龍上村には天石灘という観光名所があります。天石灘は約1億3000万年前の白亜紀に形成された氷河だった場所です。石門村で早めの昼食を済ませた後に龍上村に戻りました。石門老街と龍上村の間は車で10分ほどの距離です。緑の中にここだけが石の川にのようになっています。一番下の所からは全貌が見えず、そんなに大したことはないように見えるのですが。。全長1580m、幅は50m~150mあるのだそうです。続きはこちらからどうぞアメブロ版中国でのいろいろ浙江省杭州市臨安区龍門秘境龍上村の天石灘
蘇州には麺の店がたくさんあって、よく食べに行きます。大衆食堂レベルや老舗、最近では観光客向けのお店も増えています。老舗の一つ、十全街にある萬泰興。典型的な蘇州麺と言ってよい感じです。紅湯(醤油スープ)は、ほんのり甘めです。いろいろなトッピングがセットされている麺もありますし、スープを選んでから何を乗せるかを決めても大丈夫。蘇州人は川魚をカラッと揚げて甘辛醤油ダレをつけた爆魚も大好きです。排骨は骨付きバラ肉の中華天ぷらです。白湯の排骨麺を頂きました。萬泰興の排骨は甘辛醤油ダレタイプ。店によっては塩コショウ味のサクサクタイプがあります。店は昔よりきれいになったと思います。注文はQRコードを読んでスマホからになっていました。水路沿いの席もあるので空いた時間に行けばちょっとのんびりできます。日本人には人気があって...蘇州蘇州麺の食べ歩き(お店の麺)
蘇州の西園寺は元代に帰元寺として創建された歴史のある仏教寺院です。年末年始や春節には地元の人達が初詣に出かけます。以前は観光客の姿はそれほど多くなかったのですが、最近は多くの観光客で賑わうようになりました。西園寺にお参りに来る人達のお目当てのひとつは西園寺の麺。蘇州人にも観光客にも人気で店の中はいつも人でいっぱいです。観光客より速いペースで増えた?のが猫。お寺で買っている訳ではないらしいので野良猫です。昔から西園寺の中には人懐っこい猫がいました。でも、こんなにたくさんはいなかったです。いつからこんなに増えたのでしょう。気が付けば、お寺のどこに行っても猫がいる状態に。蘇州古典園林の中にも猫はいて、愛嬌を振りまいてくれたりするのですが、こんなに人には近づいてきません。西園の猫たちは触っても全く動じないし寝たま...蘇州西園寺(戒幢律寺)の猫たち
少し前の話になりますが、新しく開通した蘇州の地下鉄6号線に乗ってみました。ただ目的地をどこにするか迷って、とりあえず虎丘へ行ってみることに。地下鉄6号線が開通したのは2024年の6月末。蘇州新区火車駅と園区の桑田島を結ぶ36kmの路線です。利用客は結構多いようです。蘇州の地下鉄は路線ごとに色を付けていて、座席の色も変えています。今まで公共交通で虎丘まで行くにはバスしかなかったので、蘇州駅を基点にする観光客にとっては便利になったのだろうと思います。虎丘駅はできたのですが周辺の再開発はまだ終わっていません。以前は大勢の人で賑わっていた婚紗(ウエディングドレス)の工房と店が集まっていたエリアも、まだ、取り壊しのために閉鎖されたままです。地下鉄駅や駐車場に隣接する商業エリアは相変わらず寂れたままで変わっていません...蘇州地下鉄6号線に乗って虎丘へ
緑の中で癒されようと鐘山風景名勝区の中で一泊しました。選んだのは南京国際会議大酒店、お手頃価格の5つ星ホテルです。明孝陵とイルカショーなどが楽しめる南京海底世界に隣接しており、中山陵までは800mと、主要な観光名所まで歩いて行ける距離にあるので便利です。ホテルから歩いて数分の場所には、明孝陵の5号門と大明孝陵神功聖徳碑があります。大明孝陵神功聖徳碑がある場所は明孝陵景区の無料エリアです。明の第3代皇帝の朱棣が父の朱元璋の功績を称えるために建てたもので、朱元璋の功績が大きな石碑に刻まれています。ホテルは一番安い部屋にしましたが、広さも十分で快適です。おやつも持ってきてくれます。浴槽とシャワーは別々。大きな湯船にゆったり浸かることができます。接客は丁寧でした。建物やロビーなども奇麗です。ロビーにはスターバック...江蘇省南京鐘山風景名勝区南京国際会議大酒店
明孝陵は明王朝を建国した朱元璋と皇后の馬氏が眠る陵墓です。2000年登録の世界文化遺産の明・清王朝の皇帝墓群に、2003年に追加登録されました。明孝陵景区は無料のエリアと有料のエリアがあり、入園料は70元です。大きな陵墓なので入り口は1号~7号門、それ以外にもあります。神道は2つエリアに分かれています。1つ目の石像路の長さは615m、6種類の石獣像が道の両側に並んでいます。石獣像の種類は、獅子、獬、駱駝、象、麒麟、馬です。すべて一塊の大きな石を削り、彫刻したもので、重量が80トンを超えるものもあるそうです。次のエリアは翁仲路、こちらには4組の石翁仲と呼ばれる武将などの石像が並んでいます。甲冑をまとった武将や、酌を持った文臣たちの高さは3mを超えています。石像が並ぶ神道の終点には棂星門があります。清代に破壊...江蘇省南京鐘山風景名勝区明孝陵
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龍上村には天石灘という観光名所があります。天石灘は約1億3000万年前の白亜紀に形成された氷河だった場所です。石門村で早めの昼食を済ませた後に龍上村に戻りました。石門老街と龍上村の間は車で10分ほどの距離です。緑の中にここだけが石の川にのようになっています。一番下の所からは全貌が見えず、そんなに大したことはないように見えるのですが。。全長1580m、幅は50m~150mあるのだそうです。続きはこちらからどうぞアメブロ版中国でのいろいろ浙江省杭州市臨安区龍門秘境龍上村の天石灘
杭州市臨安にある石門村、龍上村、大山村の一帯は龍門秘境という景区になっています。龍上村の龍潭を散策した後、石門村に行ってみました。石門村は明清時代には杭徽古道を通る商人たちが休憩したり、商いをするような場所だったようです。杭徽古道とは、現在の安徽省宣城市から杭州市臨安区を結ぶ山道で、現在でもその一部が残っています。今では過疎化が進む村です。2019年ごろ、観光地化を目指した投資が行われました。村を流れる川沿いには遊歩道もあります。石門老街は村のメインストリートです。通りの両側には明清代の建物も残っています。続きはこちらからどうぞアメブロ版中国でのいろいろ浙江省杭州市臨安区龍門秘境石門村と石門老街
龍門秘境は杭州市臨安区高虹鎮にあるマイナー観光地です。”秘境”の文字に惹かれて行ってみることにしました。臨安区、余杭、安吉の境界にある龍門秘境景区には石門村、龍上村、大山村の3つの村が含まれます。まず最初に向かったのは龍上村にある龍潭。龍潭には小さな堰が造ってあり子供が水遊びができるようになっています。売店や喫茶店、バーベキュー施設もあるようです。まだ早い時間帯だったこともあって誰もいません。続きはこちらからどうぞアメブロ版中国でのいろいろ浙江省杭州市臨安区龍門秘境龍上村の龍潭
蘇州から日帰りもしくは一泊ぐらいで行けて、かつ今まで行ったことのない場所を探していたら、浙江省安吉県と杭州市の境目あたりに”秘境”という魅惑的??な文字を見つけました。秘境を見つけたのが前日の23時を過ぎた頃。。早起きの日帰りはあきらめて、とりあえず目的地近くでまず一泊することにしました。蘇州から杭州方面に向かうのは太湖の東側を通るのが一般的なのですが、渋滞が発生しているせいなのか、ガソリンを入れるためにナビを無視したせいなのか、気が付くといつの間にか太湖の西側(無錫から南下)するマニアックなルートに変っていました。でも余計なことは考えず、ナビに言われるがままに。途中のサービスエリアでは休憩がてらに麺を食べたり。高速に何度か乗ったり降りたりしながら目的地の方向へ進みます。大きな渋滞はないですが、かなり遠回...浙江省杭州蘇州から安吉を経由して龍門秘境へ
少し前の話ですが、況公祠の楝樹(センダン、トネリコ)の花が綺麗だと、SNSで紹介されているのを見て行ってきました。況公祠は明代に蘇州の官僚だった況鐘を祀る廟です。西美巷(蘇州市立病院の西側)にあります。続きはこちらからどうぞアメブロ版中国でのいろいろ蘇州道前街西美巷況公祠の楝樹(センダン)
gooブログからAmebaブログへのデータ移行は終わりました。でも、カテゴリ(テーマ)はすべて「ブログ」になってしまうのでひとつづつ直す必要があります。そんなに投稿はないとはいえ、空いた時間に600以上修正するにはそれなりに時間が必要で、なかなか進んでいません。過去記事に貼ったリンクもすべて直すとなると。。春に撮った写真の記事を書くのは初夏になりそうです。話しの続きはこちらからどうぞ。アメブロ版中国でのいろいろ小ネタブログ引っ越し作業中
ブログタイトルはそのままでAmeba(アメブロ)に引っ越すことにしました。URLはこちらになります。中国でのいろいろブログを始めてからの生活を振り返ってみると、中国で最初に暮らしたのが長春。2012年からです。今でも時々は長春に戻りますが、2017年まで長春が主な活動拠点でした。上海での仕事を受託して、上海が活動拠点になったのが2017年の年末から。生活面でいうと、2017年~2018年が最も厳しかったです。上海の仕事が受託できていなかったら日本に帰っていたかもしれません。上海では何度か引っ越しをしましたが、最初は都心のかなりディープなアパートに住んでいました。2020年にはコロナ騒動が始まり、大きな仕事は長春も上海も全て途絶えてしまいました。2020年の後半からは蘇州に生活拠点を移しました。コロナ騒動で...ブログ引っ越しのお知らせ(Amebaブログへ)
太平老街は蘇州市の相城区、陽澄湖の西側に位置する小さな老街です。清代に架けられた(再建された)太平橋が名前の由来になっているそうです。太平老街をメインストリートとした集落は河沿いにあります。河に架かった橋を渡って老街に入ります。案内板を見るとそこそこ面積があるように見えるのですが、太平老街の通りの長さは700mもないのであっという間に終点になります。太平古鎮の見どころのひとつが円柱形の荻渓倉です。明代に建築されたとされる荻渓倉は朝廷用の食料備蓄倉庫で、かつては30棟以上あったのだそうです。現存している倉庫は1970年代のもので、荻渓倉以外にも大きな穀物倉庫が建てられています。現在は、文化施設などとして活用されているようです。トイレも円柱になっています。古鎮にある建物の多くは今でも人々が普通に暮らしています...蘇州相城区太平老街(太平古鎮)
駆け足旅行だったこともあって、今回の重慶ではほとんど簡単な食事で済ませました。自分の備忘録として食べたものを纏めておこうと思います。初日は高速鉄道(動車組)で重慶まで10時間、持ち込んだお菓子や列車の弁当で済ませました。路線によって弁当の質、種類、値段は変わります。味は昔より良くなったと思います。重慶地元の料理ではありませんせんが、陝西省岐山県の名物、岐山酸湯臊子麺を初めて食べました。ちょっと酸っぱ辛いスープが特徴で、あまり食欲が湧かない時でもスルッと入る感じです。散歩している時に何軒か見かけた餅(中華クレープ)のお店、煎餅道。中国では朝ごはんに餅を食べる人も多く、朝早くから営業しています。ここの餅はパリパリタイプではなく、中に入れる具材を選んで巻く柔らかいタイプです。何も言わなければ基本辛いです。あまり...重慶重慶で食べた物あれこれ(結局火鍋にはありつけず)
解放碑は、1947年に落成した抗戦勝利記念碑、人民解放記念碑とも呼ばれる高さ27.5mの塔です。中華民国時代にはこの場所に国民を鼓舞するための堡塁が造られていたのだそうです。解放碑を中心に民権路、民族路、鄒容路が交差する地区が大きな商業圏になっています。この辺り一帯が解放碑歩行街と呼ばれているのだと思います。解放碑歩行街のある場所は標高約265mの台地の上部です。出典:論文重慶の再開発と階段の行方朝天門や洪崖洞の川岸の標高が約164mなので、嘉陵江側(北側)から見ると、高さ100mの崖の上に大きな繁華街がある感じになります。長江側(南側)から見ると急勾配ではあるものの十八梯の階段を下ったその先は、長江の川岸まで少しなだらかな傾斜になっています。今回の重慶旅行はあまり時間がなく、駆け足で人気スポットの一部を...重慶8D都市のお散歩解放碑周辺とか通遠門で迷子になったりとか
3D都市とか8D都市とも呼ばれる重慶。軌道交通2号線(モノレール)の李子坝(liziba)駅は、重慶ならでは風景を見ることができます。軌道交通2号線の黄花園~李子坝の間は嘉陵江に沿って走ります。李子坝駅は観光客でいつも通勤ラッシュ時のように大混雑。最近、日本でよく言われるオーバーツーリズム状態なのでしょう。駅ビルの1階から5階までが商業施設、6階~8階が駅、9階~19階が住宅になっています。駅下の商業施設は、地元の人向けではなく完全に観光客向けのようです。崖沿いの建物の中をモノレールが貫いている風景がSNSで拡散されて、重慶の人気撮影スポットのひとつになりました。駅前には撮影に来る人達のための広いスペースが設けられていますが、それでも人でいっぱい。。団体旅行客もやって来るようです。重慶では大型連休中は施設...重慶8D都市のお散歩李子坝軽軌駅と仏図関公園周辺
山岳都市ならではの景色を求めて散歩に出かけてみました。中国のSNSでは重慶のことを3D都市、最近では8D都市とも呼ばれています。まずは弹子石老街へ。崖の上の入り口(弹子石正街)まで軌道交通環線の弾子石駅から1kmぐらいの距離です。弹子石老街は、2018年開業の古い街並みを再現した商業施設です。こちら側の入り口は清代に造られた百歳坊などが再現されており、少しだけ老街観?があります。かつてここに本物の教会があったのでしょうか。一徳堂という教会の建物もあります。ちなみに後ろのマンション群はもっと低い所に建っているので、ここの地面が1階ではないです。長江までの高低差は80mあります。途中にはいろいろなお店が並んでいます。夜の方が賑やかなのでしょうか。ただ上の方にはまだあまりテナントが入っていないようでちょっと寂し...重慶8D都市のお散歩弾子石老街と盤龍立交(黄桷湾立交)
長江を跨ぐ東水門大橋の南岸側で、橋の北側にある下浩里。2017年ごろまではここにも寂れた古い街並みが残っていました。下浩里老街は橋の南側にある龍門浩老街と繋がっています。2022年の11月に再開発が終わり南岸区龍門浩老街・下浩里として一般開放されました。最寄り駅は、軌道交通6号線と環線の上新街駅です。駅から、崖の上の入り口までは歩いてすぐです。入り口近くの階段や這很重慶と書かれた壁は何故だか人気撮影スポットになっています。昔は長江の龍門浩埠頭から上新街へ向かう際に必ず下浩老街を通りました。1980年代までは長江南岸地区で最もにぎやかな街だったのだそうです。ここも他の老街と同様に新しい道路が開通して人の流れが変わり、時代に取り残された場所になりました。2016年ごろの写真を見ると確かに寂れていますが何か趣の...重慶南岸区下浩里と山の上の囲炉煮茶でまったり
昔は長江を跨ぐ庶民の足として利用されてきた長江索道。今では観光客を運ぶロープウエイになっています。長江索道北駅は、軌道交通1号線、6号線小什字駅の5B出口を出てすぐの場所にあります。チケット購入には身分証が必要で、大型連休中はチケットを買ってから実際に乗るまで3~4時間待ちです。チケットは紙とスマホのQRコードの両方あります。QRコード画面には”順番待ちの列に並ぶことが可能な時間”の予測が表示されています。この時に列に並んでいるのは4275番までの人なので2000人待ちです。。でもこのように待ち時間の予測が出ているので、滞留する人はそんなに多くなく、運次第ですが乗り場の建物の無料休憩スペースの椅子に座って一休みすることも可能です。さすがに3時間も待っていられないので、別の場所に出かけてから戻ってきました。...重慶渝中区長江索道に乗って南岸区の龍門浩老街へ
山城巷と山城歩道は十八梯から10分~15分ほど歩いた場所にあります。山城巷の路地も上半城と下半城とを繋いでいます。十八梯を下って下半城に来たので、今回は坂道と階段を上ることになります。地元の人はこの場所を”梯坎”と呼ぶのだそうです。梯坎は四川の方言で階段の意味らしいです。山城巷も山城巷伝統風貌区と名付けられて観光地化されていますが、ここにはまだ人が暮らしている古い住宅やアパートが残っています。あちらこちらに小さな路地があります。路地の奥には住居を改築したようなお店があったりします。時間もお昼前近くになったので人がいっぱいになりました。ほとんどの人が上りを避けているのか、前から来る人が多くてなかなか進めません。所々に小さな広場はありますが幅の広い道はありません。小さな広場には観光客向けの店が並んでいます。こ...重慶渝中区山城巷(山城歩道)
重慶到着後の1日目は夜遅くまで洪崖洞をウロウロして、2日目の朝は十八梯(重慶十八梯伝統風貌区)に行ってみました。まずは地下鉄1号線、軽軌2号線の較場口駅へ。重慶の市街地は地下鉄と軽軌(モノレール)の路線が結構充実したので移動は便利です。較場口の駅前広場に出ると高層ビル群の一画だけ低層の建物が並ぶエリアを見下ろせます。重慶市の中心部は山手の上半城、長江沿いの下半城に分かれています。かつて十八梯は重慶の上半城エリアと下半城エリアを結ぶ主要な通りのひとつでした。十八梯の名の由来は明代まで遡ります。ここにあった井戸が住民たちの住まいから十八段の石段の先にあり、十八梯と呼ぶようになったのだそうです。午前中の早い時間帯はまだ開店していない店も多いので、そんなに混雑していません。夜になるとライトアップされるようなので、...重慶渝中区十八梯(重慶十八梯伝統風貌区)
重慶市中心部の渝中区にある洪崖洞は重慶に来た観光客が必ず訪れるといってもよい場所です。ホテルにチェックインしてからすぐに行ってみました。ホテルは洪崖洞のすぐ近くを選びました。ホテルへ向かうために地下鉄の臨江門駅を降りたら、もう想像以上の人が。。ホテルへまっすぐ向かう歩道橋は規制がかかって使えずでした。洪崖洞に入るためにも長い行列ができていて、どのくらい並べば中に入られるのかも分からない状態です。混んでいるのは予め分かっていたとはいえ想像以上です。洪崖洞は2006年に嘉陵江沿いに建設された11階建ての商業施設です。かつてここにあった住居と同様に、崖から張り出した建物を長い柱で支える吊脚楼の様式を用いています。1階部分と11階部分がそれぞれ道路に面しています。地下鉄の臨江門駅や小什字駅から洪崖洞へ向かう場合は...重慶渝中区洪崖洞(洪崖洞民俗风貌区)
蘇州から高速鉄道で重慶に行く場合、所要時間は10時間~12時間ぐらいでしょうか。東海道新幹線に例えると、のぞみに該当するのがG(高鉄)、ひかり、こだまがD(動車組)になります。今回利用した列車は動車組D956、始発駅は上海です。蘇州駅を10時に発車して、重慶北駅に20時8分に到着します。蘇州~重慶北の列車を選ぶ際の注意点は高鉄よりも動車組の方が早く到着するのが結構あること。値段の高い高鉄を使わなくても安く早く到着できる列車が選べます。また、高鉄の2等座席とほぼ同じ値段で、動車組の1等座席に乗れます。動車組の1等座席は高鉄より安っぽい造りですが、幅も広くて10時間乗ってもお尻が痛くなりません。窓の上にACコンセントも付いています。蘇州発車後の停車駅は、常州、南京南、合肥南、漢口、宜昌東、恩施、終点の重慶北で...重慶蘇州から高速鉄道(動車組)D956で重慶へ
蒸気海鮮とは、好きな魚介類などの具材を選んで蒸す。。だけのシンプルな料理です。一番お楽しみは、全ての食材を蒸した後に出来上がるお粥です。久しぶりに海鮮出汁の効いたお粥が食べたくなって店を探してみたら、新区商業街(淮海街)に蒸気海鮮の店があることに気付きました。今はもうそんなにたくさん食べられなくなっているのもあって、なかなか足が向かなかったのですが、こちらのお店で量の少なそうなセットを見つけたので行ってみることに。調理はすべて店員さん任せです。今まで行ったことのあるお店も全て店員さん任せでした。まず最初に鍋底にお米を入れて。このセットに含まれるお粥には椎茸や豚の骨肉も少し入れるようです。本当は何も入れてほしくないのですげどね。お粥のベースが出来たら具材ごとに順に蒸します。蒸気や水分が鍋底に落ちて最後にお粥...蘇州蒸気海鮮新区商業街(淮海街)の図珍記
今年の春節は、大晦日の1月28日~2月4日までの8連休でした。現在の仕事場では26日の振替出勤日と27日を有給扱いとして11連休となりました。この有給扱いは老板の気まぐれで直前に決まったので、残念ながら全く事前の計画には反映できず。。というわけで、空いた時間に散歩に出かけてきました。まずはお散歩前の腹ごしらえ。地下鉄5号線、霊岩山駅の2号口のすぐ近くに、ちょっと高級感がある蘇州麺のお店、復新春蘇式麵館があります。それなりにお高めトッピング盛りだくさんの伴麺セットを選ばずに、普通の蘇州湯麺にするなら、街中の麺館で食べるのと値段差はありません。入り口のカウンターでも注文できますし、テーブルのQRコードからでも注文できます。店員さんの接客も丁寧で、お茶も出してくれるので、お客さんを連れて行くこともできるお店かと...蘇州春節のお散歩木涜山塘街と霊岩山の復新春蘇式麵館
安徽省宣城市の南側、宣州区にある水東鎮は、隋・唐代には存在していたとされ、1000年以上の歴史がある古鎮です。長い歴史のある場所なのですが、はっきり言ってマイナーです。ネットで調べてもあまり詳しい情報はありません。水東古鎮の中に、水東老街と呼ばれる昔ながらの街並みを残す場所があります。老街の規模は大きくなく、トータル700mぐらい?のようです。通りには青石板や玉石が敷かれています。古鎮の中は、明清代の建築物が多く残っており今でも普通に人々が暮らしています。観光客の姿もありますがそんなに多くはありません。今流行の漢服を着てSNS映えする写真を撮る人も見かけません。上街、正街、横街、当铺街などが老街のメインストリートで、正街、横街には観光客向けのレストランや小さな商店が並んでいます。瀋家巷の通りの中央には物を...安徽省宣城市宣州区水東鎮の水東老街
G1954は、山西省の運城北駅から、浙江省の嘉興南駅まで12時間半ほどで結ぶ高速鉄道列車です。太原南駅から蘇州北駅までの乗車時間は8時間23分です。G1954のルートはちょっと変わっていて、始発の運城北駅は、黄河沿いの西安と洛陽の間にある三門峡に近く、太原まで大きく北上して東に向きを変え、石家庄から南へ戻って鄭州や合肥、南京、蘇州、上海、終点の浙江省嘉興へと向かいます。出典:百度G1954次列车运行图前日、早朝から夜遅くまで歩いたのでこの日はもうどこにも出かける気も起きず、ホテルで少し遅めの朝食をとってから、太原南駅へ向かうことに。太原でまだ食べていなかった山西省の名物はホテルの朝食で頂きます。太原といえば黒酢。豆腐脳(おぼろ豆腐)には黒酢をかけて。それに刀削麺も。でも、自分好みの味付けをするタイプは、調...山西省太原太原南駅からG1954で蘇州へ
太原市内観光の締めは、太原の繁華街、鐘楼街と食品街に行ってみることに。時刻はもう20時過ぎ、予定よりずいぶん遅くなってしまいました。でもその前にホテルへ。今回選択したのは、鐘楼街と食品街へ歩いて行ける距離にある山西飯店。周囲には他にもたくさんホテルがありますが、ここ選んだ理由はザ・中国的なこのキラキラ感。数多くの政府要人が訪れたことがある歴史のある場所で、1985年から山西飯店の名になったそうです。清代建築風のきらびやかなホテルになったのは2013年からです。接客は5つ星らしくとてもしっかりしています。外国人がホテルに宿泊すると、管轄の公安に臨時宿泊登記されるのですが、公安からホテルのフロントを通して「あなたはここ(太原)で暮らすつもりで来たのですか?」との質問が。これは初めての経験でした。山西飯店から、...山西省太原鐘楼街と食品街と山西飯店
双塔寺(永祚寺)の双塔は太原のシンボル的な存在なのだそうです。太原市に現存する古代建造物の中では最も高い建物になります。双塔寺の周囲は大きな公園、双塔公園になっています。太原駅に近い場所にあります。双塔公園が有料なのか無料なのか、24時間開放されているのか17時ごろには閉まってしまうのか、何も分からずに行ったので、最悪でも道から双塔が見えると思われる入り口に向かいました。15時ごろにはここに着いて、ゆっくり塔を見学するつもりだったのですが、もう18時前。お寺の門はまだ開いていましたが、帰る人のためだけで中には入れません。翌日の午前中に出直すことも可能だったのですが、早起する自信がないので外から塔を眺めることに。文峰塔、舎利塔のどちらもレンガに様々な彫刻が施されているようですが、残念ながら見ることはできず。...山西省太原双塔公園(永祚寺双塔)
天龍山景区は晋祠から西に約11km離れています。天龍山には、小規模ながら結構有名な天龍山石窟があります。晋祠博物館と天龍山景区がセットになったチケットを買いましたが、天龍山へ行く専用バス(晋祠天龍山景交観光1号線)の料金は含まれていません。バス亭は晋祠新鎮です。晋祠公園を晋文芸術博物館側から出ると近いです。バス乗り場は大行列になっていましたが、割り込みもなくみなさん整然と並んでいます。料金は片道4元で、山道を走るからでしょうか、座席に座れる人数しか乗せません。でも行列が長くなるとバスが増発されるようで少し我慢すると一気に列が進みます。天龍山の標高は1370m、かなりきつい上りになっているのでしょう、途中にループ橋があります。このループ橋は太原の網紅打卡地(SNS映えスポット)にもなっています。バスが停まる...山西省太原天龍山景区と天龍山石窟
太原市は山西省の省都で、2500年以上の歴史を持つ古都でもあります。かつては晋陽という名で古くから交通の要衝として栄え、春秋時代には晋国の主要都市でした。朝8時前ぐらいに太原駅を出て、最初に向かったのは晋祠公園と晋祠博物館。晋祠は晋国の始祖とされる唐叔虞を祀る祠堂で、太原市内で最も有名な観光地です。(だと思います)太原駅前から晋祠博物館へ向かう公共バスは何系統かあるようで、駅始発の804路のバスに乗りました。1時間半ぐらい乗るので混んでいるバスは避けた方が賢明です。晋祠公園下車で料金は2.5元です。Wechatの公共交通用ミニアプリなどでも支払いできます。晋祠公園の入園は無料です。きっと地元の人は博物館には入らずに公園で遊ぶのでしょう。公園の周りにはたくさんの屋台や飲食店が並んでいるので、お好きな方はここ...山西省太原晋祠公園と晋祠博物館
高級軟臥(個室寝台列車)の旅、第2弾は直達快速Z196に乗って太原へ行ってみました。Z196の始発駅は上海、終着駅が山西省の省都、太原です。上海発の列車なのですが、蘇州には停車しません。蘇州から出発する場合は、上海へ行くか、無錫へ行くのかのどちらかになります。今は大きな鉄道駅であれば改札を出ずに構内で乗り換えることができます。列車を降りたら、ホームから直接駅の待合室まで行ける改札口を通ります。日本の感覚だと、直接違うホームに行くだけではと思われるかもしれませんが、中国の鉄道駅では到着口と出発口が違うため、構内乗り換えできない場合、いったん駅を出てから入り直す必要があります。ただし、構内乗り換えの方法は、駅によってまちまちで、どうやって待合室まで行く改札にたどり着くのか、現地に行くまで分かりません。無錫で乗...山西省太原無錫からZ196の高級軟臥(個室寝台)で太原へ
昆山城市公園の次は鉄道の昆山駅に近い、古い街の方へ行ってみることにしました。亭林園は昆山市街地唯一の山、玉峰山にある有料の公園です。最寄り駅は、地下鉄11号線の玉山広場駅です。駅を出て亭林路を北の方へまっすぐ10分ほど歩くと亭林園の入り口があります。地下鉄駅から亭林園までの道は、昔ながらの商店が並ぶ大きな通りになっています。少し横道にそれると、小さなカフェなどが結構たくさんあります。昔はコーヒーを飲むのにも苦労しました。今ではどこにでもスターバックスがあるようになり、最近では、手ごろな価格でコーヒーが飲めるチェーン店や小さなカフェも増えました。亭林園の入園券は窓口で買うと20元、QRコードを読み込んでネットで買うと18元です。大きな公園なのですが、今回はあまり時間がなくて園内の1/3ほどしか周っていません...蘇州昆山亭林園
昆山には日系企業を含む多くの外国企業の工場があります。蘇州の隣町なのに全く知らない昆山へ地下鉄に乗って探検に出かけてみました。昆山城市公園は、近所の人が子供を連れて遊びに来るようなごく普通の公園です。昆山市は地下鉄11号線が開通するまで近くにあって遠い町でした。昆山城市公園は最寄り駅は地下鉄11号線の昆山城市広場駅です。公園は駅の南側にあって、駅前には昆山科博中心など子供向けの施設もあります。公園の中に小さな図書館もあるようです。園内の建物もまだきれいで新しい公園なのかと思ったら、公園自体は2005年ごろからあって、最近建物などを新しくして2023年の1月から再オープンしたようです。蘇州から地下鉄に乗ってわざわざ行くような公園ではありませんが、どこに行ってよいのか分からず、手始めに公園から攻めてみたのでし...蘇州昆山昆山城市公園
蘇州もすっかり暖かくなり、温泉にでも行くかなぁなどと考えていたら、ずいぶん前に太湖のNOVOTELの中にある露天風呂に行ったことを思い出しました。蘇州太湖諾富特(NOVOTEL)温泉酒店は呉中区の太湖東山にあります。たぶん、以前は蘇州三德大酒店という名前だったと思います。2007年頃の開業だったはずなので、建物は少し年季が入った感は否めませんが、サービスはそれなりにしっかりしているホテルです。温泉と夕食、朝食が付いて、1部屋500元ぐらいのセットがあったので利用してみました。温泉の営業時間は、14:00~22:00となっています。プールは通年営業しています。夏になると屋外のプールも営業するのでしょう。温泉は屋内にも少しだけ湯舟がありますが、メインは露天風呂です。外に出て庭を少し歩いた先に露天風呂が並んでい...蘇州太湖諾富特(NOVOTEL)温泉酒店の露天風呂
常熟市は行政区分では蘇州市に属しています。蘇州市で買える、蘇州と蘇州近郊の観光地の年パス、休閑カードにも常熟の施設が少し含まれています。常熟市郊外にある古里紅豆山庄、名前に惹かれて行ってみることに。蘇州市内から車で1時間ほどの場所です。紅豆山荘は宋代に建てられたとされ、古い歴史のある場所です。今はもう何も残っておらず、子供向け遊園施設のあるテーマパークになっています。園内には宿泊施設もあるようです。水辺にコテージが並んでいます。でもここに宿泊する人ってそんなにいない気がします。外からでもよく見えるスライダーのよう巨大な構造物が中央にあります。古里紅豆山庄のシンボルになっているようです。有料の公園なので清掃も行き届いていて奇麗です。飲み物やお菓子、軽食なども扱っている売店もちゃんと営業しています。蘇州市内か...江蘇省常熟古里紅豆山庄
久しぶりに長春に行きました。前回は2021年の3月末ごろだったと思うのでちょうど3年ぶりです。人民広場周辺だけでいうと、いくつか建設中の高層ビルが見えましたが、これといって大した変化は感じられずでした。観光地ではないので、夜になると人がいなくなるのは相変わらずです。20時頃にホテルに着いて、買い物がてらに重慶路を散歩してみましたが、すでにこんな感じ。重慶路は、長春の中では大きな繁華街のひとつで、夜遅くまで店の明かりも点いています。ひとつ隣の重慶胡同も小さな飲食店がたくさん並んでいるのですが人影はまばらです。この日の夜は氷点下まで気温が下がりましたが、風もなくあまり寒さは感じませんでした。警戒して厚めのジャンバーを持ってきたのですが全く必要ありません。うまく撮れませんでしたが、上海や蘇州と違って長春の空は青...長春3年ぶりに長春へ
蘇州公園は蘇州市の中心部、旧市街にあたる場所にある公共の公園です。地元の人はこの公園のことを大公園と呼びます。公園は、草橋弄、公園路、民治路、五州路に囲まれています。地下鉄の最寄り駅は、1号線と4号線の楽橋駅、または臨頓路駅になります。そんなに数は多くありませんが、季節ごとに花が植え替えられています。今月はチューリップなどが植えられました。休日は、小さな子供連れの人達やお年寄り達に加えて若い人達も多く、賑やかになります。公園を散歩していると、お年寄りたちが集まってトランプなどに興じている場所、子供たちの歓声が賑やかな場所、若い人が集まって何をするでもなくスマホを眺めている場所、SNS用の動画や写真を撮る人たちが集まっている場所など、うまく居場所が分かれているようにも見えます。子供たちに人気なのは、ミニ遊園...蘇州蘇州公園(大公園)
ようやく蘇州も春を感じる暖かい日が多くなってきました。梅の花はもう終わりかけで、木蓮が咲き、菜の花やカイドウ、桜も咲き始めています。木蓮が咲くころに散歩に出かける定番の場所になっているのが、滄浪亭、可園、蘇州文廟(碑刻博物館)と文廟古玩市場です。地下鉄4号線の三元坊駅か、4号線・5号線の南門駅が最寄り駅です。どちらの駅からもぐるっと一回りという感じでお散歩できます。今回のお散歩は、三元坊駅からスタートして、滄浪亭と可園⇒文廟古玩市場⇒蘇州碑刻博物館を巡ってから、再び三元坊駅に戻るパターンで。滄浪亭には大きな木蓮の木があります。残念ながら行った時にはまだ蕾でした。今週末はきっと満開だと思います。でも明道堂には春の花の鉢植えと盆栽がたくさん飾られていました。蘇州の園林では、季節ごとの盆栽が堂などに飾られます。...蘇州お散歩滄浪亭と可園から文廟古玩市場、蘇州文廟(碑刻博物館)
蘇州人の唐寅は明代の著名な画家です。唐寅が桃花塢に建てた邸宅が修復、復元されて2023年から公開されています。また、唐寅故居の周辺は、蘇州桃花塢歴史文化片区唐寅故居文化区として再開発されました。ネットで調べてみると、唐寅故居文化区には唐寅故居遺跡、唐寅祠、文昌閣、文化産業総合街区、展示館、ホテルの6つの部分が含まれている。らしいです。唐寅故居の敷地内には、評弾珈琲館という名のカフェと今流行の漢服の貸衣装屋さんがあります。貸衣装屋さん営業中でしたが、カフェは早くも営業停止状態のようです。コーヒーでも飲んでのんびりしようと思っていたのですが。。中国あるあるです。唐寅は明代の1505年、ここに邸宅を建てました。元々、宋代に章楶が建てた別荘があり、唐寅が桃花塢を散歩している時に偶然見つけたそうです。別荘はすでに荒...蘇州桃花塢唐寅(唐伯虎)故居
元宵節は旧暦の15日目、今年は2月24日でした。この日で春節が終わり、帰省していた労働者や学生さんたちが一斉に戻ってきました。今年の元宵節は花火の規制もゆるくなり、昔ほどではないにせよあちこちで大きな音が鳴っていました。元宵節は湯圓と呼ばれるお団子を食べる日でもあります。蘇州の元宵節で最も有名なイベントは盤門の灯楼でしょうか。盤門はきっと多くの人で賑わっていたのだと思いますが、ここは外して、今年から始まった、相門城壁灯光秀(城壁を使ったイルミネーション)を見に行ってきました。ネットの情報では18時半に1回目があると書かれていたので、18時ごろに相門城壁の全体が見渡せる、倉街商業広場に行きました。すでに城壁には何かが映されています。よく見ると1回目は19時半、2回目は20時の予定。。だと。状況によって上演時...蘇州2024年の元宵節(相門城壁灯光秀と”酥香”迎春花市)
報恩寺は蘇州で最も古い仏教寺院です。拙政園の庭園越しに見えている塔がお寺の中にある北寺塔です。北寺塔が建立された時には11層だったとも言われています。現存しているものは1~6層までが南宋時代、7~9層が明代に再建、修復されました。高さは76mあります。以前は塔の上まで上って蘇州市街を見渡すことができたのですが、残念なことにいつも間にか上ることができなくなりました。1階には入ることができます。時計回りに回ってお参りするのが正しいらしいです。報恩寺は無料で拝観できます。拝観時間は16時までです。拙政園に行った時や、散歩の途中にふらっと立ち寄ることが多いです。この辺りで散歩のついでといえば、許家門の酒醸餅。酒醸餅は蘇州の小吃のひとつです。北寺塔の向かい側、西北街にある許家門は人気店でいつも店の前に人だかりができ...蘇州お散歩北寺塔(北塔報恩寺)と桃花塢大街
これと言って行きたい場所がないのだけれど、ずっと家に籠っているのも。。そんな時にふらっと出かける場所のひとつが天池山です。だいたいいつも静かな場所です。特に冬は人が少ないです。今までこんな飾りつけをしているのを見たことがありませんでした。春節の飾りつけ、というわけもなさそうです。たぶん。冬の寒い日には、天池も凍ります。さすがに大人が乗ると危ないですが、小さな子供なら割れないぐらいの厚さになることもあります。天池山での行動パターンは、主に3つあります。その1.天池を眺めてから寂鑑寺の麵だけ食べて帰る。その2.南天門を一回りして、寂鑑寺の麺を食べて帰る、もしくはその逆。その3.寂鑑寺の麺を食べてから、花山、白馬澗か白象湾までトレッキング。その3のパターンは数えるほどしかありません。ほぼ、その1でおしまい、たま...蘇州天池山の南天門
今年の春節は2月10日でした。現在、中国は春節の連休中です。除夕(春節の大晦日)は相門へ散歩、春節は西園寺に初詣に出かけました。相門に来るのはたぶん1年ぶりぐらいになる気がします。地下鉄1号線の相門駅を出てすぐの通り、倉街に大きな商業施設がオープンしていました。ここはもともと蘇州刑務所があった場所です。刑務所を取り壊した後に、2019年ごろからずっと何か工事をしていました。マンションでも建てるのかと思っていましたが、こんな大きな商業施設になっていたとは。いつ開業したのかよく分かりませんが、昨年の後半ごろではないかと思います。まだまだ空き店舗は多い状態で、ネットで調べてみると今年から増える計画のようです。今のところトイレもすごくきれいな状態を保っています。この場所は、景観保全のために高層ビルを建てることがで...蘇州除夕の相門(倉街商業広場相門古運河遊船)と春節の西園寺
今まで蝋梅を見るために網師園には行ったことがありませんでした。雨が降るあいにくの天気の中、ちょこっとのぞきに行ってみました。今年の蘇州の冬はここ数年と比べると寒い日が多かったように感じます。でも、園林やお寺の蝋梅はいつもと同じように小さな花をつけています。雨の日もなんとなく多い気もします。先週はずっと雨が降っていました。窓越しの雨の景色を楽しむなら小さな園林の網師園がお勧めかもです。網師園のように住居と庭園が同じに敷地にある構成の園林は珍しいそうです。写真の撮り方が下手すぎてちゃんと伝えられないのですが、窓を通して見る景色もなかなか風情があります。冬の天気の悪い日の網師園は、観光客やSNS写真を撮りに来る人が少ないので、好きな場所で好きなように写真を撮ったり、景色を眺めたりすることができます。中国は今週末...蘇州網師園の蝋梅