ジュリー・ガーウッドのコンテポラリーと言えば、当然《ブキャナン兄弟》シリーズ!と楽しみにしてたのですが、今回も全く関係なかった(笑)。ヒーローはFBIではあるんですが。最近はスピンオフばかり★そしてこのヒーローがまたデキスギ君でね。高校生の時、競泳でオリンピックの選手になり、金メダルを3個取ったそうな。その後スタンフォード大学へ奨学生として進学。トライアスロンで何度か優勝。優秀な成績で卒業すると、その後法律の道に進むことに。やだやだ(笑)。あまりに何でも出来るヒーローとして安直(?)な設定だと、味が無くて、引いてしまうことが多い。(デキスギ君に魅力を感じないだけかもですが(笑)。)そしてヒーロー、失敗のない人生送って来たからか、1度女性に失敗してから引きずります。ヒロインに手は出したが結婚は無理だからと離れて行...『波間の果ての約束』…ブキャナンにあらず(笑)。
今作で、イヴが本当にメジャーリーグファン(笑)だと言うことが判りました!以前からその様なエピソードはあったのですが、ここに来てはっきりしました。(ちなみに私はNHKの『球辞苑』が大好きですが、野球を見ることはありません(笑)。)ところで今回のミステリーなのですが、殺された人物(ゴシップレポーター)は牢屋に入って欲しかった部類の人物なので、犯人捜しはちょこっとトーンダウンするところですが、この被害者が、実は全身整形して別人になりすましていた…。殺人事件プラス過去の謎と言う二重のミステリー!何て楽しそう!と思ってワクワクして読んだのですが、過去が判っても犯人が判っても、何も盛り上がらなかった(笑)。久々ビックリな展開。全く過去が現在の犯行に繋がって来なかった★犯人も計画的な割に、雑な展開。殺されたゴシップレポーター...『邪悪な死者の誤算』《イヴ&ローク》シリーズ46
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