ったのかと訊くと、自分で工夫していると言う。良いものは真似しましょう!それ...メモって意外と難しい

  • 『 出会い 』

    今年は年賀状を出さないことにしました。開業以来初めてのことですが、意思を持ってサボることを選びました。このご時世、社会の仕組みも変わるし付き合いの仕方も変わってきていることを感じますが、いろいろ考えて苦しいこともあります。そんなときにとても良い出会いに感じた本。自分を「繊細」だと言ってしまうのはバカみたいですけど、この本が規程している「繊細さん」にはハマっていると思います。それを前提に読むと、とても楽になりました。自分が作った枠なのにそこから開放されるのは簡単ではなくて、けど、ちょっとしたきっかけで救われたりもします。これも出会いなんだと思います。『出会い』

  • 不思議なほど知られていないけど

    何日か前ですけど、始めて見ました。走っている電気自動車『テスラ』。カッコいいんだか悪いんだか分からないスタイル以上に、このテスラだかステラだか、毎回分からなくなる名前がヘンだと思っていました。人の名前でした。テスラ!テスラモータース設立メンバーの1人、イーロン・マスクという人が、ニコラ・テスラのファンだったからこの名前になったのだとか。(ちなみに、イーロン・マスクってこの間スペースXとかってロケット飛ばした人ですナ!)私は全く知らなかったし、多分日本人には知らない人が多いと思うけど、イギリスの工学部学生に「最も好きな工学ヒーロ」を選ぶアンケートを取ったらビル・ゲイツやエジソンを押さえて第4位に選ばれたとか。現時点で世界的には高く評価されているらしいです。この本を読む限り、確かにエジソンより天才な感じがするし、私...不思議なほど知られていないけど

  • “ 色彩 ”

    1冊の本をいただきました。著者の染色家吉岡氏とは一昨年の夏お会いして、京都祇園祭を町家の内側から眺める機会をいただきました。昨年亡くなられたことで結局それきりのご縁になりましたが、残さえたご本を見ると、改めて大きな仕事をされた人だと思います。日本人は西洋人と比べて色に疎いと言った人がいて、そんな風に思っていたときもあったけど、空気の色の違いか、日本人と西洋人の求めている有り様が違うだけで、日本人は繊細に色と向き合ってきたんだと今の私は知っています。“色彩”

  • ヒーローではないけど

    「前の大戦を石原莞爾が指導していたら勝っている」って言う人がいるけど、この小説のエピソードが史実だったら、本当にそうだっただろうなと思います。っていうか、きっとはじめから勝てない相手とは戦争していない。日華事変はあったけど、対英米戦争はなかったって言うことか!広くて深い視野を持って物事を見ないといけないね。ということなんだろうと思います。ヒーローではないけど

  • 地下の権利

    道路の地下トンネル工事が原因と思われる住宅街での陥没事故がありましたが、この権利関係がどうなっていたのか私にはわかりません。先週末、印南町に少しばかり持っている雑木林に地籍調査が入るということで、行政から依頼があって父の代理で境界確認に立ち会いました。隣接する地権者が4名参加していましたが、雑木林の正しい境界なんて誰も知らんし・・・。そんなことがあって興味を持ったことで初めて知りましたが、当該敷地の真下を高速道路のトンネルが通っている。そのことを父母も人から聞いた程度にしか知りません。どうやら工事するにあたって事業者から報告もなかったようです。地中どれくらいまで権利があるかは決まっているんでしょうけど、特に報告もなくて地権者が知らないというのはどうかと思いますナ!地下の権利

  • 『 有田川 』

    地域のことを考えるなんていうのはだいたいは、すごく若いときはあまり興味なくて、少しずつできてくる気持ちなんだろうと思います。有吉佐和子の小説『有田川』を芝居にすることを知ったときにはよく企画してくれたなぁと思いました。・・・どなたかは知らんけど。一般から出演者を募集して、知り合いが何人も出ました。2日間公演の2日目の今日観てきましたが想像以上の盛況で、想像以上の出来に感動!子供さんも大勢いました。私は随分おとなになってから原作の小説を読んだけど、小さな時からこの物語に触れるのはとても良いことだと思います。『有田川』

  • 旧湯浅駅

    新駅舎に移転して廃止された旧湯浅駅。今は囲いと施錠で中には入れなくなっています。駅ってこちらからは見るけど、こちら側はなかなか入れませんナ!文化財的建物として調査が入るとのことだったので役得(かな?)で見せてもらいました。平面的には昭和5年に出された鉄道省工務局『小停車場本屋標準図』を基準にして建てられたものに2度ほど増築されているようです。危うく解体されえてしまいそうだったと聞きますが、簡単に潰されなくて良かった。旧湯浅駅

  • 有田で○○・有田を○○

    有田市観光協会女性部会の総会にご招待頂いて、総会後の研修会で講師をさせていただきました。コロナ騒動で本来の総会時期に開催できなかったそうで、今にずれ込んで、前回ご招待いただいた時よりも参加者も少なかったようです。この非常時に観光協会の人たちに何を話すかは難しいですが、テーマは『有田で○○・有田を○○』。今まで人と人が会わなければ出来ない。出掛けていかなければ出来ない。と思っていたことが、そうでもないことがわかってきたこのことと、有田の良さを組み合わせることで新しいチャンスが見つけられるんじゃないか。というような提案をさせていただきました。有田で○○・有田を○○

  • 文化財2か所

    なんで小学校や中学校で教えてくれないのかと思うんですよね。自分が育った地域に歴史的にとても魅力的なものが沢山あることを知ったのは随分大人になってからでした。『有田地方文化財研究会』のみなさんが椒古墳(はじかみこふん)を見に行くと聞いたので、飛び入りさせてもらいました。(会員ではないけど、勝手に飛び入りさせてもらうワ・タ・シ)地元では長屋王のお墓と信じられている古墳で、東燃の構内にあって、日頃は簡単に見られないので私は初めてです。前方後円墳の“方”の部分が失われて、残っているのは“円”部分だけです。もう1か所。『正善寺の大日如来坐像』。空海は讃岐の人ですからね。四国から沢山の人が高野山を目指して、現代の初島町に船で着いて、尾根伝いに高野山を目指したのだそうです。上陸してすぐの場所にあったのが七堂伽藍の『正善寺』だ...文化財2か所

  • ひとのときを、想う。

    JTの30秒テレビCM。若い新婚夫婦の様子をドラマ仕立てで見せるんですけど、ちょっとキュンとなる感じ。喧嘩してもまだ恋人の延長みたいな感じで!最後のシーンで窓の外に洗濯物が・・・。住宅をプランするときリビングやダイニングの窓から洗濯物が見えるようなことにはしたくないと思っているけど、これだけ透明感がある演出が上手く決まっていると洗濯物もアリなんじゃないかと思わされる。ひとのときを、想う。

  • 最終的には政治かなぁ・・・

    コロナウイルスなんて怖くない。マスクなんて無意味。という説を唱える人たちがいて、論理的にその理由を説明してくれれば考えてみることも出来るけど説明してくれないので、一般に言われていることが正しいとして行動するしかないんですね。4日ほど前の夜からなかなかな高熱がつづいて、今日になって随分下がったけど、まだ続いています。2日目の午前中には保健所に電話して指導に従って受診しました。症状からコロナウイルスではないという診断でおとなしく寝ていました。家庭内ではほぼ隔離状態で。あまりに高熱が続くので、もう一度診てもらったほうがいいだろうと改めて市立病院に電話で相談して臨時に設けられた発熱外来を受診しました。原因はよくわからないけどコロナウイルスに関しては陰性。私、今の有田の谷で、コロナに関して一番安心な人かも知れません。改め...最終的には政治かなぁ・・・

  • 結果出さなくていいのか?

    感性の欠如だろうか?私にはよく理解できない。今年3月に買ったiPhoneの充電が異常な速度で減るようになりました。ある日突然です。同じ時期から、ケーブルを差しても充電が始まらない症状も出始めました。Appleのサービスに電話して、今どきですねインターネットで私のスマホを診断出来るんですね。「機械にもバッテリーにも異常ありません。」って、そうか知らんが異常な減少は起きているわけで!しばらくやり取りしたけどお話にならずに根負け・・・。今日正規のサービスセンターに持っていきました。現物を見せて、人と人が顔合わせて話しているのに、することはコンピュータつなげて検査してみて異常がないと結果を告げるだけ。数年前、車のエアコンが効かなくなって修理に出したときのこと。「コンピュータつなげてチェックしてけど正常でした。」って、「...結果出さなくていいのか?

  • 常に手元に置いておきたい感じ!

    「伝わらないのは、伝える方が悪い」勤めていたときの上司からそう教えられて、私自身もそう考えています。YouTuberも色々で、本当に良い情報を発信している人が沢山いるんですね。今では貴重な情報源になっています。そんなYouTuberさんが「とても良い」「これを読んでから仕事がスムーズになった」と紹介していたので読んでみました。確かに良い!私の環境に“社内プレゼン”はないけど、「相手に伝えるための立場。」をよく考えられる内容でした。良かったから流れでこちらも!社外プレゼン的なことは私にもあるけど、プレゼン技術の参考書と言うよりも、“状況に合せた伝え方”を考える資料として読みました。常に手元に置いておきたい感じ!

  • 『 木をかこう 』

    “木”を思い浮かべて!誰でもイメージできるんですね。“おうち”ってどんなの?だいたいの人は思い浮かぶカタチがあるんですね。このイメージできる。思い浮かぶが曲者で。最も一般的なもの、大多数のものが頭に浮かんでいるはずなのに、きっとそんなものはどこにもないんですね。年齢を重ねるほど、このどこにもないものをイメージしてしまうことが恐怖で、少しはリセット出来るかと、こんなのを買ってみました。子供向けの絵本かな?と思うけど、その割にはそこそこの漢字が使われていて、もしかしたら私のような人向けなのかも知れません。一言で説明すると。「しっかり見ようよ。ちゃんと規則があるでしょう!規則はあるけど色々なカタチがあるでしょう!」そのことに気付こうね!っていうことだと思います。毎日ではなくてもいいけど、時々思い出して、外れかけた軌道...『木をかこう』

  • ニューバージョンのワ・タ・シ

    このコロナ騒ぎが終わって、普通の暮らしに戻った時には、社会の仕組みが今まで知っていたのと同じではない。そう考えています。情報の取り方も、情報の発信方法も急激に変わると予感しています。他人様より早くはないんだろうけど、タブレットを買いました。体温を感じないコミュニケーションや、紙でない情報を疑ってきた立場の私としては、まだ相当早い導入です。持っているだけで仕事してくれる機械ではないけど、これを「でっかいスマホ」や「電気仕掛けの手帳」に使うつもりはありません。明確な(ではないナ・・・)イメージがあって、選んだ機種。今回は、意識的に時代の流れに遅れない速度で泳いでやろうと思っています。ニューバージョンのワ・タ・シ

  • 読んで欲しい

    『男はつらいよ』の寅さんの名台詞って、それはそれはいっぱいあるだとうけど、甥の満男が「何のために大学で勉強するのか」と悩んだことに答えて、「ながい間生きていればいろんなことにぶつかる。そんなとき自分のように勉強してないやつはサイコロの目で決めるか、その時の気分で決めるしかない。勉強していれば、自分の頭でキチン筋道立てて考えることが出来るんだ。」というような意味のことを言った寅さんのセリフが1番だと思っています。この著者が、そんな映画のセリフを知っていたかどうか。全く同じことを言っているのが面白いです。モノを創り出すとき、それを頭の中で考えているのは言葉です。言葉を沢山知っているほど、完成度の高いモノづくりが出来るはず。今取り組んでいる分野に限らず広く沢山のことを知っている人ほど、その狭い分野のことも広く考えられ...読んで欲しい

  • いつの神?

    須佐神社は元々ここだったんだよ。という場所。我が家の庭に出て見上げれば、目と鼻の先みたいな距離に見える山の峰ですが、初めてここに立ったときには、眺めた景色が自分の暮らす場所だと気づかないほど『聖地』を感じました。この“元”須佐神社がいつ頃から聖地だったのか私は知りませんが、近くから弥生時代の銅鐸や刀の束をとめる金の目釘が出土しているから、その頃でしょうか。そんなことを考えながら読んだこれには、記紀神話のイザナギ・イザナミまでが縄文の神。アマテラス・スサノオのあたりから弥生の神。と書かれています。米をつくっていたかどうかが分かれ目なんでしょうね。・・・古事記の編纂より、こちらの『聖地』の方が古いと思うけど!縄文とか弥生とか、2千年もまえの浮世離れした昔のことみたいに感じるけど、私達は、現代でも生活習慣の中にその時...いつの神?

  • 見つけることが楽しい んだと思うなぁ

    『あかりのテクニック』・・・おかしな言葉だけど。を解説する本は、とても夢のあることを求めながら、技術的なことを解説するので、その文章にやさしさがないのが多いように感じています。昨夜眠れなかったことで一気に読んでしまいました。これも『あかりのテクニック』を解説する本ですが、著者の自邸でのあかりの工夫を詩のような調子の言葉で解説していて求めていることと、文章のバランスがとてもうまい具合で気持良く読めました。ヒトが人工的な灯りで暮らすようになった歴史はとても・とても短い。まだまだ、それをうまく使える知恵を身に着けていないんじゃないかと思います。自分でプロだと思っている人でも理解出来ている人に出会うのは難しい。・・・そんなレベルですね。この本で伝えようとしているのは、そんな現実に絶望することはなくて、自然な光をよく観察...見つけることが楽しいんだと思うなぁ

  • あら こんなところに

    午前4時10分子供の頃からの寝付きの悪さで、こんな感じで今でも寝付けないまま朝になることがあります。独立したばかりで、仕事もその実例もなくて、時間を持て余していた頃みたいにインターネットで自分の名前や事務所名を検索してみる。っていうのを久しぶりにしました。ウィキペディアに事務所名が出てる・・・藤並駅構内の『小さな駅美術館PontedelSoguno』のことを紹介した6行の記事の中ほど、-館内の設計は建築設計事務所カオスが手掛けた-これだけですけどネ!ウィキペディアの仕組みもよく知りませんが、どなたかが上げてくれたのでしょう。なんかちょっと嬉しい。あらこんなところに

  • もう やめた

    インターネットの情報は、余程しっかりていないと出所のわからないクズ情報だと受け取った方がいいと思っています。ところが印刷物、特に本になると、そこに書かれていることは“正しい情報”。だと思ってしまいがちなんですね。マーケティングの授業だったかな?西村だか西岡だか、名前を忘れた先生の言葉を思い出します。「世の中に出ている印刷物を全部良いものだと思うな!」始めから「何かヘンだな。何かへんだな。」と思いながら読み進めていたんですね。45ページで-光の三原色が赤・黄・青-って書かれたら、この先、良さげなことを書かれていても信じて良いのやら・・・。さらに少し読み進めてしまいましたが、52ページ『電界は、電界がかかったものの周りに発生し云々』の意味不明な部分でやめました。・・・電界の内側に電界があって、更にその内側にも電界が...もうやめた

  • こんなに隙間が空くのかぁ・・・

    なんとなく世の中の緊張が緩んでいる感じがするけど、公式な場では、正しく設えた上で集まりましょう。っていう空気が残っていて、ちょっと2重構造な感じがします。和歌山県建築士会の通常総会。ご時世を考慮して、基本は書面決済で、役員だけが集まる形式でした。初めて参加したので通常の総会の様子をしりませんが、すきすきと言うか、パラパラと言うか。「正しく間隔を空けるとこうなるのかぁ・・・」と感じました。今は仕方ないけど、この状態がながく続いたら、普通の世の中が成立しませんね。こんなに隙間が空くのかぁ・・・

  • 古くて 近い

    数年前、毎日のようにテレビで気持ち悪い言葉を聞きました。『生前退位』何で『譲位』ではダメなのか、今でも解らないままです。平成の天皇が譲位するその前に譲位した天皇は、江戸時代の終わり頃の人だった。現代私達が知っている今の天皇家の直系の始まりの人。そんなことでちょっと興味が湧きました。今上天皇の報道で、有史以来ずっと続けられて来たんだろうと思っている朝儀も、ながく途絶えていたことが沢山あるようで、光格天皇が再興されたものが沢山あります。大きなのでは、大嘗会は220年余り行われていなかった。新嘗祭も270年余り。その他多数です。ご本人の功績ではないけど、今あたり前に呼んでいる、明治天皇とか昭和天皇みたいな、『○○天皇』という呼び方。院号で呼ばれる時代がながくて光格天皇が874年ぶりだそうです。落語の『崇徳院』は、何で...古くて近い

  • 宵の明星

    なかなか活発に動けなくて気持ちの沈む毎日ですが、言い方を変えてみると、昼間でも余計な電話はかかってこないし、面倒なタイミングで訪ねてくる人もいないし。ゆっくりとした気持ちになります。先週土曜日だったと思いますが、夕食後にお隣に回覧板を届けた帰り、西の空に動かない大きな光の塊が。私には、「あれ何やろ?」でしたが、家でわからないのは私だけでした。金星だそうですね。スマホのカメラではなかなか伝わる写真が撮れませんが、明るくて大きいこと・大きいこと。今日も、土曜日よりはもう少し遅い時間ですが、庭から見ました。こんな沈んだ感じのときにはこんな静かな感動がとても良くて。考え方や言い方で、随分良くなるもんだ。と思ったのでした。宵の明星

  • 少し刺激を受けました

    この異常な事態の行動の仕方で個々の思考とか質みたいなものが顕在化してきているような感じがします。昨日届いたばかりでまだしっかり見ていません。今、改めて木(樹)を学び直そう。・・・でもないのですが。何日か前同級生のお嬢さんからLINEが入りました。『杉と檜ちがいますよね』この質問では、違うとも言えるし、同じと言える部分もある。聞けば、コロナウイルス騒ぎで勤務時間が短くなって、一人暮らしのアパートに戻っても時間があるから、法隆寺と木材のことを調べてレポートをつくっていると言う。どこに発表するあてもないのに。大学で日本史を先行していましたが、お勤めは全く違うし、レポートの目的もよく解らないのですが、とにかく私が知っていることはお伝えしましょう。という感じで、電話に切り替えてで2時間ほど話しました。そんなことがきっかけ...少し刺激を受けました

  • カレンダー見ないと何の日だったかわからない・・・

    今は『昭和の日』とかいうらしいけど、今でも4月29日は『天皇誕生日』の方がシックリきます。・・・平成が30年もあったのに!今日4月29日に読み終わったのは偶然です。著者の立場から、少々身贔屓を感じなくもないけど、とても興味深くて、“雲の上”の人たちだと思うけど、一人ひとりは、それぞれに人間臭いことが面白い。世の中の仕組みが変わってしまうんじゃないか。そんなことを予感させる今の御時世だけど、2,000年以上この国が、なんとなく大きく間違わずに来られたのは、(間違ったこともあるけど)天皇を中心にした精神的な仕組みがあったからかも知れない。そんなことを思ったりもします。カレンダー見ないと何の日だったかわからない・・・

  • みんなこうしてくれれば!

    カタログが届きました。Amazonで買い物したときの段ボール箱の大きさに対して、出てくる商品の小さいことに毎度驚きますが、このシンプルな梱包は感心します。とにかくゴミが沢山出なくて助かります。シンプルな梱包は良かったけど、カタログの天地と、宛名シールの天地が逆になっているところは、このメーカーの社風が出ています。みんなこうしてくれれば!

  • ちょっと触れてみた

    信仰に興味を持ったことがありません。神も仏がなにかしてくれると思っていません。奈良や京都のお寺は、普通の人より多く行っていると思います。仏様にほとんど手を合わせたことがないけど・・・。都が京都に移ってからの仏教って、『最澄教』とか『空海教』じゃないか?とも思っているんですね。そこの考えは変わっていないのに。とくに思い当たる切掛もないけど、『最澄教』でも『空海教』でも良いような、何か自分の知らない“意味”とか“意義”みたいなものがあるような予感がしてきたんですね。で、我が家が浄土宗なので『法然入門』!“入門”書を1冊読んで理解したとは思わないけど、800年信仰されて来たにはそれなりの理由があったんだろうな。と思えるようにはなったような気はします。南無阿弥陀無仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏..........ちょっと触れてみた

  • “ 自然素材 ”

    先月スマホを新しくしました。和歌山市内でスマホを受け取って、その足で海南市の革製品の工房でスマホケースを求めました。こちらは4年ほど使ったスマホケース。写真で見ると随分汚れて見えるけど、実物はそれほど汚らしくはない。“味”なんですね。新しいのも同じデザインで、工房が「この革はなかなかいいですよ!」と自慢するイタリアンレザーの試作品。試作品で、その日に仕上がったばかりというまだ製品化されていないものです。売ってくれると言うので譲ってもらいました。内側には、革のシリアルナンバーが入っている部分を使っています。工房がワックスも必要ないと自慢するだけあって、とてもシットリとした手触りです。ちょっと机の上で引きずったり、爪で引っ掻いてしまったりしてキズが入りますが、時間が経つと消えているようです。キズが消えるのは古い方の...“自然素材”

  • 「 この世界は美しい 」

    冷え込みのせいか奈良の紅葉は和歌山の平地より美しい。昨日土曜日、近畿建築祭奈良大会に参加しました。この変形した能舞台がメイン会場。日頃積極的に参加することのないイベントンに、今回真っ先に手を上げたのは、映画監督の河瀨直美さんの講演があったから。「天才って、やっぱり天才の感性を持っているんだね。」って片付けてしまったら身も蓋もないけど・・・。彼女が何度も強調した言葉、「この世界はうつしい。」きっと、本当は彼女はそう思っていない。それでも彼女は言い続けるんですね。「この世界はうつしい。」「この世界は美しい」

  • 大島紬

    ちょっとしたキッカケで、急に関心が高まることがあります。今年5月に奄美大島に行ってから、それまで無関心だった南の島が好きになったし、全く考えたこともなかった大島紬もとても美しいと思うようになりました。このラベルは、高価な大島紬の中でも特に高級なものだそうです。奄美大島ではなくて鹿児島産だと思うけど。“キワモノ”に興味を持ってしまう私のクセで、面白かったのはこちら。上段は、長さが不足していたようです。下のは、色流れ。こんな「不合格」のスタンプがある反物が、まっとうに市場に出たんだろうか?だいたい、長さ不足とか色流れってどんな状態・・・だ?もう一つ、このステッカーが真っ直ぐ貼られているのが一つもない。この担当の人は、ステッカーを真っ直ぐ貼ることに興味がない人たちなんだな・・・きっと!大島紬

  • 真空管がどういう役目をするのか・・・

    が、よく解らないんです。と言ったら、「トランジスタと同じです。」と言われたんですけど、トランジスタがどんな役目をするのか・・・。今月の『豆の会』。先月の『茅の会』で知り合った生石ラジオ館の北村富郎さんにお願いしました。生石高原の裾野も秋の気配です。この実を何と言ったか・・・。真空管ラジオのコレクションが約100台。さらに、蓄音機も沢山お持ちの北村さん。色々なことに興味をお持ちで、予定の2時間を45分ほど超えてしまいましたが、とても楽しい時間でした。コアメンバーに休みの人が多くて、参加人数が少なかったのが残念です。以前うかがったときに気づかなかったけど、このアメリカ製のラジオがメカメカしてかっこ良かったなぁ!真空管がどういう役目をするのか・・・

  • 良い建物に触れる・空気に触れる

    大正期、大金持ちの息子で、優秀な建築家が、家の財力で、京都山崎に山を買って実験住宅を5棟建てました。そのうち、1棟が令和の今も残っています。ホントに優秀な人だったようで、この実験住宅の成果をなぜ今の時代になっても生かせていないのかと不思議です。毎月開催している有田設計事務所協会の勉強会。今月は、この実験住宅を見学しました。天下分け目の天王山。大阪府と京都府の境にありますが、この小さな谷川で分かれています。そのすぐ近くの天ぷら屋さん。お昼をいただきながら、「この建物は、築120年でしたか。」と、お店の女性に尋ねると、何をそんな短いことをっていう感じで笑われました。「150年になります。」この辺りは時間の感じが違います。公開されている実験住宅『聴竹居』室内の写真は、インターネットに公開しない旨の誓約書を提出している...良い建物に触れる・空気に触れる

  • 木を活かす建物

    尾鷲では、1週間に10日雨が降ると聞いていたけど、今日は快晴でした。三重県立熊野古道センター1度見ておきたかったけど、いつでも行けると思っていると、なかなか機会がないもので。熊野古道の世界遺産登録15周年事業の1つで、熊野古道センターを設計した広谷さんが講演される機会に見に行きました。古来の技術と、最新の技術を組み合わせて、木の建物を上手につくられています。風景との折り合いの付け方もとても気持ち良くまとめられていました。ヒノキ材をそのまま外壁仕上材として使っているので、どうしても黒ずんできます。2年ほど前に、1度洗いをかけているそうですが、黒ずむことを嫌って対策し続けるか、黒ずむことを受け入れて味わいにするか。ここでも課題のようです。木を活かす建物

  • 明恵を偲んで

    郷土の高僧明恵上人を偲んで名付けられた『月を愛でる会』月の歌人とも呼ばれたことに因んでこの名前になりました。毎年、中秋の名月に近い日を選んでイベントを開催しますが、15回目の今年は14日でした。歌って、明恵研究の第一人者(かどうかは知らんけど)、川岸大先生の講義、そして、日本で初めてお茶の栽培をしたのも明恵上人ということで、茶道教室の皆さんのお接待もあります。どういうわけか高齢化が激しいのは、私が参加するどの会でも深刻な問題ですが、『月を愛でる会』が、一番深刻かも知れません。郷土の誇り。大切に語り継いでいかないと!明恵ばりに樹上座禅の図。明恵を偲んで

  • 音楽に立ち向かう ・・・えっ?

    苦手だった科目は英語だけではありません。音楽も・・・。今月の『豆の会』、声楽家の米山茉莉子さんに音楽のご講義をお願いしました。お祖父様が、まえの東京オリンピックと札幌オリンピックで、国歌斉唱の指揮をされたという音楽一家です。前半は座学、西洋音楽の歴史のお話は、私にもなんとか入れる分野です。「声を出してみましょう!」っていう感じになると・・・。ねぇ・・・。最後は、立ち上がってシッカリ歌う。海南市民交流センターを借りての開催だったので、舞台上、写真では客席を背にしていますが、この後、客席に向かって歌いました。習った舌の使い方を頭の中で考えているうちに、ドンドン進んでしまっている感じです。音楽って難しい・・・。そして、プロってスゴイ!音楽に立ち向かう・・・えっ?

  • 見られる間に見ておかないと!

    30数年前、大阪天満宮のすぐ近くのデザイン事務所に努めていました。天神祭で龍の踊り(正式な名前を知りません)をすごい迫力で、まるで龍が乗り移ったように舞うおじさんがいて、天神祭=龍の踊りのおじさんだったので、実家に戻ってからもあの踊りが見たくて、奥さんを連れて天神祭に出かけたこともあります。以来、テレビで天神祭の話題を観ると「今でもあのおじさん元気にしてるかな。」が、我が家の会話になっています。で、さっき。エレベーターの打合せでメーカーの担当者さんに来てもらいました。漢字の読みが珍しかったので、ご出身を尋ねたら、大阪天満宮のすぐ近くで、天神祭はお神輿の担ぎ手で参加していると言う。龍の踊りのおじさんのことを尋ねたら、もうギリギリな状態で、この先どうか。という感じのお話でした。ご存命がうれしかったけど・・・。ぜひ来...見られる間に見ておかないと!

  • 豊かさ を感じました

    スイッチを入れたら玉音放送聞けるんじゃないか!と思ってしまいます。『茅の会』、今月は紀美野町で生石ラジオ館を主宰されている北村さんのお宅におじゃましました。古いラジオのコレクターで、100台ほどコレクションされているそうです。壊れたのを買って修理されるそうですが、実際に聞くのは限られた機種だそうで、「どれで聞いても、同じ放送だから」と言ったのはご本人だったかどうか・・・。興味深いのはこれ。南海電鉄ブランドのラジオです。電鉄会社は発電所を持っているので、電車を走らせて余った電気を売りたい。だからラジオを普及させて電気を使ってもらおう!っていう、なかなかな発想!日本放送協会の認定ステッカーが貼られているのも、そんなことだったんだなぁと思います。ドイツ製はドイツらしいデザインアメリカ製はアメリカらしいデザインラジオ以...豊かさを感じました

  • まようんですよね・・・

    お昼過ぎ、にわかに降り始めたと見るうちに、大雨になって驚きました。我が家の庭で、母屋と離れをむずぶ飛び石です。石の方が地面よりも高くないと雨が降ったときに足が濡れて飛び石の役目をしないのですが、芝生を刈るときに際刈りが増えて面倒だという理由で、随分前に父が地面より下げてしまいました。こうしたことで、芝刈り機で一気に通り過ぎるだけで済むので確かに便利!ただ、雨降りには歩く場所がなくなってしまいます。(特に、我が家では写真の部分に雨が集まってくるカタチになっているので、けっこうたいへん!)芝刈りのときの便利と、雨の日の便利と、どちらが正解か、私には何年も正解を決められずにいます。まようんですよね・・・

  • 古い話です

    34年という、過ぎた時間のながさに驚くけど、ジャンボ機が墜落したっていうニュースを見てから、青年上野山は四国を周る旅に出ました。香川・松山で、思いで深い出会いもあって、高知では友達に会って、案内してもらった今ほど有名ではなかった四万十川の美しさも印象的でした。さて、帰りの手段をどうするか?お盆で、どの交通手段も混んでいて大変。あれだけ騒いでいる事故の5日後だから、きっと飛行機には空きがあるだろうと考えて、高知空港。若造の考えなんて浅はかなものでした。高知→伊丹便は満席。キャンセル待ちは長蛇の列。諦めかけた頃に、臨時便が出るとのアナウンスがあって、どうにか帰ってきました。思えばあれが唯一のYS-11体験。バスみたいな飛行機でした。ヒトは事故のニュースくらいで飛行機を避けたりしない。この時期、日航機の話題とセットで...古い話です

  • 人のフリ見て・・・

    縁あって、有田市観光協会さんの女性部会総会に来賓扱いで出席させていただきました。年間を通して、たくさんの活動をされています。私の不勉強もあるのだろうと思いますが、そんなに沢山の活動されていることを知りませんでしたし、広く皆さんにも知られていないだろうとも感じました。それは残念なことだと思うのですが、他人様のことではなくて私達、建築の立場も同じように、地域に認知される働きかけを出来ていないことを反省しました。保育園でお世話になった先生も観光協会のメンバーで、五十何年ぶりだ?の感動の再開でした。人のフリ見て・・・

  • 昭和歌謡 を解く

    音楽界でも、クラシックの人は、歌謡曲なんか興味ないかと思いますが、そうとは限らないようで!ながくブログを書いていなかったので、紹介していませんでしたが、ずっと続けていて、今回で第72回になる『豆の会』。和歌山大学名誉教授の米山龍介先生にお願いして、歌謡曲、特に昭和歌謡を解説していただきました。『豆の会』としては異例の満員御礼!ご自身は、オーボエ奏者ですが、近年は昭和歌謡を研究され、今年春の退官後もその分野の授業を依頼されて名誉教授として大学に残られたということで、私達が聞いても非常に楽しいお話でした。(音楽が不得手な私が詳しく書くと、間違ったことを書きそうなので、具体的な内容は省略・・・)特に、「津軽海峡冬景色」には強い思い入れがおありのようで、先生熱弁の図。「大学教授の音楽解説」なんて言うと、とっても難しそう...昭和歌謡を解く

  • 建築防災への対策 のおはなし

    たくさんの経験を重ねて、日本の建物は随分安全になってきたんだろうと思うけど、ヒトの力はまだまだ未熟なようで、大きな災害がある度に大変な問題を目にします。先週金曜日。建築家協会を代表して長いタイトルの会に出席しました。『建築物の耐震対策及び応急危険度判定協議会第18回総会』・・・こんなん、長すぎて手帳に書けない!県・各市町村の担当者、建築各団体の代表者が集まる75名ほどの会議で、毎度お決まりどおりにまとまる会議ですが、基調講演がいいんですね。今回は、主に建物の火災についてのお話でした。「日本の建物は、火災にも強くなっているんだろう。」と思うけど、現実には期待するほどにはなっていないようで、大きな火災の報道をよく目にします。ただ、古い建物のこともあるし、新しい建物の場合でも、何に問題があったかの研究はすすんでいるの...建築防災への対策のおはなし

  • まず、大切にすること

    最新を追いかけるのが悪いことだとは思わないけど、その前に大切にしないといけないことがあるんじゃないかと思うのです。『竹中大工道具館』私は2度目です。キチンと緊張感があるのに、とても気持ちいい、穏やかな気持ちになれる建物。名前通り、大工道具の展示もしっかりしていて良いのですが、先人が、“木”と向き合ってきたことをとても良く伝えられる施設だと思います。この茶室のスケルトンを見るだけのために神戸まで行っても良いんじゃないか!と思うんですね。こちらは、唐招提寺の枡組。これも実物大です。これ、うちの事務所にも欲しい!木材と、そのカンナ屑の見本。・・・こんなデッカイのどこに置くネン!前回、こんなのがあることに気づかなかった庭。これは、色んなインスピレーションが湧くなぁ!建物は、とても密に人と触れ合うものなので、身体・心が、...まず、大切にすること

  • 価値観色々

    和歌山では、第何回になるでしょうか?『日本書紀歌謡レクチャーコンサート』最初から興味深いテーマでしたが、さらに完成度が上がっていると言うか、空気感ができて来ている感じで、気持ち良い時間でした。龍笛を担当されている久保順さん。11歳のときにフルートでニューヨークに留学して、ジュリアード音楽院にすすむ。っていう、私の環境ではテレビの中の話みたいな経歴の人です。本格的にお話したのは、夕食をご一緒した今日が2度目かな?前回は、お酒を飲みながら朝方4時頃まで、「私眠いので・・・」と言われるまで話し込みましたが、日本人らしい感性と、ながく西洋人社会で暮らした価値観が混じった感じで、お話が面白いんですね。今日一番興味深かったのは、「日本の神話の神様の子孫が、現在も存在する天皇になると言う部分が、西洋人が理解できるように説明で...価値観色々

  • 女の執念 ・・・か?

    この貝殻。海のすぐ近くでもないのに、なんでこんなところに?奄美大島3日目=最終日は、11時55分の飛行機までの時間に行ける所をということで、田中一村が終焉をむかえたという家。人気の日本画家が最後に暮らしたにしては、みすぼらしい気がしますが、趣にも感じられるから不思議。この裏で貝殻を見つけたけど、ひょっとしたら南国のカタツムリだったんだろうか?もう1か所。こんなジャングルみたいな所を通って、ただでさえヘビ嫌いなのに、洒落にならんヘビがいるかもしれんのに・・・ハットロックという所があります。岩の窪みがハートの形をしていて、潮が引くと水たまりがハート型になります。ちょうど干潮の時間帯でだったのですが、波が荒くて近づけませんでした。遠くからだとハート型がひずむので、本当は、近くに行って上から写真撮るのがいいんですね。こ...女の執念・・・か?

  • 旅の出逢いもいろいろ

    加計呂麻島、デイゴの花は、例年より早かったようで盛りを過ぎていました。近くのカフェで注文したグァバジュース。グァバというものが桃みたいな味がすると知らなかったので、私には飲めなくて、お店に悪いことをしました。南の島は、そんな呑気なことばかりではなくて、辛い歴史もあります。島尾敏雄という作家を私は知りませんでした。今回の旅行の下調べをしていて、加計呂麻島に文学碑があることで、初めて知った名前です。出身地ではないこの島に文学碑がある理由は、戦時中、島のこの入江に特攻艇・震洋を隠しておく基地があったそうです。---こんな穴が、堀り掛けも含めていくつもあります---島尾は、この部隊の隊長で赴任して、常に死を覚悟して生きていたのですが、ついに、出撃命令がないまま終戦をむかえたのだそうです。戦争で死を覚悟していた人が、生き...旅の出逢いもいろいろ

  • 『女もつらい』 のかどうかは、知らん・・・

    奄美大島古仁屋の港からチャーター船で15分。加計呂麻島の海も青かった!曇り空のために、少々過激な加工が入っているけど・・・。皆さんご存知、『男はつらいよ』第48作=最終作のロケ地だった加計呂麻島。このガジュマルの木からデイゴ並木を抜けて、甥の満男が、リリーさんの家に向かいます。この石塀越しに、満男と寅さんの偶然の再開。「ンな偶然ないわッ!」って、つっこみたくなるけど、『男はつらいよ』って、そんなんばっかりなので、まぁOK!実は、『男はつらいよ』最終作のロケ地って、加計呂麻島以外に震災直後の神戸と、もう一つ岡山県の津山・勝山があるんですけど、ここには、今年の3月に訪れていました。オープニングで出てくる勝山。こちらは、映画を観ればこの街だとしっかり解ります。そして津山。こちらは、少しわかりにくい。狙ったわけでも、ロ...『女もつらい』のかどうかは、知らん・・・

  • 奄美大島 初日は快晴

    絵画は、その時の印象を描きとめるもの。写真は、事実を記録するもの。ながくそんなイメージがありました。どうやら、写真もその時の印象を残す道具らしい。そんなふうに思い始めて、自分なりに印象を表現することを工夫し始めてから、少しずつ自分の写真を見ることが楽しくなってきました。先週月曜日、奄美大島初日は快晴でした。海は青い。空も青い。なんと言うか・・・。南国!旅すれば、必ず出会いと気づきがあります。名前くらいしか知らなかった日本画家・田中一村。作品もいいけど、田中一村記念美術館。空間がいい。モチーフは、おそらく島の高床式倉庫だろうと思います。その土地の歴史・文化を良く建築に取り込んだなと感動。大島紬も、染から始まる工程に触れると、少しだけですがその良さが理解できた気がします。ホテルのロビーで見た大島紬がモチーフの壁飾り...奄美大島初日は快晴

  • なんで、もっと有名じゃないんだろぅ?

    この祭壇は、ケネディ大統領の葬儀で使われたものだそうです。奄美大島で、朝食までの時間にホテル近くの街を散策していて見つけたカトリック教会。ミサの最中でした。教会の中って、どこもとても気持ち良いんですよね。道路から覗いたこの教会も、とても気持ち良さそうな空間でした。ミサが終わるのを待って、入れてもらいました。大阪船場あたりで日本語を覚えたんだろうか?と思うような、ベトナム人神父さんが、この教会のことを色々話してくれました。お話の中で出てきたのが、正面に置かれた大理石の祭壇。1963年にケネディの葬儀で使われた祭壇を当時のアメリカ人神父が貰い受けて、1964年にアメリカの軍艦で、奄美大島のこの教会に運んできたのだとか。旅に出ると、こんな予想していなかった出会いがあります。なんで、もっと有名じゃないんだろぅ?

  • あ・と・の・ま・つ・り

    こっち向いていた舞妓さんを撮ろうとしたけど、カメラが間に合わなくて残念・・・。京都って、特別な感じがのことが沢山あって、祇園祭とかは普通テレビで観るもので、仮に見に行くことがあってもこんな2階から見ている人って特別な人達なんだろうっていう感じでした。で、縁あって昨日(もう一昨日だ)祇園祭に出掛けました。で、縁があって2階から見せてもらいました。登録有形文化財吉田家の2階。特別な感じではないけど、“参加している感”はあったかな?染色家吉岡幸雄氏のご配慮で実現したものですが、「祇園祭って終わってるでしょ?」って言う人が何人かいました。祇園祭には[前の祭り]と[後の祭り]があって、今は後の祭りなのだそうです。前の祭りは、テレビとかでも取り上げられて観光客が沢山来て華やかなのだけど、後の祭りの方が、本来の祇園祭の趣だと...あ・と・の・ま・つ・り

  • どちらも “ 口から入るもの ” なのに

    今は会うこともなくなった女性ですけど、インスタントラーメンを食べたことがない。母が許さなかったから。と、話したことがあって、取り立ててお嬢様ということはなかったけど、ちゃんとした家庭で育ったんだねぇ!と思ったものです。同時に、日本人のお腹を満たしてあげたいと思って苦労してインスタントラーメンを開発した安藤百福って、気の毒やなぁってなことも思ったんですけど。食の安全を言い続けている黒田街子さんによると、週刊新潮で買ってはいけない食品のランキングが特集されていて、売り切れ続出の上に、定価以上の値段で取引されているのだとか。解りやすいから、食べてはいけない食品の話は反応がいいんですよね。そのことに異論はないけど、呼吸で入ってくる体に悪い物のことをみんなあまり考えない。部屋中新建材まみれの部屋で化学物質いっぱいの空気を...どちらも“口から入るもの”なのに

  • 届かなければ知られないので!

    結果が出るまで続けられたら誰でも成功する。んだろうと思うけど、そうなる前に息切れしてしまうことが多いようで、私の周りでも意気込んで始めたことをやめてしまう例がけっこうあります。結果が出るための大切なことの一つが発信力なんだろうとなと考えながらお話を伺いました。今月の『豆の会』。カフェ55オーナーフードコーディネーターの家本幸さんにお話しいただきました。コミュニティレストランの企画運営に成功されたあと、マスコミとのつながり、大学との協働などを経て今のカフェをされていますが、その間に休むことなく多方面の活動を続けられているんですね。発信力があって、世間に早く認知されたら息切れすることなく次のステップに進める。私なりの理解ですが、少し時間をかけて考えてみたい課題が出来た気がしています。届かなければ知られないので!

  • “ 価値 ” と “ 値段 ” のバランス ・・・なのか?

    モノの値段の付き方って解りにくいことが多いんですよね。実際、“定価”なんて私は信じません。著者のことを調べていて、たまたま見たamazonの古本。私が十何年か前に新品2,400円で買ったのを古本で10,000円くらいの値段をつけているお店がある・・・。こういうのが時々あるけど、本気で売るつもりの値段だろうか?私が持っているののコンディションだったら、[ほぼ新品]は無理でも、[非常に良い]程度は間違いないけどなぁ・・・。“価値”と“値段”のバランス・・・なのか?

  • 今必要な刺激だった ・・・かな!

    日光東照宮以来の衝撃!東照宮以上かも知れんけど・・・。今年前半は出掛ける機会が多くて、一昨日は東京でした。キルト作家の黒田街子さんと、私も顔なじみの生徒さん達が出展しているキルト展が、ホテル雅叙園東京で開催されています。面白い建物なので見に来ませんか。と招待券を頂いて行ってみました。元々は、宴会場が何棟か建っていたのだそうですが、昭和10年に建って、戦災も切り抜けたらしい木造の100段階段部分だけが残っていて、近代的なビル群と組み合わされています。宴会場・・・この部屋で落ち着いてお酒飲めるのか?こんなタッチの部屋が階段に沿って何部屋もあります。時代とのバランスが良く解らないけど強烈!お金を掛けて作られているのは間違いなくて、この収まりなんかは、なかなかな技ですね。繊細な仕事です。トイレが面白い。まず、木造部分の...今必要な刺激だった・・・かな!

  • 初めての経験

    田舎に住んでいると、他人様の直後を歩くなんてことはないけど、大阪難波あたりの歩道だと、ピッタリくっつくみたいな距離で歩いていますナ!帰り道、直前にいた若い男女が歩きながら顔を近づけたと思ったら、いきなりキス!生涯で一番近い距離で見たキスだった気がする・・・。そんな出来事で、浮世に引き戻されたと言うか、違う世界に引き込まれてしまったけど、ご招待いただいて、雅楽の演奏会に出掛けました。ところは国立文楽劇場。音楽って“時間の芸術”だと思うけど、もらったパンフレットの解説によると、雅楽には時間の概念がなくて“空間の概念”で構造化されている表現があるのだとか。そう解説されると、とても腑に落ちると言うか、合点がいくと言うか。「なるほど!」って思ったなぁ。初めての経験

  • 瀬戸の・・・

    “島”って聞くと、住民どうしが全員知り合い!みたいな小さなのをイメージするけど、そんなことはなくて車で何時間も走るような規模でも“島”なんですよね!『茅の会』恒例の“修学旅行”。今年は、瀬戸内の島2つ。直島と小豆島でした。向かう途中、昼食に立ち寄った備前焼の産地で、1年に何度もないという窯出しを見られました。なかなか幸先いい出だし!で、まず向かった直島。早速アートが迎えてくれます。草間彌生さんの水玉のかぼちゃ。近くにはこんなのも!これは中から見たら気持ちいい。黄色いかぼちゃは、島の反対側くらい遠い所に。こんな表現をしている作家もいるようです。♪おやじの海発祥の地なんて、この島を訪れる人のどれだけが興味あるかと思うけど・・・。瀬戸内海は狭い所に船がいっぱいなので、こんな写真も撮れる。移動中に偶然見つけた崇徳天皇宮...瀬戸の・・・

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