日本株の上値が重くなってきました。米国の利下げは当面の間なさそうです。割高銘柄には調整が入るかもしれません。いままで市場を牽引してきた東京エレクの予想PERは36倍、アドバンテストが40倍で、AMATの25倍、SOXの30倍を大きく上回っているからです。半導体関連が全てだめというわけではありません。半導体関連銘柄には割安な銘柄もあるので今後は割安銘柄に資金シフトが起きるでしょう。下の図は割安半導体関連銘柄の予想PER推移です。予想PERが10倍を下回っている銘柄もあります。これらの銘柄の中で、好業績企業の株価が今後上昇する可能性が高いと思います。・商社株が勝者だった東証が昨年3月末にPBR1倍割れ企業に対し改善を要請。当時5大商社中でPBRが1倍以上だった企業は伊藤忠のみでした。現在、商事・物産・丸紅が1...第二の勝者(商社)を探せ