入ってすぐ、油絵が見えた。そして、デッサンやら彫像そしてさいごにマチスらしい切り絵があった。乃木坂の新国立美術館で「マチス展」が開かれている。5/27まで。パンフレットもマチスを代表する切り絵がメインになっていて、切り絵主体の展示を期待していたのだけれど、切り絵は全体の4分の1もないぐらいの少なさでがっかりした。マチスの全容を理解するにはよい展示なのだろうが、ポップで明るいのがマチスと思っていた私にはちょっと不満が残る展覧会だった。マチス展
地下鉄大江戸線の新御徒町駅で降りると、懐かしい商店街が見えてくる。佐竹商店街という名前で大きなアーケードが続く結構大きな区画である。広い通りには人通りは少なく往時の賑わいをしのばせるものは少ないが、開いている店の一軒、一軒を見てみるといかにも下町の商店街だなというムードが伝わってくる。中年以降の女性が着る洋品店、せんべいの専門店、庶民的なメニューがならぶ洋食店、ガチャガチャがならぶ店先で女の子に説明しているおじさん。外から丸見えな、午後からやっている居酒屋…大名の佐竹氏にゆかりがあるところらしい。魅力的な店が多いのに、シャッター閉じたままのところが多く人通りが少ないのが残念だ。ぜひとも生き残ってほしいなあ。懐かしのアーケード街
香港からの引っ越し荷物が3週間ほどかかってやっと到着した。段ボール38個。香港で詰めるのに午前中いっぱいやっても足りないぐらいだったから、結構な量だ。一部屋を段ボール用にキープして搬入開始。業者さんはてきぱきと手渡しでわずか30分ほどで、すべての段ボールを部屋の中に入れることができた。意外と早いものだな。だが、これからが大変だ。一つ一つの箱を開けてしかるべきところにしまわないとならない。しまう場所は古くなったものを中心に少しずつ捨ててきたつもりだったが、間に合いそうにない。ひとつひとつ、どこにしまおうか、どれを捨てようかと迷いながらの作業だ。段ボールの中に入ってる緩衝材としての紙の処分も結構手間がかかる。頑張っても一日5箱が限度。やっているとだんだん腰が痛くなってきた。一気に片付けるのは無理のようなので、...さあて、これから大仕事だ
日本は寒い。とにかく寒い。暖房があっても寒い。暖房がある部屋にいるときはよいのだが、トイレにいくちょっとの間廊下を通ると急に寒くなる。家全体を暖房しないとだめなくらい、今年の冬の寒さは亜熱帯帰りの私にはこたえる。ということで、夕食はおのずと暖まるもの=鍋、が多くなる。いままで何十年も使っていたIH調理器がダメになってしまったので、親は仕方なくガスコンロで鍋を作ってテーブルまで運んできた。だが、それではすぐにさめてしまい暖めなおしも面倒なので新しいIHがほしいと。引っ越し関係で捨てるものも多かったが、新たに買ったものも多かった。今使っているPCだってそうだ。なので、ひとつふたつ買うものが増えてもいいや、という気持ちになり、あたらにIH調理器を買うことにした。香港でも使っていたけど、IH調理器は冬になるととて...新兵器を投入
日本に戻ってきた。実家に戻ってきた。長年住み慣れた実家だけど、13年ぶりとなると近所の様子も変わってくる。向かいの家、隣の隣の家は以前のご近所さんが引っ越して、そのあとに二軒ずつ新しい家が建った。駅までの道すがら眺めていると昔ながらの家は少ないほうで、新しい家が建ったほうが多いくらいだ。一方、店主の高齢化が原因だろうか、酒屋、クリーニング屋、美容室、歯科などが消えていた。久々に郵便局に行ったら、角にあったスーパーがなくなって、大手薬局チェーンになっており、向かいには回転すし、郵便局の隣にはコンビニが新たに出てきていた。この部分だけ切り取って写真に写したら自分の住んでいる街とは思えないほどの変貌ぶりだ。もうちょっと駅に近いとよいのだが、私の近所は店は減っても増えることが少ないのが残念だ。懐かしい風景、新しい風景
寒さ半端ないので家にいるときはほとんど暖房かけっぱなしである。電気代の請求が怖い。ところが電気代のまえに、のどが渇きすぎて声がかすれてしまった。勤め先に挨拶に行った時がひどかった。ひとりの人にあいさつしたらカラカラになり、いったん自分の席に戻って水を補給して次の人のところに挨拶に行くということを繰り返した。これではまずいと、ネットで加湿器を適当に選んで発注したらすぐに届いた。世の中便利になったものだ。届いた加湿器は思ったよりも大きい。これならかなり持つだろうと期待させたが、水を大量に入れて回してみるとどんどん水が減っていく。以前使っていた加湿器のほうが長持ちしたんじゃないか、ぐらいの感じだ。とにかく、こちらも一日中つけていると大変なことになりそうなので、たまに入れてたまに切るを繰り返しています。のどがカラカラになってしまったので
久々に都心まで行って用を済ませお昼時間すぎちゃった、どうしようかと思っていたら吉野家の看板を見つけた。舌が味を覚えているのでここで牛丼を食べることにした。ところが、カウンターに座ってちょっと驚いた。昔のカウンターには紅ショウガとか漬物が並んでいたが、今回は真ん前にタブレットが置いてあった。これで注文しろ、ということらしい。牛丼のメニューの中から「並み」と「つゆだく」を選んで送信、これで注文終了というわけだ。そして、いつもより待たされたかなというぐらいのタイミングで懐かしの牛丼がやってきた。牛丼自体は香港で何度も食べたことがあるのだけど、やはり日本の牛丼は旨い。どこが違うかと聞かれると困るのだけど、香港の吉野家とはちょっと味が違うような気がします。そしていつもならご飯が残っちゃうのに、「ごはん少なめ」も選択...牛丼のオーダーに戸惑う
日本に戻ってきたら、携帯の回線契約をしないとならないのだけれど、どの会社にするか結構迷いました。電話はほとんどしないし、ゲームもしない、外出時にネットを使うことも少ないので、価格が安く安定した回線がいいな、と絞ってUQモバイルに決めたのであります。香港で使っていた携帯にSimを差し込むだけで済みそうなので、香港にいる間にネットで申し込みをしたら、帰宅したらすでに現物が届いていました。まず、家のネット回線(WIMAX)を準備します。ルーターの場所でつながりが変わるのですが、とにかくネット環境ができました。続いてUQモバイルのSimをSimフリーの携帯に差し込み、いくつかの作業をすると、電話、ネットともできるようになりました。ところが、これがダメだったのです。ネットにつながったのはWIMAXの回線をとらえたの...帰国して、携帯はカクヤス回線にしたら思わぬ落とし穴が
13年にわたる香港生活を終えて日本に戻ってきました。香港生活を終えて実家がある東京郊外に戻ってきました。これまで、数日間の一時帰国はありましたが、コロナがはやり始めてからは来ることができなかったので久々の感じです。香港はいつも騒々しく車やバイク、海に近いと船舶の航行音、子供たちの騒ぐ声など一日中音がしていましたが、東京の自宅は気持ち悪いぐらい静かです。防寒対策として二重窓にしたこともあるのですがそれにしても不気味なぐらい物静か。そして、日本の冬は寒い。暖房のある部屋にいるときはよいのですが、一歩廊下に出るとかなり寒い。トイレにも行きたくないほど。この辺りは、当たり前ですが、冷房がかかっている香港とはえらい違い。いろいろ準備していたつもりだったのですが、すっかり調子が狂ってしまいました。会社に挨拶に行ったの...久々の日本生活
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入ってすぐ、油絵が見えた。そして、デッサンやら彫像そしてさいごにマチスらしい切り絵があった。乃木坂の新国立美術館で「マチス展」が開かれている。5/27まで。パンフレットもマチスを代表する切り絵がメインになっていて、切り絵主体の展示を期待していたのだけれど、切り絵は全体の4分の1もないぐらいの少なさでがっかりした。マチスの全容を理解するにはよい展示なのだろうが、ポップで明るいのがマチスと思っていた私にはちょっと不満が残る展覧会だった。マチス展
遠近両用のメガネを作って数年たつ。最近、メガネをかけても見えないことが多くなった。特に文庫本ぐらいの大きさの字だ。外しても見にくいし、メガネをかけてもよみづらい。何としないとと思いながら1年がたってしまった。たまたま、駅ビルの中を歩いていたら安売りのメガネ屋を見つけた。せっかくなので、いいのがあったら作ってみようということに。以前の失敗を繰り返さないために、つるの耳をひっかける部分が金属でないものを探す。金属アレルギーなので、耳がガザガザになってしまうからだ。ふちはちょっと太いが軽そうなフレームを見つけて試してみた。軽くて良さそうなので、作って見ることにした。会計をしたら、遠近両用なのにただの近視用と同じぐらいの値段で驚いた。こんなにやすくて大丈夫だろうかと思いながら、検査を受けたらまあまあの見え具合だっ...メガネ
嫌な音がした。プリンタが止まったのだ。5.6枚が紙詰まりになったようだ。中を開けてみると取りにくい場所にあった。何とかインキの位置をずらして詰まった紙を取り除いた。これで解決、と思いきや再起動してもうんともすんとも言わない。電源を切って再起動させるもやっぱりだめだ。カスタマーサービスに電話してみた。来月いろいろプリントしなければならないことが多いので出張修理をお願いした。運のないことに、1年の保証期間はちょっと前に切れていた。サービスのはなしによると部品を取り寄せる必要があるので、出張修理でもいったん持ち帰りになりそうで、それだと購入価格を上回ってしまうことが確実だ。また、持ち込み修理にしても期間がかかるうえ、修理代も買った値段近くになるという。参った。仕方なく、修理をあきらめることにして新品を買うことに...プリンターが壊れた
泉屋博古館で2月25日まで開催中の「うるしとともに、くらしのなかの漆芸美」を見てきました。前半は住友家に伝わる漆器、後半は蒔絵など、それに余ったスペースで伊万里焼が展示されていました。漆器はお節料理の時使うので結構身近なものだと思っていたが、住友家のものとなるとスケールが違う。とにかく種類が多い。全部でいくつあったのか。それに、ミニセットというままごとに使いそうなものもあり、くらしのなか…というタイトルからは外れているような気もした。このブースのみ写真可。蒔絵はいかにも工芸品という感じのものばかり。重要文化財とかになっているのではないかというものばかり。年代を感じさせる渋い色とか、漆器とは異なる印象。とても普段使いには思えない。ところで、この泉屋博古館は六本木にあるのだが、最寄駅からの行き方が難しい。迷い...漆の展覧会-泉屋博古館
見覚えのあるパッケージ。字体も同じ。でもどこか違う。香港でよく見かけた偽物のにおいがする。だが、よく見てみると製造元が同じだった。見慣れているいつものペヤング焼きそばよりちょっと安い。でも、気になる。なんか変だ。食べてみた。味はそんなに変わらないような気がした。なんか変だ。気になって仕方ない。何か変だぞ
日本橋三越の隣にある、というよりはマンダリンオリエンタルホテルの下に、三井記念美術館がある。三菱、三井ともに相応の美術館をもっているが、今まで訪れたことがなかった。まずは三井のほうを訪れてみた。現在やっているのは、「国宝雪松図と能面x能の意匠」(2024.1.27まで)絵画は雪松図の一点だけ、でも国宝というのだからすごいのだろう。描いたのは円山応挙、京都の巨匠。後は能面と能装束がずらり。能面は古いものから新しいものまでいろいろあるが、古いものがさほどくすんでおらず、新しいものがピカピカでない、ところが能らしい。能面は意外に小さく、顔の大きな人がかぶったらはみ出しそうだ。思ったよりも多くの人が見に来ていて、鑑識眼はないものの、本物の持つ力はすごいなあと実感した。三井記念美術館
東京、早稲田にある穴八幡宮には毎年冬至の日にどっと人が集まる。この日からお札が配られるため初詣よりも多くの参拝客が訪れる。一陽来復のお守りのほか、荒神様とかいろいろなお札を売っていてお参りする人よりもこのお札を求める人のほうが多い。狭い境内なので行列を裁くためのロープが幾重にも張り詰められ、平日の午後など比較的すいているときに訪れるとかなり歩かされることになる。いずれにしても、来年こそは一陽来復、陰から転じて陽となる展開になってほしいものだ。一陽来復
13年ぶりに帰国して驚いたのは回転すしの進化ぶりだ。いきなりタブレットで注文しろ、に戸惑ったほかテーブルの上を回っているネタをとるのではなく、注文したネタが自分のまえにベルトに乗ってやってくるというのもびっくりした。もはや私の通っていた以前の回る寿司ではない。おまけに、ネタが大きく、解凍しそこねたネタなんてないし、あじも普通の寿司屋並み。そのかわり、値段も全然安くない。その辺のファミレスのほうが圧倒的に安い。でも、客は結構はいっている。物価高を嘆く人は多いけど、なんだかんだと言って日本人はさらに贅沢になっているのだった。もはや私のしっている回転すしではない
小田急沿線に住んでいると、旅行といえば箱根、という機会が多い。とりあえず近場で温泉があって風景がよいとなるとうってつけなのだ。そして、箱根に行くときはロマンスカーが定番だ。たとえ短い区間でも乗るのと乗らないのでは食べ気分が全然違う。缶ビール片手に車窓を楽しむというのも旅の醍醐味の一部だからだ。今まで、最新鋭の赤いロマンスカーのほかに、青いロマンスカー、ブラウンのロマンスカー、ブラウンの改造型、そして白いロマンスカーが走っていた。その、白いロマンスカーが現役を引退するという。青いロマンスカーよりも新しいのにもったいないのだが、もともと二編成しか作られておらず、一編成はすでに部品供給のためだけに半端な形で取り残されており、残りの一編成がやっと運行できる状態だった。ということで、この日は白いロマンスカーのラスト...さようなら、白いロマンスカー
今年は紅葉の時期を逃してしまったと思っていたのですが、まだ見られるところがあるらしいということで、井の頭公園に行ってきました。入口を入ってしばらくは大したことないな、という感じでしたが、池の前に来ると景色が一変。しっかり紅葉が残っていました。黄色と紅色がうまく混ざってなかなかの見ごたえです。この日は寒かったのですが、トイレが充実していて助かりました。帰りに園内にあるタイ料理屋でちょっと辛めの料理を食べてあったかくして帰路につきました。往路は井の頭線の井の頭公園から行ったのですが、帰りは吉祥寺へ出ました。どちらも同じぐらいの距離なので、往復とも吉祥寺のほうが便利と思いました。井の頭公園の紅葉
学生時代からあるチェーン店に久々に行ってみた。地元にあるこの店に入るのは初めてだ。カウンター席とテーブル席があって、まだ夕方というのにいくつも席が埋まっていて、特に女子会のグループがにぎやかだった。ビールと鶏料理を一品頼んだのだが、ほかのテーブルもガンガン頼んでいるらしくなかなか出てこない。待っている間にビールのジョッキが空になってしまった。2杯目を飲み始めてしばらくしてようやく料理が来た。味はしっかりついていて、メニューにあるように外はパリパリで中がジューシーではあったけれど、待ちくたびれた感のほうが強くて、それほど箸が進まない。この辺りは、タイミングのせいもあるだろうけどチェーン店の限界だろう。懐かしの味、いつもの味つぼ八
もう何十年も行っていなかった。昔は綾瀬に住んでいて、駅前にサイゼリアがあったので何度か食べたのだけど、実家に戻ってからは実家周辺にも職場周辺にも店がなくて遠ざかっていた。散歩をしていたら、以前はガストだったところがサイゼリアに代わっていて入る機会を狙っていた。中は小さなファミレスの感じ。ドリンクバーが奥にあってあとはいわゆるファミレスのソファみたいな椅子とテーブル。客といえばドリンクバーで何回もお代わりしている人たちがほとんどだ。定番のミラノドリアとラム肉を頼んだが、安い、けど量が少なめというイメージは変わらなかった。ビールを飲むついでに間食のような気持ちでオーダーしたのだから量としてはちょうどよい。味もそこそこおいしいし。夜だったら、もう一品ほしくなるかな。それともハンバーグ定食みたいにご飯をつければ何...懐かしの味、いつもの味
かみさんが、黒玉子を食べたいというので箱根に行ってきました。ところが、せっかく予約したロマンスカーが臨時運休になってしまい、普通の電車で小田原まで行くはめに。旅行に行くときはやっぱり着席でビール飲みながらのほうが気分が上がるのですが。小田原からはバスで芦ノ湖畔の元箱根へ。バスは始発ですから座れましたが、途中から客がどんどん乗ってきて、ついに積み残しが出るほど。平日なのに信じられません。元箱根で食事をとり、遊覧船に乗ります。天気はかなり回復してきて雲が少なくなりました。船もお客一杯で大変でした。船室に席を確保してかみさんと交代でデッキからの眺めを楽しみました。すると、前方に富士山が。これはラッキーでした。ところが、桃源台に着いてがっくり。接続するはずのロープウェイが風のため運休と。代替となるバスも運休。仕方...不運続きの箱根旅行
青山公園でドイツフェスティバルがあるというので行ってきました。ドイツは旅行を企画、予約までほぼ済ませたのにコロナのおかげで中止になった覚えがあるので特別な思い入れがあります。結構な人が来ていました。さすがドイツだけあってブースの半分近くがビール関係のお店です。知っている銘柄がないと思ったら、ベルギービールと勘違いしてました。それに日本初登場の銘柄もあったので、ベルギービールに近い白ビールを試してみることに。ただ、値段が高い。一番安いのを頼もうとしたら紙コップぐらいの量しかない。それで、Mサイズに変更。200円の違いで倍ぐらい量が違う。そういえばオクトーバーフェストのときもビールを高かったなあ。あまりおなかがすいていなかったのでソーセージはあきらめた。昼から飲む生ビールは酔いが早い。気分がよくなったところで...ドイツフェスティバル
久々に湘南の海へ。帰国してから初めて。本当はもっと早くいきたかったのだけど体調不良で延び延びになっていた。思い付きで当日に決断、実行となった。平日だとえのしま号は午前中走っていないのでした。残念。ぜひ復活してほしい。2回乗り継いで片瀬江ノ島駅に到着。地図で見ると江の島へ渡る弁天橋は結構長いのだけど、景色を眺めながら歩いていたらあっという間についてしまった。それよりも、びっくりしたのが島内の道が坂道と階段だらけだということ。これには辟易。それでも、エスカーができたおかげで三回階段をパスして登れたのはラッキーでしたね。これが町中だったらなかなか進まないけど、海に来ると不思議と気分が高揚するから不思議だ。何回か階段を上り下りして奥津宮まで来たところで、ランチに。ちょっとだけ待たされたけれどしらす定食はうまかった...江の島に行ってきました
数十年ぶりに葬式に参列した。昔と比べて変わっていることが多くてびっくりした。まず、お焼香だが、ひとりひとり前に進んでやるのではなく、焼香セットがワゴンに乗って座っている椅子の前までやってくるのだ。合理的といえば合理的。そして、もっと驚いたのは斎場。煙突のついた広場みたいなところでやるのかと思っていたら、すごく大きなビルだった。エレベータの入り口みたいなのがいくつも並んでいて、棺の乗った台車が次々と運ばれ、遺族たちの手で棺桶がエレベータの中に入れられていくのだ。控え室に酒類が置いてあったのは助かった。ビールを飲んで親戚と話していると20分ほどで完了。再び、エレベータの前に集まると骨になった故人が出てきた。親も、自分もこんなになっちゃうのか。複雑な気分でお見送りをしたのでありました。ある葬儀から
高山につきました。ここを訪れるのは学生時代以来です。なので、再訪ですが町並みとか景色はほとんど忘れていてほぼ初めてのような実感です。今夜の宿「清龍」までは徒歩10分ほどで宿につきました。ちょっと休憩して散策に出ました。宿からすぐの宮川を渡ると旧市街、いわゆる飛騨高山の雰囲気が漂ってきます。三之町を入っていくと江戸時代の街並みが色濃く残った感じが伝わってきました。往時の賑わいを思わせる酒屋さんとかの建物が印象的です。歩いていると目につくのが飛騨牛、の看板。ところどころ小さな店ですが目につきます。一回りして目についた一軒に入ってみました。頼んだのは飛騨牛の握りとビール。枝豆をサービスしてくれました。牛の握りってマグロに似て美味でした。クーポンをくれたので、土産屋に寄って宿に戻りました。翌日は高山最終日です。朝...秋の旅金沢、白川郷、高山~高山
三日目は金沢最終日ですが、時間がないので観光はなし。宿からタクシーで金沢駅に向かい、白川郷までバスに乗ります。このバスは2+2の観光バスタイプで荷物は車両の下に預けることができます。1時間ちょっとで白川郷につきました。事前の情報では外国人のツアー客がたくさんいて混雑しているということでしたが、この日はそれほどでもなくのんびりと村の中を歩くことができました。バスターミナル近くの店で昼を食べました。朴葉味噌を食べたのですが、もしかしたら今夜の宿でも出るのではないかとも思ったのですが、出なかったので食べておいてよかったです。合掌造りはほとんど、人が実際に住んでいるので外からの見学になりますが、一部は開放されているところもあってそのひとつ和田家を見学しました。ゆっくり歩いて、バスターミナルまで戻ります。白川郷の次...秋の旅金沢、白川郷、高山~白川郷
二日目は宿が変わるので、チェックアウト後宿に直行してまず、荷物だけ預かってもらいました。それからタクシーに乗って兼六園へ。金沢城に隣接する高台の上にある広大な庭園です。有名なのはことじ灯篭ぐらいですが、緑の中を歩くと心が癒されます。入口に向かう途中、ソフトクリームを扱う店がたくさんありましたが、ほかの店が抹茶ソフトを売りにしていた中、一軒だけ「金箔ソフト」の店がありました。ソフトクリームの半分ぐらいに金箔がかかっています。味的には大したことがないのですが、金沢といえば金箔なのでネタの一つにでもと試してみたところです。昼は、近江町市場に行きました。旅番組でよく出てくる市場で活気があります。その中の回転すしやに入りました。1時間ぐらい待たされましたが、満足のいく味でした。結構疲れたので、歩いて、御宿野乃にチェ...金沢、白川郷、高山の旅2金沢編
秋の旅金沢、白川郷、高山~金沢編墓参りのついでに近くを回ってきました。ルートは東京から新幹線で金沢へ。金沢からバスで白川郷を経由して飛騨高山。高山から在来線で名古屋にでて、新幹線で東京に戻るというルートです。短期間でしたが、車窓も楽しめました。金沢では駅前の日航ホテルで親戚と合流して、食事会。それから法事を済ませて夜は駅前のビルにある食堂街で済まそうと思いましたがすごく混んでいたのでホテルから駅につながる地下道にあるお店にしました。「金沢おでん」が有名なんだそうで、海鮮とともに味わいました。金沢、白川郷、高山の旅1
入ってすぐ、油絵が見えた。そして、デッサンやら彫像そしてさいごにマチスらしい切り絵があった。乃木坂の新国立美術館で「マチス展」が開かれている。5/27まで。パンフレットもマチスを代表する切り絵がメインになっていて、切り絵主体の展示を期待していたのだけれど、切り絵は全体の4分の1もないぐらいの少なさでがっかりした。マチスの全容を理解するにはよい展示なのだろうが、ポップで明るいのがマチスと思っていた私にはちょっと不満が残る展覧会だった。マチス展
遠近両用のメガネを作って数年たつ。最近、メガネをかけても見えないことが多くなった。特に文庫本ぐらいの大きさの字だ。外しても見にくいし、メガネをかけてもよみづらい。何としないとと思いながら1年がたってしまった。たまたま、駅ビルの中を歩いていたら安売りのメガネ屋を見つけた。せっかくなので、いいのがあったら作ってみようということに。以前の失敗を繰り返さないために、つるの耳をひっかける部分が金属でないものを探す。金属アレルギーなので、耳がガザガザになってしまうからだ。ふちはちょっと太いが軽そうなフレームを見つけて試してみた。軽くて良さそうなので、作って見ることにした。会計をしたら、遠近両用なのにただの近視用と同じぐらいの値段で驚いた。こんなにやすくて大丈夫だろうかと思いながら、検査を受けたらまあまあの見え具合だっ...メガネ
嫌な音がした。プリンタが止まったのだ。5.6枚が紙詰まりになったようだ。中を開けてみると取りにくい場所にあった。何とかインキの位置をずらして詰まった紙を取り除いた。これで解決、と思いきや再起動してもうんともすんとも言わない。電源を切って再起動させるもやっぱりだめだ。カスタマーサービスに電話してみた。来月いろいろプリントしなければならないことが多いので出張修理をお願いした。運のないことに、1年の保証期間はちょっと前に切れていた。サービスのはなしによると部品を取り寄せる必要があるので、出張修理でもいったん持ち帰りになりそうで、それだと購入価格を上回ってしまうことが確実だ。また、持ち込み修理にしても期間がかかるうえ、修理代も買った値段近くになるという。参った。仕方なく、修理をあきらめることにして新品を買うことに...プリンターが壊れた
泉屋博古館で2月25日まで開催中の「うるしとともに、くらしのなかの漆芸美」を見てきました。前半は住友家に伝わる漆器、後半は蒔絵など、それに余ったスペースで伊万里焼が展示されていました。漆器はお節料理の時使うので結構身近なものだと思っていたが、住友家のものとなるとスケールが違う。とにかく種類が多い。全部でいくつあったのか。それに、ミニセットというままごとに使いそうなものもあり、くらしのなか…というタイトルからは外れているような気もした。このブースのみ写真可。蒔絵はいかにも工芸品という感じのものばかり。重要文化財とかになっているのではないかというものばかり。年代を感じさせる渋い色とか、漆器とは異なる印象。とても普段使いには思えない。ところで、この泉屋博古館は六本木にあるのだが、最寄駅からの行き方が難しい。迷い...漆の展覧会-泉屋博古館
見覚えのあるパッケージ。字体も同じ。でもどこか違う。香港でよく見かけた偽物のにおいがする。だが、よく見てみると製造元が同じだった。見慣れているいつものペヤング焼きそばよりちょっと安い。でも、気になる。なんか変だ。食べてみた。味はそんなに変わらないような気がした。なんか変だ。気になって仕方ない。何か変だぞ
日本橋三越の隣にある、というよりはマンダリンオリエンタルホテルの下に、三井記念美術館がある。三菱、三井ともに相応の美術館をもっているが、今まで訪れたことがなかった。まずは三井のほうを訪れてみた。現在やっているのは、「国宝雪松図と能面x能の意匠」(2024.1.27まで)絵画は雪松図の一点だけ、でも国宝というのだからすごいのだろう。描いたのは円山応挙、京都の巨匠。後は能面と能装束がずらり。能面は古いものから新しいものまでいろいろあるが、古いものがさほどくすんでおらず、新しいものがピカピカでない、ところが能らしい。能面は意外に小さく、顔の大きな人がかぶったらはみ出しそうだ。思ったよりも多くの人が見に来ていて、鑑識眼はないものの、本物の持つ力はすごいなあと実感した。三井記念美術館
東京、早稲田にある穴八幡宮には毎年冬至の日にどっと人が集まる。この日からお札が配られるため初詣よりも多くの参拝客が訪れる。一陽来復のお守りのほか、荒神様とかいろいろなお札を売っていてお参りする人よりもこのお札を求める人のほうが多い。狭い境内なので行列を裁くためのロープが幾重にも張り詰められ、平日の午後など比較的すいているときに訪れるとかなり歩かされることになる。いずれにしても、来年こそは一陽来復、陰から転じて陽となる展開になってほしいものだ。一陽来復