入ってすぐ、油絵が見えた。そして、デッサンやら彫像そしてさいごにマチスらしい切り絵があった。乃木坂の新国立美術館で「マチス展」が開かれている。5/27まで。パンフレットもマチスを代表する切り絵がメインになっていて、切り絵主体の展示を期待していたのだけれど、切り絵は全体の4分の1もないぐらいの少なさでがっかりした。マチスの全容を理解するにはよい展示なのだろうが、ポップで明るいのがマチスと思っていた私にはちょっと不満が残る展覧会だった。マチス展
旅の二日目、宿の窓を見やると晴れてはいるものの雲がかかって、今日も富士山は見えません。残念ですが、朝食をすませチェックアウト。再び河口湖駅へ向かいます。ダメもとで、五合目行のバスに乗ります。以前乗った時といっても何十年も前ですが、観光バスのような車体でしたが、今回来たのはなんと都バスのような普通のバス。私たちはぎりぎりで座ることができましたが、立っている人も何人かいました。これで、五合目まで行くの?そうなんです。外国人観光客も戻ってきているので、バスぐらいもう少しグレードアップして、定員制の直行バスにしてほしいです。五合目は霧の中でした。時折雲が薄くなって稜線が少しだけ見えましたが、富士山かどうか確認できません。1時間ほどいて、また路線バスに乗って河口湖に降りてきました。帰りは、フジサン特急という、これま...2日目富士山は見えるかも、と五合目へ
かみさんが、富士山に行きたいというので河口湖まで行ってきました。新宿から列車を乗り継いで、富士急行河口湖駅へ。コインロッカーに大きな荷物を預けてバスに乗ります。30分ほどで忍野八海に到着。バス通りの店でまずは腹ごしらえ。ニジマス定食をいただきました。なかなかの美味。忍野八海は富士山の湧水池で小さな池が8つあります。近くを川が流れていてとてもきれい。心が癒されます。一番大きな池の周りにはたくさんの観光客が訪れていました。ここでも、外国の方がいっぱい。ご当地ソフトを食べました。八海ソフトといい、忍野八海の水を使ったものだそうで、ソーダのような味がしました。観光のあとは再びバスに乗って河口湖駅へ。ホテルの送迎バスでチェックイン。せっかく富士山の見える部屋をとったのですが、雲がさえぎってまったく見えません。夕食で...富士山を見に河口湖への旅その1
六本木の東京ミッドタウンの庭園のはずれに21-21designsightというデザインの展示施設がある。ミッドタウンの地図はわかりにくくて庭園を半周ぐらいしてやっとたどりついた。館内は階段の上り下りが多く、デザイナーは見た目を優先するせいか、バリアフリーという観点が欠けているなと、ここでも思った。やっていたのは、現代で使われているいろいろなもの-家具、食器、バイクなどを実際に展示していました。ただ、多くのものが見た目かっこよさ、ばかり追求されていて実際の使い心地が二の次になっているのが残念でした。香港では、アパートを見に行くとガラステーブルにパイプいす、バーで使っているようなスポットライトが使われているところが多いのですが、見た目ほど使いやすくなく苦労しました。そのあたりが、使うもの、と見栄えを両方考えた...美術展巡り2121disignshight
油そばは昭和30年ごろから始まり、この10年ぐらいの間に広まったのだそうだが私にはつけ麺同様ほとんど無縁のシロモノでありました。たまたま歩いていて、かみさんが道端の油そばの写真を見て「これ食べたい」と言ったので、店に入ってみることに。油そばというから、堅焼きそばのようなものかなと思ったが、そうではなく汁が少ない代わりに油と何かを混ぜたものを麺に絡めて食べるのでありました。スープがどんぶりの下にあるので麺をよくかき混ぜてから食べるのだそうです。食べ始めは油が多すぎるような気もしたけど、食べているうちに慣れてきて、スープなしラーメンを食べているような感じになりました。カロリーも多くなさそうだし、たまには食べてもいいかな。はじめて油そばを食べました。
牛丼はほとんど吉野家しか利用していない。だから、吉野家以外で牛丼を食べたのはいつ、どこの店だったかわすれてしまったくらいだ。その店が、すき家だったか、マツヤだったかまったく覚えていない。急に昼飯が食べられなくなったので、所用先近くに牛丼屋があったのを思い出し、入って見た。マツヤだと思っていたら、すき家だった。最初の一口でちょっとしょっぱい感じがして、これは懐かしの味ではないなと思った。でも二、三口食べるとしょっぱい感じがだんだん薄れてきた。いつもの牛丼の味に似てきた。牛丼ミニ350円は、年金生活者にとってはありがたい。困ったときの牛丼屋は、健在である。懐かしの味、いつもの味3.すき家の牛丼
かみさんがタイ料理を食べたいというので、新宿界隈を歩いていたが時間が中途半端であいている店がない。西武新宿駅近くのアパホテルにようやくアジアレストランをみつけ入ってみた。散々迷った挙句、頼んだのはベトナム風春巻とショウロンポー。だが、いつも食べているのとはちょっとちがう。従業員全員がインド人なのだ。だから二つとも味が何となくインドっぽい。まずくはないが、ちょっと変な感じ。ビアシン(タイビール)を飲めたことがせめてものお慰めというところ。インド人が作る越南中華
せっかく入口まで行ったのに、火曜日休館!ということで、水曜日にリベンジしてまいりました。東京ミッドタウンにあるサントリー美術館で開催中の「吹きガラス」展。吹きガラスの歴史は古く、展示物のもっとも古いものは1世紀のものでした。そのご、部分的に青や緑いろがつくようになり、実用的なものから観賞用にも広がっていったようです。不思議なのは、二連瓶とか三連瓶という細いパイプをくっつけたようなものです。いったい何に使うのかなあ。全体的には藍色のもの、あるいは藍色のアクセントがついたものが目を引きました。絵画の展覧会もよいけど、たまにはガラスのような工芸の展覧会もいいなと思った次第。吹きガラスの展覧会6/25まで、サントリー美術館で(画像は数少ない、写真OKの作品)吹きガラスの展覧会
なか卯の親子丼がおいしいよ、と先輩に教えてもらってからこの方、なか卯ではほかのメニューを食べたことがない。通勤経路などに店舗がなかったことが主因だけど、牛丼だったら吉野家に行っちゃうし、わざわざ探していくほどのものではない、という感じだったからだ。食べてみると、懐かしいとかそんな気はまったくなくて、新しい味という感触だった。あまりに時間がたちすぎて、昔の味を舌が忘れてしまったらしい。それでも、親子丼としてはうまい。値段もそこそこ安くなったし、ご飯少な目もあるし、リピート候補が一つ増えた。懐かしの味、いつもの味2.なか卯の親子丼
学生時代のゼミ仲間が帰国歓迎会(半年近くたっているけど)を開いてくれた。気を利かせてオープンテラス席を予約してくれたのだけど、左から電車の音(線路際)右から自動車の音が聞こえてきて、さらに風が吹いていたのであまりよいロケーションではありませんでした。この辺りは、初めての店を予約するときは注意ですね。それでも、10年以上ぶりに会う人ばかりなので、いろいろな話で盛り上がりました。一次会の2時間では足りないぐらいで、半分は近くの喫茶店で二次会となりました。私はもう仕事はする気がないのですが、ほとんどの人が仕事を続けているのには驚きました。子供の教育とかそれぞれに事情を抱えているようです。今回のようになにか、きっかけがあるといいのですが、近くにいてもなかなか集まれないのが残念なメンバーばかりでした。ゼミの同期会@高田馬場
前回のしょうぶに続いての花鑑賞。次は紫陽花と決めていたが、いつも白山神社なので、同じところでは面白くない。飛鳥山も行ったけどロケーション的には今一つ、鎌倉はちょっと遠すぎるし込み具合が心配だ。とネットでみつけたのが高幡不動。ここなら、京王線に乗れば一本で済む。駅前にちょっとした参道があって、境内はすぐだった。いくつかの黒っぽい寺社建築に交じって、五重塔などは朱塗り。このコントラストがいい。しかし、この紫陽花と朱色がうまくフレームの中に納まる場所が少なくて、いろいろ動き回ったけれど、木が映り込んでしまったり、アジサイが小さくなりすぎてしまったりで、よいアングルがないのが残念。それでも紫陽花の写真をたくさん撮れて訪れていた皆さん満足のようでした。高幡不動にアジサイを見に行く
東京に住んでいたころはたまに食べていた味、香港に住むようになってから遠ざかっている味、そんな店を再び訪れてみようと思います。西武新宿駅近くを歩いていて見つけたのが「日高屋」。安いラーメン店の代表ですね。香港にもラーメンの店が増えましたが、豚骨スープの店が多くて、私の好きな醤油味のお店が少ないため、滅多に行ってませんでした。そこで、一時帰国の際時間がある時は日高屋を探して食べたものでした。ラーメンに餃子にビール。夏だったら、ラーメンを冷やし中華に変えます。これが私の定番です。違うメニューも挑戦したいのですが、店に行く回数が少ないので、どうしてもこの組み合わせになってしまいます。特にここがうまいというわけではないのですが、安心して食べられるラーメンは安定の味。餃子も平均的ですが、この当たり前の感覚がうれしいの...懐かしい味、いつもの味1、日高屋のラーメン
焼き肉屋に入ったのは何年ぶりだろうか。肉自体は家庭で何度も食べているのだが、「ハラミ」とか「カルビ」などのメニューがある焼き肉屋には香港にいる間、一度行っただけだ。だから、メニューを見ても安いのだか高いのだかわからない。なんとなく道を歩いていて見える焼き肉屋の外看板のメニューから一品が1,000円未満ならそこそこ安いのではないか、ぐらいしかわからない。綾瀬の駅に隣接したこの店に入ったのは偶然で、たまたま安そうな感じがして、昼をすぎた時間でも客がそこそこ入っていたからだった。ローストハラミ、カルビを食べましたが、味は思っていた通りの焼き肉の味。ご飯を頼もうとも思いましたが、おなかが膨らむので枝豆にしておきました。結果的にはちょうどよかったです。次回はチェーン店の焼き肉を試してみたいと思います。久しぶりに焼き肉たべた
フランスの館ペール美術館収蔵品の展覧会です。西新宿のSOMPO美術館で6/11まで開催中。SOMPO美術館は久しぶりだったので、迷ってしまいました。新宿駅からだと新宿センタービル、通路を入って損保ジャパンビルの案内に従い地上に出てぐるっと回ると着きます。SOMPO美術館の特徴は、大きな企画展をやっても一番最後に、収蔵品のゴッホの「ひまわり」にぶつかるので、ここで今まで見てきた絵画の印象が一気に吹き飛んでしまうことです。でも、今回は違いました。企画展の展示の中に、クールベの「波」があったからです。教科書にも出ている有名な作品で、ただ打ち寄せる波を描いただけなのに強烈なインパクトがあります。「波」は以前に国立西洋美術館で見たのですが、なんとなく印象が違う、と思って調べてみたら、連作集だったのですね。こちらの波...「ブルターニュの光と風」@損保美術館
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入ってすぐ、油絵が見えた。そして、デッサンやら彫像そしてさいごにマチスらしい切り絵があった。乃木坂の新国立美術館で「マチス展」が開かれている。5/27まで。パンフレットもマチスを代表する切り絵がメインになっていて、切り絵主体の展示を期待していたのだけれど、切り絵は全体の4分の1もないぐらいの少なさでがっかりした。マチスの全容を理解するにはよい展示なのだろうが、ポップで明るいのがマチスと思っていた私にはちょっと不満が残る展覧会だった。マチス展
遠近両用のメガネを作って数年たつ。最近、メガネをかけても見えないことが多くなった。特に文庫本ぐらいの大きさの字だ。外しても見にくいし、メガネをかけてもよみづらい。何としないとと思いながら1年がたってしまった。たまたま、駅ビルの中を歩いていたら安売りのメガネ屋を見つけた。せっかくなので、いいのがあったら作ってみようということに。以前の失敗を繰り返さないために、つるの耳をひっかける部分が金属でないものを探す。金属アレルギーなので、耳がガザガザになってしまうからだ。ふちはちょっと太いが軽そうなフレームを見つけて試してみた。軽くて良さそうなので、作って見ることにした。会計をしたら、遠近両用なのにただの近視用と同じぐらいの値段で驚いた。こんなにやすくて大丈夫だろうかと思いながら、検査を受けたらまあまあの見え具合だっ...メガネ
嫌な音がした。プリンタが止まったのだ。5.6枚が紙詰まりになったようだ。中を開けてみると取りにくい場所にあった。何とかインキの位置をずらして詰まった紙を取り除いた。これで解決、と思いきや再起動してもうんともすんとも言わない。電源を切って再起動させるもやっぱりだめだ。カスタマーサービスに電話してみた。来月いろいろプリントしなければならないことが多いので出張修理をお願いした。運のないことに、1年の保証期間はちょっと前に切れていた。サービスのはなしによると部品を取り寄せる必要があるので、出張修理でもいったん持ち帰りになりそうで、それだと購入価格を上回ってしまうことが確実だ。また、持ち込み修理にしても期間がかかるうえ、修理代も買った値段近くになるという。参った。仕方なく、修理をあきらめることにして新品を買うことに...プリンターが壊れた
泉屋博古館で2月25日まで開催中の「うるしとともに、くらしのなかの漆芸美」を見てきました。前半は住友家に伝わる漆器、後半は蒔絵など、それに余ったスペースで伊万里焼が展示されていました。漆器はお節料理の時使うので結構身近なものだと思っていたが、住友家のものとなるとスケールが違う。とにかく種類が多い。全部でいくつあったのか。それに、ミニセットというままごとに使いそうなものもあり、くらしのなか…というタイトルからは外れているような気もした。このブースのみ写真可。蒔絵はいかにも工芸品という感じのものばかり。重要文化財とかになっているのではないかというものばかり。年代を感じさせる渋い色とか、漆器とは異なる印象。とても普段使いには思えない。ところで、この泉屋博古館は六本木にあるのだが、最寄駅からの行き方が難しい。迷い...漆の展覧会-泉屋博古館
見覚えのあるパッケージ。字体も同じ。でもどこか違う。香港でよく見かけた偽物のにおいがする。だが、よく見てみると製造元が同じだった。見慣れているいつものペヤング焼きそばよりちょっと安い。でも、気になる。なんか変だ。食べてみた。味はそんなに変わらないような気がした。なんか変だ。気になって仕方ない。何か変だぞ
日本橋三越の隣にある、というよりはマンダリンオリエンタルホテルの下に、三井記念美術館がある。三菱、三井ともに相応の美術館をもっているが、今まで訪れたことがなかった。まずは三井のほうを訪れてみた。現在やっているのは、「国宝雪松図と能面x能の意匠」(2024.1.27まで)絵画は雪松図の一点だけ、でも国宝というのだからすごいのだろう。描いたのは円山応挙、京都の巨匠。後は能面と能装束がずらり。能面は古いものから新しいものまでいろいろあるが、古いものがさほどくすんでおらず、新しいものがピカピカでない、ところが能らしい。能面は意外に小さく、顔の大きな人がかぶったらはみ出しそうだ。思ったよりも多くの人が見に来ていて、鑑識眼はないものの、本物の持つ力はすごいなあと実感した。三井記念美術館
東京、早稲田にある穴八幡宮には毎年冬至の日にどっと人が集まる。この日からお札が配られるため初詣よりも多くの参拝客が訪れる。一陽来復のお守りのほか、荒神様とかいろいろなお札を売っていてお参りする人よりもこのお札を求める人のほうが多い。狭い境内なので行列を裁くためのロープが幾重にも張り詰められ、平日の午後など比較的すいているときに訪れるとかなり歩かされることになる。いずれにしても、来年こそは一陽来復、陰から転じて陽となる展開になってほしいものだ。一陽来復
13年ぶりに帰国して驚いたのは回転すしの進化ぶりだ。いきなりタブレットで注文しろ、に戸惑ったほかテーブルの上を回っているネタをとるのではなく、注文したネタが自分のまえにベルトに乗ってやってくるというのもびっくりした。もはや私の通っていた以前の回る寿司ではない。おまけに、ネタが大きく、解凍しそこねたネタなんてないし、あじも普通の寿司屋並み。そのかわり、値段も全然安くない。その辺のファミレスのほうが圧倒的に安い。でも、客は結構はいっている。物価高を嘆く人は多いけど、なんだかんだと言って日本人はさらに贅沢になっているのだった。もはや私のしっている回転すしではない
小田急沿線に住んでいると、旅行といえば箱根、という機会が多い。とりあえず近場で温泉があって風景がよいとなるとうってつけなのだ。そして、箱根に行くときはロマンスカーが定番だ。たとえ短い区間でも乗るのと乗らないのでは食べ気分が全然違う。缶ビール片手に車窓を楽しむというのも旅の醍醐味の一部だからだ。今まで、最新鋭の赤いロマンスカーのほかに、青いロマンスカー、ブラウンのロマンスカー、ブラウンの改造型、そして白いロマンスカーが走っていた。その、白いロマンスカーが現役を引退するという。青いロマンスカーよりも新しいのにもったいないのだが、もともと二編成しか作られておらず、一編成はすでに部品供給のためだけに半端な形で取り残されており、残りの一編成がやっと運行できる状態だった。ということで、この日は白いロマンスカーのラスト...さようなら、白いロマンスカー
今年は紅葉の時期を逃してしまったと思っていたのですが、まだ見られるところがあるらしいということで、井の頭公園に行ってきました。入口を入ってしばらくは大したことないな、という感じでしたが、池の前に来ると景色が一変。しっかり紅葉が残っていました。黄色と紅色がうまく混ざってなかなかの見ごたえです。この日は寒かったのですが、トイレが充実していて助かりました。帰りに園内にあるタイ料理屋でちょっと辛めの料理を食べてあったかくして帰路につきました。往路は井の頭線の井の頭公園から行ったのですが、帰りは吉祥寺へ出ました。どちらも同じぐらいの距離なので、往復とも吉祥寺のほうが便利と思いました。井の頭公園の紅葉
学生時代からあるチェーン店に久々に行ってみた。地元にあるこの店に入るのは初めてだ。カウンター席とテーブル席があって、まだ夕方というのにいくつも席が埋まっていて、特に女子会のグループがにぎやかだった。ビールと鶏料理を一品頼んだのだが、ほかのテーブルもガンガン頼んでいるらしくなかなか出てこない。待っている間にビールのジョッキが空になってしまった。2杯目を飲み始めてしばらくしてようやく料理が来た。味はしっかりついていて、メニューにあるように外はパリパリで中がジューシーではあったけれど、待ちくたびれた感のほうが強くて、それほど箸が進まない。この辺りは、タイミングのせいもあるだろうけどチェーン店の限界だろう。懐かしの味、いつもの味つぼ八
もう何十年も行っていなかった。昔は綾瀬に住んでいて、駅前にサイゼリアがあったので何度か食べたのだけど、実家に戻ってからは実家周辺にも職場周辺にも店がなくて遠ざかっていた。散歩をしていたら、以前はガストだったところがサイゼリアに代わっていて入る機会を狙っていた。中は小さなファミレスの感じ。ドリンクバーが奥にあってあとはいわゆるファミレスのソファみたいな椅子とテーブル。客といえばドリンクバーで何回もお代わりしている人たちがほとんどだ。定番のミラノドリアとラム肉を頼んだが、安い、けど量が少なめというイメージは変わらなかった。ビールを飲むついでに間食のような気持ちでオーダーしたのだから量としてはちょうどよい。味もそこそこおいしいし。夜だったら、もう一品ほしくなるかな。それともハンバーグ定食みたいにご飯をつければ何...懐かしの味、いつもの味
かみさんが、黒玉子を食べたいというので箱根に行ってきました。ところが、せっかく予約したロマンスカーが臨時運休になってしまい、普通の電車で小田原まで行くはめに。旅行に行くときはやっぱり着席でビール飲みながらのほうが気分が上がるのですが。小田原からはバスで芦ノ湖畔の元箱根へ。バスは始発ですから座れましたが、途中から客がどんどん乗ってきて、ついに積み残しが出るほど。平日なのに信じられません。元箱根で食事をとり、遊覧船に乗ります。天気はかなり回復してきて雲が少なくなりました。船もお客一杯で大変でした。船室に席を確保してかみさんと交代でデッキからの眺めを楽しみました。すると、前方に富士山が。これはラッキーでした。ところが、桃源台に着いてがっくり。接続するはずのロープウェイが風のため運休と。代替となるバスも運休。仕方...不運続きの箱根旅行
青山公園でドイツフェスティバルがあるというので行ってきました。ドイツは旅行を企画、予約までほぼ済ませたのにコロナのおかげで中止になった覚えがあるので特別な思い入れがあります。結構な人が来ていました。さすがドイツだけあってブースの半分近くがビール関係のお店です。知っている銘柄がないと思ったら、ベルギービールと勘違いしてました。それに日本初登場の銘柄もあったので、ベルギービールに近い白ビールを試してみることに。ただ、値段が高い。一番安いのを頼もうとしたら紙コップぐらいの量しかない。それで、Mサイズに変更。200円の違いで倍ぐらい量が違う。そういえばオクトーバーフェストのときもビールを高かったなあ。あまりおなかがすいていなかったのでソーセージはあきらめた。昼から飲む生ビールは酔いが早い。気分がよくなったところで...ドイツフェスティバル
久々に湘南の海へ。帰国してから初めて。本当はもっと早くいきたかったのだけど体調不良で延び延びになっていた。思い付きで当日に決断、実行となった。平日だとえのしま号は午前中走っていないのでした。残念。ぜひ復活してほしい。2回乗り継いで片瀬江ノ島駅に到着。地図で見ると江の島へ渡る弁天橋は結構長いのだけど、景色を眺めながら歩いていたらあっという間についてしまった。それよりも、びっくりしたのが島内の道が坂道と階段だらけだということ。これには辟易。それでも、エスカーができたおかげで三回階段をパスして登れたのはラッキーでしたね。これが町中だったらなかなか進まないけど、海に来ると不思議と気分が高揚するから不思議だ。何回か階段を上り下りして奥津宮まで来たところで、ランチに。ちょっとだけ待たされたけれどしらす定食はうまかった...江の島に行ってきました
数十年ぶりに葬式に参列した。昔と比べて変わっていることが多くてびっくりした。まず、お焼香だが、ひとりひとり前に進んでやるのではなく、焼香セットがワゴンに乗って座っている椅子の前までやってくるのだ。合理的といえば合理的。そして、もっと驚いたのは斎場。煙突のついた広場みたいなところでやるのかと思っていたら、すごく大きなビルだった。エレベータの入り口みたいなのがいくつも並んでいて、棺の乗った台車が次々と運ばれ、遺族たちの手で棺桶がエレベータの中に入れられていくのだ。控え室に酒類が置いてあったのは助かった。ビールを飲んで親戚と話していると20分ほどで完了。再び、エレベータの前に集まると骨になった故人が出てきた。親も、自分もこんなになっちゃうのか。複雑な気分でお見送りをしたのでありました。ある葬儀から
高山につきました。ここを訪れるのは学生時代以来です。なので、再訪ですが町並みとか景色はほとんど忘れていてほぼ初めてのような実感です。今夜の宿「清龍」までは徒歩10分ほどで宿につきました。ちょっと休憩して散策に出ました。宿からすぐの宮川を渡ると旧市街、いわゆる飛騨高山の雰囲気が漂ってきます。三之町を入っていくと江戸時代の街並みが色濃く残った感じが伝わってきました。往時の賑わいを思わせる酒屋さんとかの建物が印象的です。歩いていると目につくのが飛騨牛、の看板。ところどころ小さな店ですが目につきます。一回りして目についた一軒に入ってみました。頼んだのは飛騨牛の握りとビール。枝豆をサービスしてくれました。牛の握りってマグロに似て美味でした。クーポンをくれたので、土産屋に寄って宿に戻りました。翌日は高山最終日です。朝...秋の旅金沢、白川郷、高山~高山
三日目は金沢最終日ですが、時間がないので観光はなし。宿からタクシーで金沢駅に向かい、白川郷までバスに乗ります。このバスは2+2の観光バスタイプで荷物は車両の下に預けることができます。1時間ちょっとで白川郷につきました。事前の情報では外国人のツアー客がたくさんいて混雑しているということでしたが、この日はそれほどでもなくのんびりと村の中を歩くことができました。バスターミナル近くの店で昼を食べました。朴葉味噌を食べたのですが、もしかしたら今夜の宿でも出るのではないかとも思ったのですが、出なかったので食べておいてよかったです。合掌造りはほとんど、人が実際に住んでいるので外からの見学になりますが、一部は開放されているところもあってそのひとつ和田家を見学しました。ゆっくり歩いて、バスターミナルまで戻ります。白川郷の次...秋の旅金沢、白川郷、高山~白川郷
二日目は宿が変わるので、チェックアウト後宿に直行してまず、荷物だけ預かってもらいました。それからタクシーに乗って兼六園へ。金沢城に隣接する高台の上にある広大な庭園です。有名なのはことじ灯篭ぐらいですが、緑の中を歩くと心が癒されます。入口に向かう途中、ソフトクリームを扱う店がたくさんありましたが、ほかの店が抹茶ソフトを売りにしていた中、一軒だけ「金箔ソフト」の店がありました。ソフトクリームの半分ぐらいに金箔がかかっています。味的には大したことがないのですが、金沢といえば金箔なのでネタの一つにでもと試してみたところです。昼は、近江町市場に行きました。旅番組でよく出てくる市場で活気があります。その中の回転すしやに入りました。1時間ぐらい待たされましたが、満足のいく味でした。結構疲れたので、歩いて、御宿野乃にチェ...金沢、白川郷、高山の旅2金沢編
秋の旅金沢、白川郷、高山~金沢編墓参りのついでに近くを回ってきました。ルートは東京から新幹線で金沢へ。金沢からバスで白川郷を経由して飛騨高山。高山から在来線で名古屋にでて、新幹線で東京に戻るというルートです。短期間でしたが、車窓も楽しめました。金沢では駅前の日航ホテルで親戚と合流して、食事会。それから法事を済ませて夜は駅前のビルにある食堂街で済まそうと思いましたがすごく混んでいたのでホテルから駅につながる地下道にあるお店にしました。「金沢おでん」が有名なんだそうで、海鮮とともに味わいました。金沢、白川郷、高山の旅1
入ってすぐ、油絵が見えた。そして、デッサンやら彫像そしてさいごにマチスらしい切り絵があった。乃木坂の新国立美術館で「マチス展」が開かれている。5/27まで。パンフレットもマチスを代表する切り絵がメインになっていて、切り絵主体の展示を期待していたのだけれど、切り絵は全体の4分の1もないぐらいの少なさでがっかりした。マチスの全容を理解するにはよい展示なのだろうが、ポップで明るいのがマチスと思っていた私にはちょっと不満が残る展覧会だった。マチス展
遠近両用のメガネを作って数年たつ。最近、メガネをかけても見えないことが多くなった。特に文庫本ぐらいの大きさの字だ。外しても見にくいし、メガネをかけてもよみづらい。何としないとと思いながら1年がたってしまった。たまたま、駅ビルの中を歩いていたら安売りのメガネ屋を見つけた。せっかくなので、いいのがあったら作ってみようということに。以前の失敗を繰り返さないために、つるの耳をひっかける部分が金属でないものを探す。金属アレルギーなので、耳がガザガザになってしまうからだ。ふちはちょっと太いが軽そうなフレームを見つけて試してみた。軽くて良さそうなので、作って見ることにした。会計をしたら、遠近両用なのにただの近視用と同じぐらいの値段で驚いた。こんなにやすくて大丈夫だろうかと思いながら、検査を受けたらまあまあの見え具合だっ...メガネ
嫌な音がした。プリンタが止まったのだ。5.6枚が紙詰まりになったようだ。中を開けてみると取りにくい場所にあった。何とかインキの位置をずらして詰まった紙を取り除いた。これで解決、と思いきや再起動してもうんともすんとも言わない。電源を切って再起動させるもやっぱりだめだ。カスタマーサービスに電話してみた。来月いろいろプリントしなければならないことが多いので出張修理をお願いした。運のないことに、1年の保証期間はちょっと前に切れていた。サービスのはなしによると部品を取り寄せる必要があるので、出張修理でもいったん持ち帰りになりそうで、それだと購入価格を上回ってしまうことが確実だ。また、持ち込み修理にしても期間がかかるうえ、修理代も買った値段近くになるという。参った。仕方なく、修理をあきらめることにして新品を買うことに...プリンターが壊れた
泉屋博古館で2月25日まで開催中の「うるしとともに、くらしのなかの漆芸美」を見てきました。前半は住友家に伝わる漆器、後半は蒔絵など、それに余ったスペースで伊万里焼が展示されていました。漆器はお節料理の時使うので結構身近なものだと思っていたが、住友家のものとなるとスケールが違う。とにかく種類が多い。全部でいくつあったのか。それに、ミニセットというままごとに使いそうなものもあり、くらしのなか…というタイトルからは外れているような気もした。このブースのみ写真可。蒔絵はいかにも工芸品という感じのものばかり。重要文化財とかになっているのではないかというものばかり。年代を感じさせる渋い色とか、漆器とは異なる印象。とても普段使いには思えない。ところで、この泉屋博古館は六本木にあるのだが、最寄駅からの行き方が難しい。迷い...漆の展覧会-泉屋博古館
見覚えのあるパッケージ。字体も同じ。でもどこか違う。香港でよく見かけた偽物のにおいがする。だが、よく見てみると製造元が同じだった。見慣れているいつものペヤング焼きそばよりちょっと安い。でも、気になる。なんか変だ。食べてみた。味はそんなに変わらないような気がした。なんか変だ。気になって仕方ない。何か変だぞ
日本橋三越の隣にある、というよりはマンダリンオリエンタルホテルの下に、三井記念美術館がある。三菱、三井ともに相応の美術館をもっているが、今まで訪れたことがなかった。まずは三井のほうを訪れてみた。現在やっているのは、「国宝雪松図と能面x能の意匠」(2024.1.27まで)絵画は雪松図の一点だけ、でも国宝というのだからすごいのだろう。描いたのは円山応挙、京都の巨匠。後は能面と能装束がずらり。能面は古いものから新しいものまでいろいろあるが、古いものがさほどくすんでおらず、新しいものがピカピカでない、ところが能らしい。能面は意外に小さく、顔の大きな人がかぶったらはみ出しそうだ。思ったよりも多くの人が見に来ていて、鑑識眼はないものの、本物の持つ力はすごいなあと実感した。三井記念美術館
東京、早稲田にある穴八幡宮には毎年冬至の日にどっと人が集まる。この日からお札が配られるため初詣よりも多くの参拝客が訪れる。一陽来復のお守りのほか、荒神様とかいろいろなお札を売っていてお参りする人よりもこのお札を求める人のほうが多い。狭い境内なので行列を裁くためのロープが幾重にも張り詰められ、平日の午後など比較的すいているときに訪れるとかなり歩かされることになる。いずれにしても、来年こそは一陽来復、陰から転じて陽となる展開になってほしいものだ。一陽来復