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2014/10/09

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  • 1月31日 その2 「アジアの諸国の実情を知らなかったのだろうか」の改訂版です

    マスコミはアジアの諸国の実情というか現実を知らなかったのだろうか:私はマスコミが「広域強盗団の首魁がフィリピンのマニラの収容所から指令を出していたようだという、この近頃世間を非常に騒がせている広域強盗団の在り方を如何にも初めて知ったかのように報じている」のには疑問を感じざるを得ないのだ。では、何が疑問なのかと言えば、彼らはアジア諸国に駐在の記者(特派員では余りに時代感覚に欠けると思う)を置いているのだから、各国の治安というか安全保障というのかの実態を知らないはずはないと思うのだ。彼らは何らかの形で伝えておかなかったのは責められても仕方がないと思う。私は海外の事情を経験するという点では多少晩生(オクテ)で37歳になった1970年に初めて東南アジアの4ヶ国に出張する機会を得た程度だった。なお、韓国には1971...1月31日その2「アジアの諸国の実情を知らなかったのだろうか」の改訂版です

  • アジアの諸国の実情というか現実

    マスコミはその実態を知らなかったのだろうか:私はマスコミが「広域強盗団の首魁がフィリピンのマニラの収容所から指令を出していたようだという、この近頃世間を非常に騒がせている広域強盗団の在り方を如何にも初めて知ったかのように報じている」には疑問を感じざるを得ないのだ。では、何が疑問なのかと言えば、彼らはアジア諸国に駐在の記者(特派員では余りに時代感覚に欠けると思う)を置いているのだから、各国の治安というか安全保障というのかの実態を知らないはずはないと思うのだ。彼らは何らかの形で伝えておかなかったのは責められても仕方がないと思う。私は海外の事情を経験するという点では多少晩生(オクテ)で37歳になった1970年に東南アジアの4ヶ国に出張する機会を得た程度だった。なお、韓国には1971年に出張の機会があった。これら...アジアの諸国の実情というか現実

  • 1月30日 その2 迷惑メールの状況

    迷惑メールの襲来は第8波と共に減っていくのか:今回もこの毎日大量に押し寄せてくる迷惑メールの状況を取り上げてみようと思う。正直に言えば、毎朝PCを起動させて「さて、今日はどのくらい来ているのかな」と興味を持ってOCNが送ってくれる「ブロックしたリポート」を開いているのだ。毎回述べてきたことで、このOCNの有料サービスを利用すれば、何百本来ようとも一括された表になってくるから、内容を一覧してから一括して削除すれば済むこと。その数は恰も第8波がどうやら終息に向かっていて「感染者は前週の同じ日よりも減少」とのと同様に、迷惑メールの本数も今月の中旬から順調に減りつつあるのだ。即ち、今では「今日はどれほど減るのかな」という興味も出てくるという気分にさせてくれえいる。具体的に言えば、昨年12月は漸増傾向を辿り、今にも...1月30日その2迷惑メールの状況

  • 「大学通信」の調査によれば

    進学高校の生徒が選んだ大学は:私は後期高齢者の範疇に入れられるようになってから、何時の間にか大学や高校や偏差値等の調査に興味と関心を持つようになり、その関連のニュースをネット上で読むとか検索をするようになっていた。インターネットの事情に明るい人物に聞けば、Google等はこういう傾向を調査するようなシステム(と言うのかな)があるので、その結果に従ってその関連の情報を送り込むのだそうだ。それかあらぬか、昨日はらくらくスマートフォンが鳴ったので開いて見ればGoogleには、時事通信が「大学通信」が世に言う進学校624校で生徒たちが希望する進学先を調査した結果が送られてきていたのだった。「またか」とは思ったが「どれ、どれ」とばかりに読んでみた。そこには一寸意外な結果が出ていた。それは上位10大学には多くの調査で...「大学通信」の調査によれば

  • 1月29日 その2 木原誠二官房副長官は態度が悪いのか

    脚を組みポケットに手を入れるのは:時事通信は「岸田総理の側近には・・・」と、私が取り上げた疑問点を報じていた。その中で木原誠二官房副長官の態度は動もすると傲慢と見られがちで、特に他人様の前で脚を組むことが非礼であるが如くに扱われていた。その脚を組むことについて木原氏は「欧米では一つの流儀」と回答。」と答えたそうだ。私はこの「脚を組むこと」については、ウエアーハウザーで私より1年後にA総合商社から転進してきた、業界で鳴らした腕利きで、非常に英語力が高いことで知られていたニューヨークとカナダのヴァンクーヴァーで合計10年ほども駐在経験の持ち主のF君が示したことを取り上げたい。それは、彼が本社のマネージャーがお客様の目の前で脚を組んだことを厳しく叱責した言うなれば驚きの出来事だった。私は今でも鮮明にその時の様子...1月29日その2木原誠二官房副長官は態度が悪いのか

  • 蔦の絡まるチャペルで賛美歌を

    近頃の大学の評判を考える:私はBSTBSが土曜日の朝4時45分から流す「名曲ミニアルバム」を好んで見て(聴いて)いる。その訳はコーラスをする(流行歌手たちとは違って)キチンと発声の勉強をした男女の規律正しい歌い方が好ましいのと、我が国古来ではなかった、大正から昭和の良い歌を歌っている人たちの無我の境地に入ったというの、あるいは恍惚とした表情に魅せられているからなのだ。その「名曲ミニアルバム」では、昨日故ペギー葉山(青山学院高校出身)が歌ったので人気が高かった1964年の曲「学生時代」が出てきた。これは平岡精二が作為作曲していたが、何十年振りかでこの歌詞を聴いて「なるほど、青山学院大学が高校生の間でも社会人を調査しても、非常に人気も評価も高い訳は、多分この辺りにあったのではないか」と想像していた。それと言う...蔦の絡まるチャペルで賛美歌を

  • 現実の出来事はテレビドラマよりも凄い

    広域強盗に思う:全てのコイン(硬貨)には両面がある:この件は昨日「我が国の治安の悪化現象か」と題して取り上げたばかりだが、事件の詳細が報道されるにつれて「両面性」が際立ってきたと思わせられている。言ってみれば「如何なる作家も思い描けなかった脚本」のようなのだ。だが、その前に「なるほど、そういう事が起きていたのか」と痛感させられたことを取り上げておきたい。それは「フィリピンで入管の収容所に留め置かれている強盗団の首魁が看守に賄賂を渡し、SNSを使って実行犯を募集して指示を出していたこと」なのである。私は20世紀中に「携帯電話は今世紀最悪の開発商品」と論じて「文明の利器を非難するとは」と非難攻撃された経験があった。同様に「スマートフォンは21世紀で最悪だ」と断じてあった。スマートフォンという良貨の裏面には:そ...現実の出来事はテレビドラマよりも凄い

  • 最近のニュースから

    気になる話題を:森喜朗元首相:岸田政権がウクライナにあれほど肩入れしている状態に懸念を示しておられたそうだ。解説では「森氏は在任中にロシアとの国交に注力されたので、自分が築き上げた関係が崩されていくのは決して愉快なことではないので、あのように言われたのでは」となっていた。私には何となく裏の読み過ぎのように聞こえた。私はロシアというかプーチン大統領のあのウクライナ侵攻は決して宜しくないと思うが、ウクライナが交通事故の診断にあるような「10ゼロ」のように正しくて100%ロシアが悪いと立証されているのかなと、何らの具体的知識もなく何度か述べてきた。断っておく必要もないと思うが、一般人である私はマスコミ報道だけからしかあの侵攻問題などを判定出来ないのだ。故に、某元大使が指摘された「返り血を浴びるような制裁を科すと...最近のニュースから

  • 「運」と「運命」の考察

    90歳に達して「運」と「運命」を振り返って考えてみた:先日、湘南中学以来の級友(即ち、同期生)と90歳になった事を語り合ってみた。彼は70歳代後半になって庭仕事をして腰骨を粉砕骨折して長期療養せざるを得なくなった後では肺癌を患うなどして、今では杖なくして行動出来ないと言いながら、明晰な頭脳は変わっていない。私は「この年齢にまで達し得たことは有り難いと思うが、これほど頻繁に命に関わる病気ばかりでは」と嘆いてしまった。彼が言うには“「人生僅か50年」の時代から今や「100歳が当たり前」と言わんばかりになった。長生きすれば短命の時代とは違って大病に罹るのは仕方がないことだと思うべきでは”なのだった。彼は更に「君は幸運だと思うべきではないか。それは奥方が健康で二人で暮らせている事を言う」と指摘した。それと言うのも...「運」と「運命」の考察

  • 2022年12月の新宿区の人口

    2022年12月の新宿区の人口は前月比556人の減少で346,279人になっていた:ここ東京都新宿区は有り難いと言うべきか不思議とすべきか、一昨日から大寒波の襲来で万全の注意と事前の準備を怠らないようにとマスコミが懸命に報道し且つ警告しているにも拘わらず、2日前に朝方ほんの少し雪のようなものが降っただけで、特に耐えがたいほど寒いとか何か生活に支障がある現象が起きていなかった。このコンクリート建築の我が家の今朝4時の室内の温度は19度、湿度は30%には下がっていたが、空調を動かせば直ぐに22度ほどに上がってきていた。「矢張りこの住宅の構造は有り難いな」と痛感させられた。それでも昨24日は外出もせずにジッと安全を期して部屋に籠もっていた。午後には1階の郵便受けまで降りてみると、冷たい風の所為か建物の中でも体感...2022年12月の新宿区の人口

  • 私がアメリカを語れば

    インサイダーの一人だった私がアメリカを語る:私は少なくとも22年間もインサイダー(insiderで、ジーニアス英和には「内情に明るい人、消息通」とあるが、そんな程度ではないと自負している)としてアメリカの会社に勤務してきたし、上はCEOから労働組合の幹部たちともマスコミが言う「ファーストネームで呼び合う間柄」になっていた。大体からして本部の機構に所属する者が、合同組合員と接触することそのものが例外的な国なのだ。管理職たちの家庭にも普通のことのように入っていったし、奥方や子供さんたちとも交流していた、英語でね。そこで、彼らの礼儀作法にも、言葉遣いにも、習慣にも、仕来りにも触れることができていた。ここで何が言いたいのかと言えば「私が長い間身を置いてきたアメリカのビジネスの世界と、彼らの家庭を通して見たり聞いた...私がアメリカを語れば

  • 矢張り相撲は面白かった

    貴景勝の微妙な優勝に思ったこと:深読みというか「裏」を読みたがる私にとっては、昨日に千秋楽を迎えた相撲は、それなりに「面白かった」と思わせて貰えた。私は「相撲とはスポーツではなく興行だ」と決めつけているが、その根拠の一つに「千秋楽」という言葉を使っていることを挙げたい。それは、広辞苑には「千秋楽とは演能の最後に日に千秋楽(終わりにある文句)を謡ったことからとも言う」演劇・相撲などの興行の最後の日」とある事も示しているともう。柔道の大会で決勝戦の日を千秋楽とは言っていない。先場所で私が最も興味深く見ていたことは「相撲協会が横綱も大関も一人しかいなくなった事態をどのようにして解消しようと試みるか」だった。具体的に考えれば「どうやって貴景勝の昇進を横綱審議会(だったか?)の議題にかけられるまでの成績を挙げさせる...矢張り相撲は面白かった

  • 卒寿に達して思う事

    此の世では望まなかったことは達成出来るもののようだ:大学1年のことだったか、苦手とする物理の神父様ではない日本人の教授が「此の世では、若いときには何としても達成したいか、手に入れたい夢のようなことがある。だが、そう心から望んでいるときには達成出来るとか手に入る事は滅多にない。だが、不思議なことに、そんな事をすっかり忘れて「達成しようとも、達成したいとも、達成出来るとも考えなくなったときに、それは思いがけずにアッサリと出来てしまうものだ」と聞かされたことがあった。実は、何を隠そうこの私は英語が話せるようになるべく、GHQの秘書の方に厳しく教えて頂いた後の高校の頃と、大学1~2年の頃には、アメリカは何とかして出来ることなら行きたい、行ってみたい“landofdream”だった。だが、その希望も夢も叶わずに大学...卒寿に達して思う事

  • 卒寿の東京見物

    経済は激しく回っているだろうなと痛感:だが、あれほど超後期高齢者を圧倒していた東京都心の賑わいでは、COVIDの第8波など収束する可能性は限りなく低くなりはしないかと少し怖い思いだった。土曜日で晴天であったことも後押ししたのだろうが、有楽町駅前から豊洲に向かった東京随一の繁華街だと思う町並みの人出は想像以上で、恐らくCOVID以前の活況を見せていたと思う。何処の駐車場に入っても満車の状態で、話は違うが「我が国はもしかするとアメリカ以上の車社会か」と感じていた。最初に新大久保から山手線で降り立ったのは懐かしき有楽町。満員の山手線の電車内では何とか優先席を確保して座っていた、高齢者らしく。目的地は新国際ビルなのだったが、その前に在職中には「人生の半分は過ごしたのではないか」と冗談を言った新有楽町ビルを通り抜け...卒寿の東京見物

  • 相撲否定派が「相撲」を語ろう

    相撲は面白いのだ:先ず誤解されないように確認しておくことがある。それは「私は相撲をスポーツの範疇に入れるのは誤りであり、あれは江戸時代から連綿と続く我が国独得の歴史と伝統がある『興行』であるのだから」と長年主張してきた。また、President誌上で大前研一氏が「公共放送などを自任しているNHKが昼間から下位の取り組みまでを中継放映するべきか」と批判しておられたのも、尤もだと思わせられた、娯楽の部類に入れたい性質なのだ。このように私は相撲に対して否定的なのだし、実際に最後に見る機会があったのは「桟敷」からで、それも偶然に招待して貰えた1994年1月のことだった。その際あらためて感じたことは「この興行は飲食を楽しみ、お土産の品物を頂戴する傍ら取り組みも見るような仕組みになっているのか」だった。それに、否定派...相撲否定派が「相撲」を語ろう

  • 大学生の就職希望先の調査を見て思うこと

    総合商社希望とは「我に七難八苦を与え給え」か、と思った:去る18日に産経新聞社がワークス・ジャパンと調査した2024年卒業予定の大学生の就職希望先を調査した結果を発表していた。予想通りに文系の学生の総合では伊藤忠商事が第1位だったし、文系女子でも伊藤忠商事だった。私には最早商社の中のリクルーターたちの声を聞ける機会もないが、学生たちがどのような物の見方と、個人の希望と、会社という存在をどれほど理解し認識した上で、総合商社を選んだのか訊いてみたい気もする。生産現場の勤務がある製造業の会社を希望しない学生が増えたという流れは、もう覆しようもない所まで来ていると認識しているが、「文系総合」の上位10業種には製造業は1社もなく、伊藤忠商事、住友商事、三菱商事、三井物産という順番で4社が入っていた。他には損保ジャパ...大学生の就職希望先の調査を見て思うこと

  • 続・ビジネスマンの服装学

    服装学の細部を語ろう:アメリカ人の会社に入って「服装」について見えてきた事はと言えば「その地位に相応しい服装が求められている」という事だったと思う。「そんな事は当たり前だろう」と言われるかも知れないが、それが先頃詳細に述べた“ANewDressforSuccess”(邦題「出世する服装」)にあるような細かい決め事なのだ。簡単に言ってしまえば「あのような決め事に従って、上に行けば行くほどそれなりに服装に気を遣うし金もかけていくようになる」のである。それと共に気をつけなければならないことがある。その一例を挙げておくとジョン・モロイは「黒いコートを着てはならない。それは支配階層のものではないから」としている。「そう言われて見れば、そうだな」とは感じていたが、アメリカは車社会の国なので、冬場でもコートを着て外を歩...続・ビジネスマンの服装学

  • アマゾンの成長・発展・普及に思う事

    アマゾンが時代を変えてしまったのでは:つい先日、息子が手配してくれたことで、初めてアマゾン「置き配」を経験した。無闇に大きな段ボール箱だったが持ってみたら軽かった。中を開ければ大きすぎる箱に大量のざら紙を丸めて緩衝材にした品物が入っていた。当方は段ボール函には詳しい訳ではないが、アマゾンが常備していると思う既製品の箱に丁度良い大きさのものがなかったので、こうせざるを得なかったのだろうかと察した。私のように旧世代に属して、70歳になってから止むを得ずPCを導入して仕事をするようになり、一昨年に一念発起してスマートフォンに切り替えたようなのでは、買い物とは予め市場価格を調査してから店に出向いて品物を見て触れて、宜しいと判断出来てから現金を払うという順序立てになっていた。しかしながら、ICT化やディジタル化が進...アマゾンの成長・発展・普及に思う事

  • 2021年度世界の紙パルプメーカー上位75社

    今昔の感に堪えない統計だった:この度、アメリカの紙パルプ技術協会(TAPPI)が発表した世界の上位75社の詳細が、紙業タイムス社の「FUTURE」誌23年1月16日号に掲載された。一読しての率直な感想は「今昔の感に堪えない」なのだった。それと言うのも、以前は常に上位にあったWeyerhaeuserの名は最早見えなくなっているし、多くのアメリカのメーカーの社名を見ると「はて、これは何処と何処の合併だったか」と混乱するばかりになってしまったのだから。それもそのはずで、私がリタイアしてから今年で29年目になったし、その間にアメリカというか世界の紙パルプ産業界では壮烈な「業界再編成」が急速に進んだのだから。その結果というか何と言うか、世界最大の製紙国は中国であり、アメリカが2位で我が国は3位なのだ。またこの統計を...2021年度世界の紙パルプメーカー上位75社

  • 1月16日 その2 ビジネスマンの服装学

    私の「ビジネスマンの服装学」:以下は15日に掲載した「アメリカの現場で学んだ服装学」を加筆訂正したものと思ってお読み頂ければ幸甚である。私はアメリカの典型的な上流階級でありビジネスの世界を支配する階層の人たちの会社で22年以上を過ごしたので、彼らからその厳格な服装学を現場で学ぶ事が出来たという事。今や今や忘れてはならない事は「アメリカのこれという企業では、最早管理職にまで生き残る為にはMBAは最低の条件であること」なのだ。それも、州立大学ではなく、授業料だけでも年間5~7万ドル(総額では年間に15万ドルにも達すするかも)にも達する東海岸ならばIvyLeagueで、西海岸に来ればスタンフォード大学や州立ではあるUCのバークレー校のビジネススクールの修士号でなければならない。という事即ち、それほどの四大から大...1月16日その2ビジネスマンの服装学

  • 所変われば品変わる

    アメリカには「エルメス」はなかった:アルファベットを使っているアメリカやヨーロッパの諸国では、我が国には独得のローマ字読みがあるのと同じで、その国独特の読み方があるので面白い。先日も我が国の紳士たちが尊重されるフランスのブランド“Hermes”(=エルメス)をアメリカではアッサリと英語読みで「ハーミーズ」となっている事を取り上げたばかりだった。言ってみれば「所変われば読み方も変わる」のである。一般論として、アメリカ人たちは平気でアメリカ語式に読むのだから、“ChristianDior”は「クリスチャン・ディオーア」になってしまう。同様に“Gucci”を「グーシ」のようにいう人は多い。こういう調子だからRoppongi(六本木)は「ロッパンジ」になってしまうし、大坂なおみ(=OsakaNaomi)は「オサー...所変われば品変わる

  • 続・私が20年以上もの間に内側で経験したアメリカを語ろう

    アメリカの支配階層から学んだ服装学:彼らの中で20年以上を過ごしたお陰で「ビジネスマンの服装学」と「お洒落」は「同じ事では」と見ている方もおられるかと思うが、実は全く別の事であると悟った次第だった。確かに、お洒落の要素は十分に入っているが、それと規範とは別個な事であると言った誤りではないだろう。アメリカのビジネスの世界の仕来りを知らなかった始めの頃は、ただ単に色彩感覚を豊富に取り入れるとか、ブランド物を着用するとか、ブランド品のロゴマークをひけらかす事がお洒落であり、一流のビジネスマンの証しになると信じていた。それは、例えば近くに寄って見れば直ぐにそれと解る、高価なフランスのHermes(「エルメス」だが、アメリカの発音は「ハーミーズ」だ)の多色で細かい柄が入ったネクタイを愛用するような事。では、いきなり...続・私が20年以上もの間に内側で経験したアメリカを語ろう

  • セコムの創立者・飯田亮氏逝く

    飯田亮氏は湘南中学の同期生だった:セコムの創立者・飯田亮氏が亡くなったと報じられた。先ずはご冥福を祈りたい。一部の報道では飯田氏は湘南高校の第27期の出身で、同期には故石原慎太郎君や故江藤淳氏(本名江頭淳夫で、エガシラと読む)がいて、江藤氏や石原君とは親交があったとなっている。26期生の私としては、少しばかり事実誤認というか混同された報道だと思う。それは、我々26期生は昭和20年に湘南中学に入学したのだったが、進駐軍による学校制度の改革(私見では改悪以外の何物でもない)で昭和23年に湘南高校にされてしまったので、今で言う中高一貫で同じ学校に6年間通う事になった。だから、私は同期であれば顔も名前も知らない者などないと信じていた。だが、飯田亮氏は知らなかった。だが、1980年頃だったかに、同期で紙流通業界大手...セコムの創立者・飯田亮氏逝く

  • 「陰謀論」を考えてみれば

    中国の真の狙いを先読みすれば:本日は13日の金曜日だが、それを云々するアメリカでは“TGIF”=“ThankGod.It’sFriday.”などと言って、週末が来た事を神に感謝するのだ。所で、昨12日のPrimeNewsには「陰謀論」(中央公論新社刊)の著者にして京都府立大学准教授・秦正樹氏が登場して陰謀論を語っておられたので、超後期高齢者は9時過ぎまで寝てしまわないように懸命に堪えて拝聴していた。なお、この番組は対談形式で日本大学危機管理学部の先崎彰容教授が出ておられた。司会の反町理が纏めていた「陰謀」とは「何か出来事があると、その事が生じた裏に潜む何かがあると考える事を言うのだ」だったと思う。前置きばかりになってしまったが、この考え方に従って、この度中国政府が我が国と韓国に対して露骨に入国を禁止するヴ...「陰謀論」を考えてみれば

  • 私が20年以上も内側で経験したアメリカを語れば

    ビジネスマンの服装学:この話題は私以外に余り語った人がおられないのではと、密かに自負しているものなのだ。だが、アメリカでは現在はどう変わっているか想像も出来ないが、リモートだのオンラインの時代になってしまっては、最早出勤時や重要な取引先との会談にどんな服装で行くべきかなどと悩まなくても済むのではないかと考えている。ではあっても、折角彼らの世界での経験から学習した事柄を振り返ってみよう。「ビジネスマン」などと書き出したが、私が在職中の1990年代でも既にアメリカはPC(パソコンではない、ポリテイカル・コレクトネスとやらの事)でbusinesspersonと言えなどとなっていた。我が国ではほぼ常識として英連合王国(UKであり、イングランドはその一部に過ぎないのだ)こそが、紳士の国で会社員の服装についても厳格な...私が20年以上も内側で経験したアメリカを語れば

  • 中国政府はヴィザ発給停止措置に出てきた

    如何にも大国・中国らしい対抗措置だなと受け止めた:昨日から中国政府が在日大使館と韓国での大使館での、中国への渡航のヴィザ発給を停止した件が、マスコミ報道を賑わしている。外務省は遺憾の意を表明したと報じられていた。中国政府は既に我が国と韓国の中国からの入国者に対する水際での対策というか措置を強化したことに対して、毎度の事ながら報道官が「相応の対抗策を採る」と公式に表明していたので、私には「なるほど。こういう手で来たか」という程度の驚きはあった。報道によれば、中国政府の表明には「期限等々の具体的な内容が明らかにされておらず、中国に拠点を設けている数多くの企業や留学予定者等は困惑し、対応に苦労している」とある。私は「我が国の政府は西側諸国というか非専制国家群の一国として、中国(及びロシア)に対してはその居場所に...中国政府はヴィザ発給停止措置に出てきた

  • 今週のニュースから

    何となく不安になる材料が多いのだが:COVIDの第8波:連日のように全国で感染者が増えて、亡くなる方が増えていると報じられている。だが、その一方ではニュースを見聞きしていれば、「3年振りに」が付く催し物の再開が賑やかに取り上げられているし、インバウンドの増加で観光地が賑わい、空港が活気を呈してきていると知らされている。スポーツの観戦では「声出し応援が解禁された」と手放しで喜んでいる。何となく「それで良いのかな」と感じてしまうのは何故だろう。いや、「何故か」などと言うのは愚かなことで、景気不振と賃金の低下傾向が続き、悪かった円安は未だ130円台にまで高くなっただけでは、政府も「事ここまでとなれば、何として経済を回そう」と割り切ったのだろうと考えて、異を唱えるまでもないだろうと思って静観している。だが、世界の...今週のニュースから

  • 1月9日 その2 大学ラグビー選手権決勝戦観戦記

    帝京大学が勝って安心した:私の偏見ではないかと思われそうな話になるかも知れないが、昨8日は帝京大学対早稲田大学の決勝戦をやや緊張して見ていた。と言うのは、既に見てあった準決勝戦2試合の結果では、どう考ええても帝京大学の圧倒的優勢は動かないと思っていた事と、私自身が早稲田大学のラグビーのファンではないからである。それだけではなくて、新聞やテレビの論調は、対抗戦では帝京大学にも明治大学にも負けて3位に終わった早稲田大学が奮起して王座を取り戻す壮烈な戦いに期待しているかのようだったから。私はそうとは見ていなかったが、そうなってしまうかも知れない早稲田大学の運動部の「精神力の強さ」を、70年以上もの昔から見てきたからだ。ここからが私のNHK他の報道機関に対する偏見というか反感とも言われそうな考え方で、彼らは「ラグ...1月9日その2大学ラグビー選手権決勝戦観戦記

  • 何故我が国の経済が成長しないのか

    人口が増えないどころか減っているからでは:人口問題:「何故、我が国は一向に成長せず、景気も回復しないのか」と「何故、賃金が上昇しないのか」を、銀行OBの級友(旧友)と語り合ってみた。アナログ時代の二人が導き出した結論は簡単で「我が国では人口が減っているからだ。単純に考えてアメリカの景気が好調なのは人口が1990年代から(その構成は別にして)一気に30%近くも増えて3億3,000万人にも増加したからではないか」だった。即ち、トランプ前大統領が政策であれほど嫌って見せた南アメリカ等からの非合法を含めた移民が急増し、その他にも世界から理想の楽園だと思って発展途上国やって来る流入人口も増えれば、何が何でも需要も増えただろうし、それに対応する生産設備への投資が雇用を増やしただろう。1980年代にニューヨーク支店に勤...何故我が国の経済が成長しないのか

  • 1月8日 その2 「休載」は誤りでした

    「真の意味での投稿はしません」であるべきだった:昨7日は、言わば茫然自失の状態に陥り、私が旨としてきた「毎日更新」が出来そうにはなかったので「休載します」と述べたのにも拘わらず、現実には更新していたではなかったかと反省した。言葉遣いに対する厳格さを自負していた当人がこれでは恥ずかしいと思っている。と、ここまで反省して感じた事があった。それは、矢張り私は英語から離れられないので、以前にあるノーベル賞受賞者が授賞式会場での演説の冒頭に「“IcannotspeakEnglish.”だからここから先は日本語で」と切り出されたのを「それでは英語で話しておられる。矛盾している」と指摘した事だった。思うにこの先生が言われたかった事は「私は英語を得手としていません」か「私は英語力が下手なので」だと思っている。「話せません...1月8日その2「休載」は誤りでした

  • 1月8日の雑感:

    漸く頭が回転した:昨日は「アメリカがキリスト教(プロテスタント)の国である」との経験談が、ブログでのアクセスが史上最悪に近い状態だった事に衝撃をうけて思考停止状態に陥っていた。今朝になって漸くその逆境から立ち直れたので、雑感を纏めてみようと思い立った次第。エーザイの新薬をFDAが承認:本8日は何時もの通りに朝4時6分過ぎに起床していた。何局かのテレビのニュースを見れば「エーザイのアルツハイマー病の進行を遅らせる年間360万円もする新薬をFDAが承認したこと」を採り上げていた。私はこの快挙(なのだろうかと思う)よりも、インタービューされた内藤社長が「早く我が国内でも承認されるよう申請する」と言われた方が、強烈に印象的だった。「なんで、アメリカが先に認めるの」なのである。最近のCOVID対応で我が国の製薬会社...1月8日の雑感:

  • 休載します

    昨日の「キリスト教(プロテスタント)の国で経験した事:」へのアクセスが最悪の部類の少なさだったのは、我と我が身の至らなさだったかと大いなる衝撃を受けて、本日は全く発想が湧いてこないので、残念ながら休む事にします。一日かけて、何処が至らざる点だったかを反省して出直します。真一文字拝休載します

  • 続・私が内側に入って20年以上経験したアメリカを語ろう

    キリスト教(プロテスタント)の国で経験した事:私は既に大学1年の時に宗教学を最低の点で単位を取れた不勉強な学生だったと回顧してあったが、今回はアメリカの内側に入って出会ったキリスト教関連の出来事を振り返ってみようと思う。恐らく、誰もがアメリカに行って経験できることではないと思っている。私はキリスト教で言う「神観念とは」くらいは少しだけ心得てアメリカ人の中に入っていった。私が最も親しくしていた業界の専門出版社の編集長は「彼らの思考体系では神は存在するという事すら議論の対象にはならないのだ」と喝破していたように、彼らの二進法的思考体系の基礎をなしているのが「神の存在」であると考えるようになった。言葉では上手く表現しにくいのだが、アメリカの文化を何とか理解し、彼らと親しくなっても、最後に突き当たるフワッとしてカ...続・私が内側に入って20年以上経験したアメリカを語ろう

  • *私が内側に入って20年以上も経験したアメリカを語ろう #3

    学歴が重要なビジネスの世界だった:私はこれまでに何度か「アメリカの会社に外国人で、MBAでもなく、40歳に近い年齢で転進したのは誤りだった。事前にあのような世界だと承知する機会があれば、転進はしなかっただろう」と回顧した事があった。その高学歴、即ち大学院の課程を修了して「マスター」の学位を持っている事が、1972年頃でも既に昇進と昇給への必要条件であり、21世紀の現在では必要最低限の条件となっているようなのだ。中央研究所の研究員たちと交流するようになって驚かされた事があった。それはごく普通の会社員風の若手たちが皆博士号(Ph.D.)を持っていて、専門の担当分野の研究に没頭しているのだ。だが、私が思い描いていた数学・化学・物理・生物等を集中的に勉強していた言わば一風変わった浮世離れした人たちではなく、ごく常...*私が内側に入って20年以上も経験したアメリカを語ろう#3

  • 私が内側に入って20年以上も経験したアメリカを語ろう #2

    アメリカのビジネスマンたちは家庭と家族を大切にする:「何だ、そんなことは当たり前ではないか」などと言われずにお読み願いたい「信じられないほど猛烈に働くアメリカの経営者たちは、常に何とかして家庭と家族を大事にしようと最大限の努力をしている」お話なのであるから。我々日本の偉い方々の中には「家庭を顧みる暇もなく、仕事に最大限の時間を割いてきた」との例は「流石である」という尊敬の対象であったように思える。その辺りでアメリカ人の感覚は一寸違うと感じた。手っ取り早い所で、私自身の経験から振り返ってみよう。私はこれまでに何度か述べてきたことで「1年の3分の1をアメリカ出張、3分の1を来訪する副社長か技術サービスマネージャーと日本国内の取引の本社と工場を訪問し、残る3分の1を東京に事務所に出勤していた」のだった。即ち3分...私が内側に入って20年以上も経験したアメリカを語ろう#2

  • 私が内側に入って20年以上も経験したアメリカを語ろう #1

    二進法的にしか物事を考えられない人たちなのだ:今年で私がアメリカの会社に転進してから51年も経ってしまったことになった。この機会に「私以外に誰が経験し、見ることが出来ていたかと言っても良いだろうと思うアメリカ」を、あらためて語って見ようと思う。そう自信を以て言う根拠は「私は外国人としてアメリカに接してこられた方々とは違って、飽くまでも彼等アメリカ人に極力同化して、彼らの一員として経験してきたアメリカを語れば、権威がある評論家、ジャーナリスト、学識経験者とは異なる実際の体験談になると信じているから」である。アメリカ人のビジネスの世界に入って暫くして痛感させられたことがあった。それは「アメリカの管理職は何故あれほど簡単に即断即決するのか」だった。それは「この有望に見える事業部を何故これほどアッサリと決断して売...私が内側に入って20年以上も経験したアメリカを語ろう#1

  • 1月2日 その2 「紙の新聞の将来は???」に加筆しました

    紙の新聞の将来は???:新聞協会の発表では15年先に新聞がゼロになる:新春早々明るくない話題を採り上げて恐縮だが、昨元日に「新聞協会が昨年の新聞発行部数が200万部減少し、この儘減少傾向が続けばこれから先15年でゼロになる」と発表したと報じられていた。私に言わせれば「今頃になってそんな事を言っているのか」なのだ。それは、今日までに何度も採り上げた話題で、10~15年ほど前に「アメリカでは既に新聞用紙の生産量が過去10年間に60%も減少し、多くの新聞用紙メーカーがChapter11(我が国の民事再生法と同じ)による保護を求めて倒産するか、抄物の転換に追い込まれていたのだ。アメリカで起きた現象は遠からぬ将来に我が国でも発生するという流れがあるので、新聞社も製紙業界も要注意である」との、言わば警鐘を繰り返して鳴...1月2日その2「紙の新聞の将来は???」に加筆しました

  • 紙の新聞の将来は???

    新聞協会の発表では15年先に新聞が:新春早々明るくない話題を採り上げて恐縮だが、昨元日に「新聞協会が昨年の新聞発行部数が200万部減少し、この儘減少傾向が続けばこれから先15年でゼロになる」と発表したと報じられていた。私に言わせれば「今頃になってそんな事を言っているのか」なのだ。それは、今日までに何度も採り上げた話題で、10~15年ほど前に「アメリカでは既に新聞用紙の生産量が過去10年間に60%も減少し、多くの新聞用紙メーカーがChapter11(我が国の民事再生法と同じ)による保護を求めて倒産するか、抄物の転換に追い込まれている。アメリカで起きた現象は遠からぬ将来に我が国でも発生するという流れがあるので、新聞社も製紙業界も要注意である」との、言わば警鐘を繰り返して鳴らしておいてあったのだ。アメリカではそ...紙の新聞の将来は???

  • 謹賀新年

    謹んで新春のご祝詞を申し上げます:皆様にはお変わりなく新年を迎えられたことと存じます。本年は90歳として「我が国が当然輝くべきであるように輝くように、ほんの少しでもお役に立ちたいもの」と願っております。2023年も相変わらず宜しくお引き立てのほどお願い致します。皆様の一層の発展と健康を祈念して終わります。真一文字拝謹賀新年

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