今日は七夕ですね。天の川をはさんで、織姫星(ベガ)と牽牛星(アルタイル)が年に一度だけ出会える日、そんなロマンチックな言い伝えがあります。どちらも一等星ですが、以前読んだ本によると、明るく見える星は地球からの距離が比較的近いことが多いそうです。少し調べてみたところ、地球からベガまでは約25光年、アルタイルまでは17光年とのこと。そして、ベガとアルタイルの距離はおよそ15光年。1光年は光が1年間に進む距離ですから、想像すると気が遠くなりますが、宇宙規模で見れば“ご近所さん”とも言えるかもしれません。観測には今夜21時ごろが最適らしいので、覚えていたら夜空を見上げてみようと思います。ただ、私の住む新潟市は“田舎”とはいえ一応市街地ですので、光害の影響で星はあまりよく見えません。加えて、今夜は上弦の月が満月に近...七夕の夜に想いを寄せて