2007年からの「チェルト君のひとりごと」は2013年4月でおしまい。今度は「パパのひとりごと」です。
僕には、必ず見る数少ないTV番組がある。その一つが「小さな村の物語、イタリア」だ。企画も、ロケーションハンティングも、被写体のイタリアの村の人たちとのラポート関係もしっかりしていて、見ていると、まるでその村に自分が入り込んだような気がする。よくある単なるビジターとしての通り過ぎるヨーロッパの旅番組とは違い、取材者と村の住民たちとの間が、非常に濃密に、よくコーディネートされている。非常に質の高い番組だと思っている。<小さな村の物語イタリア:モンティエーリ:番組案内表よりお借りしました>先日も、トスカーナの小さなモンティエーリという山村を訪れて、上質な栗の粉を作って生計を立てている親父さんの物語を見ていた。栗は日本の蕎麦と同じで、小麦が作れないイタリアの山里で、代わりに栗の粉を常食としている地方があったなあと思い出...突如、思い出すシエナ
次の日の行程は、ゆったりとしたものだった。前日の野反湖のように、シャカリキでクネクネの山道を運転して、日帰りするといったプレッシャーはない。ほとんど平坦な舗装された道を、淡々と車を転がせばよかった。軽井沢のホテルの中庭の緑と朝の光を楽しんでみる余裕も充分あった。<ホテルの中庭の緑と光>追分に行ってみようと思ったのは、何度か訪れた追分宿だが、昔のイメージとどうしてもかみ合わないことが一つ、頭に引っかかっていたからだ。それは、「追分本陣」がどこかに消えてしまっていて、どうなったのだろうという疑問だった。本陣と言えば、大名の参勤交代のおり、宿場に泊まるときに使われるものだ。追分宿は、ちょうど北国街道と中山道との分岐点。当然、昔から本陣があったはずだ。僕も、昔、親父や親父のお弟子さんと一緒に絵を描きに追分と浅間を訪れた...信濃追分あたり
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