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2014/10/06

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  • 劇団・木製ボイジャー14号『ドララ・キュララ』

    2024/11/30・札幌から離れた小さな町で、吸血鬼による多数の失踪や殺人事件が起き、住人たちが混乱する話。・中心人物は大学で知り合って長く親友関係にある女性二人。演じるのは寺地ユイさんと山崎亜里沙さん。・以前、二人芝居を書いたことのある二人。久々にコンビで見られて懐かしい気持ちになる。・複数のカラフルなボックスが並ぶ舞台美術がきれいで、特に十字架型の装置はモチーフに密接に結びつくだけでなく、自動車やベッドにもなる。汎用性が高い。・ドラキュラという、たぶん世の中で最も有名な架空の存在が題材。・本作のドラキュラ観は、どちらかというと悲劇的な存在として描かれているようにも見えるけど、そうでもない者、全然そうでもない者もいて、どう受け止めていいのか迷う。・少なくとも三人の吸血鬼が出てくるけど、それぞれ全然ジャ...劇団・木製ボイジャー14号『ドララ・キュララ』

  • ゲイリー・マーシャル監督『プリティ・ウーマン』(1990年)

    2024/11/27・実業家の仕事人間エドワードが、娼婦のヴィヴィアンと一緒にいるうちに人間らしさを取り戻していく話。・今まで見てきたどのリチャードギアよりも若い。・ヴィヴィアン役はジュリア・ロバーツ。もともと娼婦にはあんまり見えないんだけど、素っ頓狂な衣装や動物みたいな行動で育ちの悪さを表現していた。・たしかにあの衣裳はどんな人でも娼婦っぽくしてしまう。かっちりしたホテルの人々とのギャップが激しい。・格差そのものという序盤の絵面が痛々しい。・シンデレラのハリウッド版と言われがちな作品だし、実際、底辺女が資産家男に見出されて幸せになる。・価値観の違う二人が交流してお互いに影響を受け合う話という言い方はできる。・彼女は服装や仕草のような表面的な変化で、彼のほうは精神面の変化。・とは言え、エドワードの財力が前...ゲイリー・マーシャル監督『プリティ・ウーマン』(1990年)

  • ロジャー・ミッシェル監督『恋とニュースのつくり方』(2010年)

    2024/11/19・人気低迷中のモーニングショーのプロデューサーになったベッキーが、偏屈な老ジャーナリストをメインキャスターに据えて、立て直しを図る話。・脚本家が「プラダ~」と同じというのは知っていたので、ちょっと身構えながら見始める。・どちらもホーカーホリックな若い女性がクセの強い年寄りに振り回されながら自らの地位を確立していく話なんだけど、プラダの時のような嫌な感じがしない。・たぶんファッションと報道の違い。同じ生き馬の目を抜くような業界でも、ニュースと言うくらいだし、報道は事件を追うリアルタイム性が本質にある。・半面、ファッションの多忙さは業界内部の自家中毒感がある。・もう荒み切った番組制作現場の雰囲気。・「次は歌うのか」というセリフ好き。・『王様のレストラン』と似た雰囲気を感じる。・ヒロインが有...ロジャー・ミッシェル監督『恋とニュースのつくり方』(2010年)

  • パブロ・ベルヘル監督『ロボット・ドリームズ』

    2024/11/14・主人公と通販の人型ロボットが仲良くなっていくが、いろいろあって離れ離れになってしまう話(ネタバレ回避のふんわりあらすじ)。・ごくシンプルな絵柄の長篇アニメーション。・ロボ以外の登場人物は擬人化した動物。・主人公は犬。表札はDOG。・うれしくなると尻尾をフリフリするのかわいい。・ただ犬要素が話に関わるのは海開き後の砂浜だけ。・見た目は動物でほぼ衣服を身に着けていない。・ギャグっぽく見せてはいるけど、海のときだけ水着をつけていたり、グンゼっぽいパンツが干してあったりするのを見ると、この世界の衣服の概念がよくわからない。・食料事情も。肉とか食べるのかな。・主人公はどうやって生計を立てているんだろう。・『オッドタクシー』みたいに、擬人化に意味があるような作品のほうが異端だとは思うけど、以降の...パブロ・ベルヘル監督『ロボット・ドリームズ』

  • ローレン・ワイズバーガー監督『プラダを着た悪魔』(2003年)

    2024/11/13・最高峰のファッション誌で働くことになったアンドレアが、激務に適応していくにつれ、元々の自分らしさを失っていることに気づき、最後にある決断をする話。・何かを得て何かを失う話の亜種。・絶対的な権力者ミランダの存在が強力で、すべてのスタッフが彼女に合わせて行動しなければならない。・抑揚のないポソポソした喋り方の威圧感。・アンドレアも彼女の仕事のサポートはもちろん、飲み物の用意から娘の機嫌取りまで何でもやる。・世界中に働きたい人がいる職場で、代わりがいくらでもいるのはわかるけど、雇っては潰すような新人の扱い方って本当に効率がいいんだろうか。・アンドレアが、ファッション誌で働く以上、きちんとファッションに向き合う姿勢が大事なんだと気づいてから、一気に見た目がきらびやかになる。・いろんな服装でさ...ローレン・ワイズバーガー監督『プラダを着た悪魔』(2003年)

  • ロバート・ルケティック監督『キューティ・ブロンド』(2001年)

    2024/11/12・金持ちで容姿も派手なエルが、政治家志望の元カレとヨリを戻すため、彼と一緒のハーバード大学のロースクールに進学して大活躍する話。・あらすじを書いてみるとスッカスカな話に思えるが、女性蔑視という裏テーマがあって油断ならない。・エルがフラれたのは、金髪でスタイルもいいという見た目が代議士の妻にふさわしくないという理由。・SNSで「容姿の良い女性は男からチヤホヤされて得だと言われがちだが、むしろハイリスクハイリターンの人生を強要されるから大変なんだ」という投稿を見た。・自分には縁のない話だけど、好きでもない男に付きまとわれる煩わしさや危なさぐらいなら想像できる。・本作では、「金持ちで容姿がいい女は頭が悪い」という身もふたもない偏見がベースになっている。・エルの派手さは学問としてファッションを...ロバート・ルケティック監督『キューティ・ブロンド』(2001年)

  • 安田淳一監督『侍タイムスリッパー』

    2024/11/11・幕末、会津の侍である高坂が、闇討ちのさなかに140年後の未来に飛ばされ、時代劇の斬られ役に転身する話。・本物の侍がタイムスリップして、現代の時代劇に紛れ込むというコンセプトは誰でも思いつく範囲。・アイディアは凡庸でも具現化するのは簡単ではない。・時代劇の役者と140年前の侍を、フィクションの枠組みなかで差別化して見せなければいけない。・そのあたり、主演の侍を演じた山口馬木也さんの演技力で何とかしていた。・最初はメイクと衣裳の違いでわかりやすいけど、だんだん生活に馴染んできて、髪の毛、服装、行動までも現代化していくので、どんどん演技の難易度が上がる。・髪の毛も服装も行動も現代人なのに、それでも幕末の人っぽい雰囲気を残せるのがすごい。・本物の侍→時代劇の斬られ役に転身という、話の根幹部分...安田淳一監督『侍タイムスリッパー』

  • 「宗谷丘陵フットパス(ロングコース)」

    2024/11/3・宗谷丘陵フットパスのロングコースに臨む。・フリーペーパーの「稚内の楽しみ方50」で詳細を知った。この冊子の情報は意外と参考になった。・宗谷丘陵は、約1万年前、氷河期の凍結と融解の繰り返しによって形成された。・明治期の山火事で森林が失われたことにより、起伏の激しい丘陵風景をダイレクトに楽しめる。・個人的には氷河期跡にそそられる。・ロングコースが11㎞で約4時間らしい。観光名所「白い道」もコースに含まれる。・結論、歩いてみたら2時間半くらいだった。・休憩時間を含む目安だと思われるけど、歩いている間、休憩するような場所はほとんどなかったような。・終盤の「白い道」を除いて、すべて舗装されている。アップダウンはあるものの極端に険しい道はない。・天気は曇り。風を遮るものがないのでやや寒い。・旅館に...「宗谷丘陵フットパス(ロングコース)」

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